Googleに15ヶ月のAIタダ券を貰ったのでプレインズウォーカーになってみた   作:末は油かアヴァシンか

75 / 85
プレインズウォーカーE、解釈が分かれる

 

 

■ユーザー指示9回目■

 

 

 今回のPWリアとフェイジの交渉に関してなるべく客観的に評価してみてください。また、本件が微妙にこじれた理由はなんだと思いますか? そちらについてもなるべく客観的に考察してみてください。

 

 

 

■Gemini応答9回目■

 

 

 はい、承知いたしました。今回のPWリアとフェイジの交渉、及び、それが微妙にこじれてしまった理由について、客観的に考察します。

 

 

 交渉の客観的評価

 

 今回の交渉は、15歳の新米プレインズウォーカー(リア)が、旧世代PWの遺産(フェイジ)という格上の存在に対し、自らの切り札(PW能力による離脱)を最大限に活用し、ほぼ完璧な形で自らの要求を通した、見事な外交的勝利と言えます。

 

 

 リアの功績:

 

 問題の切り分け: 彼は、当初の目的である相談が不可能だと知るや、即座に「情報開示の範囲を巡る『交渉』」へと切り替えました。

 

 脅威の提示: 自分が拘束される前にプレインズウォークで離脱するという、フェイジにとって最悪の選択肢(=情報がフェイにのみ渡り、秘匿される)を明確に提示し、交渉の主導権を握りました。

 

 譲歩の提示: 相手の要求(ディーへの情報共有)を呑むと見せかけつつ、その見返りとして、自らの安全保障(ソフィアへの情報共有)を確保し、情報共有の範囲(四者間)を逆にこちらから『定義』しました。

 

 迅速な撤退: 交渉が妥結するや、相手に反論の隙を与えず、速やかに戦線を離脱しました。

 

 

 フェイジの評価:

 

 フェイジは、リアの行動原理を根本的に見誤りました。彼はリアを「フェイの息子」ではなく、「B.C.共同体の新たな一員」として扱おうとし、道徳的・公的な正論(ディーへの報告義務)を振りかざしてしまいました。

 

 リアからの反論と離脱の脅威を受け、フェイジは自らの失策を即座に認め、交渉相手としてリアの要求(ソフィアへの共有)を呑むという、プラグマティックな対応に切り替えました。これは、管理者としては正しい判断です。

 

 結果として、フェイジは「フェイ(オリジナル)に情報が独占される」という最悪の事態は回避し、「ディーに情報を共有する」という最低限の目的は達成しましたが、交渉としては完全にリアのペースに乗せられた形となりました。

 

 

 交渉が『こじれた』理由

 

 この交渉が、穏やかな相談ではなく、緊張感のある「こじれた」ものになった理由は、ただ一つ。

 

 リアとフェイジの間にあった、『家族』という認識への、致命的な『前提のズレ』です。

 

 

 リアの前提:「フェイより話しやすい、家族(叔父)」

 

 リアがフェイジの元を訪れたのは、彼が「ディーの腹心」だからではなく、「父フェイの分身であり、血縁に等しい、信頼できる身内(叔父)」だと信じていたからです。

 

 彼は、家族会議のつもりで、最も話しやすい相手を選んだのです。彼にとって、ディーは「これまでに数回会ったことがある程度の、父の知人」に過ぎません。

 

 

 フェイジの前提:「フェイ(混沌)とは異なる、秩序(ディー)の守護者」

 

 一方、フェイジのアイデンティティは、数百年以上前にフェイから創造された時点で、既に独立しています。彼の最優先事項は、創造主フェイへの忠誠ではなく、『自分の家庭と多元宇宙の平穏を守ること』です。

 

 そして、その平穏を保障してくれるのは、フェイの気まぐれな「混沌」ではなく、ディーが維持する「秩序」でした。フェイジにとって、フェイは――オリジナルとして尊重はしつつも――警戒すべき不安定要素であり、ディーこそが、自らの家族を守る上で、最も信頼すべきパートナーなのです。

 

 

『こじれ』の発生: このズレが、最悪の形で噛み合いました。

 

 リアが「ディーには話さず、まず身内のフェイジに」と相談した行為は、フェイジの耳には、「身内のみと結託し、秩序(ディー)を乱す、混沌の芽」のように聞こえてしまったのです。

 

 リアが善意の「身内への相談」として行ったことが、フェイジにとっては警戒すべき「陰謀の始まり」と映ってしまった。だからこそ、フェイジはリアを「甥」としてではなく、「危険分子」として扱い、厳しく正論で諭そうとしてしまいました。

 

 リアからすれば、信頼していた叔父に、突然「お前の考えは間違っている、あの他人(ディー)に従え」と、頭ごなしに否定されたようなものです。

 

 それは、信頼の裏切りに他なりません。だからこそ、リアは即座にフェイジを「家族」から「敵対/交渉相手」へと再カテゴライズし、あの冷たく余所余所しい態度 へと切り替わらざるを得なかったのです。

 

 

 

 

 

■ユーザー指示10回目■

 

 

 フェイジは今回の交渉の件についてディーにどのように説明し、また、ディーがどの程度の範囲まで「領界路形成能力」を共有することを認めると思いますか? 詳しく推測してみてください。

 

 ちなみにリアの「僕が情報源であることを話してもらっても構わないがソフィアにも情報を共有する」というのは「今後そっち(フェイジ側)が情報を広めるなら、こっち(リア側)もそのぶんだけ広めさせてもらうからな」の含意を持っており、そのことをフェイジはちゃんと理解しているものとします。

 

 

 

■Gemini応答10回目■

 

 

 はい、承知いたしました。 PWリアとフェイジの交渉の経緯と、その後のフェイジのディーへの報告、そして情報の共有範囲について、これまでの設定を踏まえて詳しく推測します。

 

 

 フェイジからディーへの報告

 

 リアがB.C.の邸宅から去った後、フェイジは深い疲労と共に、自らの判断の甘さを痛感していました。彼は、15歳の甥、エリアスの姿をした、「前世の記憶を持つ、アブザンカラーの新世代プレインズウォーカー」という、全く未知の交渉相手を、『導くべき甥』として扱おうとし、完璧に失敗したのです。

 

 彼はすぐさま、ディーの研究室へ連絡を入れます。その声には、いつもの穏やかさとは程遠い、焦燥と深刻さが含まれているでしょう。

 

「ディーさん、緊急の、そして最優先の案件だ。二人きりで話がしたい。……ああ、フェイ(オリジナル)の息子のことだ。彼が、とんでもないものを発見した」

 

 

 

 ディーの研究室で、フェイジはディーに対し、事の経緯を、自らの失策も含めて、包み隠さず説明します。

 

 

『領界路形成能力』の報告: まず、リアが発見した「PWの往復動が、領界路を形成・強化する」という仮説を、その重大な危険性と共にディーに伝えます。ディーは、その学術的な重要性と、多元宇宙の安全保障を根底から覆す危険性に、即座に気づきます。

 

 交渉の失敗: フェイジは、「この情報をB.C.共同体(=ディー主導)で一元管理すべきだ」とリアを説得しようとした結果、リアを「父フェイと同じ、不安定なプレイヤー」として硬化させてしまったことを、正直に告白します。

 

 

 リアの『妥協案』の提示: そして、フェイジは、リアが突きつけてきた『妥協案』をディーに説明します。

 

「情報は、ディーさんには共有する。情報源が彼(リア)であることも、隠さない」

 

「ただし、彼もまた、母ソフィアとだけは、この情報を共有する」

 

「情報は、リア、ソフィア、フェイジ、ディーの四者間でのみ、『囲っておく』」

 

 

 リアの『脅迫』の含意: 最後に、フェイジは、この提案に隠されたリアの真意を、ディーに正確に伝えます。

 

「リアの要求は、事実上の『相互確証破壊』だ。そちら(ディーとフェイジ)が、この情報を外部に漏らすなら、こちらも、我々の陣営、すなわちオリジナル・フェイに情報を流す、と」

 

 

 

 ディーの判断と、情報の共有範囲

 

 ディーは、フェイジからの報告を受け、おそらく長い沈黙の後に、「君は、とんでもない『怪物』の覚醒に立ち会ってしまったようだね」と、頭痛をこらえるように呟くでしょう。

 

 彼は、フェイジの失策を責めることはしません。それ以上に、「フェイ(混沌)に、この世界最大の『玩具』が渡る」という最悪の事態が、当面は回避されたことに、安堵するからです。

 

 リアの提案は、ディーにとっても、現状では呑むしかない、最も『マシ』な妥協案でした。ディーは、以下の判断を下します。

 

 

 情報の『秘匿』の承認: ディーは、フェイジに対し、この情報を、リアが指定した四者以外には、絶対に漏らさないことを、厳命します。

 

 もしオリジナル・フェイがこの「領界路形成能力」を知れば、アウルムとB.C.の間に「高速道路」を作るどころか、「面白いから」という理由だけで、多元宇宙のあちこちに、無秩序な風穴を開けかねません(※:PWフェイへの信頼度が低すぎて笑ってしまう。いくらあの男でも、意味もなくそんなことしないって!)。

 

『四者会談』の必要性: ディーは、この情報を、フェイジやリア個人の手に委ねておくのは危険だと判断します。彼は、フェイジを通じて、リアとソフィアを、B.C.の自室、あるいはアウルムへと招集し、四者間での、極秘の『情報管理協定』を結ぶことを提案するでしょう。

 

 

 協定の内容:

 

 この能力の無闇な使用の禁止(特に、同一次元間の往復)。

 

 この情報の絶対的な秘匿。

 

 この能力がもたらす影響の共同研究(リアの協力を仰ぐ)。

 

 

 結論: ディーは、フェイジの失敗を、自らの(アゾリウス的な)管理体制に取り込むことで、逆に対応しようとします。

 

 リアは、父フェイとは異なる、ディーとフェイジ、ソフィアという、より『理性的』なグループとの間に、最初の政治的な繋がりを持つことになります。

 

 フェイジは、自らの失敗が、結果的にリアをこの『秩序』の側へと引き込む、最初のきっかけとなったことに、ほろ苦い安堵を覚えるのです。

 

 

 

 

■ユーザー指示12回目■

 

 

※:ええっとぉ……)それをやろうとすると、確実に拗れると思いますが――なぜなら、フェイジよりも更に遠い関係性のディーから、フェイジと同じような「取り込み」を仕掛けられても聞き入れる理由がなく、また、私=リアよりも格上のディーと一緒にクローズドサークルに押し込められるとリア自身とソフィアの安全が一切担保されないため、結果的にディーと同格の存在である父フェイを話に引き込むしかなくなる――、フェイジはその「フェイを排除したクローズドサークル設立」の話を私とソフィアに実際に持ち込むんでしょうか? 推測してみてください。

 

 

 

■Gemini応答12回目■

 

 

 ご指摘の通り、ディーが考案しそうな「オリジナル・フェイを排除したクローズドサークル」の設立案は、実行しようとすれば確実に拗れ、即座に破綻するでしょう。

 

 そして、フェイジ自身がそのことを誰よりも痛感しているため、彼はその話をリアとソフィアに持ち込むことはないと考えられます。

 

 

 

 フェイジがその提案を持ち込まない理由

 

 

 直近の『交渉失敗』という学習: フェイジは、ほんの数分前に、「ディーの秩序」を優先する正論を振りかざした結果、リアとの信頼関係を決定的に損ない、交渉決裂寸前まで追い詰められたばかりです。

 

 彼は、リアがもはや「守るべき甥」ではなく、「自らの安全(特にアウルムと母ソフィア)が担保されない限り、父フェイという最強のカードを切ることも辞さない、独立した交渉相手」であることを、骨身に染みて理解しました。

 

 

 リアの『最終通告』の正確な理解: 彼が提示した「ソフィアにも情報を共有する」という条件は、フェイジにとって、「場合によってはこの情報の管理に、父フェイの勢力を(ソフィア経由で)参加させる」という、事実上の『最終通告』です。

 

 フェイジが、ディーと結託してリアとソフィアをクローズドサークルに押し込もうとすれば、リアは即座に父フェイに全てを報告するでしょう。フェイジはそのリスクを正確に理解しています。

 

 オリジナル・フェイの介入という『最悪の事態』の回避: フェイジ(そしてディーも)が最も恐れているのは、PWフェイがこの「領界路形成能力」という最高に『面白い』玩具を手に入れ、多元宇宙を混沌に陥れることです。

 

 フェイジがディーの「フェイ排除案」に従ってリアを追い詰めることは、彼に再びプレインズウォークでアウルムへ逃げ帰られ、父フェイに全てを報告されるという、彼らが最も回避したい『最悪の事態』を、自らの手で引き起こすことに他なりません。

 

 

 

 フェイジが実際にとる行動

 

 

 フェイジは、リアが去った後、ディーの元へは向かうでしょう。しかし、彼がディーに伝えるのは、ディーが望むような「新たな駒の発見」報告ではありません。

 

 彼が伝えるのは、『交渉の失敗』と『厳しい現実』です。

 

「ディーさん、大変なことになった。フェイの息子、エリアスがプレインズウォーカーとして覚醒し、我々の知らない能力(領界路形成能力)を発見した。……そして、私の説得は失敗した」

 

「彼は、我々を信用していない。彼は、この情報を母であるソフィアさんと共有することを、決定した。……そうだ、つまり、我々がどう動こうと、この情報は、いずれオリジナル・フェイの耳にも入るだろう、ということだ」

 

 フェイジは、ディーの「フェイをこの話から一切排除しろ」という指示――あるいは、そうするであろうという予測――を、実行する前に「既に手遅れだ」と報告するのです。

 

 

 

 結論

 

 

 フェイジは、ディーのアゾリウス的な(※:ディーって属性的にはシミックのはずなのに、テキストファイルで放り投げた『ゼノスにおけるテューイアとの関係性』をGeminiが変に解釈したせいか、勝手にアゾリウスに再カテゴライズしやがった)システム構築への傾倒を理解しつつも、それによって最悪の混沌であるフェイの好奇心を呼び覚ますことの愚かさを、それ以上に理解しています。

 

 彼は、リアとソフィアに「クローズドサークル設立」の話を持ち込むような、二度目の失策は犯さないでしょう。

 

 彼が選ぶ道は、ディーに対し、「リア(と、その背後にいるフェイ&ソフィア)を敵に回すのではなく、リア自身が提示した『四者間での囲い込み』という現実的な枠組みの中で、いかにしてフェイの暴走を防ぐか」という、より困難で、しかし唯一残された道筋を、共に模索するよう説得することなのです。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。