戦闘描写、もっと頑張ります。
「スズミ、彼を連れて隠れろ。ユウカ、ハスミ、チナツ。お前たちも下がれ。」
「「「「 は、はいっ!」」」」
俺が指示を出すや否や、彼女たちと先生は状況を察してすぐに身を引いた。俺は一歩、足を踏み出す。足元の瓦礫がわずかに鳴ったその瞬間、敵陣にざわめきが走った。
「まさか……黄泉先生!? なんでここに…!」
「っ、嘘だろ……あの“死神”が……!」
動揺が一気に広がる。表情を歪め、叫び、逃げ場を探してきょろきょろと辺りを見渡す。
そんな連中を視界に入れながら、俺は小さく息を吐いた。
そんなに怯えるなら最初から暴れなければいい話だ。俺の名を聞いただけで崩れるような連中が、戦車を持ち出して何を成すつもりだったのか。
「まぁいい。お前らみたいな奴でも生徒は生徒だ。だから―」
「『先生』が正しい道に導いてやらなければな。」
「こ、こうなりゃ当たって砕けろだ!撃て!!」
彼女がまとめ役なのかは分からないが、焦ったように命令を出す。その言葉を聞いて連中は慌てて銃を構えるが、もう遅い。その引き金が引かれる前に――俺はすでに動いていた。
鞘に収まっていた刃を素早く抜き、空を裂くように振う。
ヤツらの目には四人の俺が見えたように思ったかもしれない。実際、それほどの速さで――俺は“全て”を斬っていた。
銃を構えた不良たちの目の前で、銃身が真っ二つに崩れ落ちる。残ったのは、驚愕と恐怖に歪んだ表情だけだった。
続いて戦車。
主砲の根元を刀の切っ先だけを見せて横一文字に斬り伏せる。鈍い金属音が遅れて響き、砲身が地面に転がった。
混乱に満ちていた空間に、ふと静寂が戻る。まるで“戦い”という現象そのものが、この場から消え失せたかのように。
刀が鞘に収められた音は小さく、けれど確かに響いた。それが“決着”の合図だった。
「……これでまだ、抵抗するつもりか?」
その言葉に頷く者は誰一人としていなかった。
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「熱いから気をつけろ。」
湯気の立つ紙コップから、かすかに甘い匂いが立ち上る。それを受け取ったユウカ、ハスミ、チナツ、スズミは口を揃えて「ありがとうございます」と言った。紙コップの中身は甘ったるいココア。自分で選んでおいてなんだが、少し喉に纏わりつく。
戦いの後、俺は4人を休憩スペースに招き、戦いの疲れを癒やしていた。休憩スペースと言ってもまだ仮設段階のために必要最低限の椅子と丸い机しかないが、戦場に比べて遥かに平和な場所だ。
ちなみに新しい先生は『シャーレの地下室で会いましょう』とリンに言われていたので今はいない。この後にゆっくり話そうと思う。
「……黄泉先生、ほんとに一人であれ全部やっちゃったんですね。」
スズミの声がぽつりとこぼれる。恐れというより、信じられないという感情がにじんでいた。
「私たち、何か役に立てました?」
くだらない質問だと思わない。むしろ、それを口にする素直さに、どこか救われる気もする。
「もちろんだ。」
俺は静かにそう答えた。
「みんなが無事でいることが、何よりの成果だ。」
それだけで、守る理由は十分だ。
スズミが目を丸くし、少し頬を染めて視線を逸らす。まるで子どものようだと、どこか微笑ましい気分になる。
「ふふっ、先生の言葉は相変わらず重いですね。」
チナツが場の空気を和らげるように笑った。
言葉が重い…か。あまり深く考えたことはないが、他の生徒たちからもそう思われているのだろうか。
「でも、そういうところが皆の信頼を集めてるんでしょう。」
信頼。そんなものを自分が得ているという実感はない。
ただ守ると決めたから守った。それだけのことだ。
…だが、悪い気はしない。
「……その、先生。次に同じようなことがあっても、やっぱり私たちには下がるように言いますか?」
ユウカの言葉には、静かな意志がこもっていた。
すぐには答えなかった。
ココアをぐいっと飲み干し、空になった紙コップを片手に立ち上がる。
「判断は、その時のお前たちの目に任せる。」
命令はしない。守ることも、戦うことも。
自分の選択として決められるようになれば――それでいい。
「……やっぱり、先生は先生ですね」
ハスミの穏やかな声が背中越しに聞こえる。
肩越しに振り返らず、ただ一歩、静かに歩き出す。
かすかな余韻の中、空のココアの香りだけが、少しだけ甘く残った。
「そう言えば先生。途中、ゲヘナに行っていたと聞きましたが。」
紙コップをゴミ袋に捨て、席に戻ってきた時にチナツが質問してきた。
チナツはゲヘナの風紀委員に所属しているため、気になるのは当然のことだろう。
「ああ。あそこは不良たちの騒ぎが特に酷かったからな。行く先々で暴動が起きているのはゲヘナらしいが…。」
「本当にすみません…。」
その言葉に、俺は目を細める。
俺は、誰かのために動くことに迷いを感じていなかった。それがゲヘナであろうと、どこであろうと、助けを求める声があったなら応えるだけ。
だからこそ、チナツの言葉に少しだけ胸が痛んだ。
自分を責める必要のない少女が、背負わなくてもいい責任を抱いている。
「頭を上げろ、チナツ。」
思わず、そう口にしていた。
「お前が気に病むことじゃない。俺が行くと決めた。それだけの話だ。」
彼女は驚いたように顔を上げた。
けれど、その表情はどこか、少しだけ救われたような色をしていた。
その話で何かを思い出したのか、ユウカが俺に詰め寄ってきた。
「まったく……黄泉先生が勝手に動くから私たちまで巻き込まれたじゃないですか。戦いたくて戦ってるわけじゃないんですから。」
ユウカの言葉が静かな部屋に響く。
その声に怒気はなかったが、棘のように淡く突き刺さる。
「連絡ならちゃんと入れたが。」
「だったら約束通り5分で戻ってきてくださいよ。」
…返す言葉もない。俺はただその言葉を胸に受け止めた。
確かに、あの判断がすべての発端だったのは間違いない。
「ユウカさん、それは……言い過ぎです」
チナツがたしなめるように言い、ハスミも小さく首を振る。スズミに至っては、珍しく眉をひそめてユウカを見つめていた。
ユウカは気まずそうに目をそらし、わずかにうつむいた。
「……ごめんなさい。そんなつもりじゃ……」
「いいんだ、ユウカ。」
俺は責めるでも慰めるでもなく、ただ真っ直ぐに言う。
「お前の言葉はもっともだ。あの時俺が間に合わなければ、間違いなくスズミは大ケガを負い、先生は死んでいた。全て、持ち場を離れた俺の責任だ。」
一瞬の静寂が訪れる。
だがすぐに、俺は柔らかく続けた。
「だが、俺が間に合ったのもお前たちがいてくれたからだと思っている。本当に、ありがとう。」
俺は4人を視界に入れ、しかしユウカの目をしっかりと見つめて言う。すると彼女ははわざとらしく腕を組み、顔をそらした。その頬は少し赤くなっているようにも見えた。
「……自分の責任だと仰るのなら、今度高級スイーツを奢ってください。そうしたら全部許してあげます。」
「ふっ…。分かった。」
ぽつりと漏れたその言葉に、場が一瞬静まった。
そして、それに続いたのは――
「えっ……?」
ユウカが目を丸くし、ハスミが一瞬だけ目を瞬かせる。
スズミは口を開けたまま固まり、チナツはココアの入った紙コップを持ったまま硬直していた。
「黄泉先生…。 今、笑いました?」
ハスミが恐る恐る言う。
…そんな驚くことか?確かに俺は無口で寡黙かもしれないが、俺だって人間だ。笑う時だって当然あるに決まっているだろう。
「も、もう一度見せていただいてもよろしいですか…?」
「私からもお願いします!」
「断る。」
前のめりになってお願いするチナツとスズミに短く返す。即答だった。
けれど、その声音はどこか静かで、冷たさよりも柔らかさが勝っていた。
俺自身がその違いに気づくくらいに。
それでも彼女たちは「見せてください!」と笑いながらしつこくせがんでくる。
賑やかな声が飛び交う。小さな喧騒。それを遠く感じることもなく、ただ静かに受け止めていた。
(……全く。そんなに珍しいか。)
面倒そうに目を伏せながらも、どこか胸の奥が温かくなっていくのを感じる。
軽口を叩き合い、冗談を言い合える日常。それがこの世界には、たしかにある。
(平和だな…。)
ふと、口元がわずかに緩む。意識せず漏れた微笑みに、すぐさま「今の見た!?」「また笑いました!」と騒ぎ出す彼女たち。俺は小さく、心の奥で溜息をついた。
(騒がしい……だが、悪くない。)
「……うるさいぞ。」
その声に怒気はなく、ただ少し照れくさいだけだった。
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地下の冷気を背後に残し、一階に続く階段を一歩ずつ登っていくたびに、体にこびりついていた緊張がじわじわと溶けていく。
”これで……任務は完了か。”
七神さんの後ろを歩きながら窓の外を見る。夕焼けがキヴォトスの街を優しく照らしていた。
先ほど見た”青に染まる世界”とは対照的で――まるでこの光景が、ようやく本物の「日常」に帰ってきたことを告げてくれているかのようだった。
「では、私はヘリで帰ります。見送りは結構です。先生、お疲れ様でした。」
”うん。七神さんもお疲れ様。”
そう言って七神さんはシャーレの裏口から出ていく。
しばらくして、ヘリが空を飛ぶ音が街に響いた。
シャーレの正面入口から外に出ると、少し離れた場所で見慣れた制服姿の生徒たちが集まっているのが見えた。
早瀬さん、月守さん、羽川さん、火宮さん。そして…黄泉先生。
思わず足が止まる。
肩越しに交わされる言葉。笑うわけでもなく、怒るでもなく――ただ、そこにいることが自然だと思わせる佇まい。
やはり…彼はこのキヴォトスにおいて特別な存在だ。
「先生!おかえりなさい!」
早瀬さんの明るい声が風に乗って届いた。まるで帰るべき場所に帰ってきた誰かを迎えるように。
私はそっと歩を進めた。
ただいま――そう言うべきなのは、自分の方なのかもしれないと思いながら。
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あの騒動が、ほんの数時間前のこととは思えなかった。
瓦礫が転がる広場の片隅で、生徒たちは互いの傷を気遣い合いながらも、すでに次の行き先に向けて動き始めている。
「これでお別れですが、近いうちにぜひトリニティ学園に立ち寄ってください。先生。」
真っ直ぐに立つ羽川さんの声には、どこか凛とした品格がある。彼女の隣で、月守さんが小さくぺこりと頭を下げた。
ほんの短い時間だったはずなのに、彼女たちの視線の奥には確かな「敬意」が感じられた。
「私も風紀委員会に今日のことを報告しに戻ります。ゲヘナ学園にいらっしゃった時はぜひ訪ねてください。」
今度は火宮さん。柔らかい笑みとどこか申し訳なさそうな頭の下げ方。それでも、その瞳はまっすぐだった。
”(ゲヘナ学園…。どんなところなんだろう。)”
ふと、私はそんなことを考えた。
黄泉先生が『救援要請を受けてゲヘナ学園に向かった』と聞いて危ないところなのかと考えたが、火宮さんの言葉と振る舞いを見るに、案外そうでもないのだろうか?
まぁ、今度行ってみれば分かるだろう。
「ミレニアムサイエンススクールに来てくださればまたお会いできるかも?では、また!」
最後に早瀬さんがどこか軽やかに笑って手を振った。そして、くるりと振り返る。
「黄泉先生!スイーツ楽しみにしてますから!」
その声は、明るさと少しだけ照れくささを含んでいた。
それに応えるように、黄泉先生が短く答える。
「ああ。」
一瞬だけ、先生の口元が緩んだように見えた。
その光景を見ながら、自分の胸にもじんわりとした熱が灯るのを感じた。
4人の生徒たちの姿が見えなくなると、ふと静けさが戻った。
瓦礫が残るシャーレ付近の一角に立ち尽くしながら、まだ心がその場に取り残されているような気がしていた。
”(すごい子たちだったな…。本当に、生徒とは思えないくらいに。)”
そんなことを考えていたそのとき――。
「……さて。」
低く落ち着いた声が、背後から聞こえた。振り返ると、黄泉先生がこちらを見ていた。
いつの間にか、あの鋭い視線がまっすぐ自分に向いている。思わず背筋が伸びた。さっきまでの戦闘が脳裏をよぎる。
一瞬、『怖い』と本能的にそう思った。無理もない。あの戦いをあの速度を見せつけられてしまったのだから。
だが、次の瞬間…
「自己紹介がまだだったな。俺の名前は黄泉。これからはよろしく頼む。」
黄泉先生は右手を差し出して来た。
予想していたよりも、ずっと柔らかい言い方だった。
先ほどの鋭さも威圧感も、今はもうない。
”き、桐山ハルトと言います! ”
私は両手で彼の右手をガッチリと握る。
その手を取った瞬間、胸の奥に何か重たいものが触れたような気がした。
”(……すごい。)”
指先から伝わる感触は、ただの硬さや力強さじゃない。
それは“何かを乗り越えてきた者”が纏う、深く、静かな圧。
――銃弾の雨をくぐり抜け、幾度も命を懸けてきた者だけが持つ、研ぎ澄まされた存在の重み。
ただ強いだけではない。“生き延びてきた”という事実が、その握手の中に宿っている。
なのに、不思議だった。
握っている手は確かに強いのに、どこか優しかった。包み込むように、自分の手を傷つけないように、力加減をしてくれている。
怖いはずなのに、安心した。
不安になるはずなのに、心が落ち着いた。
” 足手まといにならないよう、頑張ります! ”
声をかけたとき、自分の手が微かに震えていたことに気づいた。けれど、その震えは恐怖じゃない。
尊敬と、緊張と――そして、希望の震えだった。
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キヴォトスの夜は、戦場とはまるで違っていた。
喧騒の絶えない繁華街から少し離れた路地裏。黄泉先生に連れられて足を運んだのは、一見するとただの古びた建物。だが、その引き戸をくぐった瞬間、空気が一変した。
”(……場違いすぎる…。)”
店の中を見た瞬間、そう思った。
カウンターだけの、静かな寿司屋。照明は控えめで、凛とした木の香りが漂う。奥ではロボットが黙々と包丁を動かし、シャリを握る手の動きには一切の無駄がなかった。
まるで時間の流れが変わったようだった。
カウンター席に並んで腰を下ろし、目の前に差し出された品書きを見た瞬間、息を飲んだ。桁が……おかしい。
”……あの、先生。これ、本当に……?”
戸惑いを隠せず、隣に座る黄泉先生に尋ねた。彼は何の躊躇もなくを湯飲みを口に運んでいた。
「遠慮ならいらない。今日は俺の奢りだ。」
その声に威圧感はなかった。ただ淡々と、それでいて不思議と、胸の奥にじんと染みる温かさがあった。
”でも……こんな高いもの…。”
ちら、と横目でうかがうと、黄泉先生は静かに湯呑みを傾けていた。湯気が白く細く立ちのぼる。
「始めての戦場を経験したにも関わらず、お前は生徒の盾になろうとした。それだけで十分だ。」
思わず言葉を失った。黄泉先生の言葉は短く、けれどその一つ一つが、まるで重みのある刃のように静かに心に突き刺さる。
最初はこんなふうに人の中を覗くような目をする人だと思っていなかった。もっと冷たくて、距離を置くような人だと思っていた。
でも、握手をしたあの瞬間――
その手の中に、確かに、誰かを想って戦ってきた人間の『体温』があった。
”じゃあ…ありがたくいただきます。”
口元に、自然と微笑みが浮かぶ。
戦場の緊張が、ゆっくりと溶けていくようだった。
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寿司を堪能したあと、私たちは静かに店を後にした。
心地よい満腹感と、どこか胸の奥に残る余韻を抱えながら、夜のキヴォトスの道を歩き出す。
空は群青から深い紺色へと変わりつつあり、校舎の窓や街路の灯りが点々と浮かび上がっている。
ネオンの眩しさとは違う、どこか温かみのある光が街をやさしく包んでいた。
空に浮かぶ巨大なアーキエネルギーの軌跡が、薄明かりの空を横切っていく。
それを見上げながら、私は不思議な感覚に包まれていた。
この都市の景色は、どこか現実離れしているのに――それでも確かに、生きている人々の営みがある。
”キヴォトスって……やっぱり不思議なところですね。”
ぽつりと呟いた私の声に、黄泉先生は返事をしなかった。だが、前を歩くその背中が、どこか少しだけ柔らかくなったように見えた。
シャーレが見えてきた頃、黄泉先生がふと立ち止まる。それに合わせるように、私も足を止めた。
「…お前はこれから、様々なことを経験するだろう。」
黄泉先生の声は静かで、それでいてどこか鋭さを含んでいた。
「目を背けたくなるような現実、守りきれないもの、時には――大切な生徒を疑うことも。」
私は黙ってその言葉を受け止めていた。
黄泉先生の言葉のひとつひとつが重く伸し掛かる。
「それでもお前は進むのか?」
不意に声の温度が変わった気がした。
今、私は覚悟を問われている。
力ではない。知識でもない。ただ『先生』であるという生き方に対する姿勢。
私は短く息を吐き、真っ直ぐに黄泉先生を見返した。
”はい。俺にも守りたいものがありますから。”
その答えを聞いた黄泉先生は、ほんの僅かに目を細めた。それが満足だったのか、あるいは期待だったのか、私にはわからない。
「それでいい。」
そう言って背を向ける黄泉先生。その背中が外灯に照らされる中――
彼の胸元、シャツの隙間から覗いた小さな黄色のペンダントが、ふわりと淡く光を灯した。
誰の目にも気づかれない、かすかな光。
けれど、確かにそれは――彼の中に宿る、今も消えない“想い”の証だった。
私はその背中を見つめながら、静かに心に誓った。
黄泉先生のように、自分も“誰かのために立てる先生”でありたいと。
つづく
黄泉先生の戦闘があっという間すぎるぅ!
彼の強さゆえにこうなるのは仕方ありませんが…。
あ、オリジナルキャラ紹介です。
黄泉 (よみ)
性別:男 武器:刀(刃渡り約1.8м) 所属:シャーレ
無口で感情の起伏は乏しいが、誰よりも生徒のことを見ている。深い傷と消えない後悔を胸に秘め、今日もどこかでキヴォトスの治安維持のために戦っている。彼の背にあるのは刀一振りと、かつて交わした約束――それだけだ。
桐山ハルト (きりやま はると)
性別:男 武器:素早い判断力 所属:シャーレ
明るく、人懐っこく、少し抜けているようで芯は強い。
生徒を信じ、どんな時でも笑って前を向くその姿に、周囲は自然と惹かれていく。諦めることを知らず、どんなに小さな希望でも掴もうとする。
黄泉先生が「過去を背負う者」なら、彼は「未来を信じる者」と言えよう。
誤字脱字を見つけたらぜひコメントで教えてください。