ふかふかダンジョンでエンジョイ&エキサイティング!   作:RAP

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第114話 原作時間軸・仕込み作業

 

 アイギス港街、セルヨーネ侯爵家邸の寝室。

 破瓜を終えたグラスちゃんが、乱れた呼吸を整えながら僕にしがみついていた。

 ほんのり上気した肌に汗を浮かべ、顔は真っ赤に。

 作中屈指の豊満な身体の持ち主なのに性知識が薄いから、全ての反応が初々しい。

 

 暗黒大陸で嫁勢を抱く時は基本的にペッサリーつけて避妊してるんだけど、グラスちゃんは例外というか、初手から普通に抱きました。

 

 デビュタントでの舞踏会、婚約、デート、入学式、婚約白紙、エトセトラ。

 沢山のことを乗り越えて、ようやく一つになれた感が凄い。

 

「そうだ、グラスちゃん」

「はい、ユーリ君」

 

 軽くキスをして、照れ顔をわざと見てから。

 

「西アイギスの聖地巡礼とかしたいなら、ジャンパーティに護衛の依頼だしとくけど」

「あっ……それもいいですね……」

 

 なんだか、ぼんやりしている。

 具体的には10巻25P、アロとお風呂に入っていた時のような。

 

「どうしたの?」

「ご、ごめんなさい。なんだか、夢の中にいるようで……」

 

 ぽやっとしたまま、グラスちゃんが微笑する。

 

「ずっと、ユーリ君が死んだって聞かされて。待っているのは、顔も知らないおじさんとの政略結婚で、肉便器みたいな生き方をすることになる、女性はもっと自由でいいんだって言われ続けていたのに……思い返せば、全然自由じゃなかった。ユーリ君が生きていたことも、侯爵になっていたことも、何にも知らないまま。慌ただしく、ひっそりこっそりと隠れながら逃げ続けるような……そんな生活だったから」

「グラスちゃんが顔も知らなかったおじさんは、僕に侯爵を譲り渡して、病死したよ。片思いの一方通行ならまだともかく、お互いに愛しあっている女性とこうやってセックスすることすら肉便器みたいな生き方って言われたら、困るよね。というか年齢差のある結婚でも、愛しあってたならそれでよくない? 例えばバトさんは僕の八歳年上だけど、僕はずっとバトさんを愛してるよ」

「奥さん、沢山増えたんだね。カタナさんまでいて、驚いちゃった」

「人数が増えたから、最近は3Pって言って、僕一人に嫁二人でセックスすることもあるよ。グラスちゃんとカタナちゃんを一緒に抱くのも、アリかもね」

「カタナさんと二人!?」

 

 驚いたグラスちゃんに、キスの雨を降らせてから。

 

「実は、これから新しい戦争が始まるんだ。結構危険な戦いになりそうだから、戦闘力の無いグラスちゃんだけ中央大陸に避難してもらうことも考えてた。中央大陸は、それはそれでやってもらいたい仕事が色々ある。むしろ貴族としての立ち回りが必要になるから、適材適所なんだけど……久しぶりにグラスちゃんと会えたのに、すぐに離れることになるから悩んじゃって。今までと違って手紙のやりとりは出来るし、会おうと思えば会える分、全然マシなんだけどさ」

「新しい戦争……」

「詳しい説明はまた今度ね。今は簡単に言うけど。亜人と仲良くすることにしたから、聖教会に喧嘩を売ります。中央大陸でも100%安全ってわけじゃない」

「えっ……本気、なんだよね?」

「本気も本気。僕の嫁の一人にアラクネの女性がいるぐらい本気」

「うわぁ……」

「要はそれぐらい戦闘力が求められるってこと。だから暗黒大陸にグラスちゃんが居続けるのは僕の弱点にもなる。でも、中央大陸で貴族的立ち回りができる補佐役が欲しいのは事実。だから余計に悩んでる。あまりにもグラスちゃんが適任すぎるから」

「それは……私にもできることがある、ってことだよね? ユーリ君がやろうとしていることを、今度は手伝える。ドラゴン相手に泣いて震えることしかできなかった私が、ユーリ君の隣に立てる」

「暗黒大陸と比べれば危険度は低いけど、暗殺者が来る確率はゼロじゃない。ただ、もうすぐ中央大陸がひっくり返るような工作がはじまるから、暗殺者はグラスちゃんになんて構ってられないと思う。しかも侯爵夫人ってだけじゃなくて、僕のお嫁さんだよ? グラスちゃんに何かあったら、相手が国だろうが僕は全力で屠る」

「ふふっ。自分からちょっかいをかけておいて、相手が怒ったら逆ギレするとか、酷い」

「グラスちゃん。僕達は、横紙破りが出来る高位貴族になってしまったのです」

 

 言いながら、グラスちゃんの胸をむにゅむにゅ揉む。

 ぷくーっと、グラスちゃんは頬を膨らませる。

 

「ユーリ君、酷い。真面目に中央大陸行きを考えてたのに」

「……いいの?」

「条件がひとつ。ユーリ君の子供をください。ユーリ君の子供がお腹にいるとわかっていれば、暫くは一人でも我慢できます」

「そっか。じゃあ、今度は……共同戦線だっ」

「あっ……♡」

 

 中央大陸で暗躍する白面金毛(プラチナ)のフォローが主な任務って言ったら、グラスちゃんはどんな顔をするのだろう。それはそれとして、絶対に妊娠させるべく、精子が枯渇する勢いで当面の間はグラスちゃんを何度も抱こうと、僕は決意した。

 

 

 * * *

 

 

 犬狼部隊には、赤帽同盟所属のレッドキャップの集落を襲いまくってもらってる。

 白面金毛が人間の基地にそうしていたように。

 昼間に訪れて、対象をランダムで狙撃する嫌がらせの手法。

 

 なにせ情報のリーク元がオーク帝国なので、集落場所の情報が正確無比だ。

 穏健派なレッドキャップは、そもそもオーク帝国所属で暮らしてる。

 赤帽同盟=過激派だから、ターゲットがわかりやすい。

 

 白面金毛の死が確認されていないので、カマセさんは笑顔でレッドキャップに嫌がらせを続けている。ドーモ、レッドキャップ=サン。レッドキャップスレイヤーです。

 アイサツ前のアンブッシュも認められているからね。仕方ないね。

 

 なんかもう天職というか。子供も産まれて幸せいっぱいのようだ。

 もちろん家はプレゼントしてあげた。

 

 クロス君に『新しい女の子が欲しいとかある? 殺戮聖女レピアとか』って聞いたら『エロモーブに激しく搾り取られてそれどころじゃない。こっちは気にせず、レピアはボスの女にすればいい』とあっさり返された。

 仕方が無いので精力剤と、ヤハジキガメを犬狼部隊のアジトに送っておいた。

 

 ハンティ爺さんがスライム娘にハマっているようで心配になる。

 孫かひ孫にプレゼントしてあげてる感覚らしい。

 多分大丈夫だろう。放置だ、放置。

 

 

 * * *

 

 

 不定期ではあるが、カスメにはテオとの連絡役になってもらっている。

 子供を確認させてもらったが、僕とカスメの特徴のある女の子のハルピュイアだった。

 銀髪の女の子だからギンコと名付けたと言われた。安直ゥ!

 

「ハルピュイアに結婚の概念はない。『夫』ってのは『よく一緒にいる男』で合ってる?」

「合ってるにゃ。ユーリとは何度も交尾の勝負をしてるにゃ」

「じゃあ僕は、カスメの『夫』……いや、『夫』の一人、か?」

「そんな感じにゃ」

「カスメぐらいだよ。寝取られ否定派の僕が、唯一それを受け入れざるを得ない妻は」

 

 ハルピュイアだから、もうそれだけで仕方が無い。

 そういう生物なのだから、割り切るしかない。

 正式に妻としてカウントするのもアホらしい。

 

「今度、マーフォークの国に遊びに行こうよ。王族に挨拶したいんだ」

「わかったにゃ! ユーリはどうやって行くにゃ?」

 

 僕は人差し指を上に向ける。

 

「空を飛んで行く。次は一緒に空の旅をしよう、カスメ」

 

 

 * * *

 

 

 元先導者リーダーのリードと、イケメン冒険者タンレーの病室に見舞いに行った。

 もうすぐ退院だが、軍に入って亜人達と戦おうか悩んでいるとのことだった。

 

 音見技術を学び、夜に弱いオークを狙い撃ちで殺すのはどうだろうか。

 音見の創造者バトと引き合わせてもいいが、音見の練習はその気になれば入院中でも出来る。

 完全に音見をマスターすれば、真の闇の中ではレッドキャップすら一方的に虐殺できる。

 SのA級パーティ『鳴神(なるかみ)』は、そうやってパーティランクをあげてきた。

 慣れてきたら、『闇蝙蝠』に加入して経験値を積んでもいい。

 

 僕が説明を終える頃には、リードとタンレーの顔つきが変わっていた。

 音見の練習をすぐにでも開始して、少しでも早くマスターすると意気込んでいた。

 

 オーク帝国の連中を一人でも多く殺したいらしい。

 特にオークエンペラー・テオ、戦士長、ホヤクといったネームドを絶対殺すと意気込んでいた。

 僕は練習用の長杖と、目隠しと、少し早い退院祝いとして生活費をプレゼントしてあげた。

 

 

 * * *

 

 

 ブラウィドに会いに、RTAで死の森に立ち寄る。

 ルート途中に麻薬の原材料が転がっているから、それの確保も兼ねている。

 

 トハリエ、セアカ、アシダカが妊娠したらしく、暫く戦線から離れるとのこと。

 ブラウィドは孕まなかったことを悲しんでいたが、こういうのは運だから、と慰めておいた。

 

「ブラウィド。今度一緒に、沢山殺そうか。付き合ってくれる?」

「うん、私、強いよ! 夫のユーリ、妻の私、共同作業ね♡」

 

 アラ女史も孕まなかった。

 だが、計画的に引きつけ役が必要だろうということで、アラ女史が立候補した。

 そういう意味では、僕も引きつけ役になる必要がある。

 殺し合いにならないよう、戦場ではできるだけ距離を置こうと約束した。

 

「表向きは殺し合いを継続する計画だから、色々難しくて……」

「仕方が無いさ、ユーリ。あたしも覚悟した、ユーリも覚悟した。それでいい」

「オッケー、アラさん。どっちもある程度は減る。その中に入らないようにしよう」

 

 歯車はもう、回り始めている。

 

 

 * * *

 

 

 白面金毛(プラチナ)はいい感じに身体が回復していた。

 ワインちゃんも、百斬無斬の理の習得まで、あと一歩。

 そこで僕は、必死に白面金毛(プラチナ)を説得した。

 

 迂闊に尻の穴で練習をしてしまうと、白面金毛(プラチナ)から恥じらいが消え失せてしまう。

 尻の穴の処女を捧げるのがはじめてだからこそ発生する戸惑いや、嫌悪感に必死に耐える姿をこそ連中は堪能したいのだから、僕と尻の穴で練習をしてはいけない。

 神の造形、絶世の美少女、APP19の白面金毛(プラチナ)は、必死に説明する僕を鼻で笑う。

 

「それなら、僕は必死に口で生殖器を奉仕してきたことで、尻の穴の処女を守りつつ懸命に生き延びてきたカバーストーリーが必要になります。いいから早くベッドで横になってズボンを脱ぎなさい、お兄ちゃん」

「あわわわ……」

「『必死に尻の穴の処女を守りつつ懸命に生き延びてきた』ように相手に印象づけるためには口での奉仕をどうすればいいのか、お兄ちゃんに説明を求めます。繰り返しますが、口で奉仕する文化はレッドキャップには無いので僕には想像もできません。やってあげますから素直に言いなさい」

「ひぃ」

 

 ・手を使わずに口だけで、イヤだけど我慢している雰囲気を漂わせながら懸命に奉仕する。

 ・精液放出確認後に口を開いて、口腔内の精液を相手に見せつけてからごっくん。

 ・再度勃起されたら、涙目で自主的にフェラをする。犯されたくないと必死な顔で焦る。

 

「今回のケースだと、イヤだけど必死感を前面に出した方が相手に受ける、と思う……」

「嫌がったり、不慣れで未熟な方が良いとは、よくわからない文化ですね」

 

 首を傾げながらも、白面金毛(プラチナ)は説明通りに全部やってくれた。

 

 つまり嫌そうに涙目の演技をしつつ口だけでフェラをしてくれたり。

 僕が出した後に口腔内の精液を見せながらごっくんしたりしてくれた。

 白面金毛(プラチナ)の演技力が半端ない。不意打ちだと、性癖に影響が出そうだ。

 

 ワインちゃんが鼻息荒く、僕達をガン見していた。 

 過呼吸になりそうな勢いだったけど、鍛錬がきついのだろうか。

 僕はワインちゃんを心配した。

 

 

 * * *

 

 

 死の森から【死の森】前要塞に行くという、掟破りの逆走コース。

 死の森を顔パスできる僕じゃないと出来ない荒技。

 

 13巻27Pや29Pを見て貰えればわかるのだが、冒険者ギルドの受付のお姉さんや、料理人系のお姉さんなど、繁殖用肉奴隷になるには勿体ない外見や技術を持っている女性は結構多い。

 なので、そんなお姉さん達に「アイギス港街で働かない? 今より高給を約束するよ」と札束ビンタ交渉を持ちかけまくった。

 日給がちょっとあがるだけでも首を縦に振ってくれるので、勧誘は簡単な作業だった。

 原作でも言われていたが、見える景色が不穏すぎるので、後方に行けるのなら行きたかったらしい。

 

 男? どうでもいいです。

 CV:富山敬でヤン・ウェンリー似の男性がいたら助ける。以上。

 

 イライザをはじめとした『娼婦と元Z級の共同生活圏』には、どれだけ美人の女性だろうと一切声をかけなかった。

 その辺まで引き抜いてしまうと、兵士達の大移動まではじまってしまう。

 非戦闘員の女性が多少減ったとしても、娼婦の数が変わらなければ、男の兵士の移動はない。

 悲しいかな、兵士稼業なんてそんなものだ。

 

 

 ついでだったんで、嘆きの街に駐留している連合国軍の、大隊長の副官をやっている女性(11巻113P)にも声をかけてみた。駄目元だったんだけど、意外にも転職をOKしてくれた。

 大隊長に片思いをしていたんだけれど、仕事一筋の朴念仁すぎて、家庭を顧みない疑惑が発生して告白を躊躇していた模様。お姉さんならセルヨーネ侯爵家が高給で雇うよ、僕の嫁の専属護衛とかどうですかという口説き文句で一発だった。

 

 ヒュドラ関連がどうなるのかはまだ不明だけれど、原作と違って副官のお姉さんが死なないのなら、それでいいよね。副官さんには、グラスちゃんの護衛になってもらおう。

 

 

 * * *

 

 

 西アイギスは余裕のスルー。聖地巡礼は今のところ興味無い。

 アイギスに戻って、『鳴神(なるかみ)』のパーティハウス。

 弓王ボーゲンを呼んで、バトさんに見てもらった。

 

「え、何これガチガチやん」

「おおやはり凝っ……あ痛たたたたたっ、なんだ!? 何やっとるんだ!?」

「ちょっと触っただけでコレかいな、アカンでおっさん」

 

 原作通りのやりとりに、ほっこりする。

 

「ホンマに身体悪ぅすんで。頭とか痛ないんか?」

「重い感じはするが痛くはない……そ、そんなに悪いのか」

「按摩師として気合い入るレベルや。よっしゃ。とりあえず毎日一時間半ずつや」

「お、おう」

 

 僕はバトさんとボーゲンの会話をBGM代わりに、優雅にソファに座って一杯飲んでいた。

 なんちゃってスプライトというか、冷たい炭酸ジュース・レモン味。

 そう、炭酸ジュースです。ふふっ。ビバ異世界。

 

 そんな時に、バタン、とパーティハウスの扉が開く。

 愛馬ハルジオンで駆けつけた、セスレだ。

 

「ユーリ! 聖教会の船、港に来たわよ! クラーケンとリヴァイアサンの肉の買い付けを交渉中、クラーケンの肉はおしっこ臭いけど本当に買うのかって確認が来てる!」

「クラーケンの肉は、重曹をたっぷりすり込んで焼いてから、臭み消しの生姜と一緒に茹でて。凄い量の水を出して一気に縮んでいくはずだけど、構わずに茹で続けて。そうすれば、なんとか食べられるようになるから、あとは料理人にぶん投げて、話題性で一気に売りさばいて! オリーブオイル系の料理とか相性がいいはず」

 

 NH4Cl(塩化アンモニウム)+NaHCO3(重曹)= CO2(二酸化炭素)+H2O(水)+NH3(アンモニア)+NaCl(塩)。

 

「重曹をすり込んで焼いて、生姜と一緒に茹でて、縮むのは気にしない……わかったわ。あと、聖剣の勇者と、冒険者ギルドの教官が模擬戦するって騒ぎになってる。一時間後って言ってた」

「ありがとセスレ。見に行ってみるよ」

「そう? それじゃ、私は買い付けに戻るから! またね!」

 

 どたばたと、セスレが帰って行った。

 会話を聞いて、バトさんにマッサージしてもらっているボーゲンが驚く。

 

「料理屋をやっとるのは聞いてたが、流石に詳しいな、ユーリ」

「身体が大きい奴ってあんまり美味しくないことが多くて、博打なんですよ。ドラゴンの肉は本当に微妙だった……あ、ボーゲンさん、そのうちレイド組んで鎧竜でも狩りに行きませんか? 『弓の会』もA級昇格しちゃいましょうよ。『先導者』が解散しちゃったし」

「鎧竜か! 腕が鳴るな!」

「ボーゲンさん、僕の妹から弓を習ってるでしょう。無事に紅葉重ねの手の内を習得できたら、『秘伝』の塊のボーゲンさん専用弓をプレゼントしてもいいですよ」

「なにっ!? いいのか、ユーリ!」

「マジで『秘伝』の塊なんで、取り扱いに注意してくださいね。多分ボーゲンさんなら、鎧竜なんかじゃない、ガチのドラゴンを相手にできるかもしれない……そんな弓です」

「おお……お前の妹の男にはいつでもなるから、その時は言ってくれ、ユーリ」

「妹はあげません」

 

 ジャンパーティのハウスでは、ジャンのセックス祭りが開催されていた。

 なのでアロは、鳴神(なるかみ)のハウスに遊びに来ていた。

 秘伝の弓の話に、アロが苦笑する。

 

「その弓、ジャンが嫉妬しそう」

「ジャン君の分も作ってあげるさ。流石に弓力は落とすけど」

 

 僕は立ち上がり、飲み終えたグラスをテーブルに置く。

 

「よし、聖剣の勇者様とやらの模擬戦を見に行こうか! 希望者は集合!」

「ん。ユーリ、行く」

「私も行くわ」

「ウチはおっさんの按摩しとるわ」

「聖教会絡みですから、私は遠慮しておきます、ユーリ様」

「セイ先生に会うより、ラキと遊びます」

「マユリ先生に会うより、グリンと遊びます」

「カタナちゃんとアロね。よし、三人で出発!」

 

 よし。

 六年前は顔すら見せたくなくて、真っ先に逃亡しちゃったね。

 ……今なら会えるよ、セイちゃん、マユリちゃん。 

 

 共に生きるか、殺し合いになるのかは、まだわからないけれど。

 

 

聖剣の勇者セイと、聖盾の騎士マユリ達とは……

  • 共に生きる
  • 殺し合いになる
  • その他(セイは承諾、マユリは拒絶など)
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