ふかふかダンジョンでエンジョイ&エキサイティング! 作:RAP
いつもなら一緒にお風呂に入って、いちゃいちゃしてから寝室に移動して、ヤることをヤるパターンが多い普段の僕だったけど。
今日は自分のみ先行で入浴し、先に寝室で待機していた。
アイリスはいま、僕の部屋のお風呂に一人で入り、身体を丁寧に洗っているはずだ。
全裸の上にナイトガウンを着ただけの僕は、窓の外に見える夜月に向かって正座をし。
原作4巻44Pで殺戮聖女レピアがそうしていたように、両手を合わせて。
僕は前世の神々に、心の底から、これ以上ないぐらい真摯(紳士?)に祈りを捧げていた。
嗚呼。偉大なる
次元を越えて、どうか加護をお与えください。
クジラックス神。みさお神。暮林あさ美神。響樹はじめ神。獅子千丸神。
どうか、どうか。今宵の儀式で、彼女の痛みが少しでも軽減しますように。
前の処女をそのまま、後ろの穴のみ開発してきたJS美少女に対して。
アナルプラグ猫尻尾や、ディルド使用二穴責めなど、後ろの穴が絡んだ行為を全て封印し。
純粋に彼女を愛し、普通に彼女を抱き、ただ処女を散らし、
コスプレもなく、猫耳もなく、ランドセルもなく、スク水もなく、レイプもなく。
担当編集から怒られてしまいそうな、本当になんの捻りも無いセックスの予定ですが。
だからこそ、神々の加護を頂ければと願う次第です。
ほんのわずかでも、痛みより快楽が
少しでも幸せな破瓜が、彼女に訪れんことを。
「ユーリ様? どうなされたのですか?」
全裸にタオルを巻いただけのアイリスに、声をかけられる。
微妙に濡れている紫の髪は、肩までの長さ。薄紫の瞳は、吸い込まれるように綺麗で。
前世換算では中学生と小学生の境目。まさに羽化せんとばかりに、羽根を広げ始めた紫色の蝶。
つるぺた無毛スジマン系小学生を望む方は、今回は茜新社へお帰りください。
ドバト神やポンスケ神がきっと貴方を見守っていることでしょう。
後ろの穴とはいえ、性的経験を積み重ねて女性ホルモンが刺激され続けた結果、大人の女性の印象を身につけつつあるまさにその境目。ある意味大変貴重な、ギリギリの時期のアイリスですので。一応、10歳姉妹のミルヒとカカオもいますので、そのうち。そのうちね?
「(地球の)神様に祈ってたんだ。アイリスの痛みが少しでも減るように、ってね」
「……ありがとうございます。嬉しいです」
「おいで。冷えないうちに」
僕は立ち上がり、ナイトガウンの帯を緩める。
空いた隙間から僕の全裸や愛息が姿を見せたが、アイリスはすぐさま飛び込んできた。
アイリスを包むタオルがはらりと落ち、全裸の彼女を抱きしめる格好になる。
舌を絡め合うキスを長めにしてから、ゆっくりと顔を離し。
僕は思いつきを、アイリスに尋ねる。
「アイリス。この前の任務のこと覚えてる? 『初心義妹』のやつ」
「あっはい、覚えてます。結構難しかったので」
「二人きりの今なら、僕のことをユーリ様と呼ばなくてもいいよ? お兄様とか、お兄ちゃんとか、兄さんとかどう?
家族を求めているアイリスに、兄妹プレイを誘導するのは、それはそれで罪深そうではあるのだけれど。
ユーリ様とかご主人様とか、そういう系は今回は避けたいのだ。
アイリスは驚いて、暫く考え込んで、恥ずかしそうに照れて。
「じゃあ……ユーリお兄ちゃん?」
「ううん、それならユーリも削っちゃっていいよ。ただのお兄ちゃんにしよう」
ユーリ、がつくとちょっと長くなる。
もし連呼するぐらい気分が高まった場合、後ろの「お兄ちゃん」まで言えなくなる。
「お兄ちゃん」
「もう一回」
「……お兄ちゃん!」
アイリスが嬉しそうに、僕の唇に何度もキスの雨を降らせる。
僕はニッコリ笑って、追加の提案をする。
「あのね、アイリス。今日のアイリスは、3つの事しかしちゃいけません」
「3つ? ですか?」
「うん。とっても簡単。僕の事を『お兄ちゃん』と呼ぶか、『好き』って言うか、ただキスをする、それだけ。簡単でしょ?」
「お兄ちゃん、好き、キス……?」
「そうそう、その3つ。ちょっと軽くやってみようか」
僕はアイリスを誘導し、ベッドに座らせる。僕は彼女の右隣に座る。
僕は彼女の太股に右手を置いて、風呂上がりの綺麗な肌を堪能するように撫でながら。
「好きだよ、アイリス」
そう言って、ほっぺたと首筋に一度ずつのキスをした。
僕の右手はその間も止まらず、太股から鼠径部まで、少しだけ揉むように丁寧に撫でていく。
アイリスは、あっ、と声をこぼして、顔を真っ赤にして。
「お兄ちゃん、好き……」
そう言って、僕の唇にキスをした。
* * *
「ふかふかダンジョンでエンジョイ&エキサイティング!R18」
「第37話ex 閑話・アイリスとの夜ex」
キング・クリムゾン!
『キング・クリムゾン』の能力の中ではこの世の時間は消し飛び………
そして全ての人間はこの時間の中で動いた足跡を覚えていないッ!
* * *
ちょ、ちょっとアイリスさん、やめません? 休憩はどうです?
自分で伝授したはずの『初心義妹』の前に、僕は陥落し、全面降伏した。
僕は次の日、丸一日を休息にあてるハメになった。
なお、一切空気を読まずに僕の精液を全力で吸収して研究をはじめたスライム達と、それを知って激怒したアイリスとの間で喧嘩が発生するのだが、それは僕達には全くわからなかった。