Dr.クロのスピンオフ集!   作:Dr.クロ

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怪盗クイーンキッド~フォーリング・マーメイド・ブラッド~ パート1

某所

 

???「クイーンキッド、よく来てくれたね」

 

ヨーグ「よく言うねぇ。背中に銃突きつけて無理やり連れてきたくせに」

 

暗い部屋の中、ただ照らされた椅子に座ったヨーグは目の前にいる後ろに女性を控えさせた着物を着た妙齢の女性にそう皮肉げに返す。

 

???「自己紹介の必要あるかい?」

 

ヨーグ「藤堂昌江、熊殺しのお昌の異名を持つ日本裏社会の顔役だよね」

 

着物の女性の問いにヨーグはスラスラとその女性の名前を出す。

 

??→昌江「流石、怪盗クイーンキッド。よく知ってるねぇ」

 

ヨーグ「でそんな君が僕に何の用だい?」

 

タバコを取り出して後ろに控えさせていた女性に火を付けて貰い、吸って煙を吐いた後に関心する昌江にヨーグは用件を聞く。

 

昌江「三日後に開催されるとあるオークションで出る品で飛鳥時代から伝わる幻の宝玉『人魚の鱗』を手に入れてほしいんだよ」

 

ヨーグ「人魚の鱗ねぇ…もし断れば?」

 

出されたのを聞いてそう問うヨーグに昌江は顔を右へ向け、それにヨーグも釣られて見る。

 

すると別の場所を明かりが照らす。

 

照らされた所にはヴィジョンが縛られ、口を布でを塞がれていた。

 

その傍らに控えていた男が銃の銃身をヴィジョンの顎に当てる。

 

ヨーグ「ヴィジョン!」

 

昌江「どうするね?」

 

それに聞く昌江にヨーグはちらりとヴィジョンを見てから昌江へ戻す。

 

ヨーグ「わかんないねぇ。オークションなら競り落とせばいい話じゃないか」

 

それにヨーグは大げさに手を広げた後に正当な手段を言う。

 

彼女ならそれ位の事が出来る財力を持ってると分かってるからだ。

 

昌江「はん、どう転ぶか分からないオークションよりどんなものでも盗めるクイーンキッドに任せたほうが確実に手に入れることができるじゃないか」

 

ヨーグ「なるほどね…」

 

それに対して鼻で笑って返された昌江のヨーグもといクイーンキッドを脅迫する理由にヨーグは納得する。

 

確かにオークションとは思いもよらない事が起こるのをヨーグは色々と見ていたりするので彼女の言い分も分かる。

 

ヨーグ「でも僕だって失敗することはあるよ?それでもいいのかい?」

 

昌江「はん、クイーンキッドの言葉とは到底思えないね。女がどうなってもいいのかい?」

 

そう問うヨーグへ鼻で笑ってから問い返す昌江の後に男が銃をヴィジョンに強く突き付ける。

 

断った瞬間に撃つと言わんばかりに分かり易い様に音も立てている。

 

ヨーグ「分かったよ。確か三日後だったよね」

 

それにヨーグはやれやれと肩を竦めた後に立ち上がって昌江をみつえる。

 

昌江「そうだよ」

 

ヨーグ「あ、最後に一つだけ聞きたい、その人魚の鱗を一体なんでそこまで欲しがるんだい?」

 

昌江「私は骨董品に目がなくてねぇ」

 

興味があったので聞くヨーグに昌江は軽く返す。

 

これ絶対裏あるなと思いながらもそれを聞かずに仕舞っておく。

 

こう言う相手はそう簡単に明かすなどないからだ。

 

ヨーグ「んじゃ待っててねヴィジョン」

 

そう言ってヴィジョンを見た後にヨーグは背を向けて部屋をでる。

 

閉まった扉を見続けながら昌江は口を開く。

 

昌江「あんなのでホント大丈夫なのかい?」

 

それを止めた後にヴィジョンへ顔を向けて昌江は聞く。

 

するとヴィジョンは体を震わせると縄が落ちてその後に口を押えていた布を取る。

 

ヴィジョン「大丈夫やで彼奴はどんな獲物でも必ず盗る。そういう奴や、怪盗クイーンキッドはな」

 

昌江にそう言った後に内心ごめんやでヨーグと謝る。

 

 

ブラックゴーカイガレオン

 

 

ディバイト「んで、その胡散臭いばーさんのを受けたと?」

 

戻って来たヨーグからメンバーへと伝わった話の内容にスナイパードライバーを整備&点検していたディバイトは呆れ顔で聞く。

 

ヨーグ「そういうこと」

 

ナチュラルの用意した紅茶を飲みながらヨーグは肯定する。

 

今までのを聞いてディバイトは次の言葉に自分の心境を込めた。

 

ディバイト「お前アホだろ?それ完全に損じゃねえか」

 

それにフォトンとアーサーもうんうんと頷き、ナチュラルはどう反応すれば良いかで苦笑している。

 

ヨーグ「ん?何処が?」

 

ディバイト「いやお前、色々と嵌められてるだろ確実に…」

 

フォトン「あのヴィジョンがそんな捕まるミスをするとは思えん」

 

アーサー「私も同じです」

 

こてんと可愛く首を傾げるヨーグにディバイトは呆れて言い、フォトンとアーサーもディバイトに続いて同意する。

 

ヨーグ「あぁ、それなら知ってるよ。それを承知でやるんだよ♪」

 

その言葉に3人は脱力し、ナチュラルはあらあらと苦笑する。

 

ディバイト「お前はホントにあいつに甘過ぎだろう…」

 

ヨーグ「ん?そう?」

 

再びこてんと可愛く首を傾げるヨーグにディバイトははぁ~と溜息を洩らした後に頭をガシガシ掻いてからわ~たよと答え…

 

ディバイト「けどそれが終わったら外国のお酒を買って貰うのに付き合って貰うぞ。勿論お前のお金で超高いのだ」

 

ヨーグ「わかった。他のみんなはどうする?」

 

ビシッと指さして要求するディバイトにヨーグは了承して聞く。

 

フォトン「こちらは特に異論はない。だが、釣り道具を買って貰うぞ」

 

ナチュラル「あ、でしたらお茶菓子お願いします」

 

アーサー「私も奢って貰う事にしましょう」

 

他の3人も異論がないが各々のリクエストを伝える。

 

ヨーグ「ははは…了解;」

 

苦笑いしながらヨーグは了承する。

 

ディバイト「んじゃあ人魚の鱗を盗む計画を立てるか」

 

ヨーグ「だね」

 

パンと手を叩いて言うディバイトにヨーグは頷いた後に開催されるオークションの情報を集めてどう盗むかを話しあう。

 

 

 

 

そして3日後

 

オーディションが行われる博物館内をボディガード3人と秘書の女性を連れて昌江が歩いていた。

 

係員が挨拶したのを尻目にエレベーターに乗り込み、開催場所である会場に着く。

 

昌江「さて、あいつはちゃんと仕事してくれるかねぇ」

 

ワイングラスを貰ってステーキを注文した後に昌江は誰にも聞こえない小声で呟いた後に歩き出す。

 

それにコックの女性は帽子を持って軽く会釈する。

 

そんな昌江を見ている者がいた。

 

ヨーグ達を追いかけているディメンションポリスの女性警部、銭形 幸華である。

 

隣には眼鏡をかけた女性刑事がいる。

 

女性刑事「警部、ほんとにクイーンキッドはここに来るんでしょうか?」

 

疑問そうに言う女性刑事に来るわと自信満々に幸華は言う。

 

幸華「あいつは来るわ。昨日、クイーンキッドが博物館に下見に来ていたわ。狙うとすれば今行われている闇のオークションしかないわ」

 

そう言った後に警察手帳の様なアイテム、ポリスライセンスを取り出す。

 

幸華「こちら銭形、いつでも突入出来る様に準備しておきなさい」

 

隊員『了解』

 

それを聞いて幸華は待ってなさいクイーンキッドと燃える。

 

女性刑事「それにしてもいろんな人が来てますね」

 

幸華「騒がないの。クイーンキッドが現れるまで待機よ」

 

客達を見てそう述べる女性刑事へ注意してると次にヨーグ達が狙う人魚の鱗が出される。

 

あれが目的の奴か…と華華は目を鋭くさせる。

 

開始の合図が出されると次々と値段が出されていく。

 

それを出品者である男が頬杖付いて見ている。

 

女性刑事「警部、あの人は?」

 

幸華「確か名前は氷室。若くして医療機器メーカー社長という表の顔を持つけど、裏の顔は兵器売買を行う死の商人、目的の為には一切手段を選ばず、裏で非道な人体実験も行う冷酷で残忍な男だそうよ」

 

男を見て聞く女性刑事に幸華は調べ上げた事を言う。

 

決まりそうになってる頃にコックがコック帽を脱ぐと別の帽子をかぶる。

 

司会「では人魚の鱗を…ってえぇ?!」

 

そして落札されそうになった時、突如人魚の鱗が浮かび上がってどこかに飛んで行く。

 

いきなりの事に誰もが驚く中で人魚の鱗は…幸華と一緒にいた女性刑事の手に収まる。

 

何時の間にか右手に釣竿を持っていた。

 

幸華「なっ!?あなた!」

 

女性刑事「はっ!悪者の手に渡る前に回収しました♪」

 

警部殿と言って女性刑事はメガネを外してその顔を元に戻してウィンクする。

 

現れた顔に幸華は叫ぶ。

 

幸華「クイーンキッド!」

 

その言葉に会場がざわめく。

 

だが、その中で昌江が笑うのは分かるが氷室はまったく焦りを見せておらず、余裕の表情を浮かべていた。

 

幸華「この!」

 

それに幸華は飛びつくがそれより前にヨーグは服だけ残して飛び上り、そのまま幸華は地面に倒れる。

 

幸華「あいつ…ぐえ!?」

 

起き上がろうとしてその背中にヨーグが着地してその衝撃に思わず女性らしくない悲鳴を漏らす。

 

ヨーグ「じゃあね姐さん♪」

 

背中を抑えてる幸華へそう言ってヨーグはディエンドライバーを取り出してシャンデリアを次々と落とす。

 

幸華「ぐぅ…突撃!直ちに会場にいる者達を捕まえなさい!」

 

なんとか起き上がった後に幸華はポリスライセンスを通して待機していた隊員に指示を飛ばす。

 

走るヨーグをマシンガンを持ったウェイターが攻撃を仕掛ける。

 

ヨーグ「頼むよ、みんな♪」

 

カメンライド・ミラーライダーズ!

 

それにヨーグは龍騎達13ライダーズとアビスを呼び出す。

 

驚いて攻撃しようとしたウェイターは別方向からの銃撃にマシンガンを弾き飛ばされる。

 

それを行ったコックこそディバイトはコック服を脱ぎ捨てる。

 

怯んだウェイター達を龍騎達は手刀や武器で気絶させて行く。

 

幸華「プリキュア!ポリスチェンジ!」

 

それを見て幸華はポリスライセンスを掲げ、ポリスライセンスのサイレンが点灯し、開いて現れたマークが光り輝いた後に幸華の全身を光が包み、まず上半身の光が弾けてシャツとなってその上にジャケットが追加され、続いて胸にリボンが付いた後に腕にフィンガーグローブが装着され、次にスパッツ、スカートが装着された後にスポーツブーツが装着され、最後に髪を撫でると共に髪が白く染まってから伸びて頭に光が集まって帽子になる

 

幸華→キュアポリス「悪事を裁く法の警部!キュアポリス!ホールドアップ!ディメンションポリスのキュアポリスだ!お前達を逮捕する!」

 

名乗り上げた後にキュアポリスはヨーグを追う。

 

掩護したディバイトを上からガードマンが攻撃し、それにディバイトは走りながら避ける。

 

チャキ

 

ガードマン「!」

 

後ろからの音にガードマンは振り返る。

 

フォトン「デヤッ!!」

 

気合の一閃と共にマシンガンは両断されると共にガードマン達がいた場所も両断され、それを見届けてからフォトンは下に降りる。

 

ヨーグ「うわ~凄い騒ぎになっているね」

 

それにヨーグはそう呟きながら笑って取り出したスイッチを押す。

 

すると様々な場所が爆発する。

 

その間にヨーグはディバイトとフォトンと合流してステージ裏から脱出する。

 

それと入れ替わりに警察の隊員が流れ込んで次々と客を捕縛して行く。

 

昌江は案内の元その場から離れ、氷室もそれを見て移動を開始する。

 

キュアポリス「どこ行ったのあいつ等」

 

攻撃して来たウェイターを気絶させてからキュアポリスはぼやいた後にクイーンキッドを追ってると言う報告を受けて走る。

 

ヨーグ「お~沢山来たね♪」

 

ディバイト「ホント楽しそうだな」

 

フォトン「だな。これは割増だな」

 

後ろを見て楽しげに言うヨーグにディバイトは言いながらをスナイパードライバーで展示品の化石を吊り上げている紐を打ち抜いて落としたので足止め、フォトンも同じ様に刀で展示品の紐を斬って足止めをしていく。

 

ヨーグ「さて次はこの子達だ」

 

カメンライド・クウガ!アギト!

 

音声と共にクウガとアギトが3人の前を走る様に現れて5人はそのまま外に出る。

 

外では少女がポップコーンを販売しており、ポップコーンを親子連れに売った後にヨーグ達に気付く。

 

少女「あの人たちは…」

 

ヨーグ「二人とも頼むよ!」

 

横を通り過ぎたヨーグ達に呟いている少女を知らずにヨーグはカードを装填する。

 

ファイナル!フォームライド!ク・ク・ク・クウガ!ア・ア・ア・アギト!!

 

クウガ「超変身!!」

 

アギト「トランスフォーム!!」

 

音声の後に打ち抜くとクウガとアギトはそれぞれクウガゴウラムとアギトトルネイダーになる。

 

ただ、ディバイトはアギトの掛け声におかしくね?と呆れていたが…

 

ヨーグ「よっと」

 

横に来たアギトトルネイダーにディバイトと共に乗り込み、フォトンはクウガゴウラムに乗る。

 

ヨーグ「んじゃ行くよ!」

 

その言葉と共にクウガゴウラムとアギトトルネイダーは浮かび上がり、その場を離れる。

 

ふと、ディバイトは振り返ると自分達の後ろから戦闘ヘリが追いかけていた。

 

ディバイト「どうやら一筋縄じゃ終わらないらしいぞ」

 

ヨーグ「そうだねっと」

 

そう返してディエンドライバーでヘリのプロペラのシャフトを撃ち抜き、ヘリを撃ち落す。

 

フォトン「まだまだいるみたいだな」

 

前を見て言うフォトンに2人も見ると10機の武装ヘリが飛んでいた。

 

ヨーグ「あ~じゃあこいつ等に頼もうか」

 

カメンライド・オーズ!フォーゼ!ウィザード!

 

それを見たヨーグはディエンドライバーを使ってオーズタジャドルコンボ、フォーゼロケットステイツ、ウィザードハリケーンドラゴンを呼び出す。

 

フォーゼRS「助太刀キターーーーーーーーーーーー!!!」

 

その言葉と共に3人のライダーは戦闘ヘリを落として行く。

 

それに満足げに頷きながらヨーグはその場を離れて地面にディバイトとフォトンと共に着地する。

 

役目を終えたクウガゴウラムとアギトトルネイダーは消える。

 

キュアポリス「クイーンキッド!逮捕よぉぉぉぉ!!」

 

その言葉と共に3人は振り返ると隊員達を従えたキュアポリスが走っていた。

 

ヨーグ「もう姐さんしつこいな~」

 

やれやれと肩を竦めながら3人は駆け出す。

 

その後をキュアポリスが追いかける。

 

フォトン「別れるぞ」

 

ディバイト「だな」

 

後ろを見てまだ追いかけて来るキュアポリス達にフォトンは提案してディバイトも同意した後に2人は左右に分かれ…

 

キュアポリス「他の2人は無視よ!クイーンキッドを捕まえるのよ!!」

 

ヨーグ「ちょ、姐さん?!」

 

ほとんど真っ直ぐに自分へ向かうのにヨーグは驚く。

 

キュアポリス「私の第一はクイーンキッドあなたなのよ!観念して捕まりなさい!!」

 

ヨーグ「えー?!」

 

断言するキュアポリスにヨーグは驚いた後にポップコーンの機械を横に置いて鳩にポップコーンをあげている少女を見つける。

 

それを見てヨーグはピーンと思い付く。

 

ヨーグ「ちょっとそこの君?!」

 

少女「は、はい!?」

 

いきなり呼ばれた事で驚く少女にヨーグは矢継ぎ早に言う。

 

ヨーグ「そのポップコーンワゴンごとくれないかな?お金は後で払うから!」

 

少女「あ、はい」

 

ありがとう!とお礼を言ってからヨーグはすぐさまワゴンの押す取手部分を掴んで少女から離れた後にキュアポリス達へ狙いを定める。

 

ヨーグ「せーの!」

 

後ろに下がった後に勢い良くワゴンを押し飛ばす。

 

キュアポリス「ちょま!?」

 

それにキュアポリス達は慌てて下がる。

 

坂道だった為にワゴンはそのまま突き進んでいたが途中で水が流れる奴にぶつかって跳ねた後にポップコーンを作る部分が取れて出来ていたポップコーンが飛び出る。

 

キュアポリス「ええええええ!?」

 

あふれ出た大量のポップコーンはキュアポリス達に降り注いで埋もれさせる。

 

埋もれたキュアポリス達の所に鳩が降りてポップコーンをついばむ。

 

ヨーグ「鳩と戯れる警察官は人気になるよ姐さん」

 

そんじゃあね~とヨーグは手を振って去って行く。

 

キュアポリス「あんの色んな奴惹き付ける雌猫~(ドカーン)っ!?」

 

少女「あっ!?」

 

それにキュアポリスは憤慨して叫んだ途端、後ろから爆発が起こる。

 

慌てて振り返ると先ほどまでいた博物館から煙が起こっていた。

 

キュアポリス「博物館が!?何があったの!?……目標変更!すぐさま原因突き止めと同時にあの爆発でもしも怪我人がいた場合の救助よ!」

 

隊員達「「「「了解!」」」」

 

それに驚いていたが指示を出すとすぐさまキュアポリス達は戻る。

 

少女も驚きの表情で博物館を見る。

 

一方の待機していたナチュラルとアーサーと合流していた3人も見ていた。

 

ディバイト「どう言う事だいこりゃあ?」

 

フォトン「あの爆発、まさかお主が」

 

ヨーグ「バカ言わないでよ。その必要が何処にあるんだい?」

 

驚きの声を漏らすディバイトの後に聞くフォトンへヨーグはそう返す。

 

アーサー「藤堂昌江に頼まれてお宝を盗んだ…それだけの事ではなかったのですか?」

 

ナチュラル「まさか別の人が!?」

 

ヨーグ「これ見なよ」

 

聞くアーサーの隣でナチュラルも聞くとヨーグが盗んだ人魚の鱗をアーサーに投げ渡す。

 

ヨーグ「本物の人魚の鱗なら光に透かして見ると鱗のような模様が出て来るんだよ」

 

言われてアーサーは光に透かして見るが、先ほどヨーグが言った模様が出て来ない。

 

アーサー「偽物だったのですね」

 

ヨーグ「そういうこと」

 

フォトン「これを出品したのは確か…氷室とか言ったな」

 

見ているアーサーにそう言うヨーグへフォトンは思い出しながら出品者の名を呟く。

 

ヨーグ「あぁ、その氷室って男が何か企んでいるようだね」

 

ディバイト「んでまぁ、分かってるがどうする?」

 

帽子をかぶり直しながら聞くディバイトにヨーグは笑う。

 

ヨーグ「もちろん邪魔するに決まっているじゃないか」

 

不敵な笑みを浮かべるヨーグに4人はやはりと思った後…

 

ディバイト「まぁ、それはそれで約束のを覚悟しとけよ」

 

フォトン「こちらは釣り道具をどんな大物に引っ張られても頑丈な奴を頼む」

 

ナチュラル「高級お茶菓子お願いします」

 

アーサー「私は高級の奴のバイキングを楽しみにしておりますので」

 

ヨーグ「アハハハハ;」

 

続けざまに言われた事にこの4人も大概だなと思い苦笑いする。

 

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