Dr.クロのスピンオフ集!   作:Dr.クロ

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今日は未来の誕生日なので記念に話を一話書きました
是非ご覧下さい


装者だらけの未来のハッピーバースデー!

とある日

 

ミセスS「ではこれより未来ちゃんの誕生日会議を始めるのじゃ」

 

響「皆協力してくれてありがとう!」

 

そう言ったミセスSの後に響が集まった面々へとお礼を言う。

 

未来以外の装者メンバーに丁度遊びに来ていた別世界の奏やFセレナもいる。

 

翼「礼は言わなくても大丈夫だ立花。小日向には色々と私や他の皆も助けられてるんだ」

 

クリス「そうだぜ。それに難しく考えるのはあたし等の任せとけって」

 

それ酷くないクリスちゃんと言う響に誰もが笑う。

 

そう、あと数日で未来の誕生日が来るのだ。

 

どうしようかと考えていた響だが思いつかず、こうやって皆に助けを求めたのだ。

 

ファナ「さて未来さんの誕生日、どんな風に祝おうっすかね…」

 

切歌「そうデスね…」

 

誰もが考える。

 

うーんと唸っていたミセスSはん?とある物を思い出す。

 

ミセスS「あ、そうじゃ。あのゲームの中で誕生日するのはどうじゃ?」

 

あのゲームと言われて響は首を傾げたが調が察する。

 

調「もしかしてアンパンマンブレイブアドベンチャーのこと?」

 

奏「ああ、あのゲームか!」

 

ああ!!と知ってる面々が納得する中で始祖翼と始祖奏やオートスコアラーは首を傾げる。

 

始祖翼「アンパンマンブレイブアドベンチャー…?なんだそれは」

 

ミカ「マスターたちだけで話さないでほしいんだゾ」

 

代表で言うミカのにごめんごめんと響は謝って前にあった事を話す。

 

少女説明中

 

始祖奏「へ~、そんな面白そうな事があったのか」

 

マリア「面白そうって大変だったのよこっちは」

 

かんらかんらと目を輝かせて笑う始祖奏にマリアは疲れた顔をする。

 

それはミューチェも別の方でイカでアホの子を思い浮かばせて眉間を揉んでいた。

 

ミューチェ「一緒に居たメンバーで同じようなのが居たわね…」

 

AN「同じようなの?」

 

シオニー「どういう人だったんですか?」

 

その問いに誰もが顔を見合わせ…

 

クリス「一言で言えば…ハチャメチャな奴だな」

 

調「結構マイペースな人達が多い…その中心核な人はさらにペースが掴め難くて…一番アホ」

 

クリスと調が代表でそう述べる。

 

始祖翼「そこまで言うほどなのか…」

 

始祖奏「そりゃあってみたくなったな」

 

メンバーの反応から始祖翼は思わず呆れ、始祖奏は逆に興味津々で目を輝かせる。

 

そうだ!と響はミセスSの提案と先ほどまでの話を聞いてある事を思いつく。

 

響「あのゲームの世界の色々なところを巡って行くのはどうでしょうか!」

 

奏「お、そりゃいいアイデアだな響」

 

提案に奏が一番に乗り、いいっすねとファナや切歌も乗る。

 

切歌「一度お菓子の国でお菓子を沢山食べてみたかったんデス!」

 

調「色んな所の料理を調べられるかも(むふー)」

 

ワイワイはしゃぐ年少組と響、ファナにクリスは行く前からはしゃぐなよと呆れる。

 

始祖翼「やれやれ…小日向の誕生日なのに立花達がはしゃいでどうする」

 

始祖奏「いいんじゃねぇか翼。響が楽しんだら未来ちゃんも楽しくなるだろ?」

 

ふうと息を吐く始祖翼に肩を叩いた始祖奏がそう言ってどこを回るかで話し合う響達を見て言う。

 

始祖翼「ふ、それもそうだな」

 

口元を緩めた始祖翼は確かにそれが2人だからなと心の中で呟く。

 

Fセレナ「あ、でもあのゲームって今どこにあるんですっけ?」

 

翼「む、そう言えばそうだったな」

 

その言葉に知ってる面々は所持者である響を見る。

 

響「えっと確か……」

 

???「はい、これでしょ響ちゃん」

 

思い出そうとして言おうとした響に誰かが何かを差し出す。

 

その差し出されたのがアンパンマンブレイブアドベンチャーガシャットでああ、これこれ…とガシャットを手に取って見てから見上げると…アンパンバグスターがいた。

 

響「アンパンバグスターさん!」

 

始祖翼「な、何者だ!?」

 

驚く響の後に始祖翼は刀に手をかけてどうどう落ち着けとW奏に宥められる。

 

アンパンバグスター「初めまして、ボクはアンパンバグスターと言います。来た理由はガシャットを部屋に置いてたから持って行ってあげようかなと此処に来たんだ」

 

自己紹介してからいる理由を言うアンパンバグスターに響はあはは…と頭を掻く。

 

響「ごめんね。置きっぱなしにしていて…」

 

エルフナイン「あの、此処までどうやって来たんですか?」

 

謝罪する響の後にエルフナインが恐る恐る聞く。

 

ちなみに皆がいるのは始祖翼が住んでる水車小屋である。

 

響の部屋からだと結構距離があるのでその途中で見つかる可能性があるからだ。

 

アンパンバグスター「ああ、それはね…」

 

???「ふん、そんなの俺様のクモマシンで姿を隠して来たからなのだ。ちなみにどうしてここにいるか分かったのは未来ちゃんに聞いたからなのだ」

 

そんなエルフナインの問いにアンパンバグスターが答える前に後ろから声がした後に…バイキンバグスターがひょっこり現れる。

 

切歌「バイキンバグスター!」

 

調「アンパンバグスターと一緒に来たの…!?」

 

バイキンバグスター「話を聞いたからにはこいつと一緒に手伝うと決めたでバイキン」

 

アンパンバグスター「そういう事なんだ」

 

驚く2人にバイキンバグスターはそっぽ向きながら答え、アンパンバグスターも苦笑して続く。

 

ファナ「おお、二人が手伝ってくれるなんて心強いっす!」

 

響「ありがとう二人とも!」

 

アンパンバグスター「どういたしまして、それと未来ちゃんから誕生日に何をしてくれるか楽しみにしておくねだって」

 

バイキンバグスター「思いっきりバレてたでバイキン」

 

響「バレてるの!?」

 

始祖翼「流石小日向。立花の事は何でもお見通しか」

 

お礼を言った響だがアンパンバグスターからの未来の伝言にうえ!?となり、始祖翼の言葉と共に笑いが起こる。

 

アンパンバグスター「それで話は聞こえていたよ。お菓子の国で誕生日を祝うのはどうかな?回る順番の最終地点にしてそこで誕生日ケーキをね」

 

ファナ「あ、それは良いっすね!」

 

奏「他にどんな場所に行くかだな…色々と多いからな…」

 

提案するアンパンバグスターのに誰もが賛成した後に奏はうーんと唸る。

 

バイキンバグスター「どうせなら朝食とか昼食も俺様達の所で食べるのはどうだ?それなら2つは場所は決まると思うのだ」

 

始祖奏「俺様達の所って言うと…」

 

切歌「バイキン城とパン工場でデスか!?」

 

アンパンバグスター「バイキンバグスターが言った『俺様達』のはアンパンマンブレイブアドベンチャー内の世界的な意味だと思うけど、パン工場で朝食に良いんじゃないかな?」

 

そう提案するバイキンバグスターのに切歌が目を輝かせる中でアンパンバグスターがそう言う。

 

さり気無く自分の所を勧めてるな…と思いながらま、そういう事だとバイキンバグスターはアンパンバグスターのを肯定する。

 

ミカ「そうなるとお昼はどこにするんだ~前見た時は色んな食べ物関連の場所が多かったのを見たゾ?」

 

Fセレナ「あー確かに多いですね」

 

始祖翼「そうなのか?私は見たことないからよく知らないのだか…」

 

思い出して言うミカのにFセレナも思い出して困った顔をするのに始祖翼は首を傾げる。

 

バイキンバグスター「うむ、色々とあるのだ。中華に和風、洋風、なんでもごだれと作れる奴らが沢山いるのがアンパンマンワールドの醍醐味なのだ…あ、浮かべただけで涎出ちゃった」

 

切歌「和洋中なんでもあるんデスか!それは楽しみデスッ!」

 

始祖奏「なあなあ、食べ物関連以外な奴もいるのか?」

 

言っていて想像したのか涎を垂らすバイキンバグスターのに切歌はほぉぉぉと目を輝かせる隣で始祖奏が聞く。

 

アンパンバグスター「うん。工芸品や音楽をする人たちもいるんだよ」

 

始祖奏「へー、それは面白そうだな♪」

 

ミセスS「まぁ、アンパンマンワールドってホントに色んなキャラがいるからの~」

 

ほへーと感嘆する始祖奏にミセスSはそう言う。

 

バイキンバグスター「まぁ、移動時間などはこっちでなんとかするから大丈夫としてホントに回る所を決めないと誕生日のを越えてしまうのだ」

 

ファナ「そ、それもそうっすね;」

 

響「それじゃあじっくり考えて決めなきゃ!」

 

そう言ったバイキンバグスターの注意に慌てるファナと響の言葉を皮切りに場所決めに取り掛かる。

 

何分、アンパンマンワールドは国や島が沢山あって一日では回れない程の多さを誇る。

 

一部を除いてどれも良い所なので悩みまくったが決めて行き、話を進めて行く。

 

響「(未来の誕生日、楽しい誕生日にするんだ)」

 

 

そして当日

 

響「未来、誕生日おめでとう!」

 

未来「ありがとう響。それにしても珍しいね。響が私より早起きしてるなんて、しかも6時にだよ。それだけ私に何か誕生日関連で見せたいの?」

 

お祝いの言葉をかける響に未来はお礼を述べてから聞く

 

そうだよと響は頷いて未来の手を握る。

 

響「こっちだよ未来」

 

未来「うん!」

 

走り、目的の場所である始祖翼の水車小屋の前まで行くと始祖奏とFセレナ、始祖翼を含んだ装者達にキャロルとエルフナインにオートスコアラー達、ミセスSとANにシオニー、アンパンバグスターやバイキンバグスターがいた。

 

アンパンバグスター「2人とも時間通りだね」

 

バイキンバグスター「響ちゃんが寝坊しないか心配してたのだ」

 

響「へへん!今日のために昨日は早めに寝たんだよ!」

 

クリス「それが出来た事にあたしは明日は雨が降るんじゃないかって思ったぜ」

 

ええー酷いよクリスちゃんと落ち込む響に誰もが苦笑する。

 

バイキンバグスター「落ち込む暇があるなら早く進めるのだ」

 

アンパンバグスター「ははは…それじゃあ響ちゃん、ブレイブアドベンチャーを起動させて」

 

響「はいッ!」

 

アンパンマン!ブレイブアドベンチャー!!

 

言われて響は言われた通りにガシャットのスイッチを押して起動するとゲーム画面が現れる。

 

バイキンバグスター「さあ、ゲーム画面に飛び込むのだ~」

 

ファナ「はいっす!」

 

切歌「飛び込むデスッ!」

 

その言葉と共に誰もがゲーム画面に飛び込む。

 

暗い中を通り、光りが見えた後に地面の感触を得る。

 

そして目の前に広がる光景にうわ…となる。

 

広がる緑に綺麗な青空、地平線から上る太陽…

 

始祖奏「スゲェ…こんなに良い場所なのか」

 

始祖翼「此処がゲームの世界なのか…!?」

 

広がる光景に始祖奏は目を輝かせ、始祖翼は驚く。

 

???「アンアン!!」

 

景色を見ていた響達は後ろからの鳴き声に振り返ると赤い屋根に白い壁でえんとつがある建物…

 

ミセスS「おお、パン工場じゃ!」

 

AN「実物をこう見ると感慨深いですね」

 

アンパンバグスター「おはようチーズ」

 

それにミセスSとANが感嘆してる間にアンパンバグスターが建物の前にいた犬に話しかける。

 

チーズ「アン♪」

 

切歌「おお、本物のチーズデス!」

 

ミカ「名犬ダゾ!」

 

元気よく頷くチーズに切歌とミカは目を輝かせる。

 

するとパン工場からジャムおじさんとバタコが出て来る。

 

バタコ「あ、丁度今来たのね」

 

ジャムおじさん「おはよう皆さん。話はアンパンマンから聞いてるよ」

 

調「はい。今日はよろしくお願いします」

 

クリス「すげぇな…こうやって話せるのって…」

 

ぐ~~~~~

 

ニッコリ笑って言うジャムおじさんによろしくお願いしますと挨拶する中でクリスが呟いた直後に響のお腹が鳴る。

 

響「あ…ごめん」

 

Fセレナ「いえ、まだ食べてませんでしたし」

 

ジャムおじさん「ははは、話に聞いていた通りの子だね」

 

バタコ「皆さんの分は用意してるからすぐに持って来るわね」

 

顔を赤くして謝る響にFセレナや他のメンバーは少し笑い、ジャムおじさんとバタコはそう言ってパン工場にチーズと共に入って行く。

 

確かによく見るとテーブルと長イスが複数並べられていた

 

少ししてパンの入った箱を抱えたジャムおじさんとバタコにチーズが来る。

 

ジャムおじさん「さあ皆さん、座って座って」

 

切歌「はいデス!」

 

ファナ「どのパンも美味しそうっす!」

 

おおと切歌たちは目を輝かせた後に座り、いただきますと早速1つ手に取って食べる。

 

始祖奏「おお、うめぇ!」

 

始祖翼「このふっくらとモチモチ感が…!」

 

1口食べて広がる美味さに始祖奏と始祖翼は目を見開いた後にすぐさま食べて次のを手に取る。

 

響「凄く美味しいー!ね、未来、美味しいよね!」

 

未来「うん、すっごく美味しい…!」

 

Fセレナ「こんなに美味しいパンが焼けるなんて凄いです…!」

 

誰もが喜ぶ中で翼はクリスが無言なのに気づく。

 

翼「雪音、どうかしたの…か?」

 

何かまずかったのかと思いながら翼はクリスの顔を覗き込む。

 

クリス「(ぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…)」

 

笑顔だ、凄く笑顔である。

 

アンパンをハムハムしてる様子はさながらハムスターの様にかわいらしかった。

 

バイキンバグスター「ヘブン状態になってるのだ;」

 

シオニー「そんなに美味しかったんでしょうか…」

 

ジャムおじさん「ははは、それだけ喜んでもらえてこちらも嬉しいよ」

 

そんなクリスにジャムおじさんは嬉しそうに笑う。

 

ちなみに響はそんなクリスを撮っていた。

 

セレナ「このクリームパン、凄く美味しいね。マリア姉さん」

 

マリア「ええ、そうね」

 

笑顔で言うセレナにマリアも微笑ましそうに見る。

 

バタコ「気に入って貰えてうれしいわ」

 

チーズ「アンアン♪」

 

ミセスS「ホントに美味いのう。どうやったらこんなパンが作れるんじゃ?」

 

パンを食べてからミセスSは聞く。

 

ジャムおじさん「私は食べてくれた人達が笑顔になれる様に美味しくなーれ美味しくなーれと真心を込めてパンを作ってます。特別な物は特に入れてないんですよ」

 

バイキンバグスター「実際そうだからこいつの腕はくやれないのだ」

 

翼「真心に勝てるものはないと言うことだな」

 

エルフナイン「これもある意味真理の一つなんでしょうか…」

 

そう言ったジャムおじさんに誰もがそれだけ彼はパンで人を笑顔にしたいと心の底から込めてると言うのに敬意を持つ。

 

キャロル「真心…か…これがそうなんだな」

 

キャロルもまたそんな彼の誰かを思う心に父親を思い出していた。

 

ジャムおじさん「さあさあ、まだまだあるからお代わりが欲しい人は大丈夫だよ」

 

響&切歌「おかわりー!/デース!」

 

ファナ「私もっす!」

 

早速そう言う3人に元気があって宜しいとジャムおじさんは笑う。

 

 

朝食を終えて、バタコが出したコーヒーやジュースで一息を付く。

 

未来「凄く美味しかった…」

 

クリス「改めて食べて分かる美味さだったな」

 

バタコ「満足して貰えて嬉しいわ」

 

ほうと満足気に声を漏らす未来とクリスにバタコはふふっと笑う。

 

アンパンバグスター「喜んでもらえて良かったよ」

 

バイキンバグスター「さて、そろそろ来る筈なのだ」

 

レイア「そろそろ?」

 

翼「なにが来るのだ?」

 

誰もがその言葉に疑問を思っていると音が聞こえて見上げると…飛行船が見えた。

 

それはアンパンマン号とバイキンマンの顔の飛行船を2つ並べたので下に乗る為のキャビンがあった。

 

バイキンバグスター「これぞ!アンパンマンブレイブアドベンチャーにて俺様達の移動拠点となる。アンパンバイキン号なのだ!」

 

響「アンパンバイキン号…!?」

 

クリス「すげぇな、二つの飛行船が合体してやがる…」

 

目の前に着地する飛行船に誰もが感服する中でキャビンの入り口からカレーパンマン、しょくぱんまんが出る。

 

カレーパンマン「おーいばいきんまんにアンパンマン、ちょっくら確認して来たぜ」

 

しょくぱんまん「ちゃんと予定通り行けましたし、行く所の皆にも承諾して貰いました」

 

アンパンバグスター「ありがとう2人とも」

 

調「ありがとうございます」

 

始祖奏「すっげぇな…良く見るとキャビンの後ろにブースターを付けてるのか…これは速く行きそうだな」

 

そう言った2人にアンパンバグスターと調はお礼を言って始祖奏は背中から翼を出して飛んでアンパンバイキン号をじっくり観察する。

 

バイキンバグスター「広く作ってるから数十人乗せれるのだ」

 

切歌「おー、確かに広いデス!」

 

ミセスS「なかなか面白い技術じゃのう」

 

胸を張るバイキンバグスターのを聞いて早速中を見て感嘆の声をあげる切歌の後にミセスSは感嘆の声をあげる。

 

アンパンバグスター「ジャムおじさんと協力して作り上げたのなんだよ」

 

クリス「パン作りだけじゃなく発明もできるのか!」

 

翼「凄いな…」

 

アンパンバグスターの言葉にクリスと翼は驚く。

 

ジャムおじさん「それじゃあアンパンマンに皆さん、行くとしましょうか」

 

アンパンバグスター「はい、お願いしますジャムおじさん」

 

未来「どんなところに行くのか楽しみ…!」

 

響「えへへ~楽しみにしといてね未来~」

 

ワクワクする未来に響は笑う。

 

ジャムおじさん「それじゃあ、未来ちゃんの誕生日旅行に…」

 

バイキンバグスター&アンパンバグスター「出発進行~」

 

切歌「デース!」

 

ファナ「っす~」

 

チーズ「アンアーン!」

 

合図と共にアンパンバイキン号は動き出す。

 

いってらっしゃ~いと下で手を振るバタコに響達も手を振る。

 

ジャムおじさん「それじゃあ最初はどこに向かうのかな?」

 

響「はい!最初はバナナの国、もといバナナ島で!」

 

カレーパンマン「って、さっき食べたのにもう他の食べ物かよ!?;」

 

しょくぱんまん「は、はは、アンパンマンの言ってた様に良く食べる女の子ですね;」

 

告げられた最初の目的地のにカレーパンマンは思わずずっこけてから呆れてツッコミ、しょくぱんまんも思わず苦笑する。

 

クリス「まあでもこいつは食った分身体動かしているから全然太らないんだよな…」

 

キャロル「それでも食欲旺盛だよな…」

 

それにクリスとキャロルはそう返す。

 

ジャムおじさん「はは、とにかく最初の目的地はバナナ島だね」

 

始祖翼「名前の通りバナナが有名な島なのか?」

 

始祖奏「だよな。名前そのまんまなのか?」

 

そう言って航路をバナナ島に向けるジャムおじさんを見ながら2人は首を傾げて聞く。

 

アンパンバグスター「そうだよ。バナナの形をした南の島で、おいしいバナナがたくさんなっているんだ」

 

バイキンバグスター「しかも、ジャイアントバナナと言う幻のバナナもあるのだ!」

 

シオニー「ジャイアントバナナ!?」

 

Fセレナ「そんなに大きいバナナなんですか?」

 

驚くシオニーとFセレナに未来は見ていたのでそうだよと頷く。

 

未来「私たちよりも大きいんだよ」

 

響「あれは大きかったねー!」

 

2人の言葉から知らない面々はそれだけ大きいんだなとワクワクする。

 

着くまでの間、それぞれは景色を堪能していた。

 

未来「良い景色だね。響…」

 

響「うん、こうやってテレビでしか見えなかった光景を間近で見れるのは良いよね」

 

見える景色にそう述べる未来に響は頷く。

 

未来「響、今日は私のためにありがとうね」

 

響「えへへ…未来が喜んでくれて嬉しいよ」

 

お互いに笑い合う2人にミューチェも笑う。

 

ミューチェ「(喜んでくれて良かったわね響、それに未来も良い誕生日企画を用意して貰って)」

 

微笑ましそうに話し合う2人を見るミューチェ。

 

ただ、楽しそうにしてくれてるのは良いが…

 

ミューチェ「(食べれないから見ているのしか出来ないのよね…あー、飯テロをくらった人達ってこういう気分なのね…)」

 

始祖翼「あー…すまないなミューチェ」

 

始祖奏「そういや、あんたは幽霊状態で食べれないんだっけ」

 

ジャムおじさん「ああっと、忘れていた。アンパンマン、あれを出してくれんかね?」

 

アンパンバグスター「あれですね。分かりました」

 

そんなミューチェの様子から謝罪する2人の言葉にジャムおじさんがそう言い、アンパンバグスターは後ろの方に行くと銃の様なのを持って来る。

 

アンパンバグスター「えっと、ミューチェさんはどこらへんにいますか?」

 

AN「始祖の翼さん達の所に居ますよ」

 

未来「えっとそれは…?」

 

確認するアンパンバグスターのにANが答えて、未来が聞く前に…

 

アンパンバグスター「行きますよ~」

 

ビビビビビビビ…

 

言われた場所へと銃口を向けた所でトリガーを引くと光線が放たれてミューチェに炸裂し…

 

ポン!

 

ミューチェ「あいた!?」

 

浮遊感が無くなった後にお尻に痛みが走る。

 

なんかデジャヴを感じるわね…とミューチェはお尻を摩って…驚く。

 

カレーパンマン「うわ、いきなり人が現れたぞ!?」

 

しょくぱんまん「これは驚きです」

 

チーズ「アンアン!」

 

ミューチェ「あ、また実体化してる!?」

 

奏「その光線は?」

 

驚く2人と1匹のにミューチェは驚いた後に奏が聞く。

 

ジャムおじさん「ばいきんまんと共同で開発した実体のない人に実態を持たせる銃。この世界でなら実体を保てる様になるんだ。2人から聞いて、ならばと作ったんだよ」

 

翼「こんなものも作れるのか…!」

 

クリス「すげぇな二人とも…」

 

切歌「流石ジャムおじさんとバイキンバグスターデス!」

 

あっさりと言ったジャムおじさんのに翼とクリスが驚く中で切歌は賞賛する。

 

調「この世界限定でも凄い技術だね」

 

ミセスS「うむ、そうじゃのう。彼は本当に天才じゃな」

 

ジャムおじさん「いえいえ、事前に2人から聞いていたからこそですよ。やはり楽しむならば一緒の方が良いですからね」

 

ミューチェ「ありがとう。ホント、本当にありがとう…!」

 

感嘆する2人へとそう返したジャムおじさんにミューチェは嬉しそうにお礼を述べる。

 

未来「良かったですねミューチェさん」

 

響「これで美味しい物いっぱい食べれますね!」

 

カレーパンマン「いや、他にもやれることあるだろ;」

 

喜ぶ未来の後の響のにカレーパンマンはツッコミを入れる。

 

しょくぱんまん「まぁ、確かにこの世界限定ですが自分では触れられなかった事を触れられますしね」

 

セレナ「あ、分かります。私も初めて実体化した時そうでしたし」

 

ミューチェ「ホントなら響達の世界でまた自由にが良いけど、本当にありがとうジャムおじさん」

 

ジャムおじさん「いえいえ、あ、バナナ島が見えて来たよ」

 

苦笑してから言ったしょくぱんまんのにセレナは同意し、ミューチェは改めてお礼を言った後にジャムおじさんが前を見て言い、誰もが見るとバナナの形をした島が見えた。

 

切歌「おお!本当にバナナの形をしているデス!」

 

始祖奏「うひゃあ、まさに名は体を表すだな…」

 

感嘆の声を誰もが上げる中で調は巨大なバナナに気づく。

 

調「大きい…バナナ!?」

 

未来「もしかしてあれがジャイアントバナナ?」

 

バイキンバグスター「その通りなのだ!超美味い伝説のバナナなのだ!」

 

さらに驚く響達にバイキンバグスターは高らかに言う。

 

始祖翼「大きいな…切り分けるなら私に任せろ」

 

マリア「いや、構えるの早い早い;」

 

刀に早速構える始祖翼にマリアは抑える。

 

始祖奏「さすがに早いって翼」

 

ファナ「まだ降りてないっす;」

 

カレーパンマン「ちょっと殺伐過ぎじゃねこの侍女;」

 

しょくぱんまん「確かに同じ顔の子と雰囲気が違いますもんね;」

 

チーズ「あうう…;」

 

それに始祖奏もツッコミ、さっき放たれた威圧にカレーパンマンとしょくぱんまんとチーズは冷や汗を流す。

 

ジャムおじさん「まあまあ、翼さんで良いのかな?着いてからにしようね」

 

クリス「(まあ始祖の先輩は色々とあったからな…)」

 

切歌「(言わない方が良いデスよね;)」

 

そうやって落ち着かせるジャムおじさんのにクリスと切歌はそう思うのであった。

 

始祖翼「む、すまない。早すぎてしまったか」

 

翼「ああ、早すぎだぞ;」

 

謝罪する始祖翼に翼は冷や汗を流す。

 

カレーパンマン「ってかよ。同じ名前のがいるとややこしいな…」

 

しょくぱんまん「確かにどちらとも服はともかく、見た目が同じですしね」

 

奏「あー確かにそうだよな…」

 

始祖奏「確かに始祖だと言う以外同じだもんなあたしら」

 

そう言われてんーと誰もが唸る。

 

しかし言われてもそう簡単に浮かばないもんである。

 

ミセスS「まあそれは後で考えればいいじゃろ」

 

ミューチェ「それもそうね。今は未来の誕生日を祝いましょ」

 

年長者2人の言葉に確かにと思ってる間にバナナ島に着地する。

 

降り立った響達はジャイアントバナナを間近を見て改めて感嘆の声をあげる。

 

響「大きい~!」

 

未来「すっごく大きいねこれは…」

 

???「ふふ、驚いてくれたかい」

 

声をかけられて振り返るとバナナの様に黄色い髪でバナナを模したワンピースを身に纏った少女が痩せた男性と太った男性を従えて近づいていた。

 

アンパンバグスター「バンナちゃん」

 

バイキンバグスター「よう、提案了承感謝するのだ」

 

ファラ「彼女は?」

 

ファナ「彼女はバンナちゃん。このバナナ島の女王っす」

 

女王と聞いて始祖奏はほへーとなる。

 

始祖奏「女王様直々に来てくれるなんてありがとな」

 

バンナ「アンパンマンとばいきんまんの客人だ。心よく出迎えなければな!この島のバナナを良く味わってくれ!」

 

響「ありがとうございますバンナさん!行こう未来!」

 

未来「うん!」

 

早速走る響と未来に待てよとクリスとキャロルも続く。

 

切歌「調、アタシ達も行くデス!」

 

調「うん。バナナ料理沢山覚えて作ってあげる」

 

バイキンバグスター「んじゃあジャイアントバナナを1つ貰って行くのだ!」

 

むふんと気合を入れる調にバイキンバグスターはそう言う。

 

Fセレナ「マリア姉さん、私バナナプリン食べてみたいな」

 

マリア「ふふ、もうセレナったら」

 

嬉しそうに言うFセレナにマリアは顔を緩む。

 

セレナ「マリア姉さん、私も食べたい」

 

ミセスS「いやー皆おおはしゃぎじゃな~」

 

ジャムおじさん「ははは、元気がある子達ですな~」

 

それにミセスSとジャムおじさんは微笑ましそうに見る。

 

ジャイアントバナナを1房収穫した後に皮を捲ってから始祖翼が剣を構える。

 

始祖翼「……はぁッ!」

 

ズババババッ!

 

気合の一閃と共に剣を振るった後に鞘へと戻す。

 

カチン

 

パラン…

 

鞘へと戻した音と共にジャイアントバナナは綺麗に一口サイズに分けられた。

 

しょくぱんまん「お見事!」

 

カレーパンマン「うへぇ…見事に均一だぜ…」

 

始祖翼「これなら食べやすく、調理もしやすいだろう」

 

翼「やはり上手いな始祖の私は」

 

それにしょくぱんまんは拍手し、カレーパンマンは2切れ持って見比べて感嘆する。

 

響「ジャイアントバナナ、美味しー!」

 

未来「ホント凄い!」

 

早速摘まんでその美味しさに頬を押さえてうっとりする響の隣で未来も嬉しそうにもう1つ摘まむ。

 

カレーパンマン「朝食でパンをあんなに食べたのにまだ食べるとはすげぇな…」

 

響「甘いものは別腹ですので!」

 

クリス「お前、ホントそれでふとんねえよな…」

 

呆れるカレーパンマンにそう返した響の横っ腹をちょんちょんしながらクリスは呟く。

 

未来「昔から響はホントに太らないんだよね…」

 

キャロル「痩せたい女の敵になりそうだな」

 

困った様に言う未来のを聞いてキャロルはボソリと呟く。

 

響「ん?そうかな…?」

 

翼「そうだと思うぞ…後は一部分のとかな…」

 

首を傾げる響に翼は一部分を見ながらそう言う。

 

調「分かります、翼さん…」

 

未来「その気持ち…」

 

カレーパンマン「3人集まって固く抱き合ってるな」

 

しょくぱんまん「我々が入り込めない話題ですからね…」

 

お互いに固く抱き合う3人に2人はなんとも言えない顔をする。

 

アンパンバグスター「お待たせ~持っていくバナナの収納終わったよ…あれ?」

 

バイキンバグスター「そこの3人はどうしたのだ?」

 

マリア「ああ、気にしないであげて…」

 

ミューチェ「そうね。乙女の問題だから…」

 

チーズ「??」

 

そこに持っていく分のジャイアントバナナをアンパンバイキン号に運んでいた2人が来て、マリアとミューチェのに一緒に運んでいたチーズは首を傾げる。

 

響「あー美味しかった!」

 

始祖奏「たっぷり食べたな響、未来も楽しげに見てたよな」

 

満足気な響は始祖奏のにあとなる。

 

響「ご、ごめんね未来!つい夢中になっちゃって!」

 

未来「もう、今度は夢中にならないでよね」

 

謝罪する響に未来はくすくす笑いながらそう言う。

 

ファナ「今日は未来さんの誕生日なんっすから~夢中になるの分かるっすけど一緒に楽しまないといけないっすよ」

 

響「えへへ、ごめんごめん」

 

ジャムおじさん「ははは、元気がいいね。それで、バナナ島の次はどこかな?」

 

そう聞くジャムおじさんに決まってますと響は頷く。

 

響「次は虹の国をお願いします!」

 

分かったよと言ってジャムおじさんはアンパンバイキン号を動かす。

 

バンナ「誕生日旅行が楽しく出来るのを応援しとくぞ~」

 

未来「ありがとうございましたー!」

 

見送るバンナに響や未来は手を振る。

 

しばらく飛んでいると砂漠に入る。

 

切歌「おお、砂漠デース!」

 

調「切ちゃん、あれ見て。大きな虹があるよ」

 

それに切歌は驚いていると調が指さした方を見る。

 

確かに大きな虹が綺麗に砂漠の中でかかっていた。

 

ジャムおじさん「うむ、雲の流れを確認して雨が降ったのを確認して来たが出来てて良かった。これで虹の国に行けるね」

 

クリス「虹から行けるのか」

 

ミセスS「うむ、そうじゃ。劇場版はちょっと違うがの」

 

良かった良かったと言うジャムおじさんを見て聞くクリスにミセスSは肯定して少し補足する。

 

アンパンバグスター「目を回すから気を付けてね」

 

未来「は、はい!」

 

始祖翼「?どういう…」

 

告げられた事に始祖翼は言う前に…視界が回る。

 

始祖翼「こ、これはッ!?」

 

始祖奏「おおっと」

 

よろめいた始祖翼を始祖奏が支えた後に視界が回るのが止まる。

 

ジャムおじさん「さあ着いたよ」

 

キャロル「こ、此処が虹の国か…!」

 

ミカ「おー!綺麗なとこなんだゾ!」

 

ジャムおじさんの言葉と共に外に出たキャロルとミカは驚きの声をあげる。

 

虹色に咲き誇る花の庭園に屋根の所が虹色になっている宮殿

 

幻想的な風景に誰もが感嘆の声をあげる。

 

ガリィ「あらまぁ~これにはガリィちゃんもうっとりしちゃいますわ~」

 

シオニー「本当に虹だらけの国なんですね」

 

未来「確か此処で虹を作っているんですよね」

 

アンパンバグスター「うん、そうなんだよ。ホントに綺麗なんだよ」

 

歩いているとアンパンマンと言う声と共に数人の小さい子達と共に男性が来る。

 

アンパンバグスター「レインボー王子!こんにちわ」

 

奏「女王の次は王子か。今日は偉い奴とよく会うな」

 

切歌「アンパンマンワールドだと結構いるデスよ」

 

挨拶するアンパンバグスターの隣で呟く奏に切歌がそう言う。

 

レインボー王子「ようこそ皆さん。僕は虹の王子、レインボーと言います」

 

未来「は、はじめまして。私は小日向未来です。今日はありがとうございます」

 

響「私は立花響です!今日はよろしくお願いしますねレインボー王子さん!」

 

挨拶するレインボー王子に誰もが挨拶する。

 

こちらこそとレインボー王子は笑う。

 

レインボー王子「事情は聞いてます。僕達の仕事で良ければどうぞ見て行ってください」

 

始祖奏「それじゃあ見させてもらうぜ。虹をどうやって作るのかワクワクするな」

 

始祖翼「そうだな奏」

 

そう言ったレインボー王子に宜しくお願いしまーすと響や未来は頭を下げる。

 

レインボー王子「僕達の仕事は虹を織り上げる事なんです」

 

シオニー「虹を織り上げる…?」

 

キャロル「どういう事だ?」

 

説明に知らない面々は首を傾げる中であれを見てくださいと言う。

 

虹の子が雲を掴んで運んでいた。

 

レインボー王子「まずはわたぐもを集めます」

 

切歌「おお、ふわふわしてるデス!」

 

調「気持ちよさそうだね」

 

運ばれてるのを見て切歌と調はおおとなる。

 

レインボー王子「触ってみますか?汚さなければ良いので」

 

切歌「良いんデスか!」

 

ミカ「おお~気になってたんだゾ」

 

許可を貰い、早速触って見たかった面々はわたぐもに触れる。

 

未来「うわっ、凄いふわふわ…!」

 

響「気持ちいいね~枕にしても良いかも~」

 

もふもふ~としてる響達にレインボー王子はくすくす笑う。

 

マリア「確かにこのふわふわ感は凄いわね…」

 

奏「響の言う通り、これは枕にしても良い感じだな~」

 

ジャムおじさん「ははは、皆、堪能するのは良いけど、虹が織り上げられる所を見るのを忘れないようにね」

 

触って言う2人の後にジャムおじさんが言う。

 

響「あ、そうだった!」

 

未来「えっとこのくもをどうやって虹にするんですか?」

 

首を傾げる未来にレインボー王子は付いて来て下さいと言い、付いて行く。

 

シオニー「此処は…?」

 

AN「作業場ですかね?」

 

レインボー王子「その通りです。ここでわたぐもから糸を紡ぎます」

 

その言葉通り、虹の子が2人でわたぐもをドンドン細くしていって糸にしてる。

 

翼「おお、わたぐもが糸に…!」

 

クリス「なるほどな。あれを織って虹ができるのか」

 

驚く翼の隣でクリスは感心する。

 

次の工程は庭園にあった花を流し口のが付いた木箱の中に入れると3人の虹の子がそれを踏んでいき、出て来た7色の汁が置かれていた別の木箱の中に注がれ、設置された糸が浸って少しすると7色の糸に変わる。

 

レインボー王子「次に虹の花の汁で糸を7色に染め上げます」

 

未来「綺麗に染まってる…凄い…」

 

ミューチェ「確かに一度に同じ色を流して混ざらないと言うのは凄いわね」

 

手に取ってまた感嘆の声を上げる中で次のに行きますねとレインボー王子に続く。

 

そこでは7色の糸で古い機織り機で織り上げていた。

 

レインボー王子「そしてここで7色の糸で虹の布を織りあげるのです」

 

Fセレナ「凄い…糸が織り上げられて綺麗な虹になってる…!」

 

クリス「(と言うか、こう言う機織り機って足の奴もいる筈なのに出来てる事に突っ込んだらいけない事か?)」

 

ほわ~と誰もが綺麗な織物な虹に声をあげてると虹の子が来る。

 

虹の子「王子様、雨が上がりました」

 

レインボー王子「良し、準備を!」

 

始祖翼「準備?」

 

ファナ「あ、もしかして虹を…!」

 

その通りですとレインボー王子は頷いた後に外に出る。

 

噴水の前に行くと虹の子が上の方に虹の布を持つ。

 

レインボー王子「虹を流せ!」

 

その言葉と共に虹の子は噴水へと布を流す。

 

翼「噴水に布を…!?」

 

レインボー王子「虹の布を雨上がりのおひさまに当てると美しい虹になるんです」

 

見てくださいと言われて誰もが噴水を見るとそこには綺麗な虹が映し出されていた。

 

切歌「おお!綺麗な虹デース!」

 

未来「うわぁ…こうやって間近で虹が出来る所を見れて感激です」

 

レインボー王子「そう言って貰えるとこちらも嬉しいです。あ、それとこちらからあなたの誕生日プレゼントです」

 

あれをとレインボー王子がそう言うと虹の子が虹の布を持って未来に差し出す。

 

未来「え、良いんですか…!?」

 

レインボー王子「ええ、あなたならきっと良いのに使いそうですから」

 

笑って言うレインボー王子にありがとうございますと頭を下げる。

 

響「良かったね未来!」

 

未来「うん!」

 

アンパンバグスター「良かったね未来ちゃん」

 

バイキンバグスター「ようし!次の所に向かうのだ!」

 

切歌「はいデス!」

 

ファナ「次は何処にするんっすか?」

 

ぐう~~~~

 

次は勿論と言おうとした響のお腹が鳴る。

 

ジャムおじさん「ははは、どうやらお昼の時間の様だね」

 

響「す、すみません;」

 

未来「もー…響はいつも通りなんだから」

 

笑うジャムおじさんに響は恥ずかしそうに縮こまり、未来が呆れるのを見て誰もが笑う。

 

その後、お昼にお寿司の国に行き、お寿司を食べて満喫し、折り紙の国とつみきの国で遊んだり、ドレミファ島で音楽を聞いたり、ローソク島で可愛いローソクを貰ったりなどをして、次は氷の国に来ていた。

 

切歌「おお、氷だらけの国デース…」

 

調「防寒着来てないと寒いね」

 

ほへーと目の前の光景に切歌は声を漏らし、調ははぁーと吐いた息が白くなるのを見ながら呟く。

 

すると遠くから雪だるまの様な集団が来る。

 

アンパンバグスター「あ、ユキダルマン」

 

未来「ホントだ」

 

響「リアルで見ると本当にかわいいね~」

 

ユキユキと来たユキダルマン達に響はうっはーと興奮する。

 

ファナ「触っても良いっすかね?」

 

翼「だ、大丈夫だろうか?」

 

聞く2人にユキダルマン達は良いよと快く頷く。

 

奏「良いみたいだな」

 

クリス「うひょお…雪だるまだけにやっぱり冷たいな」

 

早速触ってワイワイする未来達…

 

その様子を氷の城に住んでいる氷の女王は水晶を通して見ていた。

 

特にその中で未来を見ていた。

 

氷の女王「美しい…この未来と言う少女、宝石にしてアタシのコレクションに加えようかね」

 

そう呟いた後にふうと息を吐くと雪のオオカミが現れる。

 

氷の女王「雪狼たちよ。この未来と言う少女を攫ってくるのだ!」

 

自分の部下たちに氷の女王は未来を指してそう指示する。

 

了承した雪狼が城の外に出ようとした瞬間、突然現れた何者かの波動が雪狼を何体か消し飛ばす

 

氷の女王「な、何者だい!?」

 

???「未来を攫おうとするとは良い度胸しているな氷の女王」

 

叫ぶ氷の女王に、その人物は睨む。

 

その睨みと発される威圧感に氷の女王はビクッとなったが気丈にふるまう。

 

氷の女王「何者かは知らないけどアタシの邪魔はさせないよ!ゆけい、雪狼!!」

 

新たに現れた雪狼たちは凍らせようと迫る。

 

???「ハッ!」

 

ズドォオオオオオオン!

 

それに対してその人物は地面を殴って起こした衝撃波で雪狼達を粉砕する。

 

氷の女王「な、なんなんだい!?あんたはホントに何者なんだい!?」

 

???「我か?我は…魔王。あの子に手を出そうとした者に鉄槌を下す者だ」

 

その言葉と共に炎が噴出され、氷の女王を包み込む。

 

氷の女王「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

魔王「あの子は我の大切な者だ。それに手を出そうとした奴は…許さぬ」

 

火を消そうと悶える氷の女王に魔王は冷たく言う。

 

氷の女王「お、おのれ…!」

 

魔王「とどめだ。魔王極炎波!」

 

攻撃しようとした氷の女王の氷の息吹ごと、手から放たれた炎で飲み込み、氷の女王は断末魔を上げることなく消えた。

 

魔王「…さて帰るとするか」

 

それを見届けてから魔王は映し出されたのに目を向けてからあまりの炎の強さに崩れる城から消える。

 

 

ズズーン…

 

カレーパンマン「ん?なんだ今の音?」

 

しょくぱんまん「遠くで雪崩でも起きたのでしょうか?」

 

未来「近くじゃなくて良かったね…」

 

響「そうだね…」

 

遠くから聞こえた音に呟いた2人のに未来と響も安堵する。

 

アンパンバグスター「どうする?出発する?」

 

翼「もうそんな時間か」

 

クリス「時間ってより安全を考えてのもあるかもな…まぁ、一通り遊んだし良いんじゃね?」

 

確認するアンパンバグスターのに呟いた翼へクリスはそう言う。

 

響「そろそろパーティー会場に行こうかな」

 

未来「パーティー会場?」

 

首を傾げる未来の後目に響は言う。

 

響「ジャムおじさん、お菓子の国に向かってください!」

 

ジャムおじさん「分かったよ響ちゃん。アンパンバイキン号発進!」

 

その言葉と共にユキダルマン達の見送りを背にアンパンバイキン号は最終目的地へと向かう。

 

未来「お菓子の国でパーティーするんですか?」

 

マリア「ふふ、今日はあなたの誕生日なんだから」

 

聞いた未来はマリアの言葉にあっとなる。

 

バイキンバグスター「そういう事なのだ」

 

切歌「楽しみにしていてくださいデス!」

 

未来「うん、ありがとう皆!」

 

喜ぶ未来にジャムおじさんやアンパンバグスター達は微笑ましそうに見る。

 

海に出て、イルカのベソやくじらのクータンを見たりと目的のお菓子の国へと向かう。

 

始祖奏「お、見えてきたぜ」

 

始祖翼「あれがお菓子の国か」

 

目に入った巨大なケーキがある島に2人はおおっとなる。

 

切歌「大きなケーキデース!」

 

調「食べきれないねあれは」

 

おお!と目を輝かせる切歌の隣で調は呟く。

 

食べ物で出来てるおかしの国を見てシオニーはこれ、シモンさん達いたらどうなっていたでしょうね…と冷や汗を掻いていた。

 

AN「…食い荒らされていたんじゃないですかね」

 

シオニー「心を読まないでくださいANさん;」

 

その隣でボソリと言うANにツッコミを入れてる間に着陸する。

 

ミカ「おー!お菓子だらけだゾ!」

 

Fセレナ「あ、あれジュースの噴水だよマリア姉さん!」

 

足を付けて改めてお菓子で出来た光景に誰もが声を上げる中で始祖奏は自分達が立つ水色の通路をすうと撫でた後にその指を舐めて目を丸くする。

 

始祖奏「これ、砂糖で出来てるぞ!?」

 

始祖翼「なんだとッ!?」

 

ジャムおじさん「正確に言えば氷砂糖だよ。この島は全部お菓子で出来ていて、此処の森の木にはクリームやキャンディーの花が咲くんだよ。さっきセレナちゃんが言ったのはジュースの泉だよ」

 

驚く始祖2人にジャムおじさんは笑って解説する。

 

キャロル「不思議な国だな…」

 

エルフナイン「ホント凄いですアンパンマンワールド」

 

ジュースの泉を見ながら呟く2人や皆にジャムおじさんは手をパンパンさせて注目を集める。

 

ジャムおじさん「さあ皆、未来ちゃんの誕生日パーティの会場に向かおうじゃないか」

 

未来「は、はい」

 

響「こっちだよ未来」

 

手を引っ張る響に未来も続く。

 

バタコ「あ、皆待ってたわよ~」

 

向かった先ではパン工場で見送っていたバタコがクリームパンダとメロンパンナにホラーマンとドキンちゃん、コキンちゃんといた。

 

ファナ「あ、皆さん勢揃いっす!」

 

クリス「色々といるな」

 

ドキンちゃん「あら、丁度来たのね」

 

クリームパンダ「待ってたよ~」

 

おおと目を輝かせるファナと呟いたクリスの後にドキンちゃんが呟き、クリームパンダは嬉しそうに浮遊する。

 

そんなメンバーの後ろには誕生日ケーキ以外にお菓子は勿論、様々な料理が沢山並べられていた。

 

バイキンバグスター「おお!?焼きそばにハンバーガー、どんぶりの他にも色々とあるのだ!」

 

メロンパンナ「色んな人が誕生日の話を聞いたら快く作ってくれたの」

 

響「皆が未来のために作ってくれたんだ…!」

 

未来「凄い…」

 

口を押さえて喜びの涙を流す未来に誰もが頷く。

 

ホラーマン「いやーホント沢山作ってくれたので運ぶのが大変でしたホラー」

 

コキンちゃん「感謝してよね!運ぶの大変だったんだから!」

 

奏「確かにこの量は運ぶの大変だよな…」

 

翼「確かに…小日向では多いとも言える量だな;」

 

そう言ったホラーマンやコキンちゃんのに並べられた料理を見て奏と翼はうわーとなる。

 

バタコ「皆張り切ってくれたからね~ホント良かったわね未来ちゃん」

 

未来「皆さん、本当にありがとうございます…!私のためにこんなにしてくれて…嬉しいです」

 

響「私も!これ程の事を未来にしてくれてありがとうございます!」

 

ジャムおじさん「私達は響ちゃんの未来ちゃんを喜ばせたいと言う思いに答えてあげたかったからね」

 

頭を下げる未来と響にジャムおじさんはそう返す。

 

アンパンバグスター「さあ!未来ちゃんの誕生日パーティーを始めよう!」

 

バイキンバグスター「歌をお届けするのだ!」

 

ミセスS「歌か。それならこっちも負けられないのう」

 

ファナ「はいっす!いつも歌ってるから届けるっすよ!」

 

元気よく言う2人にファナも言い、切歌もそうデス!と乗る。

 

切歌「アタシ達も負けないデス!ね、調!」

 

調「うん。切ちゃん」

 

カレーパンマン「へへ、良いね良いね。盛り上がって来たな!」

 

しょくぱんまん「そうですね。未来さんに歌を届けましょう」

 

誰もが気合を入れてるのに未来は嬉しくなる中で響が抱き着く。

 

響「未来、どうだったかな?今日の誕生日。喜んでくれた?」

 

未来「うん、本当に忘れられない誕生日だよ」

 

笑顔で言う未来に響は良かったーと笑う。

 

未来「響、ホントに今日はありがとう。今度は色んな所を回ろうね」

 

響「うん!こんな事が出来たのもゴーグルくん達と出会えたお蔭だね」

 

お互いに笑い合った後に響はそう言い、未来もそうだねと頷く。

 

ミューチェ「響ー、あなたもそろそろ歌ったらどうかしら?」

 

ファナ「未来さんも一緒にどうっすか~」

 

バイキンバグスター「主役なのだからこっちに来るのだ~」

 

アンパンバグスター「皆で歌うのも楽しいからさ~」

 

すると歌合戦をしていたミューチェとファナ、バイキンバグスターとアンパンバグスターが2人を呼ぶ。

 

響「あ、はーい!未来、一緒に歌おう!」

 

未来「うん!」

 

それにこたえて、2人は走り出す。

 

こうして、未来は忘れられない誕生日をプレゼントして貰ったのであった。

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