Dr.クロのスピンオフ集!   作:Dr.クロ

19 / 29
2021クリスマスです。はてさて、今年はどんなクリスマスになるのやら


クリスマス2021!魔王城でクリスマス!inまおすみ魔王城

魔王城、今年もクリスマスを迎えて、皆がワイワイしていた。

 

その様子をレッドシベリアン・改と共に見回っていたタソガレは嬉しそうにうんうん頷く。

 

タソガレ「今年も皆、クリスマスを楽しんでいるようだな改」

 

レッドシベリアン・改「そうですね。今年もまた楽しくなるかと……姫以外;」

 

それは言ってやるなとタソガレはなんとも言えない顔をする。

 

ーーーーーーーーーぁーーーー

 

タソガレ「?何か言ったか?」

 

レッドシベリアン・改「?いえ魔王様。自分は何も…」

 

周りを見てから聞くタソガレにレッドシベリアン・改は否定する。

 

タソガレ「気のせいか?」

 

ーーーーぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!?ーーー

 

レッドシベリアン・改「む!?」

 

首を傾げるタソガレだが、レッドシベリアン・改は聞こえてきた声に上を見上げる。

 

レッドシベリアン・改「魔王様!上から何か落ちてきます!」

 

タソガレ「なに!?」

 

警告に慌てて上を見ようとする前に……

 

ドシーン!

 

タソガレ「げふっ!?」

 

タソガレの上に何かが落ちる。

 

レッドシベリアン・改「ま、魔王さまぁー!?」

 

突然の事に誰もが慌てて駆け寄る中でタソガレは呻きながら自分に落ちて来たのを見る。

 

???(響)「あいたたた…あれ?ここは…」

 

タソガレ「一体だれ……む?君は魔王の響殿!?どうして落ちて来たのだ?」

 

落ちて来たのが別世界の知人にタソガレが驚きながら聞くと言われた本人は手を振る。

 

響「ち、違います!私は魔王の私じゃなくて別の立花響です!」

 

タソガレ「あ、あーもしかしてゲームの時に出会った魔王の響殿とは違う世界の響殿か!久しぶりであるな」

 

ってかなんで吾輩の上に?と思っているとレッドシベリアン・改の困惑した声が耳に入る。

 

レッドシベリアン・改「あの、魔王様、響殿が落ちて来ると共にもう1人……」

 

え?と見るとレッドシベリアン・改の腕にきゅ~と目を回したツインテールの少女がいた。

 

響「し、調ちゃん!?」

 

慌てて響が駆け付ける中、騒ぎに気づいたスヤとウトにユウグレが来る。

 

ウト「何の騒ぎだ?」

 

スヤ「……あれ?響?なんで居るの?」

 

響に気づいたスヤの声にあ、こんにちわと響が頭を下げると……

 

ポセイドン「おい!なんかいきなり人の頭にこいつが落ちて来たんだけど!!」

 

そこに怒った顔でポセイドンが金髪の少女を抱えて来る。

 

響「切歌ちゃん!?」

 

タソガレ「えっと、響殿、ちょっと聞きたいのだが、どうして上から落ちて来たのだ?」

 

確認するタソガレに響はわ、分かりましたと言って語る。

 

 

数分前

 

響「ミセスSさん。なんですかこの鏡?」

 

彼女が持って来た物で集まったメンバーを代表して響が問う。

 

ミセスS「転生者のとこから押収した特典の鏡じゃよ。何の能力を持ってるかは今解析中じゃ」

 

ファナ「え、それ大丈夫っすか?」

 

不安そうに聞くファナに大丈夫大丈夫とミセスSは返す。

 

ミセスS「じゃから解析しているんじゃ。壊して何か事件起きると面倒じゃろ?」

 

マリア「確かにそうね。だから壊しても平気か調べてるのね」

 

翼「しかし、鏡だけなのは変わったやつだな」

 

頷いたマリアの隣で呟いた翼のに確かにと誰もが思う。

 

クリス「ファンタジーなゲームに出てきそうな感じの鏡だな」

 

切歌「あー。確かにそんな感じデスね!」

 

鏡のデザインを見て言うクリスに切歌も言われてどうりでなんか見た感じあるのかと納得する。

 

未来「なにか写ったりするのかな?」

 

ミセスS「無暗に覗かん方が良いと思うぞい。もしかしたら映した者に何かしらの効果を与えるかもしれんからのう」

 

覗き込もうとした未来にミセスSが注意する。

 

未来「あ、すみません」

 

ファナ「他にも沢山回収したんっすねー」

 

謝っている間にファナは他に置かれている物を興味深そうに見る。

 

ミセスS「それらもあまり触らぬ方が良いぞ」

 

クリス「色々とあんな」

 

これらも厄介な奴か?とクリスは聞く。

 

ミセスS「まあそうじゃな。あとで無効化処理するつもりじゃよ」

 

作業しながらミセスSはそう返す。

 

切歌「ん?」

 

調「どうしたの切ちゃん?」

 

すると何かに気づいた切歌が首を傾げ、調が聞く。

 

切歌「なんか鏡が渦巻いていないデスか?」

 

え?と誰もが鏡を見る。

 

確かによく見ると鏡の中央が渦巻く様に歪んでいた。

 

奏「確かに渦巻いてるな…」

 

セレナ「えーと。これはもしかして……」

 

嫌な予感と誰もが思った瞬間にミセスSが言う。

 

ミセスS「あー……起動してるなこれ」

 

その言葉と共に強烈な吸引力が起こり始める。

 

響「うわわわ!?」

 

切歌「す、吸い込まれるデース!」

 

それにより咄嗟に踏ん張れなかった響と切歌は吸い込まれてしまう。

 

調「切ちゃん!?」

 

未来&クリス「響!?」

 

それに誰もが慌てて飛び込んでしまう。

 

ミセスS「おやおや。大変なことになってしまったのう」

 

後ろにいたので飲み込まれなかったミセスSはそう呟くしかなかった。

 

 

響「って訳でして……」

 

ユウグレ「その鏡のせいでこっちの世界に来ちゃったんだね……」

 

大変だったねと労いの声をかけるユウグレに響ははいと返す。

 

タソガレ「にしてもバラバラに現れるとは面倒な……」

 

スヤ「……来たのはこれで全員?」

 

その言葉に目覚めた調が思い出しながら指を曲げる。

 

調「えっと……あれ?クリス先輩がいない…」

 

言われて響は周りを見る。

 

響「ああ、そう言えばクリスちゃんがいない!後、未来や翼さんも見えた筈だけど……」

 

タソガレ「クリス?クリスと言うとええと……」

 

ユウグレ「ほら、前に話した魔王の響ちゃんの方でのクーリスさんの人バージョンの子」

 

ああ、成程とタソガレは納得する。

 

ハーピィ「あ、スヤ姫さ~ん、人間の女の人が2人が落ちて来たんですけど、お知り合いでしょうか?」

 

そこにハーピィが両脇に翼と未来を抱えて来る。

 

響「未来!翼さん!」

 

切歌「二人とも何処に落ちてたんデスか?」

 

切歌の問いに降ろされた2人は困った様に顔を見合わせる。

 

翼「私は鳥獣族エリアに居たハーピィのところに…」

 

未来「私はハリネズミなアルマジロな人の所に落ちて……落ちてる位置がずれてたら刺さっていたな(遠い目)」

 

そうだったんだ……と響は未来のに冷や汗を掻く。

 

翼「そう言えばマリアはいないのか?確かマリアも一緒に吸い込まれていた筈だが?それにアインツベルンや奏、セレナもこの場にはいないのか」

 

響「うん。あとクリスちゃんもいなくて……」

 

そうか……と翼は思案していると……

 

ネオアルラウネ「魔王様。少しよろしいでしょうか?」

 

タソガレ「む、ネオアルラウネか。どうした」

 

すると別の場所で準備をしていたネオアルラウネが来たのでタソガレは聞き返す。

 

ネオアルラウネ「上空から女性が落ちてきたので連れてきました」

 

翼「マリア!」

 

そう言ってずれたネオアルラウネの後ろから出て来たマリアに翼は駆け寄る。

 

翼「無事だったか?」

 

マリア「ええ。彼女にキャッチしてもらったから大丈夫よ」

 

そうかと翼は安堵する。

 

響「あとはクリスちゃんとセレナちゃんとファナちゃんと奏さん……あ、あとエルフナインちゃんも!」

 

タソガレ「あと五人か…」

 

ううむとタソガレは唸る。

 

タソガレ「とにかく、準備は一時中断。響殿達のご友人を探しに捜索隊を編成するのだ!」

 

レッドシベリアン・改「はっ!すぐに準備します!!」

 

響「皆、無事だと良いんだけど……」

 

心配そうに呟く響に大丈夫だろとウトは返す。

 

ウト「それにおそらくだが一人はすぐ見つかると思うぞ」

 

さっきゅん「あの~。ちょっといいですか?」

 

タソガレ「む?どうした?」

 

声をかけて来たさっきゅんにタソガレは問う。

 

さっきゅん「なんかちっちゃくなったお姉ちゃんそっくりの子が落ちて来たんだけど…」

 

エルちゃん「この子なんですけど…」

 

そう言ってさっきゅんの後ろにいたエルちゃんが前に出て抱えていた子を差し出す。

 

エルちゃんを見て大きいエルフナインと驚いていた所で抱えられていたのがそのエルフナインだったのに嬉しい声を漏らす。

 

響「エルフナインちゃん!」

 

エルフナイン「あ、響さんに皆さん。無事だったんですね」

 

安堵するエルフナインに良かったですねとエルちゃんが笑う。

 

調「大きいエルフナイン…?」

 

スヤ「さっきゅんの姉のエルちゃん」

 

切歌「おお、名前も似てますね」

 

ウト「確かに最初の二文字がそうだな」

 

良かったと安堵する響にタソガレはうむうむと頷く。

 

タソガレ「これで後は4人か」

 

あくましゅうどうし「魔王様。のろいの音楽家が一人見つけたようです」

 

おお、早いなとタソガレは見つかった人物がどんな容姿か確認を求める。

 

あくましゅうどうし「彼女です」

 

響「奏さん!」

 

そう言って映し出されたのに出ていた人物に響は声をあげる。

 

奏『アタシはどうやら音楽家さんとこに落ちていたようでな】

 

のろいの音楽家『全く。いきなり上から落ちてきて驚いたよ』

 

溜息を吐くのろいの音楽家にご苦労様とタソガレは労いの言葉をかける

 

タソガレ「後は3人か」

 

ユウグレ「ねえ。後三人ってそれぞれどんな人物?」

 

聞かれて響は代表で言う。

 

響「えっとクリスちゃんは可愛くて、セレナちゃんは幽霊さんなマリアさんの妹で、ファナちゃんは人懐っこい後輩です!」

 

未来「大まかに言うとそんな感じです」

 

レッドシベリアン・改「ふむ……幽霊だとするともしかしたら死霊エリアに居るのでは?」

 

死霊エリアと誰もが呟く。

 

あくましゅうどうし「確かにそこに紛れ込んでいるのかもしれません」

 

切歌「し、死霊エリアって事はおばけが沢山居るんデスか!?」

 

ビクビクしてる切歌にタソガレ達は察する。

 

スヤ「……おばけ、怖いの?」

 

切歌「!ぜぜぜぜ、全然ここここ、怖くないデス!」

 

調「切ちゃん、声が震えてるよ」

 

ウト「まあ大丈夫だ。ここには生者を呪い殺すのもいれば普通のおばけもいるんだ。下手な事をしなければ問題ないさ」

 

ガタガタブルブル震える切歌にウトはそう言う。

 

きゅうけつき『あ、魔王様、死霊エリアで見慣れない女の子見かけて保護したんですけど』

 

マリア「女の子……もしかして!」

 

タソガレ「その子を通信に出してくれないか?」

 

あ、はいと言われた通りにきゅうけつきは変わってる様で映る人物も変わる。

 

マリア「セレナ!大丈夫?怪我はない?」

 

セレナ『マリア姉さん!うん。私は大丈夫だよ」

 

ユウグレ「妹さんで合ってたんだ。良かった」

 

安堵するユウグレにタソガレとウトもうんうんと頷く。

 

同じ妹がいる者だからこその共感であろう。

 

ミノタウロス『魔王様、なんか語尾にっスって付けてる後輩系女子を見つけたんですけど』

 

ファナ『皆さーん!無事ッスかー?』

 

未来「ファナちゃん!良かった…」

 

翼「これで残るは雪音だけか」

 

続けざまの報告に未来が安堵し、翼が最後の1人について心配する。

 

あくましゅうどうし「あ、あの、魔王様、その、最後の1人と思われる女の子を見つけたんですけど……」

 

タソガレ「おお、でかした!どこにいるのだ!」

 

響「良かった。クリスちゃん、見つかったんだ……」

 

報告にタソガレは喜び、響も安堵するが他のメンバーはあくましゅうどうしがどことなくぎこちないのに疑問詞を浮かべる。

 

あくましゅうどうし「ええ、まあ、はい、見つかったのは、見つかったんですけど……」

 

スヤ「?どうかしたの?」

 

切歌「クリス先輩。何処に居たんデス?」

 

歯切れの悪いあくましゅうどうしのに誰もが見る中で意を決したのかあくましゅうどうしは言う。

 

あくましゅうどうし「ゆ、勇者アカツキの所になぜかいました」

 

タソガレ「……なんだと!?」

 

ウト「アカツキのとこだとぉ!?」

 

なんで!?とタソガレ達は驚きの声をあげる。

 

 

クリス「(な、なんだこいつら……)」

 

一方のクリスは困惑していた。

 

落ちていた所を他の面々と違い、シンフォギアを纏ってなんとか着地したのだが、それがよりにもよって移動中のアカツキ達の所であったのだ。

 

アカツキ「な、なんだ!?女の子が上から落ちて来たぞ!?」

 

キショウ「なんだか前に出て来た魔王軍の女幹部と思われるのが来てた鎧に似てるな」

 

驚くアカツキの隣でキショウはクリスのシンフォギアを見て、前に戦った女幹部(変装したウト)を思い出して警戒する。

 

クリス「(警戒されているっぽいしここは逃げた方が良いか…?)」

 

そんなアカツキ達を見てクリスは離れた方が良いかと考えながら様子を伺う。

 

アカツキ「聞きたい事がある!君は魔王(タソガレ)と関わりがあるのか!!」

 

クリス「あ?魔王?(それってヒビキの事だよな?)ああ、あるけど…)」

 

その言葉を聞いた瞬間、アカツキ達3人は戦闘態勢に入る。

 

アカツキ「魔王の仲間か!」

 

キショウ「やはり、あの女幹部の部下かもしれないな!気を付けろアカツキ!」

 

クリス「お、おい!?」

 

な、なんで?と思ってる間斬りかかって来るアカツキのをクリスは慌ててアームドギアで防ぐ。

 

クリス「このっ…!」

 

いきなり攻撃されたら流石のクリスも迎え撃って銃弾を放つ。

 

アカツキ「どわ!?」

 

キショウ「魔法弾だと…!?」

 

吹き飛ぶアカツキからクリスをみつつキショウは驚く。

 

なんか勘違いされてるなと思いながら銃弾をばら撒く。

 

クリス「(とりあえずある程度戦ったら煙幕して逃げるか)」

 

相手は普通の人間だから強い一撃を叩き込むのは出来ないのを考慮してクリスは弾幕をばらまく。

 

アカツキ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

そんな弾幕をアカツキは駆け抜ける。

 

クリス「(んなっ!?この弾幕を駆け抜けてる!?コイツ、響と同じタイプか!)」

 

そんなアカツキのにクリスは目を見開く中でドンドン距離が縮まっている。

 

アカツキ「もらった!!」

 

クリス「っ!」

 

ガキィン!

 

咄嗟に振るわれた剣を銃で受け止めた後にどてっぱらに蹴りを叩き込んで距離を取る。

 

ドドーン!

 

と共にアカツキとクリスの間に何かが着弾して土煙を起こす。

 

なんだ!?とクリスが驚いていると誰かの手に掴まれる。

 

アカツキ「くっ!目くらましか!」

 

キショウ「気を付けろアカツキ!仕掛けてくるかもしれんぞ!」

 

身構えるアカツキ達だが、土煙が晴れるとクリスの姿がなかった。

 

アカツキ「消えた?」

 

それにアカツキ達は戸惑う。

 

 

一方の魔王城、広場でタソガレ達が何かを待っていると魔法陣が現れ、そこからウトと彼女に掴まれたクリスが現れる。

 

響「クリスちゃん。大丈夫だった!?」

 

クリス「あ、ああ。なんとかな…」

 

駆け寄って安否を聞く響にクリスは戸惑いながら返す。

 

タソガレ「すまぬなウト姫」

 

ウト「戦ってたから驚いたぞ。一体何があったんだ?」

 

驚いた顔で言うウトにクリスは困った顔をする。

 

クリス「こっちが聞きてえよ。魔王と関わりあるかって質問に答えたら……あ」

 

ユウグレ「あーそう言う事かー;」

 

その言葉で誰もがあーと納得する。

 

あくましゅうどうし「魔王違いをしたってわけだね;」

 

レッドシベリアン・改「あちらの響殿と魔王様を間違えたと言う事か;」

 

ドンマイとスヤは肩を叩くのにクリスはマジかよとどっと疲れた顔になる。

 

響「た、大変だったね;クリスちゃん」

 

翼「ま、まあ、こうして飛ばされた全員が集まって良かった」

 

確かにと誰もが頷く。

 

ファナ「で、どうやって元の世界に戻るっスかね…」

 

スヤ「……魔王のヒビキに連絡してみる?」

 

タソガレ「確かに、魔王の響殿に頼んで送ってもらった方が良いな」

 

心配そうに言うファナのに提案したスヤにタソガレも同意して、すぐさま連絡を取る。

 

未来「無事に帰れそうで良かった…」

 

切歌「デース。ホント安心デス」

 

安堵してから調は周りを見て呟く。

 

調「なんだかクリスマスっぽい装飾してあるけどもしかしてこっちって今クリスマス?」

 

奏「そういやそうだな。そうなると邪魔しちまったな」

 

申し訳ない顔をする奏にスヤは大丈夫大丈夫と返す。

 

スヤ「……もし良かったらパーティーに参加していかない?」

 

タソガレ「ああ、確かに良いアイディアであるな」

 

提案するスヤのにタソガレも賛成する。

 

響「え、いいんですか?いきなり来た私達が参加しても」

 

ユウグレ「良いよ良いよ。大勢の方が楽しいし」

 

戸惑いながら聞く響にユウグレも笑顔で言う。

 

ポセイドン「まぁ、ちゃんと連絡しといた方が良いんじゃねえの?」

 

マリア「そうね。まず連絡を取らないと」

 

セレナ「ミセスSさんの通信機なら連絡できるんじゃ?」

 

話を聞いてて指摘するポセイドンのにセレナはそう言う。

 

響「あ!その手があった!」

 

切歌「早速、Sちゃんに連絡してみるデス!」

 

そう言って切歌は通信機を取り出す。

 

切歌「あーあー、Sちゃん聞こえるデスかー?」

 

連絡を取る切歌に数秒後……

 

ミセスS『お、その声は切ちゃんか!無事じゃったんじゃな!』

 

繋がり、その声にはいデス!と切歌は元気に返す。

 

切歌「あたし達は今、スヤ姫さんたちの世界に居るデス!」

 

ミセスS『スヤ姫……ああ、まおすみの世界じゃな』

 

報告した切歌のにミセスSは納得した様に呟く。

 

響「それで今、こっちクリスマスみたいでパーティに誘われたので参加したいんですが良いですか?」

 

ミセスS『そうじゃったか。なら、弦十郎さん達にはこっちで伝えておくから、楽しんでおいで』

 

はいデス!と元気よく答える切歌にではなとミセスSは通信を切る。

 

切歌「Sちゃんが司令さんたちに伝えておくそうデス!」

 

響「だから参加しま~す」

 

参加表明するのを聞いてタソガレは分かったと返す。

 

タソガレ「では各自、止まっていた作業を再開してくれ」

 

ユウグレ「はーい!」

 

指示するタソガレに誰もが作業に戻る。

 

スヤ「…みんなも何かする?」

 

響「うん!見てるだけなのは申し訳ないもんね!」

 

ね?と聞く響に翼達は頷く。

 

翼「立花の言う通りだ。私達も準備を手伝おう」

 

クリス「だな。あたしは普通に助けられてるし」

 

それじゃあと各々に向かう。

 

切歌「飾り付け、手伝うデース!」

 

調「これは何処に飾りましょうか?」

 

ユウグレ「えっとね、これはそっちに…」

 

スヤ「これはどこに置く?」

 

早速ユウグレの手伝いをする2人にユウグレは指示を出してスヤのに顔を向ける。

 

ユウグレ「それはあっちの廊下に飾ってくれ」

 

スヤ「…分かった」

 

ユウグレ「それはあっちの廊下に飾ってね」

 

スヤ「…分かった」

 

見てそう指示するユウグレにスヤは頷く。

 

ユウグレ「(スヤ姫さん、今回はおとなしくてくれるみたいカナ?)」

 

まぁ、連続でブラックサンタはいやだもんねと思いながらユウグレは作業に集中する。

 

スヤ「(…ふっ、油断してるな)」

 

だが、内心スヤは黒い笑みを浮かばせていた。

 

スヤ「(今年こそ、あの睡眠カプセルをゲットする…!)」

 

そう、彼女の狙いはただ1つ、睡眠カプセルを手に入れる為によいこでいる為である。

 

ウト「(スヤの奴。頑張っているようだな…)」

 

そんなスヤの狙いを察しているウトは温かい目で見ている。

 

マリア「これはこっちでいいのかしら」

 

ウト「む。ああそうだ。そっちにたのむ」

 

確認するマリアにウトは頷いてそう言う。

 

ポセイドン「ほー、飾り付け上手じゃねぇか」

 

切歌「頑張ったデス!」

 

綺麗に飾り付けされたのに感心するポセイドンに切歌は胸を張る。

 

切歌「お兄さんの方はどうデス?」

 

ポセイドン「お、俺も順調だぜ」

 

そう聞く切歌にポセイドンは一瞬きょどった後にそう返す。

 

未来「よいしょっと。ふぅ…」

 

レッドシベリアン・改「大丈夫か?」

 

一息付く未来にレッドシベリアン・改は声をかける。

 

未来「あ、はい。大丈夫です」

 

レッドシベリアン・改「無理はしない様にするんだぞ。ここには男手は沢山いるからな」

 

そう言って抱えて行くレッドシベリアン・改のに未来は優しい人?だなと思った。

 

響「ウトさん。これはここで良いですか?」

 

ウト「ああいいぞ。後は……タソガレ、他にやる事は?」

 

確認してからタソガレにやるべき事が残ってないかを確認する。

 

タソガレ「ふむ……大丈夫なのだ。準備は全部完了した」

 

ユウグレ「いやー、良い感じにできたねー」

 

お疲れ様~と声をかけるユウグレに誰もがお疲れ様でしたと返す。

 

響「すっごいキレイな飾り付けになったね」

 

ファナ「そうっすね。魔王城とは思えないっす」

 

飾り付けられたのを見て響とファナは感嘆の声をあげる。

 

スヤ「パーティが始まるのが楽しみ」

 

ユウグレ「そうだね。今年は普通のになるといいけど…」

 

少し心配そうなユウグレにどんだけ大変だったんだろうかと翼は思った。

 

ぐぅ~~~~~

 

響「あ……」

 

切歌「うぅ……」

 

すると響と切歌のお腹から音がして、2人はお腹を押さえる。

 

切歌「お腹すいたデス…」

 

響「そう言えば昼御飯食べてなかったねぇ」

 

未来「言われてみればそうだったね……」

 

思い出して言う響に未来もうっかりしていたと呟く。

 

タソガレ「ならば、ここの食堂で食べたらどうだ?」

 

クリス「食堂があんのか」

 

ユウグレ「うん。あるよ。こっちこっち」

 

案内され、その広さにおおとマリアと翼を除いて声を漏らす。

 

奏「なかなか広いな」

 

ファナ「色んなメニューがあるっス!」

 

これは迷うな感じで見てる面々を見ながらマリアはタソガレに礼を述べる。

 

マリア「ありがとね。けど良いのかしら私達も使って」

 

タソガレ「別に大丈夫だろう。姫も普通に使っているし」

 

諦めたな感じで言うタソガレにホントに自由ねとマリアはスヤを見た後にタソガレに少し同情する。

 

ネオアルラウネ「あら、あなた達も来たんですね」

 

マリア「あら、あなたは…」

 

そこに自分の担当場へと戻っていたネオアルラウネが来て、マリアは先ほどはありがとうと礼を述べ、ネオアルラウネはいえいえと返す。

 

マリア「いつも彼女はここを使ってるの?」

 

ネオアルラウネ「姫ですか?ええ、そうですわね。最初は部屋に運んでいたのですが、暫くしてここを利用されるようになりまして」

 

成程とネオアルラウネのに納得してからホント事由に動いているのねとマリアは思った。

 

ネオアルラウネ「そちらもあんなに元気に動く人たちがいて大変でしょう」

 

マリア「確かに大変だけどその元気に支えて貰うときがあるわ」

 

そうですかとネオアルラウネは楽し気に笑う。

 

マリア「あら、なにかおかしいかしら?」

 

ネオアルラウネ「いえ、ホントに大切に思っていて微笑ましいなと」

 

そういう事ねとマリアも楽し気に笑う。

 

翼「マリア。マリアはどれを頼む?」

 

マリア「あら、そうね……」

 

声をかける翼にマリアもメニューを見て色々あるわねと呟く。

 

響「どれがおすすめなのかな?」

 

未来「この後パーティーもあるし軽めの方が良いんじゃない?」

 

悩むと漏らす響に未来がそう言う。

 

クリス「んじゃあこの怪鳥まろやかプリンにしてみるか?」

 

ファナ「おお、怪鳥と言う所が気になるっすけど美味そうっすね!」

 

指さすクリスにファナは絵を見てそう言う。

 

ユウグレ「まろやかプリンか。良い物選んだね」

 

ウト「ちなみに硬い方が好きなら怪鳥プルプルプリンアラモードがあるぞ」

 

プルプルプリンと切歌と響は目を輝かせて少し涎を垂らして保護者2名に涎を拭いて貰う。

 

ファナ「どっちにするか迷うっスね」

 

奏「そうだな。どっちにする…!?」

 

セレナ「プルプル、まろやか……どっち、どっちに……」

 

うーんと悩むファナに笑っていた奏は鬼気迫る表情で見ているセレナにギョッとする。

 

あくましゅうどうし「す、凄い悩んでいるね;」

 

マリア「セレナはプリンが大好物だからね…」

 

そんなセレナの様子に冷や汗を掻くあくましゅうどうしにマリアは困った顔で返す。

 

ポセイドン「そんなもん、2つ選んで誰かと半分こしあえば良いんじゃねえの?」

 

セレナ「……!その手があった…!」

 

呆れた顔で言うポセイドンのにセレナはハッとなる。

 

マリア「私と半分こしましょセレナ」

 

セレナ「マリア姉さん…!うん!」

 

微笑んで言うマリアにセレナは嬉しそうに頷く。

 

ウト「仲の良い姉妹だな」

 

ユウグレ「そうだね。んじゃちょっと注文してくるね」

 

お願いしますと見送ってから響ははふぅと息を吐く。

 

響「やっと一息付けた…」

 

未来「大丈夫?響」

 

うんと響は返す。

 

クリス「まあいきなり飛ばされた後、パーティの手伝いの準備だもんな」

 

奏「プリンでも食べて回復しようぜ」

 

あたしにいたっては戦ったしと息を吐くクリスの背中を叩いて奏は笑う。

 

セレナ「一体どんな味なんだろう。怪鳥プリン…!」

 

ファナ「おお、セレナさんがワクワクしてるっスね」

 

調「プリン大好きだからね」

 

待ちきれないばかりに笑顔なセレナにマリアは微笑ましく見る。

 

ユウグレ「持ってきたよ~」

 

セレナ「!」

 

目を輝かせるセレナにうわ、まぶしいとユウグレは思いながら怪鳥プリンを置く。

 

翼「これが怪鳥プリンか。見た目は普通のプリンだな」

 

ファナ「まあ、問題は味っすね。どんな味なんっすかね」

 

セレナ「それじゃあ早速…」

 

いただきま~すとそれぞれ早速一口食べる。

 

響&切歌&ファナ「!お、美味しい!」

 

セレナ「~~~~~~~~~♪」

 

ぱぁ~と顔を明るくする3人とセレナに元気があって良い事だとタソガレはうんうんと頷いている。

 

スヤ「ん、美味しい?」

 

セレナ「すっごく美味しい!このまろやかさ!この味!今まで食べたことがない!!」

 

目を輝かせて手の動きを早めるセレナにそんなに気に入ったのねと笑ってからマリアも食べる。

 

マリア「!これは確かに美味しいわね…!」

 

翼「確かにこれは何度も食べたいと言われても良いな」

 

感嘆するマリアに翼も同意する。

 

ユウグレ「でしょー!これをするまでホント大変だったよ」

 

スヤ「高い怪鳥のヒナ買ったりしたんだっけ」

 

タソガレ「うむ、良い卵を何時でも取れるようにな」

 

へぇ~と響達は感心する。

 

ファナ「凄いっすね~」

 

響「ちなみに怪鳥ってどんな感じの見た目なんですか?」

 

そう聞かれ……スヤやウトを除いた面々は目を反らす。

 

タソガレ「いやまぁ、可愛いのは可愛いな」

 

あくましゅうどうし「ですね。見た目は…」

 

ユウグレ「えっと…さっきおんがくかさんの肩に乗ってたのがそうだよ」

 

おお、そうなんだと響達は声を漏らす。

 

おんがくか「(……こいつ以外は姫のせいでとんでもない大きさになってるけどね…)」

 

ま、これは言わなくて良いかと思いながらおんがくかはプリンを食べる。

 

セレナ「マリア姉さん。はい、交換」

 

マリア「ええ、そうね。はいどうぞセレナ」

 

差し出したプリンを早速セレナは頬張ってん~~~と頬を緩める。

 

その様子にマリアはくすりと笑う。

 

マリア「とっても幸せそうねセレナ」

 

セレナ「そうじゃなくて本当に幸せだよマリア姉さん」

 

そうねと笑いあうマリアとセレナをポセイドンはじーと見ていた。

 

切歌「ん?なにジーと見てるんデス?」

 

ポセイドン「!べ、別に見てねぇよ!」

 

そんなポセイドンに気づいて声をかける切歌に本人はそっぽ向く。

 

調「あの人。どうかしたの?」

 

ユウグレ「あー……まあ色々と;」

 

気になって聞く調にユウグレは苦笑しつつ曖昧に返す。

 

なんとなくポセイドンが切歌を見ていた理由が分かるからだ。

 

クリス「(説明すると面倒なことがあるんだな……ん、美味い)」

 

ま、そう言うのは人それぞれあるしなと思いながらプリンを食べて満喫する。

 

響「あー、美味しかった」

 

切歌「もっと食べたかったデス」

 

調「クリスマスパーティがあるんだから我慢しよう切ちゃん」

 

物足りなさそうな切歌に調は窘める。

 

ウト「たくさんのごちそうがおそらく出ると思うぞ」

 

スヤ「楽しみにしてて良いわよ」

 

そうなんだーと響は楽し気に顔を蕩けさせる。

 

未来「ふふっ、もう響ったら」

 

ユウグレ「食べるの好きなんだね」

 

くすくす笑うユウグレに響はえへへと照れる。

 

スヤ「(さて、そろそろ例の準備をしておくか…)」

 

パーティのに向けて暗躍を始めるスヤにウトは困った様に笑う。

 

ウト「(ほどほどにするよう見とかないとな…)」

 

またブラックサンタのお世話になりかねないしなと思っているとエルフナインが聞く。

 

エルフナイン「あ、あの。さっきのボクそっくりな人ってどなただったんですか?」

 

タソガレ「む?エルちゃんのことか?」

 

まぁ、気になるかと思っているタソガレの代わりにユウグレが答える。

 

ユウグレ「エルちゃんはさっちゃんのお姉さんで淫魔なんだよ」

 

響「い、淫魔!?」

 

ええ!?と誰もが驚く。

 

切歌「そうだったんデスか!?」

 

調「全然分からなかった…」

 

エルフナイン「つまり、サキュバスと言う事ですか」

 

誰もエルちゃんを見る。

 

クリス「(あーよく見たらそんな感じの服装だなこれ)」

 

切歌「(え、エッチいデス…)」

 

未来「(……胸大きい)」

 

各々に見られてエルちゃんは恥ずかしそうにウトの背中に隠れる。

 

響「あ、隠れちゃった」

 

さっちゃん「お姉ちゃん。恥ずかしがり屋だからあまり見ないで上げて…」

 

そうなんだと思った後に誰もが思う。

 

マリア「(可愛いわね)」

 

調「(可愛い…)」

 

奏「(可愛いな…)」

 

思わずほっこりする面々に分かるとスヤとユウグレはうんうんと頷いている。

 

ウト「最近じゃいつもオレの背中に隠れるんだな」

 

言わないでくださいとエルちゃんはポコポコとウトを殴る。

 

クリス「(こうしてみるとまるで双子だな……)」

 

調「(エルフナインとキャロルがじゃれてる感じにしか見えない)」

 

各々に思ってる間にタソガレが時間を見る。

 

タソガレ「ふむ、そろそろパーティの時間になりそうだな」

 

スヤ「!」

 

響「いよいよだね未来!」

 

未来「楽しみだね響」

 

ふんすと気合を入れるスヤの後ろで響と未来は楽しそうに笑う。

 

ユウグレ「会場はこっちだよ。着いてきて」

 

切歌「はいデス!」

 

わーとユウグレに付いて行く切歌に調も続く。

 

マリア「私達も行きましょう。セレナ」

 

セレナ「うん!」

 

それに響達も続いてパーティ会場へと向かう。

 

スヤ「(……さて、パーティに参加しながら準備を始めるか)」

 

内心黒い笑みを浮かべながらスヤは準備にとりかかろうとする。

 

響「スヤ姫さんも行こう!」

 

スヤ「え、あ、うん」

 

その前に、響に呼ばれてからスヤは手を引っ張られてる。

 

スヤ「(ちょ、これから準備が…)」

 

響「さあ、急いで急いで!」

 

グイグイ引っ張る響にスヤは慌てる。

 

ウト「(スヤの奴。響がアカツキタイプなの忘れていたな…)」

 

ユウグレ「(響ちゃんにはスヤ姫さんを引っ張って行く感じで付いていて貰った方が良いかな)」

 

その様子を見てウトはありゃりゃと漏らし、ユウグレは温かい目で見守る。

 

スヤ「(く、忘れてた。ヒビキはなんとかくんよりマシだけど、グイグイ引っ張って行くタイプだった!)」

 

迂闊!と思ってる間に響は楽しみだね~と呑気に声をかけて来る。

 

スヤ「(これではビンゴの準備が…!カプセルが…!)」

 

あああああと心の中で絶叫してる間にスヤは引っ張られていく。

 

タソガレ「……響殿いる間、スヤ姫の世話役に頼んでも良いかもな」

 

レッドシベリアン・改「……そうですね…」

 

その様子を見てそう呟くタソガレにレッドシベリアン・改は同意した。

 

平和が一番が2人の共通点であった。

 

あくましゅうどうし「……………」

 

そしてあくましゅうどうしは羨ましそうに響を見ていた。

 

ユウグレ「(あー…あくましゅうどうしさんったら響ちゃんにまで……)」

 

ウト「(ホント、顔に出やすいなあくましゅうどうし)」

 

それに周りはやれやれと思った。

 

響「着いたー!」

 

スヤ「むぅ……」

 

嬉しそうに言う響の後ろでスヤは何も出来なかった事に呻く。

 

スヤ「(こうなったら運頼みしかもう方法はない…!)」

 

グッと握りしめてスヤは気合を入れる。

 

未来「凄いクリスマス模様だね…」

 

ファナ「ごちそうも色々あるっスねー。ただ、魔界っぽいのもちらほら…」

 

パーティの飾りを見て感嘆の声を漏らす未来にファナは並べられてる料理を見て一部のにそう漏らす。

 

切歌「これも食べれるんデスか?」

 

レッドシベリアン・改「無論だ。美味いぞ?」

 

恐る恐る聞く切歌にレッドシベリアン・改はそう言ってから一口食べて美味いと漏らす。

 

切歌も試しに一口食べる。

 

切歌「あ、美味しいデス!」

 

目を輝かせる切歌に調も続く。

 

調「ホントだ。絶妙な塩味で美味しい」

 

ファナ「ホントっス!」

 

大絶賛な響達にタソガレは嬉しそうに笑う。

 

ウト「(タソガレの奴、嬉しそうだな)」

 

スヤ「(うん。別の世界の人間達の口に合うか心配してたしね)」

 

準備の際に料理班に出す料理ので大丈夫なのだろうかと心配していた様子を思い返しているとタソガレが言う。

 

タソガレ「ではこれより、クリスマスパーティーを開催する!皆の者、思う存分楽しむが良い!」

 

おおおおおおおおおお!!

 

号令に誰もが声をあげて答える。

 

響「かんぱーい!」

 

未来「か、かんぱーい」

 

元気よく言う響の隣で未来は少し気後れしつつ続く。

 

奏「お、美味いなこのマンガ肉みたいなの」

 

ファナ「流石魔界。これが普通にあるんっスね」

 

齧りついて頬を緩める奏にファナも手に持ったマンガ肉な料理に感嘆する。

 

クリス「ここのあんこもなかなか美味いな…」

 

響「魔界どらやきだって……普通のとどう違うんだろ?」

 

どら焼きをバクバク食べる2人に未来は隣で苺大福を食べて頬を緩める。

 

翼「おお、刺身まであるのか」

 

マリア「サーモンみたいな味ね」

 

異世界料理凄いと2人は刺身を食べる。

 

そんな光景にタソガレは楽しそうに見ていた。

 

タソガレ「こういうものなんだろうな」

 

あくましゅうどうし「ん?なにがですか」

 

ボソリと呟いたタソガレのにあくましゅうどうしは耳に入ったので聞く。

 

タソガレ「人と魔族がなんの確執もなく共に笑いあって手を取り合うと言う事が今の光景なんだろうなと思ってな」

 

あくましゅうどうし「……そうですね。この光景がいつの日か実現できるように頑張りましょう。魔王様」

 

口元を緩めて言うタソガレにあくましゅうどうしも笑って同意する。

 

暫くして、タソガレは決意をさらに深めるがそれはまだ先のお話。

 

余談だが……

 

スヤ「(むっすぅ……)」

 

ユウグレ「不満そうだねスヤ姫さん」

 

ウト「まあ、仕方ないだろうな。お目当てのプレゼントは貰えなかったし、またもブラックサンタの対象に選ばれたんだからな」

 

ベッドでふて寝してるスヤに苦笑するユウグレにウトも困った顔で大量のジャガイモを見て言うのであった。

 

ちなみに、スヤ姫が欲しかったベッドは……

 

切歌「Sちゃーん!これプレゼントデース!」

 

ミセスS「お、これは…睡眠カプセルか?」

 

切歌が手に入れてミセスSへとプレゼントしていたのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。