いろいろネタバレありますのでご注意を
第509統合戦闘航空団またの名をワールドウィッチーズ。
それはとある世界にて結成された様々な時代のウィッチ達が集まった部隊である。
これは彼女達のとある日常である。
芳佳「よいしょっと、これで洗濯物は全部かな?」
音炉「うん。ホント多くて大変だよね~」
沢山並ぶ洗濯物にそうだねと芳佳は苦笑する。
様々な人が集まっているので洗濯物も多いのだ。
ひかり「宮藤さーん!」
直枝「洗濯はもう済んだのか?」
そこにひかりと直枝が来る。
芳佳「はい!ちょうど終わったところです!」
ひかり「そうでしたか~改めていっぱいありますね~」
はためく洗濯物を見てひかりはしみじみと呟く。
直枝「こりゃするの大変だっただろ…」
音炉「大変だったけど、芳佳と一緒に頑張っタ!」
むふん!と胸を張る音炉にそうかと直枝は呟く。
ちび芳佳「コンニチワ」
ひかり「こんにちわ。それにしても宮藤さん達の使い魔はホントに凄いですね!自分達と変わらない姿になれるなんて」
目を輝かせているひかりに芳佳はあははと笑う。
坂本「それには私たち自身驚いたがな」
芳佳「あ、坂本さん!」
そこに坂本が来る。
坂本はチビの頭を撫でてからひかりに苦笑する。
坂本「使い魔たちの力は未知数だ。可愛いだけだと油断していると痛い目を見るぞ?」
ひかり「な、成程!」
直枝「まぁ、使い魔は動物だしな。後は固有魔法も使えるっぽいからな……」
注意する坂本のに直枝はちびペリーヌを思い出して呟く。
シャーリー「おっす。集まって何してるんだ?」
そこにルッキーニを乗せたガーオーと共にシャーリーが来る。
ひかり「シャーリーさん。使い魔の事を宮藤さんたちに聞いていました」
芳佳「シャーリーさんはガーオーと一緒にいたんですか?」
シャーリー「おう、こいつの体を洗ってやってたんだ」
ルッキーニ「ピッカピカにね」
自分に甘えるガーオーの頭を撫でて言うシャーリーにそうでしたかと芳佳は笑う。
直枝「ホント、改めてこの世界に来て驚かされるよな……特にネウロイと普通に共闘してるのとかな」
ひかり「私達の時じゃ考えられませんでしたしね」
なんとも言えない顔でガーオーを見て言う直枝にひかりも同意しながら音炉を見る。
シャーリー「ガーオー以外にもウィッチのファンなネウロイっているっぽいからな~お前等のファンがいるかもな」
ひかり「ええ!?」
直枝「マジか」
ニヤニヤ笑って言うシャーリーにひかりは驚き、直枝は思わず顔をヒクヒクさせる。
その気持ちは分かると坂本はうんうん頷いている。
直枝「あ、そうだ。この後、二パの奴、ミセスSの実験のやるから、一緒に見に行くか?」
芳佳「え、二パさんがサイエンスさんの実験に?」
音炉「気になるし行く!」
誘いに芳佳は目を丸くし、音炉は乗る。
どういうのか気になるのと洗濯物は干し終えたので坂本も交えて見に行く。
ミセスS「おー、芳佳ちゃんたちも来たのじゃな」
二パ「あ、皆」
そこに準備をしているミセスSとニパがおり、同じ様に見学に来ていたのか、エイラとサーニャにウルスラもいる。
エイラ「で一体何の実験をするんダナ?」
芳佳「体に大丈夫なんですか?」
不安そうに聞く芳佳に大丈夫じゃよとミセスSは笑う。
ミセスS「ニパちゃんならきっと耐えられるじゃろ」
ニパ「きっと!?」
告げられた事にニパは驚く。
直枝「頑張れニパ。家の部隊の為だ」
ひかり「菅野さん!?」
ニパ「いやそうだけども!?他に言葉はないの!?」
他人事で応援する直枝にひかりと二パは叫ぶ。
直枝「いやだってな……実際、俺等の部隊はきつきつじゃんか元の世界だと」
ニパ「でもそれって私だけじゃなく菅野も原因だよね!」
ミセスS「まぁ、ストライカーを壊してると言う意味では大差ないがのう……ニパちゃんは戦い以外でやってたりもしてるからな……」
抗議するニパのにミセスSは苦笑して言う。
管野「お前は不運すぎなんだよニパ」
ニパ「不公平だ~!!」
エイラ「もうやるしかないんだから腹を括れよニパ」
ブーブー文句を言うニパにエイラはそう言う。
ミセスS「頑張れば後で芳佳ちゃんに好きなのを作って貰ったらどうじゃろうか?」
ニパ「え!ホントに!?」
芳佳「え、あ、はい!」
顔を輝かせるニパに芳佳は自分が対象になったので慌てながら頷く。
ニパ「やった!ならガンバル!」
エイラ「現金だなニパ。んでどんな実験をするんだ?」
はしゃいでるニパに呆れながらエイラはミセスSに話を振る。
ミセスS「今日の実験はこれじゃ」
デデン!と言う音楽と共にフリップを出す
フリップに書かれたのに誰もが見る。
音炉「ストライカーを使って自家発電はできるのか?」
ニパ「じ、自家発電?」
眼をパチクリさせるニパにうむとミセスSは頷いて内容を説明する。
ミセスS「こっちの時代では芳佳ちゃんがボイラーの温度調整をストライカーでやり遂げておってな、故に自家発電出来たら電気が使えずに困った場合にストライカーで発電出来たらもしもの時に役に立つじゃろう?」
ひかり「あー確かにそれはいいですね!」
坂本「非常時の役には立ちそうだな」
実験内容に誰もが感嘆の声をあげる。
ミセスS「んで、これがそのストライカーとストライカーで出来た電気を貯める蓄電器じゃ」
そう言って見せられたのは座る様に台座の前に固定設置されたストライカーと、そのストライカーとケーブルで繋がった機械であった。
サーニャ「これが?」
ミセスS「ストライカーを動かして発生した電気がここに蓄えられる仕組みなんじゃ」
興味深そうに見る中で直枝はファイトとニパを押す。
ニパ「じゃ、じゃあ動かすよ…!」
意を決してニパはストライカーを装着すると魔法力を流す。
それによりストライカーは動き出す。
誰もが見ていると蓄電器のメモリーが1つ増える。
ひかり「おお!ちゃんと発電されてます!」
音炉「二パガンバ!」
う、うん!と言われてニパは集中する。
坂本「どんどん溜まっていくな」
エイラ「(あ、ちょいと嫌な予感)」
感心する坂本だが、エイラは何かを感じてサーニャと少し下がる。
メモリーの量を見てこれ位でええじゃろうなとミセスSはニパに言う。
ミセスS「そろそろ止めてもよいぞー」
ニパ「あ、はい」
言われた通り、ニパは魔法力を止めるのだが……ストライカーはまだ動き続けている。
ニパ「あれ?」
なんでと思っているとチビ芳佳がこれと何かを芳佳に差し出す。
受け取った芳佳はそれを見ると……1つのネジであった。
ミセスS「む、そのネジはストライカーの…」
直枝「おい、まさか…」
それを見て呟いたミセスSのに誰もが先の展開を予想して後ずさる。
ニパ「な、なんか煙出て来たんだけど…」
やばいとニパは慌ててストライカーを脱いで逃げようとし……
ドカァァァァン!!
その前にストライカーが爆発して吹っ飛ぶ。
エイラ「あーあ、ヤッパリ…」
直枝「別世界でも変わんねえな」
吹っ飛んで行くニパを見ながらエイラと直枝は達観した顔で呟く。
ミセスS「いやー、派手に爆発したのう」
ニパ「」Ω\ζ°)チーン
目を回しているニパを見てミセスSは頭を掻く。
ミセスS「ニパちゃんの不運がまさかここまでの威力を発揮するとはのう」
音炉「二パ、不憫」
バルクホルン「今のはなんだ?」
そこに音を聞いてバルクホルン達が来る。
その後にニパを見てああとなる。
バルクホルン「またニパの不運か…」
エーリカ「今度は何で起きたの?」
確認するエーリカにミセスSは先ほどまでの実験のを話す。
ミーナ「そうだったの……」
サーシャ「それでニパさんが…」
なんとも言えない顔でミーナとサーシャは寝かされているニパを見る。
芳佳「ニパさん、大丈夫ですか?」
シャーリー「ホントあれで良く無事だよな」
声をかける芳佳のを聞きながらシャーリーは呟き、ルッキーニとガーオーがうんうんと頷く。
ニパ「あいたたた…」
呻きながら起きるニパにあ、起きたとエイラは呟く。
ニパ「うー、痛かった…」
ミセスS「大丈夫か?」
声をかけたミセスSにニパは微妙な顔をする。
ニパ「もー!墜落もしないし、爆発しないって言ってたじゃん!」
ミセスS「いやーすまんすまん。まさかネジが一本抜けておるとは」
ぷんすか怒るニパにミセスSは謝罪する。
切歌「Sちゃんでもミスするんデスね」
調「それ以上にニパさんの不運が強いかもしれないのもあるかも」
珍しそうに言う切歌に調はそう言う。
エイラ「やっぱりニパの不運は最強なんダナ」
ニパ「嬉しくないよー!」
酷いよイッル~!と怒るニパにエイラは涼し気に返す。
ミセスS「うーん。次はエイラちゃんにも手伝って貰うのもありかのう」
エイラ「えっ!?」
ニパ「良いね!イッル!絶対に逃さないよ!!」
告げられた事に驚くエイラにニパが抱き着く。
エイラ「おおい、離せニパ!」
ニパ「イヤだよ~イッルも一緒にやろうよ~!」
引き剥がそうとするエイラにニパは必死にしがみ付く。
調「実験で頑張ればサーニャさんが褒めてくれるかも(ボソリ)」
エイラ「……!」
そんなとき、調がボソリと呟いた言葉にエイラはめざとく反応し……
エイラ「や、やってやろうじゃネーカ!!」
ニパ「おお!」
ミセスS「では次の実験と行こうか」
思わず叫ぶエイラにニパは目を輝かせ、ミセスSはそう言う。
調「計画通り(ニヤリ)」
切歌「し、調…」
音炉「調ねぇ、たま~に黒くなるよネ~」
それに黒い笑みを浮かばせる調に切歌は少し引き、音炉は苦笑する。
坂本「次はどういう実験をするんだ?」
ミセスS「ふむ、2人だし、2人でやる実験にするかのう」
坂本の問いにミセスSは顎を摩ってそう返す。
ニパ「二人でやる実験?」
エイラ「なるべく危なくないのを頼むぞ」
ミセスS「まぁ、それは2人次第じゃな」
そう言って布に包まれたのを持って来て、それを剥ぎ取ると現れたのは2人乗り出来る大型のバイクであった。
ただ、バイクの足を乗せると思われる部分が2機のストライカーユニットになっていて、後部には銃座が付いていた。
ミセスS「ガーオーに乗ったシャーリーを見て思いついた。タンデム式バイク型ストライカーユニットじゃ」
エイラ「バイク!?」
シャーリー「陸戦用のユニットを参考にしたのか?」
驚きの声をあげるエイラの後にシャーリーが興味津々で聞く。
ミセスS「ふふ、これは陸上も走れるがのう……」
こうやってとバイクのパネル部分にある青いボタンを押す。
するとバイクのタイヤが180度回転して横に水平になる。
ミセスS「この状態で魔力を流してる状態で動かせば空中もいけるのじゃ」
シャーリー「おお、すげぇ!」
ニパ「陸と空、両方できるんだ!」
うむと頷いてミセスSは解説する。
ミセスS「先ほど言った様に、このバイクはタンデム式でな、操縦する者と後部の銃座で攻撃する者の2人で乗るんじゃ。しかも銃座は担当する者の魔法力で出来た魔力の銃弾で攻撃するのじゃ」
エイラ「へー、そんな仕組みなんダナ」
ニパ「そうなるとチームワークが必要になるんだね」
そう言う事じゃとニパのにミセスSは頷く。
シャーリー「空と陸を行けるバイク…すげぇ」
坂本「うむ、しかも乗る者によって様々な事が出来そうだな」
誰もが感嘆の声をあげてるとミセスSはまぁ、まだ実験段階じゃからなと言ってニパとエイラに乗る様に促す。
ニパ「イッルどっちやる?」
エイラ「んーニパに操縦させるの不安だし、わたしがやるゾ」
確認するニパにエイラはそう言う。
ミセスS「んじゃエネミーは音炉。頼むぞい」
りょ~かいと言って音炉はX-1を模したオプションネウロイを作り出す。
エイラ「よし、やるぞニパ!」
ニパ「おお!」
早速操縦の仕方も教わり、2人はバイク型ストライカーに跨り、付けられているストライカーユニットに足を通す。
エイラ「んじゃあいくゾ!」
魔力を流し、エイラはハンドルを握って浮かび上がる。
芳佳「お二人ともー!気を付けてー!」
バルクホルン「ガーオーが似た様な感じのをしていたが、実際にバイクが飛んでいるのは凄い光景だな」
声をかける芳佳の隣でバルクホルンは呟く。
X-1オプションネウロイは様子見とばかりにビームを発射する。
エイラ「よっと」
それにエイラはバイクを動かして軽々と避ける。
そのまま通り過ぎ様にニパが銃座を動かし、魔法力を腕を通して銃座へと流し込んでトリガーを引くと砲門からビーム弾が放たれ、X-1オプションネウロイに命中する。
その際、一部分色が違う所にも命中し、壊れるとX-1オプションネウロイは消滅する。
ミセスS「軽いテストじゃからだけども、動きも銃座への魔法力伝達も問題なしっと」
直枝「あとはちゃんと戻ってこれるかだな」
ひかり「菅野さん。それフラグって言うやつじゃ…」
空中に展開したモニターに性能のをメモするミセスSの隣で感嘆していた直枝はボソリと呟き、ひかりは冷や汗掻いて指摘する。
バルクホルン「そう言えばミセスS。どうして後ろに乗る者の所にもストライカーがあるんだ?魔法力を流すだけなら別につけなくても良いのではないか?」
ミセスS「ああ、それはオートシールド用のじゃよ」
戻って来るエイラ達を見ながらバルクホルンは気になった事を質問してそう返される。
サーニャ「オートシールド?」
シャーリー「自動で出てくるシールドってことか?」
ミセスS「うむ、エイラちゃんの様にシールドを張るのが苦手な子の事を考えて、後部のストライカーユニットは銃座を務める子が落ちない様にも兼ねて、流された魔法力で自動的に当たりそうになった攻撃を防ぐシールドを出す装置になっておるんじゃよ」
首を傾げるサーニャやシャーリーのにミセスSは解説する。
芳佳「わ~。それは便利ですね」
坂本「…それが他のストライカーにも付けれたらウィッチの生存率が上がりそうだな」
ミセスS「うーん。あれは本来のストライカーユニットの飛ぶ機能を省いて防御装置をメインにした上で出来たから、本来のストライカーユニットで飛んで自動的にシールドを張ると言うのはまだまだ研究段階でもあるからのう」
感心する芳佳と坂本にミセスSは肩を竦める。
ひかり「な、なるほど…?」
直枝「成程な……」
チンプンカンプンなひかりと考えを放棄してる直枝にミセスSは苦笑する。
エイラ「よし、帰還するぞニパ」
ニパ「うん。それにしても安心だな~イッルが操縦してるから墜落する心配なんてないね」
動かしながらそう言うエイラにニパは安堵してエイラの背中に自身の背中をくっ付ける。
エイラ「おっと。押すなよな」
注意するエイラにニパはごめんねと笑って謝る。
サーニャ「……むぅ」
切歌「?どうしたんデス?」
そんな2人を見ていたサーニャは少しむくれ、切歌が声をかける。
サーニャ「……ううん。なんでもない」
切歌「?そうデスか」
そう話してる間にエイラとニパが下りて来る。
そして降りようとして……
ニパ「あわわ!?」
エイラ「ぬあ!?」
ユニットから足を抜こうと脱いだニパは体勢を崩してエイラを巻き込んで倒れる。
ミセスS「んー……やっぱり降りる際は専用の手置き場を用意するべきかのう……」
坂本「まだまだ改良点はありそうだな」
地面に倒れた2人を見ながらミセスSは呟き、坂本は大型バイクを見て言う。
直枝「でも完成したら凄そうだな」
ひかり「そうですね!移動も楽になりますし!」
喜ぶひかりにただな……とミセスSは腕を組む。
ミセスS「運転するウィッチは最低でも15歳以上にしといた方が良いかもな……」
芳佳「え?15歳以上ですか?」
シャーリー「あー、けど確かにこれは年齢制限はしといた方が良いな」
首を傾げる芳佳だが、シャーリーは同意する。
シャーリー「あんまり年齢が低い奴が下手に操縦したら事故を起こしそうで危ないからな」
ミセスS「そうじゃのう。ルッキーニちゃんとかにはまだ早いしのう」
誰もがあーとなる。
ルッキーニ「えー」
チビルッキーニ「ぶうぶう」
運転したかったのにとぶーたれるルッキーニに来年だなとシャーリーは宥め、ガーオーもうんうんと頷く。
音炉「…でもこれ、いくらするンだろ?」
芳佳「そう言えば、普通のストライカーも凄くするんですよね?」
坂本「確かにそうだな……」
ふと気になって呟く音炉のに話しを振られた坂本もふむと顎を撫でる。
ミセスS「確かストライカー一台が4万、わしらのところで約1400万円ならこのバイクは……2800万ぐらいになるかのう」
次の瞬間、ミーナとラルはひっくり返った。
どうやら自分達の所と物価が違うとはいえ、とんでもない高額に耐え切れなかった様だ。
坂本「み、ミーナ!?」
サーシャ「ラル隊長!?」
それに2人は慌てて揺する。
バルクホルン「やはり特注品となると高額になるか」
ミセスS「これでも低めにした方じゃけど、まぁ、オーダーメイドにからのう」
唸るバルクホルンにミセスSは肩を竦める。
ニパ「ユニット二台分は凄いね…」
エイラ「二パ、良かったな。下手に壊していたら逆に借金増えてたゾ」
ほへぇと呟いていたニパだがエイラの指摘に青ざめる。
直枝「……っとなると実装されてもし壊したら説教が絶対来るな…」
ひかり「性能が魅力的ですけど、慎重に扱わないといけませんね;」
ミセスS「まぁ、色々と改善すべきところも見つかって良かったぞい」
特に降り方とかなと言ってミセスSはレポートを纏めて行く。
ニパ「そ、それなら良かった」
エイラ「良かったなニパ、と言うか私的にもそのバイクがあればシールドとかを張ってくれるの助かるしな」
安堵するニパにエイラはそう言う。
エーリカ「楽も出来るもんね!」
バルクホルン「おい、ハルトマン!」
銃座側に座ろうとしてるエーリカにバルクホルンはサボろうとするなと怒鳴る。
マルセイユ「ハルトマンと一緒に乗れる奴があると聞いた!!」
バルクホルン「帰れ!」
切歌「どうやって知ったんデス!?」
そこに現れたマルセイユにバルクホルンは叫び、切歌は驚く。
マルセイユ「おお、これがそうか!」
エーリカ「あ、これはまだ試験運転中で…」
そんなバルクホルンをスルーしてバイク型ストライカーユニットへと近寄るマルセイユにエーリカが止める。
マルセイユ「え、そうなのか……残念だな」
バルクホルン「ああ、だからとっとと行け」
芳佳「(壊されたら大変ですもんね;)」
残念がるマルセイユにバルクホルンは刺々しく返し、芳佳は内心冷や汗を掻く。
マルセイユ「仕方がない。あ、ハルトマン。この後、模擬戦しないか?」
エーリカ「えー。面倒なんだけど…」
バルクホルン「貴様、ここに来てからホントハルトマンに近づくよな」
誘うマルセイユに突っかかり始めたバルクホルンにあ、また始まったなと芳佳達は少し遠ざかる。
マルセイユ「長くいるんだからこれ位のスキンシップ位させてくれても良いんじゃないか?」
バルクホルン「そのスキンシップが問題なんだ」
静かに詰め寄るマルセイユにバルクホルンはグイッと近づいて言う。
調「ここに来てからエーリカさんのでマルセイユさんとバルクホルンさんが競い合うね」
切歌「そうデスねぇ」
そんな2人のに呟いた調のに切歌は頷いた後に気づく。
エーリカの後ろでむぅとした顔で2人を睨むウルスラの姿を……
ウルスラ「(二人ともずるいです。姉さまを取り合うなんて)」
エーリカ「2人とも仕方ないな……ウルスラ~一緒におやつ食べよう」
呆れた顔で言って歩き出すエーリカにはい姉さまとウルスラは嬉しそうに続く。
音炉「…これって漁夫の利ってイウのカナ?」
芳佳「ん~まぁ、私達もおやつを食べに行こうか」
苦笑してからそう言う芳佳に行く行くと音炉は嬉しそうに跳ねる。
直枝「俺らは訓練でもするか」
ニパ「えーお菓子食べに行くのも良いと思うな」
エイラ「さ、サーニャ?どうかしたんダナ?」
サーニャ「……別に」
いこいこと張り合っているバルクホルンとマルセイユ以外、各々に離れる。
シャーリー「なあなあ今度はあたしも整備も手伝っても良いよな」
ミセスS「もちろん良いぞ」
興味津々で聞くシャーリーにミセスSはバイクの整備できる奴がいると助かるしなと返す。
キューンという感じで自分にはもう乗らないのな感じなの?と見ているガーオーにシャーリーは安心させる様に頭を撫でる。
シャーリー「安心しろ。アタシのネウロイの相棒はお前だけだぜガオーン」
ルッキーニ「ウィッチとしての相棒はアタシだよね!」
抱き着くルッキーニにそうだなと笑うシャーリーにガーオーも嬉しそうに尻尾を振って歩く。
ミセスS「……で、お主らはいつまで喧嘩しておるんじゃ?」
マルセイユ&バルクホルン「はっ!?」
声をかけられてやっと気づく2人にミセスSは苦笑する。
ミセスS「(気づかず喧嘩しておったか)」
やれやれとミセスSは肩を竦める。
ミセスS「(同じ相手を好きになると面倒になるのう)」
ま、退屈せんがのうとくすりと笑いながらお菓子をご随伴しようと歩くのであった。