Dr.クロのスピンオフ集!   作:Dr.クロ

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暑さにまいっている響たちのところに一通の手紙が…


魔女と装者のバカンス日和

夏のとある日……響は……ぐでたま化していた(爆)

 

響「あちゅい〜」

 

未来「響、凄く溶けてる感じになってるよ;」

 

気持ちは分かるけども……とアイスを頬張りながら未来は汗を拭う。

 

ここ最近暑い日が続いているのもあって、いつも元気溌剌な響もだれてしまっていた。

 

遊びに来ていたクリスも胸元の汗を拭きながらマジ熱すぎだろとぼやく

 

クリス「これも温暖化ってやつか?」

 

マジでやってらんねー……とだれてる響の顔にクリスは自分の胸を乗っける様にのしかかってだれる。

 

クリスちゃん熱い……と響が文句を言うが力が出ないのでなすがままである。

 

そんなクリスに嫉妬の目線を向けていた未来は2人の上に何かの歪みが発生してるのを目撃し、そこから何かがひらひらと落ちて来る。

 

響「ん?なにこれ?」

 

クリス「あん?」

 

自分の目の前に落ちて来たのを手に取った響は良く見てみる。

 

よくある手紙の様で中身を取り出して見る。

 

響「…あ、魔王の私からだ」

 

未来「魔王の響から?手紙にはどんなのが書いてるの?」

 

待ってね……と響は中身を読み、目を輝かせてガバッとクリスを押し退けて飛び起きる。

 

クリス「あたっ!?ど、どうしたんだよ?」

 

響「未来!クリスちゃん!バカンスに行こう!」

 

「「……はい?」」

 

ミューチェ「……え?どういう事?」

 

笑顔で言われた事に目を点にするクリスと未来にエアコン前で漂っていたミューチェも呆気にとられるのであった。

 

 

 

 

響「うわ~!」

 

ファナ「これはすごいっすねぇ」

 

目の前に広がる光景に響やファナは声をあげる。

 

奏「まるでハワイのビーチみたいな光景だな」

 

翼「海も澄んでいて、綺麗だな」

 

サングラスをかけた奏の隣で翼は海を見てそう漏らす。

 

マリア「それにしたってまさかバカンスの為に土地を丸ごと作るなんてすごいわね」

 

セレナ「最初聞いた時驚いたよね」

 

周りを見てそう呟くマリアにセレナも同意しながら興味津々で見渡す。

 

響が貰った手紙にはこう書かれていた。

 

魔王響【みんながバカンスできるエリア作ったんだけど、試運転のためみんなを招待するよ。色んな感想を聞きたいから団体さんで来ても大丈夫だよ~】

 

との事なので早速来たのだ。

 

ちなみに切歌と調はミセスSと共にウィッチ達を誘いに向かったので後から来る予定だ。

 

未来「水着も用意してるなんて凄いね」

 

響「だね~水着を忘れても大丈夫って事だね」

 

弓美「ちなみに我慢できず下に着て来た自分がいます」

 

楽し気に笑う未来と響の隣で言った弓美に何してんのと創世に突っ込まれる。

 

沙織「まさかと思うけど、下着は忘れてないよね?」

 

ファナ「あーありそうっすね」

 

指摘する沙織のにファナはあるあると頷く。

 

弓美「大丈夫大丈夫。そんなベタな事…………下着と間違って予備の水着を入れてたわ」

 

クリス「おい;」

 

ミューチェ「まさかの予想の斜め上ね;」

 

笑って否定しようとして、別の水着を取り出す弓美にクリスは呆れ、他のメンバーもあらぁとなる。

 

魔王響「やっほー、みんな!よく来てくれたね!」

 

魔王未来「来てくれてありがとう」

 

そこに水着の上にアロハシャツを着た魔王響とボーイレッグを着た魔王未来が来る。

 

響「こっちこそ、招待してくれてありがとう!」

 

魔王響「こちらこそ!来てくれてありがとう!」

 

えへへと笑いあう2人の響にホント瓜二つと弓美は呟く。

 

そこへおーいと芳佳達を連れた切歌達が合流する。

 

切歌「響さーん!」

 

調「芳香ちゃんたちを連れてきました」

 

芳佳「響さ~んみなさ~ん!お久しぶりです~」

 

元気に手を振る芳佳に久しぶりと響も笑う。

 

魔王響「あの子たちは?」

 

魔王未来「なんか服装がその……独特だね;」

 

奏「あー……あいつ等の世界だと、あれが普通らしいんだよな;」

 

弓美「大胆だなー」

 

初めて会う魔王響と言葉を選ぶ魔王未来に奏はそう答える。

 

響「と、とりあえず今日はみんなで楽しもうよ!」

 

芳佳「うん!」

 

話題変えようと元気よく言う響に芳佳も頷く。

 

早速、全員が用意された水着に着替え……

 

響&弓美&切歌&芳佳&音炉&ルッキーニ&エーリカ「海だーーーー!!!」

 

一部が元気よく飛び出す。

 

未来「待って、響!」

 

バルクホルン「おい、待て!まずは準備体操をしろ!」

 

シャーリー「はしゃぎたい気持ちは分かるが準備は大事だぞルッキーニ」

 

創世「弓美もだよ」

 

海に飛び込もうとしていた面々に保護者達が止める。

 

坂本「風鳴。今回は泳ぎで勝負しないか?」

 

翼「ふっ、その勝負受けてたとう」

 

準備運動をしながらそう提案する坂本に翼は賛同する。

 

マリア「無茶しないでね翼」

 

ミーナ「美緒もよ」

 

そんな2人へとマリアとミーナが注意する。

 

翼「安心しろマリア!お前の為に勝利しよう」

 

坂本「む、そうなると私はミーナの為に勝利するべきだな!はっはっはっ!」

 

不敵に笑う翼に坂本も豪快に笑って言った事にマリアとミーナははうっ!と顔を赤くする。

 

ペリーヌ「頑張ってください、少佐ー!」

 

クリス「応援するのは良いが……血涙流すなこえぇよ!?」

 

そんな坂本にペリーヌが応援するが先ほどの発言ので血涙を流して悔しそうなのにクリスはドン引きする。

 

ファナ「だ、大丈夫なんっすかあれ?」

 

静夏「ど、どうなんでしょうね;」

 

不安そうに聞くファナに静夏も困った様に返す。

 

坂本「ありがとうなペリーヌ!こうも応援されたのならなおさら負けられんな!」

 

ペリーヌ「…!少佐ぁ!」

 

二ッと笑って返す坂本に顔をペリーヌはパぁと輝かせる。

 

ちなみにミーナは少し嫉妬する。

 

翼「……もう少し周りを見た方が良いぞ坂本」

 

坂本「む?」

 

ミーナの嫉妬を感じ取って忠告した翼の言葉にどういう事だ?と坂本は首を傾げる。

 

分かってない坂本に翼は肩を竦める。

 

エイラ「…もしかしてアイツ、少佐側と思ったけど実はミーナ側なのか?」

 

サーニャ「何言ってるのエイラ?」

 

そんな翼を見てエイラはそう呟き、サーニャは首を傾げる。

 

ニパ「なんかまた感じ取ったの?」

 

サーニャ「悪い予感?」

 

んにゃあそんな感じのじゃないぞとニパとサーニャにエイラは首を横に振る。

 

ウルスラ「姉さま。日焼け止め塗りましょうか?」

 

エーリカ「んじゃあお願いね」

 

はいとウルスラは嬉しそうに寝転がったエーリカの背中に日焼け止めを塗る。

 

ウルスラ「(姉さんの背中……)」

 

塗りながらウルスラはエーリカの背中を見て興奮する。

 

ウルスラ「(す、少し手が滑っても…)」

 

エーリカ「ん」

 

声を漏らしたエーリカのにウルスラはハッと我に返る。

 

ウルスラ「(危ない危ない。危うく理性が…)」

 

エーリカ「気持ちよかったよ。ありがとうウルスラ」

 

その言葉を聞いた瞬間、ウルスラは倒れた。

 

ウルスラ「(ああ、その言葉だけで尊いです姉さま♥)」

 

エーリカ「ウルスラ!?」

 

倒れた音で慌てて起き上がってウルスラを抱き上げるエーリカだが、そのエーリカは日焼け止めを塗る為に曝け出していたので、見えた胸のにウルスラは鼻血を流してかくりとなる。

 

エーリカ「ウルスラ!?」

 

バルクホルン「隠せハルトマン!!」

 

マルセイユ「それはウルスラへのとどめになるぞ!」

 

ぎゃあぎゃあ騒ぐバルクホルン達にクリスは呆れる。

 

クリス「なにやってんだかあいつら;」

 

ロスマン「こちらが騒がしくてすいません;」

 

呆れるクリスにロスマンは謝罪する。

 

クリス「まあ騒がしいのはこっちも同じか」

 

クルピンスキー「ふふ、なら気が合うって感じだね」

 

そんなクリスへと言葉をかけるクルピンスキーにクリスはかわす。

 

クリス「わりぃけどアタシにはあのバカがいるんでな」

 

クルピンスキー「そうか~」

 

ロスマン「残念でしたね」

 

残念がるクルピンスキーにロスマンはジト目で言う。

 

クルピンスキー「しょうがない。じゃあ先生にお願いしようかな」

 

ロスマン「何がしょうがない、ですか!!」

 

飛び上がってクルピンスキーの頭をはたくロスマンに苦労してるなとクリスは同情の目をロスマンに向ける。

 

奏「ファナ!あのスライダーやってみようぜ」

 

ファナ「スライダーッスか!」

 

二ッと笑う奏のにファナはそう言うのもあるんっスねと指さしてる方を見る。

 

ファナ「…凄く、複雑なコースっすね」

 

奏「すげぇなこれ」

 

縦横無尽に伸びるスライダーのに少し怖気づくファナだが奏は興味津々で見ている。

 

ベールクト「うわ~、これ普通の人滑れるの?」

 

ソーラク「下手すればヤバくなるよな……」

 

隣でベールクトとソーラクの姉妹も見ていた。

 

奏「お、お前たちもすべるのか?」

 

ソーラク「ああ、スリルありそうだしな」

 

親し気に声をかける奏にソーラクはそう返す。

 

ベールクト「まあまず私たちがやって、人間でも大丈夫なのか試してみるね」

 

ファナ「もしかして音炉さんと同じネウロイウィッチッスか」

 

そう言う事とベールクトは笑って返す。

 

ソーラク「行くぞベールクト」

 

ベールクト「はいは~い」

 

スライダーに向かう2人を見送りながらどんな感じだろうかとファナはワクワクする。

 

奏「楽しみそうだなファナ」

 

ファナ「ハイっス!」

 

どうなるのかと2人は見ていると……

 

ベールクト「うおおおおおおおおお!!??」

 

ソーラク「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」

 

響き渡る絶叫に奏とファナはギョッとなる。

 

ザパーン!!

 

その後に凄い着水音が響き渡る。

 

奏「…………」唖然

 

ファナ「…………人外向けっスね」

 

その音に言葉を無くしていた奏はファナのに無言で頷いた。

 

 

 

 

一方、一通り泳ぎ終えた響は魔王響の案内で大きな海の家で並べられた料理に感嘆していた。

 

響「いろんな料理があるね!」

 

魔王響「色々と用意して見たよ」

 

ルッキーニ「わー、おいしそー!」

 

管野「すげぇな、焼きそばとかホットドッグ、海の家でありそうな奴か」

 

おぉと声を漏らしながら各々にとって食べている

 

芳佳「た、タピオカミルクティー…?」

 

音炉「芳佳、それが気になるの?」

 

一方で芳佳は置かれていた飲み物のでタピオカミルクティーを戸惑った様子で見ている。

 

芳佳「うん、聞いたことがなくて」

 

ミセスS「あーそれ、未来の飲み物だからのう」

 

そりゃあ聞いたこともないとミセスSが近寄って言う。

 

切歌「つぶつぶが美味しいデス!」

 

調「好みは人によるかもしれないけど、飲んでみる?」

 

んじゃああたしがとルッキーニが早速頼んで、出されたそれを見る。

 

ルッキーニ「なんでわざわざストローを挿すの?」

 

切歌「飲んでみたらわかるデス」

 

首を傾げたルッキーニは言われた通りにストローで吸ってみる。

 

シャーリー「お?」

 

ルッキーニ「…ふにゃ!?」

 

それにより黒い粒々もストローを通ってルッキーニの口に入る。

 

芳佳「どう?ルッキーニちゃん?」

 

ルッキーニ「なんかもちもち?してるー!」

 

おもしろ~いと笑うルッキーニにシャーリーも試しに飲んでおぉと声を漏らす。

 

シャーリー「面白い触感だなこれ!」

 

ファナ「こっちのパチパチアイスも美味しいっすよ」

 

パチパチと聞いてルッキーニは早速一カプリしてんーーーーと震える。

 

ルッキーニ「…んにゃにゃ!?」

 

ひかり「く、口の中ではじけてます!?」

 

孝美「大丈夫ひかり?」

 

ビックリしながら2人は面白いと笑う。

 

ニパ「へー!こんなアイスあるんだ!」

 

エイラ「気を付けろよニパ、胸に落としたらビックリしてひっくり返るんじゃないカー」

 

興味津々なニパにエイラはそう言う。

 

ニパ「流石にそれはないよイッル!」

 

サーニャ「あれ?インスタント系もあるの?」

 

怒るニパの隣でサーニャが並べられたインスタント系麺類に気づいて聞く。

 

魔王響「インスタントも手軽で美味しいからね!」

 

響「あ、聞いた事ある!泳いだ後にインスタント系の麺類は食べるとさらに美味しく感じるって!特にうどん系が!」

 

笑顔で言う魔法響に焼きそばを食べながら追従する響に対し、食べながら喋らないのと未来が注意する。

 

坂本「これが未来の携帯食…なのか」

 

翼「ああ、付属しているのを入れてお湯を注げばすぐに出来上がるぞ」

 

泳ぎ終えたのか来た坂本が興味深そうに見て、翼が簡単に教える。

 

ミーナ「凄い技術ね」

 

マリア「お金が少ない人には助かる食べ物でもあるわね」

 

お金が少ないと言う部分に思わず502組はぴくっと反応する。

 

ひかり「(お金が少ない人には助かる…!?)」

 

管野「(しかも美味しそうだから沢山あっても困る事がない!)」

 

そう思った直後、一部が項垂れる。

 

ニパ「(ああ、惜しいな!!ホントこっちにないのが惜しいな!!)」

 

ジョゼ「(うぅ…)」

 

クリス「凄い羨ましそうに見てるな……」

 

未来「う、うん…;」

 

ファナ「戦争中って色々大変ですしね…」

 

奏「ホントだな」

 

それを見てクリスと未来は冷や汗を掻き、食べに来たファナと奏は様子から察してから焼きそばを食べる。

 

芳佳「美味しいねリーネちゃん」

 

リーネ「そうだね芳佳ちゃん!これが切歌ちゃん達から聞いていた海の家の焼きそばの味なんだね」

 

あ、ソース付いてるよと口を拭うリーネにありがとうと芳佳は礼を言う。

 

音炉「「海の家」って言うだけでどんなものでもオイシイ!」

 

芳佳「ええ;」

 

静夏「極端過ぎる気もしますけども;」

 

笑顔で言う音炉のに芳佳と静夏は冷や汗を流す。

 

響「うわ、これって…焼きおにぎり!?」

 

魔王響「そうだよ~こういうのもありでしょ?」

 

続いて食べようと探して目に入ったのにおおと声をあげる響に魔王響はそう返す。

 

響「うんうん!やっぱりごはんはいいよね!」

 

未来「ホント響はご飯が好きなんだから」

 

ルッキーニ「美味しそー!(じゅるり……)」

 

管野「ってか醤油付けて焼いたおにぎりはマジで美味いだろ」

 

各々に手に取って一口食べて目を輝かせる。

 

ルッキーニ&管野「うま~~~い!」

 

響「おいし~~い!」

 

奏「おお、良い焼きだな~」

 

誰もが焼きおにぎりを絶賛し、それに魔王響と魔王未来はくすっと笑う。

 

ミセスS「味噌焼きおにぎりもあるぞー」

 

切歌「おぉ~!!味噌焼きもあるんデスか!」

 

下原「それは美味しいに決まってます!!」

 

ジョゼ「(だばーーー)」

 

クリス「出しすぎだろ!?」

 

那佳「それだけいい匂いだったんだね;」

 

わいわいがやがやと賑わってる様子に魔王響は楽しく笑う。

 

魔王響「みんな楽しそうだね。未来」

 

魔王未来「うん。施設試運転は成功…かな」

 

ただ……と魔王未来はスライダーを見る。

 

魔王未来「スライダーは人間用に見直しだね」

 

魔王響「あはははは……うん;」

 

やり過ぎたなと遠い目をする魔王響に魔王未来はため息を吐く。

 

ソーラク「いやっほー!」

 

ベールクト「慣れるといけるもんだね~」

 

その後に聞こえた声に魔王未来は苦笑する。

 

魔王未来「慣れたら行けるんだ;」

 

魔王響「直すよりもう1つ新しいのを作った方が良いかもね」

 

壊すのは勿体ないしねと言う魔王響にかもねと苦笑しながら魔王未来は呟く。

 

魔王響「まぁ、また帳簿とにらめっこしないと…」

 

響「大変だね……」

 

遠い目をする魔王響に響はそう返す。

 

ファナ「魔王って言うのは大変っスね;」

 

奏「偉い立場ってマジで大変だよな」

 

焼きそばを食べながらしみじみと言う奏にそうッスねとファナも自分の義母を思い出して同意する。

 

ミセスS「まあ多くの責任を背負っておるからの。大変なのは当たり前じゃ」

 

切歌「Sちゃんは大変に見えないデスけど…」

 

調「そう言う人もいるって事だよ切ちゃん」

 

うんうんと頷くミセスSに首を傾げる切歌へ調はそう言う。

 

坂本「このあとこそ、決着をつけるぞ風鳴」

 

翼「ああ、今度は私が勝つ」

 

お互いに不敵に笑みを浮かべる2人を見て芳佳はペリーヌに聞く。

 

芳佳「さっき泳いでいたのは同着になったんですか?」

 

ペリーヌ「ええ、写真判定でも同じでしたわ」

 

写真判定もしてたのと芳佳と聞いていたリーネと未来は冷や汗を掻く。

 

マリア「ふふっ、そっちもやるじゃない」

 

ミーナ「そちらこそ、ただ、そっちが羨ましいと思う所があるわ……グイグイ迫られてるのが」

 

その後ろで思い人のでマリアとミーナが話しており、ミーナの言葉にマリアははうっ!と顔を赤くする。

 

ミーナ「…もしかして、翼って私たちの方よりなのかしら?」

 

マリア「そうかも……///」

 

確認するミーナにマリアは頬を赤らめて肯定する。

 

ミーナ「(お似合いのカップルね。ああ……私も美緒とそうなりたい)」

 

羨ましそうに息を吐き出すとミーナを見ながらマリアは大変ねと思った。

 

マリア「(ただまあ困ったところもあるんだけどね;)」

 

頬をポリポリ掻いていると翼がぽふっと自分の胸に顔を埋めて来たのにマリアはうえ!?となる。

 

こういう状態になるのは胸関連と考えてあっとなる。

 

坂本はシャーリーには劣るが胸が大きめの部類の持ち主だから……

 

マリア「(気づいちゃったのね、翼)」

 

察してあーとなったマリアはとりあえずうーうーと泣いてる翼の頭を撫でて上げるのであった。

 

坂本「?風鳴の奴、どうしたのだ?」

 

ミーナ「さ、さあ;」

 

ペリーヌ「(これには同情しますわ;風鳴さん)」

 

エイラ「(ああ、ペリーヌと同じだったか)」

 

首を傾げる坂本にミーナは曖昧に返す事しか出来ず、察したペリーヌは心底同情し、見ていたエイラは察するのであった。

 

リーネ「あの、大丈夫ですか?」

 

クリス「あー、あんたは今の先輩には近づかない方が良いぞ。」

 

心配そうに声をかけようとするリーネにクリスはやんわりと止める。

 

音炉「今はヤバい」

 

芳佳「確かに、あの人に下手な胸持ちが近づいたら逆効果に近いよ」

 

管野「下手な胸持ちってなんだよ;」

 

ファナ「それはまあ…うん」

 

迫真の顔で言う音炉と芳佳のに管野は思わずツッコミを入れ、ファナはなんとなくわかるので曖昧に返すのであった。

 

 

 

 

響「う~ん、気持ちよかった~」

 

未来「そうだね」

 

ビーチチェアに寝転がりながら沈んで行く夕日を見ながら背伸びする響に未来も微笑む。

 

クリス「こんな景色も見られるし、至れり尽くせりだな」

 

響「だね~大人気間違いなしだよね~」

 

同じ様にね頃張ったクリスのに響は頷く。

 

翼「はぁ……はぁ」

 

坂本「はぁ……はぁ」

 

少し離れた場所で全力を出して泳ぎ切った2人がマリアとミーナの膝枕の上で息を整えていた。

 

ミーナ「二人ともお疲れ様」

 

マリア「気が済んだかしら」

 

全くと言いながらその顔は介抱出来てどことなくほころんでいる。

 

ペリーヌ「うぅ、少佐ぁ…」

 

セレナ「えっと、ドンマイです;」

 

乗り遅れたので悔しそうなペリーヌにセレナは慰める。

 

切歌「とっても楽しかったデース!」

 

ミセスS「うむうむ、皆楽しそうで良かったのう」

 

元気にはしゃぐ切歌にミセスSも満足そうに頷く。

 

調「いろんなプールがあって楽しかった」

 

芳佳「ホントだね。流れるプールって凄かったね!」

 

リーネ「未来の技術ってすごいよね」

 

静夏「そうですね。楽しい事が多くてホントに感嘆しちゃいますね」

 

ワイワイ話す芳佳達に魔王響と魔王未来は微笑ましそうに見る。

 

奏「それにしてリゾート計画するなんて、大人だなぁあっちの響」

 

ファナ「そうッスね~」

 

感慨深く言う奏にファナも同意してジュースを飲む。

 

下原「可愛いものがこんなにたくさん……!」

 

ハインリーケ「こっちは変わらぬのう……」

 

そんなのんびりしてる一部の面々を見て興奮してる下原にハインリーケは呆れた顔で息を吐く。

 

芳佳「今日は楽しかったね。音炉ちゃん」

 

音炉「ウン!」

 

ホントに楽しかったと笑う音炉に芳佳は笑う。

 

弓美「ようし!写真を撮ろう写真!」

 

創世「いいじゃん!撮ろう撮ろう!」

 

詩織「良い思い出になるわね」

 

誰もが賛成と集まる。

 

ミューチェ「じゃあ私が写真を撮るわね。幽霊だし写らないから」

 

響「それじゃあお願いしますねミューチェさん」

 

誰もが集まって入れる様に密着する。

 

未来「す、すごいぎゅうぎゅう…」

 

クリス「人数めっちゃ多いもんな;」

 

奏「これ、人数分けた方が良いかもな;」

 

ちょっと苦しめなのに奏はそう言う。

 

ミーナ「そうね。どう分けましょう…」

 

バルクホルン「やはり無難にウィッチや装者で分ければ良いのではないか?後は3~4人でやるのもありじゃないか?」

 

悩むミーナにバルクホルンが提案する。

 

響「そうなるとウィッチの方が凄い数なんじゃ…」

 

ミセスS「まぁ、ウィッチ組は半分に分かれれば良いのではないかのう」

 

あ、そっかと響は納得する。

 

ミューチェ「じゃあその分け方でお願いね」

 

芳佳&響「はーい」

 

と言う訳で各々に分かれて写真を撮ったり、個人個人で気に言った相手と写真を撮ったりして楽しんだ。

 

ミセスS「おー、たくさん撮れたのう」

 

早速現像してみたミセスSはその数に楽し気に見ながら芳佳や響達に見せて行く。

 

響「うわ~!この写真とか良いね!」

 

芳佳「これも良いね」

 

ワイワイ話しながら見せ合う者達、愛しい人と写れてうっとりしている者達、変な事して笑ったり怒られたりしている者達と様々な反応をしているのを見ながらミューチェとミセスSは笑う。

 

ミューチェ「凄い賑やかな一日だったわね」

 

ミセスS「これだけのつながりができればそうもなろう」

 

そりゃそうかとミセスSの言葉にミューチェは笑う。

 

切歌「最後は花火をやるデース!!」

 

音炉「花火ー!」

 

ルッキーニ「おお!楽しそうな奴!!」

 

はしゃぐ3人に誰もが笑う。

 

エーリカ「花火かー。良いね」

 

バルクホルン「まあ締めには良いか」

 

未来「そうですね」

 

早速準備と駆け回る面々を見て坂本とミーナは笑う。

 

坂本「では悔いが残らぬよう存分に楽しむか」

 

ミーナ「ふふ、そうね」

 

自分達も乗り遅れない様にと響達の後に続く。

 

魔王響「いっぱい用意したからみんな楽しんでね!」

 

魔王未来「飽きない様にしているからね」

 

切歌「おお!太っ腹デース!」

 

調「大盤振る舞い」

 

数々の花火に調と切歌は目を輝かせる。

 

若本「花火か…懐かしいな」

 

マルセイユ「綺麗な奴が視れるわね」

 

智子「未来の花火がどういうのか気になるな」

 

しみじみと呟く若本にマルセイユと智子も興味津々で見ている。

 

音炉「手持ちもアルよ!」

 

芳佳「こっちも色々あるね」

 

じゃーんと見せる音炉に芳佳は1つ取って見る。

 

響「お店でも普通に売られてたりしてるよ」

 

未来「こっちだと簡単に手に入るもんね」

 

羨ましいなとルッキーニはそう呟く。

 

シャーリー「へ~そうなのか」

 

ルッキーニ「にゃにゃ!?」

 

感心してると先ほど呟いていたルッキーニが驚きの声をあげたのになんだ?とシャーリーは見るとルッキーニが地面を跳ね回るのに避けていた。

 

シャーリー「おお、なんだこれ!?」

 

響「あ、ねずみ花火だ」

 

ルッキーニ「す、凄い動き回ってるよ!」

 

動き回るルッキーニにエーリカはあははと笑う。

 

エーリカ「面白いねこれ!」

 

マルセイユ「結構特訓に使えるかもしれないな」

 

動き回るねずみ花火にエーリカは笑い、マルセイユは自分で飛ばしたのを避けながら呟く。

 

リーネ「きゃっ!」

 

芳佳「わわっ!」

 

他のメンバーもねずみ花火で面白がったり、怖がったり、驚いたりしている。

 

義子「…ねずみ花火は江戸時代から扶桑にもあるものなのだがな……」

 

アメリ―「今の奴はそれだけ新鮮って事ですよ」

 

うーむと唸る義子にアメリーは苦笑しながらそう返す。

 

切歌「お~、にょろにょろ出てくるデス」

 

調「…蛇花火、癖になる」

 

一方で切歌は今度は蛇花火で遊んでいた。

 

義子「ふむ、不思議だな」

 

アメリ―「こ、これも扶桑の花火なんですか?」

 

蛇花火にアメリ―は少しびっくりする。

 

クリス「アタシも見た時は驚いたぜ」

 

シャーリー「珍しいのがあるなホント」

 

ルッキーニ「けどこれはこれで面白そう!」

 

にょろにょろと伸びる蛇花火を見てはしゃぐルッキーニにミセスSは楽し気に笑う。

 

ミセスS「楽しそうじゃのう」

 

ウィッチの面々は響達と違い、長く戦争の中に身を置いてる者がいる。

 

そんな面々に程よいひと時を得られて良い感じとミセスSは笑う。

 

切歌「Sちゃーん!これキレーデース!」

 

音炉「一緒にやろうヨ~」

 

おー分かったとミセスSは楽し気に近寄る。

 

それを魔王響と魔王未来は微笑まし気に見ているのであった。

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