Dr.クロのスピンオフ集!   作:Dr.クロ

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お正月、ワールドウィッチーズ基地で過ごすウィッチ達と装者達。そんなメンバーの所に別世界の住民が来て……


2025年!お正月パーティジャンボリー

第509統合戦闘航空団基地、そこではシンフォギアメンバーとウィッチ達のお正月が行われていた。

 

響「芳佳ちゃん、あけましておめでとう!」

 

芳佳「響さん!」

 

挨拶する響に芳佳もあけましておめでとうございます、と頭を下げる。

 

翼「新年もお互いによろしくたのむ」

 

美緒「こちらこそ」

 

こちらもお互いに挨拶を交わした2人は所でとお互いにギアを見せ合う。

 

美緒「ここは1つ、初試合と言う感じでどうだろう?」

 

翼「うむ。では早速…」

 

そう言って2人は練習場所へと向かう。

 

ミーナ「新年早々なにやってんのよ…;」

 

マリア「まあ2人らしいけど…」

 

それにミーナはため息を吐き、マリアは苦笑する。

 

ミーナ「そ、そう言えばマリアって翼とはもうしたの?///」

 

マリア「.∵・(゚ε゚ )!?」

 

まさかの直球に、マリアは飲んでいたジュースを噴き出してしまう。

 

マリア「な、何言って…!?」

 

ミーナ「だって二人って成人しているんでしょう?」

 

マリア「…翼はまだ未成年よ?」

 

そうなの?と首を傾げるミーナにマリアは頷く。

 

マリア「まだ19歳だからね」

 

ミーナ「…でもするのに成人かどうか関係ある?」

 

そう言われてマリアはうっと呻く。

 

ミーナ「ホント羨ましいわ……美緒は美緒で私の唇を自覚ない状態で奪って行ったんだもの」

 

マリア「一体どういう状況よそれ;」

 

頬を赤らめて言ったミーナのにマリアは冷や汗を掻く。

 

別の場所ではクリスが並んだ料理に舌を巻いていた。

 

クリス「うっめぇ!ホント芳佳の料理うめぇな!」

 

バルクホルン「おいおい、口の周りが汚れてるぞ」

 

口元に付いた汚れに気づいて拭うバルクホルンにサンキューとクリスは返す。

 

エーリカ「トゥルーデったら、まるでクリスを妹みたいに扱ってるよ」

 

マルセイユ「自分の妹と同じ名前で気にしてるのかねぇ」

 

そんな2人を見てエーリカは苦笑し、マルセイユもお節を食べながら呟く。

 

ウルスラ「これがおせちというものですか」

 

エーリカ「美味しいねぇ」

 

黒豆を食べて興味深そうにするウルスラにエーリカも出汁巻きを食べてほんにゃりする。

 

切歌「お雑煮も美味しいデスよ~」

 

管野「あったけぇ…」

 

ミセスS「うむうむ、良い感じじゃな~」

 

こちらもお雑煮でまったりしており、音炉はお餅を食べてうにょーんとさせていた。

 

ペリーヌ「結構膨らむものなんですね」

 

未来「一つ焼けたよ音炉ちゃん」

 

音炉「わーい」

 

再びうにょーんとする音炉に食べ物で遊ばないとペリーヌに注意される。

 

芳佳「磯辺焼きも美味しい…」

 

リーネ「お餅って色んな食べ方があるんだね」

 

静夏「このケチャップとチーズを付けてるのもなかなか」

 

ほわ~となっている芳佳の隣でリーネと静夏は感心する。

 

ひかり「未来の世界ではこんなにお餅の料理の種類増えてるんだ!」

 

孝美「凄いわね…」

 

各々がそうやって自分達の知らない料理に舌鼓を打っている時……

 

ミセスS「ん?空間転移反応じゃと?」

 

懐から時計の様なのを取り出して見て眉を潜めてミセスSが呟いた直後……

 

ーマンマミーヤ!?ー

 

ーあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?ー

 

芳佳「うぇ!?」

 

響「なになに!?」

 

上空から響いた声に、誰もが見上げようとして……その前に地面に何かが落ちる。

 

ルッキーニ「だ、誰?」

 

シャーリー「侵入者か?」

 

誰もが落下地点を見て警戒する。

 

煙が晴れると、呻くフカフカな奴、青い帽子とマントを付けた人形、緑色の甲羅を背負った亀、緑色のLが描かれた帽子をかぶった人、両手で黄緑色の恐竜の両腿をつかみ、恐竜の頭を自分の肩口に乗せて固定して尻餅を付いた様な体勢の赤色のMが描かれた帽子をかぶった人がいた。

 

人「キン肉バスター!」

 

恐竜「ぐは!?」

 

亀&人形「「ヨッシーーーー!?」」

 

フカフカ「ヨッシーさぁぁぁぁぁぁん!?」

 

人2「いや何してんの兄さん!?」

 

突然の出来事に誰もが呆気に取られたり、ズッコケる中、現れた面々に調と切歌はあっと声を漏らす。

 

調「マリオさんにルイージさん、ヨッシー」

 

切歌「それにジーノさんにマロ君にクッパさんデース!!」

 

響「え?切歌ちゃん達の知り合い?」

 

未来「けど、そんな皆さんがどうしてSWの世界に?」

 

クリス「お前等、あの鬚のおっちゃんの行動にはツッコミ入れねえのかよ?;」

 

驚きの声をあげている2人に響と未来は首を傾げてクリスがツッコミを入れてる中、マリオはヨッシーをよいしょっと置いて周りを見る。

 

マリオ「うーむまた穴に吸い込まれるとはな……」

 

クッパ「と言うか、あそこにおるのは、もしやソニックの誕生日で色々とお騒がせした女博士ときりしらコンビか?」

 

マロ「あ、ホントだ!」

 

奏「お騒がせしたって…」

 

ファナ「なにやったんっすか3人共;」

 

周りを見て切歌と調にミセスSに気づいて指さすクッパとマロに奏とファナ以外も3人を見る。

 

切歌「あっはっはっはっ……」

 

ミセスS「ちょーっと面白いことじゃよ」

 

ルイージ「いや、面白くないですからね;」

 

ジーノ「下手すれば時間が壊れてしまいかねない事態だったよね;」

 

クリス「おい;」

 

セレナ「えぇ…;」

 

笑って誤魔化そうとした2人にルイージとジーノがツッコミ、その内容に誰もがミセスSを見る。

 

クリス「何後輩に変な事させてんだ!」

 

ミセスS「いや、あれには事情があってのう;」

 

奏「それ+面白そうも入ってるだろ絶対」

 

エーリカ「あー有り得そう;」

 

誰もがあーとなるのにあっちでも似た様な感じのしてたんだなとジーノとクッパは呆れる。

 

マロ「それにしても、皆さんもしかしてお正月を満喫していたんですか?」

 

ひかり「はい。そうなんです」

 

クッパ「ほう、こちらでもそうだったのか」

 

御節などを見て確認するマロにひかりは肯定し、クッパは感心する。

 

ヨッシー「マリオさんマリオさん。だったら彼女達にも渡したらどうです?」

 

マリオ「お、そうだな。まだ子供なメンツもいるし」

 

美緒「渡すもの?」

 

翼「もしかするとそれは…」

 

痛みから復活してそう提案するヨッシーのに賛同したマリオは翼の問いを肯定する。

 

マリオ「うん。お年玉」

 

ルイージ「僕達、知り合いの子供メンバーにお年玉を渡し回っていたんだ」

 

切歌「お年玉!」

 

ルッキーニ「…ってなに?」

 

調「ルッキーニは知らないか」

 

目を輝かせる切歌の隣で首を傾げるルッキーニに調はあーとなる。

 

響「お年玉って外国にはない文化だもんね」

 

ひかり「簡単に言うとお正月に貰えるお小遣い…でしょうか?」

 

お小遣い!と聞いてルッキーニは目を輝かせる。

 

マリオ「まぁ、軍所属の子には少ない感じになるかもしれないけどな」

 

ジーノ「渡すのは一律にしてるもんね。響ちゃん達の分はあるよ」

 

クリス「アタシらのもあんのか!?」

 

未来「ありがとうございます。皆さん」

 

おぉと声をあげる面々にマリアは良かったわね、と微笑む。

 

マリオ「と言う訳でお年玉袋な」

 

ファナ「わーいっす!」

 

奏「良かったなファナ」

 

そう言って手渡されたお年玉袋にファナや響達は喜ぶ。

 

ルイージ「ちなみに1万円は入れてるよ」

 

ジーノ「一応ウィッチの皆の方は今いる場所での通貨での1万になっているよ」

 

ミセスS「ほぉ。気が利いておるのう」

 

入れてる中身を教えるルイージとジーノにミセスSは感心する。

 

1万と聞いて直枝やニパ達はさらに目を輝かせる。

 

エイラ「おぉ、これはマジで凄いな」

 

直枝「久しぶりに嗜好品が買える…!」

 

ニパ「うんうん…」

 

ルイージ&ジーノ「(凄く噛み締めてる;)」

 

クリス「(めっちゃ苦労してたもんなぁ…)」

 

マリア「(分かる…)」

 

他のメンバーより凄く喜んでいる502メンバーにマリアはほろりと涙を流す。

 

ヨッシー「マリオさんマリオさん!どうせですし、皆さんにあれを試して貰うのはどうです?」

 

マリオ「ああ、マスターハンドが作ってくれたあれか?」

 

響「アレ?」

 

芳佳「一体なんなんですか?」

 

すると御節をちょこっと食べていたヨッシーが思いついた様に提案し、マリオが乗って懐から何かを取り出す。

 

それは黄色い四角いボックスの様なのであった。

 

シャーリー「なんだこれ?」

 

義子「四角い箱だな…?」

 

マリオ「ポチッとな」

 

誰もが訝しむ中、机の上に置いたマリオはボックスの上部分の真ん中を押すとボックスを中心に光が溢れ出す。

 

奏「うおっ!?」

 

ハイデマリー「目、目が…!」

 

マリオ「光強いな」

 

ルイージ「そりゃあ分かり辛くする為だろうけどもね;」

 

突然だったので一部が目を抑える中、光が収まったのを確認して芳佳達は手を退かし、目に入った光景に驚く。

 

なんと、何時の間にか基地から、どこか凄く広いスタジアムの様な場所へとなっていたのだ。

 

バルクホルン「な、なにぃ!?」

 

切歌「このスタジアムってもしかして…!」

 

ヨッシー「これぞ!マリオパーティスタジアムです!!」

 

突然変わった事に驚くバルクホルンだが、切歌はマリオ達を見てヨッシーが代表で言う。

 

未来「す、すっごーい…」

 

響「うわぁ~~」

 

ジーノ「ここでは様々なミニゲームを遊べちゃうんだ」

 

マロ「ミニゲームは沢山あって、自分の好みのをやれますよ」

 

周りを見ている芳佳達にジーノとマロがそう説明する。

 

ロスマン「ミニゲームですか?」

 

定子「それって例えばどんなのが?」

 

ルイージ「例えば……こういうのかな?」

 

ウィッチ達の疑問に、ルイージはスタジアムの壁にある画面をタッチ操作で弄るとスタジアムの一部の地面が光ると共に地面が展開され、間が空いた橋が4つ現れる。

 

ルイージ「『えらんでブロックロード』。これは表示された4つのブロックから別の人と被らない様に選んで、橋を繋げて行き、横12マス分を埋めて橋を繋げた人が1番だよ」

 

美緒「では試しに翼。私としてみないか」

 

翼「うむ、良いだろう」

 

ヨッシー「これは4人用ミニゲームですから、他にも2人参加しても大丈夫ですよ」

 

それを見て興味津々で乗る美緒に翼も乗り、ヨッシーがそう言う。

 

ルッキーニ「じゃあアタシもやるー!」

 

切歌「アタシも参加するデス!」

 

すぐさまルッキーニと切歌が名乗り出て、4人は各々の橋の上に立つ。

 

そんじゃあスタート!と言うマリオの合図の後、4人の前に画面が出て来て、4つのパネルが表記される。

 

 

       ■■■  ■□□  □□□  ■□□

       □□□  ■■□  ■■□  □□□

       □□□  □□□  ■■□  ■□□

 

※■がブロック、□がマグマ

 

翼「(さてどれを選ぶか…)」

 

美緒「(…よし)」

 

10秒の間、各々に考え、押して行く。

 

結果は……

 

 

        ル切    美    翼

       ■■■  ■□□  □□□  ■□□

       □□□  ■■□  ■■□  □□□

       □□□  □□□  ■■□  ■□□

 

 

ルッキーニ「被ったー!?」

 

切歌「ノー!?」

 

美緒「よし」

 

翼「うむ」

 

被った事で頭を抱えるルッキーニと切歌を横目に美緒と翼の前に各々が選んだ通りのブロックが下から出て来て道となり、2人はブロックの先端に立つ。

 

ラル「なるほど。進みやすいブロックは被りやすいのもあるのか」

 

ミーナ「結構思考が必要なゲームね…」

 

ルイージ「ちなみに被らなくても繋がってなければ道にならないからそこらへんも選んでやらないといけないんだよね」

 

ファナ「難しいッスね…」

 

傾向を見て感嘆するラルとミーナにルイージは補足して、ファナが唸っている間に進んで行く。

 

そして暫くしてこういう状況になった。

 

     ■□□■□□■□□□□□

美    ■■■■■■■■■□□□

     □□□□□□■□■□□□

 

     □□□■■■□□■□□□

翼    ■■■■□■■■■□□□

     ■■□□□□□■■□□□

 

     □□■□□□□□□□□□

切    ■■■□□□□□□□□□

     □□□□□□□□□□□□

 

     ■■■■□□□□□□□□

ル    □□□■□□□□□□□□

     □□□□□□□□□□□□

 

 

ルイージ「接戦だね」

 

ジーノ「美緒君と翼君がそれぞれ3マスで繋がるね」

 

シャーリー「ルッキーニたちが何度も被っちまったな;」

 

調「切ちゃん…;」

 

4人の状況に感嘆したり、あーと声を漏らす面々に見られながら切歌とルッキーニは唸る。

 

切歌「(うぅ、どうしてもかぶっちゃうデス…)」

 

ルッキーニ「(進みやすいのを選んでるのになんで~)」

 

そう考えている2人はお互いに一気に進もうと長い奴を選んだ所、お互いにかぶったり、翼や美緒とかぶったりして思う様に進めないでいたのだ。

 

一方の翼と美緒はミニゲームのルールと内容に改めて感心しまくっていた。

 

翼「(ここまでは坂本と拮抗か)」

 

美緒「(ここからどちらが先に進めるか…そこが勝利の分け目になるな)」

 

誰もが息を飲む中、次のパネルが表示される。

 

 

       ■■■  ■□□  □□■  ■■■

       □□□  ■■■  ■■■  ■■■

       ■■■  ■□□  □□■  □□□

 

 

切歌「(こ、これは…!)」

 

ルッキーニ「(どれも進みやすいやつだ!)」

 

翼「(ふむ…)」

 

美緒「(なるほどな…)」

 

4人とも10秒と言う時間の中、どれが良いかを考える。

 

美緒「(よし、これにするぞ)」

 

翼「(私はこれだ)」

 

ルッキーニ「(これー!)」

 

切歌「(これにするデス!)」

 

意を決し、各々に選ぶ。

 

結果は……

 

        翼    切    美    ル

       ■■■  ■□□  □□■  ■■■

       □□□  ■■■  ■■■  ■■■

       ■■■  ■□□  □□■  □□□

 

調「全員別々!」

 

シャーリー「良かったなルッキーニ!」

 

ペリーヌ「今回は運が良かったですわね」

 

ルイージ「それにこれは!」

 

かぶらなかったのに切歌とルッキーニが喜ぶ中、美緒と翼の橋が完全に繋がる。

 

マリオ「フィニッシュだな。1位は翼に美緒、3位はルッキーニで4位は切歌だな」

 

切歌「ノー!?」

 

ルッキーニ「び、ビリは免れた~」

 

宣言に切歌は崩れ落ち、ルッキーニは安堵する。

 

響「最初から凄いゲームだったね…」

 

芳佳「翼さんと坂本さんがまさかの同着なんて二人とも凄い…」

 

音炉「うんうん」

 

はしゃぐ面々に戻って来た翼と美緒は楽し気に語る。

 

翼「まさか引き分けとはな。流石だな坂本」

 

美緒「いやいや。それを言うなら翼もだろ」

 

ルッキーニ「難しかったけど楽しかったー!」

 

切歌「悔しいデス~けど楽しかったデス!」

 

マリオ「うんうん、好評で良かった良かった」

 

楽し気な面々にマリオは満足そうに頷く。

 

ルイージ「他にも、1対1、1対3、2対2など色んなミニゲームがあるよ」

 

エーリカ「へー色んなのがあるんだね」

 

マルセイユ「これは選ぶのが迷うな」

 

バルクホルン「メンバーの組み合わせも含めると凄い数になるな」

 

ウルスラ「まさにパーティにうってつけですね。しかも連携の練習にもなる」

 

付け加えるルイージにエーリカ、マルセイユ、バルクホルンは感嘆し、ウルスラは別の観点で感嘆する。

 

ミセスS「じゃあここはランダムで選ぶのはどうじゃ?」

 

マリオ「お、良いんじゃないか。挑戦は誰がする?」

 

提案するミセスSにマリオは賛同してウィッチや装者面々に話を振る。

 

ミセスS「そのメンバーもこのルーレットで選ぶのはどうじゃ?」

 

そう言ってミセスSはどこからともなく円形のルーレットを取り出す。

 

ルイージ&ジーノ「どこから出したの!?」

 

ミセスS「気にするな気にするな。ではスタート!」

 

思わずツッコミを入れる2人を無視してミセスSはルーレットを動かす。

 

暫くするとルーレットが止まり、表示されてる文字を見てミセスSは読み上げる。

 

ミセスS「選ばれたのは響ちゃん・芳佳ちゃん・ひかりちゃん・音炉じゃな」

 

響「やった!選ばれた!」

 

芳佳「私も!」

 

ひかり「が、頑張ります!」

 

音炉「ゲームはどれ?」

 

マリオ「んじゃあこっちもランダムで選ぶか」

 

そう言ってマリオは操作すると大画面にいくつものミニゲームが映し出され、暫くして1つのミニゲームに止まる。

 

クッパ「これは、1対3の『たいけつ!ゆきがっせん』なのだ。1人側は響であるな」

 

響「これって、私が三人からの雪玉を避け続ければ良いのかな?」

 

芳佳「私達は響ちゃんに雪玉を当てれば良いの?」

 

ルイージ「違うよ。どちらとも雪玉を相手にぶつけて、1人側は3人に、3人側は1人に当てれば勝利だよ」

 

ジーノ「ちなみに1人側はサポートとして4匹のウッキー、おサルさんが付くよ。おサルさんは別に全員倒さなくても良いよ。あくまで1人側の人に当てれば良いだけだからね」

 

首を傾げる芳佳と響にルイージとジーノが説明する。

 

ひかり「よーし、頑張るぞー!」

 

音炉「おー!」

 

マリオ「それじゃあこの画面のOKボタンを同時に押してくれ、そのミニゲームの場所に転送される様になっている」

 

気合を入れる2人と響と芳佳へとマリオはそう言い、4人は言われた通りに指定された画面のOKと書かれたボタンを押すと体が一瞬光った後に4人の姿は消える。

 

ペリーヌ「消えた!?」

 

ファナ「もしかしてステージに?」

 

ルイージ「ほら、あそこの画面に映し出されるよ」

 

驚いた面々はルイージの指さす方を見ると大画面に雪山の中と思われる所で4人が立っていた。

 

響「おー!雪山だー!」

 

芳佳「…あれ?でも寒くないね」

 

クッパ『そりゃあ本格的寒かったらしづらいであろう?』

 

目を輝かせて周りの風景を見る響と同じ様に見ていた芳佳は寒くないのに疑問を抱いているとクッパが答える。

 

音炉「あれ?雪玉はドコ?」

 

ひかり「…もしかして自分で作るんでしょうか?」

 

ルイージ『そうだよ。隙を伺い、相手を狙う緊迫感を味わえるよ』

 

あたりを見渡す音炉とひかりにルイージがそう言ってると響側の陣営に来た4匹のウッキーは足元の雪を集めて雪玉にする。

 

響「あ、ホントだ。お猿さんたち作り始めてる」

 

芳佳「わ、私たちも作らないと!」

 

慌てて距離を取ると共に雪玉を作った芳佳は響に向けてよいしょ!と作った雪玉を投げる。

 

それに響は作るのを中断して避けると後ろにいたウッキーに命中し、当たったウッキーは凍り付いて動けなくなる。

 

ヨッシー『ちなみに演出的な奴なので心配しないでください』

 

ひかり「あ、はい;」

 

芳佳「でも当たると動けなくなっちゃうんだね」

 

補足するヨッシーのに凍ったのに顔を引き攣らせていたひかりはなんとか返事し、芳佳は避けながら納得する。

 

音炉「えい!」

 

響「うわっと!」

 

顔を横切った雪玉に響は危なかったと思いながらひかりがこちらに向けて投げてこようとしてるのに気づき、間に合わないと思った所で、別のウッキーがひかりに雪玉を当てて阻止する。

 

響「ありがとう!」

 

ウッキー「ウキ!」

 

音炉「あ、ひかり!」

 

芳佳「凍ちゃった!?」

 

すいませ~ん、と謝るひかりの声を聞きながら2人はならばとウッキーを減らす事から決め、響に注意しつつ残り3匹を狙う。

 

芳佳「私が雪玉作るから音炉ちゃんどんどん撃って!」

 

音炉「うん!」

 

前衛と後衛を決めた2人は早速音炉は避けつつ攻撃に専念する。

 

響「うわっと!?」

 

避ける響をサポートする3匹のウッキーだが、1匹が雪玉に当たって凍り付く。

 

音炉「えーい!」

 

続けて投げていた音炉は雪玉が無くなったので芳佳、と雪玉を貰おうとして振り返り、芳佳が凍り付いているのに気づく。

 

マリオ「そりゃあ立ち止まっていたら恰好の的だもんな」

 

ルイージ「しかも純粋に楽しむために能力なしのだから魔法も使えないもんね」

 

芳佳!?と見てる間に雪玉に当たって音炉が凍り付いて勝負がついたのを見てマリオは当たり前と言い、ルイージもそりゃそうだねと同意する。

 

バルクホルン「普通の雪合戦と同じだと思ったのが敗因だな」

 

クリス「そりゃあ隠れる場所ねえもんな」

 

ファナ「雪玉作りながら避けないといけなかったっすねぇ;」

 

静夏「結構難しいゲームですねこれも」

 

クッパ「ウッキーが残っていて3人側が少なければ当然の結果なのだ」

 

残念と悔しがっている音炉を慰める芳佳とひかりを見ながら奥が深いと一同は改めてミニゲームのに感心した。

 

ルッキーニ「このゲームも面白かった~!」

 

切歌「これは次のゲームも期待できそうデス!」

 

調「次は誰が出るのかな?」

 

ワクワクする面々を後目に次のメンバーとミニゲームが表示される。

 

次のメンバー:ソラーク・クルピンスキー・マリア・奏

 

次のゲーム:2対2ミニゲーム『タテヨコマシンレース』

 

クッパ「このミニゲームはチームワークが大切なのだ!マシンの縦移動と横移動をそれぞれが担当し、キョロヘイ、動く壁や障害物を避けてコースを一周したチームが勝ちなのだ!!」

 

奏「へー、縦横を分けて運転するのか」

 

クルピンスキー「これもまた難しそうなゲームだね」

 

ソラーク「チーム分けがどんな風になるのかが気になるな」

 

マリア「そうね。知ってる人とペアになればいいけど…」

 

ルールを聞いて、感心する奏やクルピンスキーの隣で呟いたソラークにマリアは同意してるとチームも決まる。

 

ミセスS「ペアはこれじゃ!」

 

奏「お、これは…」

 

その言葉と共に表示された組み合わせは奏とクルピンスキー、マリアとソーラクであった。

 

ファナ「見事に分かれたっすねー」

 

マロ「これは早く息を合わせた方が有利でしょうね」

 

クルピンスキー「よろしくねー。奏ちゃん」

 

奏「ああ、頑張ろうぜ」

 

マリア「頑張りましょう」

 

ソーラク「ああ」

 

お互いに気合を入れた後に芳佳達がやった様に触れてステージへと向かう。

 

翼「どちらを応援すべきか迷う…」

 

美緒「確かに両方に分かれていると迷ってしまうな」

 

ううむと唸る翼に美緒も分かると頷く。

 

ロスマン「………」

 

ファナ「ん?どうかしたんっすか?」

 

そんな中、ロスマンは微妙な顔をしてて、気づいたファナが聞く。

 

ロスマン「いえ、ちょっと嫌な予感がしてね」

 

ファナ「え?」

 

何が?とファナは首を傾げる中、奏達4人が写しだされる。

 

青のマシンに前を奏、後ろをクルピンスキーが乗っている。

 

赤のマシンに前をマリア、後ろをソーラクが乗っている。

 

ファナ「奏さんが前を担当するんっすね」

 

ひかり「偶然にも装者の人達が前、ウィッチが後ろになりましたね」

 

レース場の形を見つつ、見守る面々は4人を見る。

 

一方の4人は自分の前にある操作盤のシンプルさに感心する。

 

奏「おお、レバー一本か」

 

クルピンスキー「これはシンプルだねぇ…」

 

マリア「本当に一方向しか運転できないのね」

 

ソラーク「…加速はないか」

 

ルイージ『純粋にチームの連携が勝利の鍵だからね』

 

ヨッシー『と言う訳でスタートです!』

 

合図と共にまずは全身とマリアと奏はレバーを前に倒す。

 

そのままマシンは直進し、動く壁もといキョロヘイにぶつかる。

 

ソーラク「うおぅ!?」

 

マリア「くっ…!」

 

クルピンスキー「おお、これは…」

 

奏「意外と慣性あるなっ」

 

揺れが収まった後にそれぞれマシンを動かして行く。

 

ミーナ「今のところは同じくらいね」

 

ラル「この後どうなるか…」

 

どちらとも付かず離れずの状態でデッドヒートを繰り広げている2チームに誰もが固唾を飲んで見守る。

 

奏「クルピンスキー、次頼む!」

 

クルピンスキー「OK!」

 

マリア「ソーラク!今!」

 

ソーラク「ああ」

 

お互いに声をかけながらいよいよ最終コーナーへと迫る。

 

マリア「(次が最終コーナー…!)」

 

奏「(ここでリードしないと…!)」

 

勝負は一瞬!と同時に動いて障害物で左右に分かれた時、キョロヘイが奏とクルピンスキーの進むのを阻む。

 

奏「っ……!」

 

クルピンスキー「しまっ!?」

 

奏とクルピンスキーが阻まれている間、マリアとソーラクはそのままゴールする。

 

ルイージ『決まった!マリアさんとソーラクちゃんの勝ち!!』

 

ソーラク「よっし!」

 

マリア「ふぅ…」

 

喜ぶソーラクと息を吐き出し安堵するマリアの隣に奏とクルピンスキーも来る。

 

奏「くっそー、あと少しのところだったんだが…」

 

クルピンスキー「いやー、惜しかったね」

 

悔しがる奏にクルピンスキーが肩を叩いて労いつつ……

 

クルピンスキー「ところで今度お茶でも一緒に…」

 

ロスマン「はい、そこまで」

 

ファナ「っす!」

 

さり気無くナンパしようとしてロスマンに阻止され、守る様にファナも割り込む。

 

ロスマン「やっぱりやると思ったわ」

 

クルピンスキー「残念」

 

呆れ顔で見てるロスマンにクルピンスキーは肩を竦める。

 

マリア「良い勝負だったわね奏」

 

奏「次は負けないぜ」

 

賞賛しあいながら戻ってきた2人に翼が近寄って来る。

 

翼「良い勝負だったぞ二人とも」

 

奏「お、翼」

 

マリア「ありがとう翼。けど、ホント良い運動になるわねこれ」

 

だなとマリアのに奏と翼は同意する。

 

マリオ「ちなみに時間は長くい続けなければ大丈夫だぞ」

 

ルイージ「ここに入ってる時、外の時間は遅くなっているんだ」

 

芳佳「え、そうなんですか!?」

 

響「すっごーい」

 

ジーノ「ここの1時間は外では10分位しか経たないのさ」

 

ペリーヌ「6分の1になってるんですのね」

 

リーネ「ってことはここで一日中遊んでも…」

 

思いだした様にそう言うマリオとルイージの言った事や捕捉したジーノのに誰もが驚き、お遊び大好きなルッキーニや切歌は目を輝かせる。

 

ルッキーニ「じゃあいっぱい遊ぶー!」

 

切歌「デース!」

 

わっほーいとはしゃぐ2人にシャーリーと調は苦笑する。

 

シャーリー「ルッキーニのやつ……」

 

調「切ちゃんももう」

 

エーリカ「私たちもやろうよトゥルーデ」

 

バルクホルン「…まあたまにはいいか」

 

そうやってワイワイしあう面々をマリオ達は楽し気に見守る。

 

 

 

 

暫くして、元の世界に戻るマリオ達をお見送りする為に元の会場に戻っていた。

 

マリオ「それじゃあ俺達はそろそろ他の皆に渡しに戻るよ」

 

響「はい!ありがとうございました!」

 

芳佳「プレゼント配達、頑張ってください!」

 

ルイージ「お年玉配りだけどね」

 

クッパ「そのマリオパーティスタジアムはそのまま置いとくから好きな風に遊ぶのだ」

 

音炉「わーい!」

 

ひかり「何から何までありがとうございます!」

 

頭を下げる芳佳達にマリオは笑った後に左腕を構えるとその手首にブレスレットが出現して光り輝く。

 

その光に芳佳達は目を瞑った後、振動によろめきながら目を開けて、驚く。

 

ルイージ、クッパ、マロ、ジーノ、ヨッシーの後ろで不思議な輝きを放つ巨人が膝を付いて存在していた。

 

ミセスS「ウルトラマンサーガ……単独で変身できるの初めて知ったんじゃが」

 

切歌「え、普通は無理なんデスか?」

 

調「すっごーい…」

 

えぇ……と巨人、ウルトラマンサーガを見て少し引くミセスSの隣で切歌と調は驚く中、サーガは5人をその手に乗せる。

 

ヨッシー「それではお元気で~~!!」

 

マロ「頑張ってくださいね~~」

 

ルッキーニ「ばいばーい!」

 

ファナ「そちらも頑張ってくださいっすー!」

 

お互いに手を振り、サーガは見送られながら空中にできた穴へと飛び込んで消えて行く。

 

エーリカ「面白い人たちだったね」

 

マルセイユ「しかも面白いのを置いて行ってくれたからな」

 

退屈しなくて良いと笑うマルセイユにそこは同意だね~とエーリカも相槌を打つ。

 

マルセイユ「と言う訳で早速やらないかハルトマン」

 

バルクホルン「いきなりだな;」

 

ウルスラ「姉さんの独り占めはアウトです」

 

エーリカ「今日もにぎやかだな~」

 

ぎゃあぎゃあと言いあう3人に芳佳達は苦笑し、翼とマリアは似た様な光景見たなと思った。

 

響「モテモテだね。エーリカさん」

 

芳佳「そうだね~」

 

こうやって退屈しない日々が続いて欲しいなと空を見上げなあがら芳佳は思い……

 

響「未来、今年もよろしくね」

 

未来「うん♪」

 

響は未来と共に笑いあうのであった。

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