Dr.クロのスピンオフ集!   作:Dr.クロ

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そろそろ年の終わり、芳佳達はどう過ごそうかと思っていた所で音炉からの提案が……


ウィッチたちの年末

年末、ワールドウィッチーズのウィッチ達は各々に過ごしていた。

 

そんな所に音炉からある提案がされた

 

音炉「ねえ、芳佳。また現代に行かない?」

 

芳佳「え?」

 

首を傾げる芳佳に音炉は誘った理由を述べる。

 

音炉「今度は現代の年末を体験しよ!」

 

芳佳「あー夏の時みたいにね」

 

そうそう!と頷く音炉に芳佳も気になっていたので良いねと笑う。

 

ルッキーニ「え、また現代に行くの!?」

 

菅野「お、今度はどんな面白いのが見れるんだ?」

 

そんな2人の会話を聞いてほかの面々もワイワイ来る。

 

音炉「みんなも一緒に行く?」

 

エイラ「どうするサーニャ?」

 

サーニャ「…面白そうかも」

 

どんな奴か気になる面々にけってーいと音炉は笑う。

 

音炉「じゃあ早速行こう!」

 

静夏「ま、待ってください。基地を開けるわけには行きませんし」

 

美緒「まぁ、そうであるな。何人かは残っておいた方が良いだろう」

 

待ったをかける静夏に美緒も同意してミーナもそうねと頷く。

 

ミーナ「じゃあ私と美緒は残りましょうか」

 

美緒「そうだな」

 

そうやって話し合った結果……

 

エーリカ「居残りか~~」

 

バルクホルン「仕方ないだろ」

 

マルセイユ「暇なら模擬戦しないかハルトマン」

 

ロスマン「お土産楽しみにしてますね」

 

クルピンスキー「僕も。良いのよろしくね~」

 

年長組が残り、音炉と共に行くメンバーを見送る。

 

シャーリー「楽しんで来いよルッキーニ♪」

 

ルッキーニ「うん!お土産買ってくるね!」

 

芳佳「皆さん、ありがとうございます!」

 

音炉「ありがとー!」

 

美緒達に手を振りながら転送装置に乗り、早速響達の世界へと向かった。

 

 

 

 

音炉「ただいまー!」

 

芳佳&リーネ「し、失礼しまーす」

 

響「お帰り&いらっしゃーい!」

 

転送装置を抜けて出て来た音炉や芳佳達を響や未来に先に戻っていた切歌と調が出迎える。

 

未来「いらっしゃい。待ってたよ」

 

切歌「ようこそデース!」

 

ルッキーニ「こんにちわー!それでそれで!こっちだと年末はどう過ごすの?」

 

元気に挨拶したルッキーニが代表でワクワクした様子で聞く。

 

響「ん~どう過ごすと言っても…」

 

調「年越しそばを食べたり、テレビを見たりして年が明けるのを待つとかかな?」

 

ひかり「あ、現代でもそうなんですか?」

 

あぁと誰もが漏らす。

 

エイラ「テレビを見たりって面白いのがあるノか?」

 

サーニャ「そう言えば現代のテレビってどんなの?」

 

弦十郎「興味があるかね」にゅっ

 

疑問を漏らすエイラとサーニャのに、どこからともなく弦十郎が現れる。

 

いきなり現れた弦十郎に一部がうおっと驚く。

 

弦十郎「そちらより時代が進んでいるから、アニメ以外に変わった企画をしている番組もあったりするんだ。そう言うのを見たりするのもまた年越しの風物詩でもあるんだ」

 

二パ「そ、そうなんだ;」

 

音炉「あ、司令!ダタイマー!」

 

お帰りと返して弦十郎は笑う。

 

弦十郎「とにかく好きにのんびりしてくれ。出かけるのもよし、ここでテレビとか見ていても良しだからな」

 

芳佳「あ、ありがとうございます」

 

ペリーヌ「色々用意してくださり感謝しますわ」

 

礼を述べる2人に弦十郎はでは、と手を振って離れる。

 

響「準備、ありがとうございます師匠!」

 

ルッキーニ「ねぇねぇ、どれする!?どれする!?」

 

エイラ「ん~」

 

興味津々なルッキーニにエイラも離れる前に渡されていたアニメの表を見て多いなと呟く。

 

ニパ「って、タイトルでどんなアニメなのか分からないよね;」

 

サーニャ「音炉ちゃんのおすすめはある?」

 

音炉「ん~とね……これ!」

 

響「えっと…ビルドファイターズか~~」

 

そう聞かれて指さしたのに響は納得する。

 

ペリーヌ「どんなアニメですの?」

 

音炉「えっとね、ガンプラって言う組み立てる人形みたいなのを不思議な粒子で動かして戦わせる奴!!」

 

切歌「こちらがそのガンプラ、デス!」

 

簡単に説明する音炉の後に切歌が自慢げに取り出す。

 

エイラ「なんダそれ?」

 

切歌「ロボットの模型みたいなものデス!」

 

へぇと誰もが興味深そうに見る。

 

菅野「こっちではこんなのがあるのか」

 

ひかり「凄い精巧にできてますね…」

 

ルッキーニ「ねえねえ!ほかにもあるの!」

 

切歌「あるデスよー。Sちゃんが買ってきてくれるんデス。手先の練習用にって」

 

音炉「こっちこっち」

 

そう言って置いてある場所へと案内する。

 

音炉「これだヨ」

 

そう言って入口を開けて中に入るとそこに並べられたガンプラに芳佳達は感嘆の声をあげる。

 

芳佳「いっぱいあるー!」

 

リーネ「すごーい」

 

ルッキーニ「わー!」

 

並べられたのに興味深そうに見てるとお、来てたんだなと言う声に振り返るとファナを連れた奏がいた。

 

奏「よっ」

 

ファナ「こんにちわっす!」

 

ペリーヌ「お二人がここに来たのはもしや」

 

おう、と奏はガンプラの箱を見せる。

 

奏「新しいの出てたから買ってきたぜ」

 

ファナ「みんなで作ろうっす」

 

ルッキーニ「いいのー?やったー!」

 

菅野「お、こいつカッコよさそうじゃん!」

 

誘われて各々に手に取る。

 

エイラ「お、天使の名を持つガンダムがいるのか」

 

サーニャ「ガンダムエクシアにガンダムキュリオス……」

 

芳佳「あ、リーネちゃん。リーネちゃんの様な狙撃を得意とした奴だってこれ」

 

リーネ「ガンダムデュナメス……カッコいいね」

 

ファナ「作ってみるっすか?」

 

フォローするっス!と手伝いを申し出るファナにお願いしますと各々に返す。

 

ルッキーニ「ようし頑張る!」

 

ファナ「じゃあ道具貸しますね」

 

そのまま芳佳達はファナや奏にアドバイスを受けながらガンプラを作ってみる。

 

菅野「このパーツは…これか」

 

ニパ「あれ?パーツ何処?」

 

エイラ「ここだぞ。これでもおっちょこちょいだなニパは」

 

そうやってワイワイしながら各々に組み上げて行く。

 

音炉「此処くっつけて…出来たー!」

 

芳佳「あ、やったね音炉ちゃん」

 

出来上がったのに音炉はむふーとなる。

 

ペリーヌ「これはなんと言うのですか?」

 

音炉「ガフランって言うんだ!」

 

ルッキーニ「おぉ!どことなく生物みたい!」

 

ひかり「私もできたー!」

 

那佳「こんな感じかな?」

 

各々に作り上げたガンプラに奏はうんうんと楽し気に頷く。

 

奏「みんな気に入ってくれたみたいだな。うれしいぜ」

 

ファナ「よかったっすね」

 

うんうんと満足そうに笑ってから時間を見た奏はおっと、と呟く。

 

奏「これから年末の番組の収録だった。私はこれで」

 

芳佳「収録?」

 

ああ、と頷いてから奏は視線を別の方に向け、芳佳達もその視線を追う。

 

そこには、入ってから目立っていた等身大のガンダムが5機佇んでいた。

 

奏「ウイングゼロ、デスサイズ、ナタク、サンドロック、ヘビーアームズ。仕事だから宜しくな」

 

そう奏が声をかけると5機のガンダム達は目を光らせて動き出し、奏の前に立つ。

 

んじゃ行ってくる、とガンダム達が動き出した事に呆気に取られていた芳佳達を後目に奏はガンダム達と出て行く。

 

ファナ「行ってらっしゃいッス~」

 

ペリーヌ「…いや、ちょっと待ってください!?」

 

エイラ「今、等身大の居たよな!?」

 

ルッキーニ「すごーい!」

 

元気に見送るファナや響達にペリーヌを筆頭にどういう事!?と聞く。

 

ファナ「あのガンダム達はミセスSさんの弟子の人が作った子達で、奏さんのバッグバンドとサポーターを務めてるんッス!」

 

響「許可を貰ってるから色んな所で奏さんのサポートをしてるんですよ~」

 

芳佳「ガンダムがバンド…!?」

 

ひかり「……バンドってなに?」

 

ガンプラのパッケージのを見ているだけにイメージし辛いと一部が思う中、ひかりは首を傾げる。

 

未来「簡単に言えば演奏をする人達の事を指すんだよ」

 

音炉「ライブの映像見てみる?」

 

ルッキーニ「あるの!?みるみる!」

 

サーニャ「興味ある」

 

誰もがワクワクした様子で手身近にあったテレビを見る。

 

音炉「えっとどれだったかな…」

 

響「これじゃない?」

 

録画してる奴を探している音炉に響が指さす。

 

あ、それだそれ。と音炉は目的のを選んで押すと映像が流れる。

 

ファナ「あ、これ、復帰した時のライブっす!」

 

ペリーヌ「これがライブですか…」

 

リーネ「綺麗…」

 

流れるライブの映像に誰もが息をのむ。

 

終わった後に誰もがほうと息を吐く。

 

芳佳「す、すごかった…みんなキラキラしてて…」

 

ひかり「圧巻のライブでしたね菅野さん」

 

菅野「あ、ああ…」

 

エイラ「ミーナ隊長のとはまた違う圧巻だったなサーニャ」

 

サーニャ「うん。とても激しかった…」

 

ニパ「凄いね~」

 

各々に感想を述べあう様子にファナと響はふふっと笑う。

 

響「楽しんでもらえてよかった」

 

ファナ「そうっすね」

 

その後はゲームなどをしたりしてはしゃいだり、色んなアニメを見ながら時間を過ごした。

 

エイラ「ヤバいな、別世界とは言え未来の遊びはマジで楽しいな」

 

菅野「見たことない技術も沢山あるからな」

 

ひかり「凄かったですよね」

 

ルッキーニ「うにゅ~~こういうのをやるとあっちにないのが残念」

 

今は夕飯を食べ終えて、各々に満喫しながら今日遊んだのを述べる。

 

ハイデマリー「そう言えば、夕飯の食べるのは控える様にとはどういう意味でしょうか?」

 

芳佳「あーきっとそれは……」

 

首を傾げるハイデマリーだが、芳佳はなんとなく察しているのか、言おうとして……

 

未来「お待たせ~年越しそばが出来たよ~」

 

クリス「お前ら、運ぶの手伝え」

 

そこに未来とクリス、調がお盆を抱えて来る。

 

響「待ってました!」

 

音炉「年越しする時にはこれがないと!」

 

静夏「おお、美味しそうです!」

 

誰もが並べられた年越しそばに声をあげる。

 

菅野「大変だったんじゃねぇか?この人数分作るの」

 

未来「まあ、ちょっとね」

 

調「けど、作り甲斐があった」

 

ふんすと自慢げな調に流石調デス!と切歌が褒める。

 

切歌「二人が作った年越しそば、早速食べるデス!」

 

音炉「うん!」

 

ひかり「わぁ、色々と具が用意されてますね!」

 

未来「好きな奴を一緒に選んで食べてね。色々と用意したから」

 

ルッキーニ「はーい!」

 

各々にワイワイ取りあって蕎麦を啜るウィッチ達に未来と調は微笑まし気に見る。

 

響「ん~、美味しーい!」

 

エイラ「オー、美味いな」

 

菅野「海老天まであるなんて豪華だぜ」

 

舌鼓を打ちながら誰もがワイワイ食べて行く。

 

ペリーヌ「これが扶桑の年末なんですのね」

 

リーネ「みんなで楽しむのはどの時代でも同じなんだね」

 

クリス「まぁ、そこらへんは変わんねえのかもな」

 

そうやって話しているとテレビから除夜の鐘が響く。

 

音炉「あ、除夜の鐘ダ」

 

芳佳「もう今年も終わりだね」

 

静夏「早いものですね…」

 

那佳「そうだねー」

 

誰もが鐘の音を聞きながら別の世界の未来で年を越すのであった。

 




それでは皆さん、良いお年を
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