深夜ァァァテンション!
何時からだったか―
人類とラプチャーが戦い始めたのは―
地上の人類を滅ぼしたラプチャー
ラプチャーに奪われた地上を取り返そうとする人類
そして人類はラプチャーに対抗する為
少女型ヒューマノイド『NIKKE』を量産した。
ニケと人類、ラプチャーとの戦いは五分五分だった
しかしある時、ラプチャーは戦線に
人型機動兵器『MS(モビルスーツ)』を投入した。
その戦いを境に、MSと言う強力な兵器を前にニケや人類は押され始めた
ラプチャーが投入した主な兵器の一機
通称『ZGMF-1017 ジン』
・全高21.43m
・重量78.5t
「戦艦に匹敵する火力」
「戦車に匹敵する装甲」
「戦闘機に匹敵する機動性」
その強さを兼ね備えた兵器を前に、強力な兵装を装備しているニケ達ですら相手にならない程
その為、人類はラプチャーのMSに対抗すべく5体のMSを製造した
作られたMSは戦線に投入される"ハズ"…だった
しかし、人類が作ったMSは"1機"を除き『全て破壊された』…と言われている。
僕の前に在る『この機体』が人類の最後の希望…なんて普通は思うだろうか?
「おーーい!」
暫く考えていると、外から僕を呼ぶ声が聞こえる
「はい、隊長!なんでしょうか?」
パソコンを弄る手を止め、隊長に敬礼し返事をする
この人はシュイ隊長。
僕が所属している前線基地での部隊の隊長さん。
普段はおちゃらけて不真面目な人だけど、やる時はやる人
主に前線で指揮しながら戦う、あまり居ないタイプの司令官でも在る。
自ら中央政府に頼み込んで前線基地に滞在している変人でもあるけど…
「"例の機体"は無事整備出来ているかい?」
隊長が僕に向って、問う
「えぇ、順調に出来てますよ。ただ少しOSが…」
少し言葉を濁しつつ、そう返答する
「OSねぇ…ま、俺には機械工学?だかプログラム?は分からないから手伝ってやれないな…」
「隊長は前線で司令を出してくれれば良いんですよ。後は整備の手伝いとか。」
そう会話していると…
「キラさん…隊長…お話する暇が在るなら整備する手を動かして下さい。」
機体の裏からニケが少し顔を出しながら隊長と僕に説教する
「相変わらず硬いねぇ、A3ちゃんは〜。こうもっと明るくいこうよ〜。」
このニケは通称A3。
隊長達と前線で使えるスクラップを探してる時に見つけたニケ。
外傷が余り無かったので回収して、修理したんだ。
ただ記憶が無くて、そのまま隊長が引き取って
今は部隊の一員として働いているよ。
そう隊長はA3に軽くふざけながら言う
「…隊長。少なからずココも戦場の一部なんですよ?少しは危機感を覚えて下さい。あとキラさん、貴方はある程度人が扱える様にOSを書き換えといて下さい。」
「あー…そっか…了解〜。」
僕は言われた通り、機体のOSを書き換える為キーボードを再び打つ
OSを書き換えていると、隊長がコックピットを覗き込む
「しかし、凄いよなぁ…この機体。一体、誰が乗るんだろうな?」
そう問われ、顔を上げずキーボードを打ちながら返答する
「さぁ、誰でしょうね…少なからず優秀な司令官とかニケが搭乗するんだと思いますが………相変わらず何でこんな辺境も良い所に運ばれたんでしょうね?」
「上からの話だと、このMSを整備していた基地がラプチャーとMSに襲われたんだと…で、近くに在ったこの基地に残った機体が来たんだとか。」
「そうなんですね…」
少々引っかかる所が在ったが、とりあえず伏せておき返答する
すると隊長は
「あ、そうそう、コレ渡しとくわ。」
そう言い僕が座っている座席へ向って、USBメモリを投げこむ
「なんですか、コレ?」
投げこまれたUSBメモリの説明を求めると
「知らねっ、なんかその機体と一緒に運びこまれたモンみたいだぞ。確認しようと思ったんだが変な物だったら困るからな…。」
続けて隊長は
「でも、もしかしたらその機体に関するモンかも知れないからな。で、今その機体の担当はお前だから渡したのさ。」
その理由に僕は
「あぁ……まぁ、なら分かりました。ありがとうございます。」
渡されたUSBメモリをポケットに入れ、再びOSの書き換え作業に戻ろうとするが…
すると突然、基地内にアラームが鳴り響く
「何事だ!?」
隊長は銃を構え、放送に耳を傾ける
『総員、戦闘準備!総員、戦闘準備!ラプチャーの大群、そしてMSが複数が接近しております!繰り返す――』
放送を聞いた隊長は
「嘘だろ……こんな辺境にMSが数体…!?勝てるか?この基地の部隊で…!」
「何とかこの機体だけでも移動させる事は出来ないでしょうか隊長?」
そうA3が問うが
「いや…無理だ…ラプチャーならまだマシだが…MSが数体だと逃げるのは…なにか、なにか対策は無いのか…?」
暫く隊長は考えると僕に
「キラ、お前その機体使えるか!?」
そう隊長が問う
「いや…OSだけは個人個人、別々に調整しなきゃ…ろくに戦えないかと…」
そう答えると隊長は
「…どんくらい、時間がかかる?」
「んー…十分、いや五分で終わらせます。」
そう会話していると
格納庫のハンガードアから金属の塊がぶつかるような激しい音が鳴り響く
「な、何の音ですか!?」
ハンガードアに目を凝らすと、隙間から赤いモノアイの光が見える
「マズイ、早く今の内に早く書き換えるんだ!」
急ぎ機体のOSを書き換える為、キーボードを叩く
「俺達が時間を稼ぐ!行くぞA3!」
「ニューラルリンゲージ・ネットワーク再構築。メタ運動野パラメータ更新…フィードフォワード制御再起動、伝達関数、コリオリ偏差修正…」
次々とOSを書き換え
しかしその間もハンガードアは少しづつ凹み、歪んでいく
「この野郎!ぶっ壊れやがれ!」
隊長は他の兵や部隊の仲間を編成し、ドアが歪み開いた隙間から侵入してきたラプチャー達を次々と撃破するが…
「隊長、キリがありません!隊長、危ない!」
遂にはドアがメキメキと歪み壊れていき、遂にはドアの半分が壊れてしまう
「A3!」
壊れたドアが倒れ、A3は隊長に体当たりしドアの残骸の崩壊から護る
しかしドアの残骸はA3を押しつぶしてしまう
「A3!応答しろ!クッ…………ふざけるなァァァ!」
隊長はジンに何十発も射撃するが、全くも意味を成さない
「隊長!ラプチャーが――うわァァァ、離せ!離―」
次々と部隊の仲間達もラプチャーに始末されていく
「チッ……運動ルーチン接続、システムオンライン、ブートストラップ起動!」
多大な犠牲を払い、遂に機体が動き始める
動き始めると機体のコンソールのモニター上に起動画面が開き
General
Unilateral
Neuro - link
Dispersive
Autonomic
Maneuver
GAT-X105 ストライク
「ガンダム…ストライク……?」
しかし迷う暇無く、崩壊したハンガードアからジンが1機侵入してくる
「……!」
侵入したジンはストライクに狙いを定め、重斬刀を構え近づいてくる
「近づくなァ!」
スラスターの出力を上げ、エネルギーを補給していたコードを引き千切りながらジンに突撃する
「…!?」
突撃されたジンは大きくよろめき、倒れこむ
「何か武装は………頭部のイーゲルシュテルンと―――腰のアーマーシュナイダー2本…コレだけか!」
腰部サイドアーマー内に格納されたアーマーシュナイダーを2本取り出し、倒れたジンへ近寄る
「止まれぇ!」
頭部バルカンをジンの腹部へ撃ちながら、アーマーシュナイダーを首元へ叩き込む
「止まれ、止まれよ!」
何度も無抵抗のまま攻撃された為がジンはモノアイの光を失い、行動を止める
「おい、キラ!」
機体の外から隊長が僕へ叫ぶ。
「お前はその機体を操縦して逃げろ!ココはもう保たない!コレは命令だ!」
「俺以外もう…だからさっさと行け!救命ビーコンを使い、中央か友軍に…!」
そう叫ぶ隊長の足は血が流れ、とてもじゃ無いが逃げられる様な状態では無かった
「…でも…でも…!」
「俺はもう無理だ!だから!」
隊長は覚悟を決め、そう叫ぶ
「すみません………隊長ッ…!」
ストライクのスラスターを全開にし、基地から脱出を図る
ラプチャーの妨害を無理やり突っ切り、ストライクは進む
キラがストライクに乗り逃げたのを見届けた隊長は
「ハハハ…キラ…お前は生きてくれよ………」
ラプチャー達は隊長を囲み
「…殺せよ……だが…」
「ただじゃ終わんねぇよ…」
そう言い、手榴弾のピンを引き抜く
「Glory to humanity…」
次回 ストライクで逃げたキラ。
回収された先に彼に何があるのか?
そして、USBメモリに記録されていた内容とは?
主人公紹介 キラ
・年齢18歳 ・性別男
※キラでは在るがキラ・ヤマトでは無い
・元々は前線部隊の一人だったが、途中で彼は技術方面のサポートへ代わりサポートしつつ戦い兵士として働いていた。
・その為、ストライクのOS設定担当となっていた。
続きいるかーい?
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書きなよ
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そんな事よりさっさと別の続き書けよ!
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書かない選択肢が有るとでも?