貴方にとってウルトラマンとは?諦めないことっすかね(白目) 作:クレナイハルハ
夜、暗い夜道カードゲーム仲間と遊んだ帰り道を歩きながらスマホに映し出されたニュース画面を確認して、思わず独り言が出た。
「お、カードゲームにネクサス来るのか」
確認していたサイト、ウルトラマンカードゲームと呼ばれるソレにウルトラマンネクサスのジュネッスが参戦した事を見てそんな声が出た。
「うーむ、正直今だけでも遊んでる数がかなりあるしどうするか」
俺の名前は
23歳で彼女なし、趣味は特撮(ウルトラマン特化)とカードゲーム……遊戯王やデュエル・マスターズ、ヴァイスシュヴァルツやポケモンカードをしている普通の大学生だ。
大学で具体的な成りたい職業を探しつつ、友人とのカードゲームを楽しみだらだらと生活している。
将来成りたいもの、間違いなくウルトラマンと話していたであろう幼少期の自分には申し訳ないが今の俺はウルトラマンに成りたいとは1ミリも思わない。
多くの人を助け、自分の身を削ってまでも見ず知らずの誰かを助けるために戦う。それは空想だからこそかっこ良く、そうありたいと思うけども、現実なら違う。
現実で見ず知らずの人の為に身を削り、怪獣と戦う?そんな火野 映司のようになることなんて無理だ。自分の身が一番だし、それによく最後まで諦めず不可能を可能にするなんて言葉があるが、人生生きていくためには諦めることだって必要だ。こんなことを言っているが、俺には別に暗い過去なんてない。
事故で両親が死んだり、恋人を殺されてたり、目の前で恩人が殺されたりなんかない。本当に普通に生きているだけだ。明日も講義がないから、適当に家でだらだらと過ごす、そういえばそろそろ交差点か。
そう思ってふとスマホから顔を上げる、そこには分厚い雲と大きな光で出来たリングが浮かぶ夜空が浮かんでいた。
「は?」
思わず間抜けた声が口から漏れる、こんなのあり得ない。空にひかりの輪っかが現れるなんてFGOみたいな話……そんなことを思いながら周囲を見渡して脳裏に一つの光景が思い出された。
先程まで歩いていたコンクリートとは程遠いでこぼこした岩場とビル一つない風景、目の前には光の輪が浮かんでいる。
惑星O-50、ウルトラマンオーブやウルトラマンロッソとブル。そしてフーマがウルトラマンの力を授けられた場所であり特撮史上、ジャグラーや先代グリージョ(怪獣の姿)を産み出した諸悪の根元である。
そして力を授けたものにはミッションを次々と与えて働かせる存在でもある。
「嘘だ、ウソウソウソウソ!そんな、そんなSSみたいなことあってたまるか!」
そう思いながら自分の服を確認するが、間違いなく先程まで着ていた服であり、肩から下げるタイプの鞄もそのままだ。
そんな事を考えていると、何故かオーブの光は大きく点滅をし始めた。まるで、此方へと手を伸ばせと言わんばかりに。
「いや触れねぇよ?触れねぇかんな?ウルトラマンなんて絶対に柄じゃないからな?特にO-50出身ウルトラマンとかヤバすぎるに決まってんだろうがバカが代(一番)!」
そう思っていると、オーブの光の向こうから何か光のような物が真っ直ぐこっちへと向かってくるのが見えた。若干見覚えのある光り方をするそれは、具体的にいうならばウルトラ銀河伝説のゼロやプレイ○テーションのゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』のウルトラマンVSカオスロイドUのギガスペシウム光線だろう。
うん、プラズマスパークの光ですね……バカが代(二番)!
いや、まだあの光の行く先が俺と決まった訳じゃない。そう思いながら試しに少し右にずれる、するとそれに会わせてプラズマスパークの光らしきそれも右にずれた。今度は左にずれてみる、するとプラズマスパークの光は左へとずれた、確定ですね!バカが代(3番)!
はい!アリス、ウルトラの父の脇腹を殴ります!
ベリアルも喜びますよ~喜ぶ喜ぶ!
マジで、マジでさぁ……。
「あの光、こっち飛んできて何する気だよ!ならねぇぞ!ウルトラマンとか絶対にならねぇぞ!なんで俺なんでよ!!もっと相応しい奴がいるだろうが!!俺はならねぇ、ぞ……」
そう言いながら勢いよくオーブの光とプラズマスパークの光に向けて片手を振りながら指差した時だった。指先に何かが当たる感覚と、指が触れた場所を中心に、水面に水滴が落ちたかのように波紋が広がり、最悪の代物が姿を表した。
半透明だったそれが段々と色を取り戻していく、菱形が三つ重なったようなソレの名前は忘れもしないストーンフリューゲル。
触れることでウルトラマンノアことウルトラマンネクサスに変身する変身者、デュナミストに覚醒させる石碑がそこにあった。
「ちょっ!?おまっ!?卑怯だぞぉおおおおおお!!!!」
俺がそう叫んだ瞬間、俺の片手。指差していたはずの手にはウルトラマンネクサスへと変身する短剣のような形状のアイテム、エボルトラスターが握られていた。
ンネクサース♪─┏(≧○≦)┛─
「光の戦士様の戦い方じゃない……」
ンネクサース♪─ヽ(; ゚д゚)ノ─
なんか、急に脳内に変な顔文字みたいなのが変な通知音と共に浮かんできたんだけど。なんだこれ?これもしかして
見れば驚いたのかそれとも諦めたのか点滅を停止したオーブの光、そして此方へと向かってきていた筈のプラズマスパークの光が止まった光景が広がっていた。
「ほら、オーブの光もプラズマスパークの光も止まってるし、え?お二方?も想定外とか?」
ンネクサース♪─m9(^Д^)www─
笑ってんじゃねぇよ邪神に片足突っ込みかけてる奴がよぉ。
ンネクサース♪─Σ(゚口゚;─
「なんかオーブの光も消えたし、プラズマスパークの光も戻ってったし……てかこの世界はウルトラマンの世界なのか?そもそも俺の世界どこ?どうやって帰ればいいんだよマジでさぁ……」
ンネクサース♪─諦めるな─
「いや喋れるんかい喋れや!!」
てか、これ帰れたとしてもどう説明すりゃあいんだよマジでさぁ……。
M78星雲光の国、プラズマスパークタワー周辺。
プラズマスパークタワーからある方向へと向かっていた一筋の光、その光が消えていくのを何人ものウルトラマンが困惑した様子で眺めていた。
「今の光、間違いなくプラズマスパークから……」
「親父!今の光は!!」
そう言いながら青と赤の身体に青いマントを身に付け頭部には特徴的な二つのスラッガーが備えられた黄色い瞳の戦士、ウルトラマンゼロ。
ゼロはプラズマスパークタワー周辺に滞空していた赤いマントを身に纏った赤い身体にプロテクターの着いた身体に頭部に備えられた一つのスラッガーを持つ事が特徴的な戦士、ウルトラセブンへと話しかける。
「お前が取り乱すなんて珍しいな、ゼロ。光の国に帰っていたのか」
「あぁ、少し向こうの世界が落ち着いてな。それよりさっきの光……」
「怪獣墓場でベリアルと戦ったあの時、お前がプラズマスパークの祝福を授かった様にプラズマスパークの光が新たな戦士を見出だしたようだ」
「やっぱりか、でもプラズマスパークの光が力ではなくウルトラマンの力を与えるなんてどういう……」
「わからない、キングなら何かを知っているかもしれないが」
「キングの爺さんかぁ、ジードを伝って聞けねぇか?」
ゼロの脳内に、一人のウルトラマンの姿が過る。
ウルトラマンキングの力の一端を扱うことが出来る、共にベリアルへと立ち向かった一人のウルトラマンの姿が。
「はは、ともかく悪い方向には行かないだろう。暫くは様子見が必要になりそうだがな」
そう言いながらセブンはゼロを安心させるように肩に手を置く。
「プラズマスパークの光について、何らかの情報共有があるはずだ。宇宙警備隊本部に向かおう」
「あぁ、そうだな」
そう言いながら二人は宇宙警備隊本部へと向かった。
二人は知るよしもない、プラズマスパークの光が届かなかったこと、そして新たなウルトラ戦士は誕生していないことを。
オーブの光
「君、ちょっとウルトラマン興味ない?素質あるよ?」
プラズマスパーク
「ちょっとウルトラマンなってみない?みんな優しく色々と教えて上げるよ?どうかな?」
オーブの光
「うちはこんな実績あるよ?マガタノオロチ撃破、ルーゴサイト撃破」
プラズマスパーク
「うちの実績だって負けてないぞ、並行世界救ってるし180億人のウルトラマンがいるよ!犯罪者は二人だけ!すっごいホワイトだよ!」
主人公「えぇー、でも俺普通ですし~」
ノア
「はい手を着けたの俺wはい俺の所属~♪」
主人公「は?」
続きはガタノゾーアが石にしました。
番外編でブルアカコラボについての反応スレ
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