貴方にとってウルトラマンとは?諦めないことっすかね(白目) 作:クレナイハルハ
ネクサスがコアファイナルによって姿を変えた姿、ウルトラマンネクサス-ルラシオン-コアファイナル。
それは両肩に装着された銀色に赤いエナジーコアのようなY字のマークの入った装甲のような物がついていること、胸にはストーンフリューゲルの真ん中の部分がエナジーコアを覆うような鎧となって装着されていること、背中にノアイージスが生えている何処かウルトラマンノアを想起させるような姿であった。
ノアのようでノアではない、そのあまりにもチグハグだがバンスケにとってその疑問はあまり重要ではなかった。
彼にとって、ネクサスからノアへ至る事が出来るのはネクサスが力を取り戻した万全の状態か孤門こそが相応しいと、自分がそうなることが解釈違いだと思っているからこそ今の姿が不思議とすんなり受け入れられた。
俺は一度アリアンスを腕へと装填し、エナジーコアの前で交差させるよう、アローアームドネクサスとアリアンスを重ね合わせる。
アリアンスからは明るく太陽のような光が、アローアームドネクサスからは青白い光がバチバチと音を立てる。
一気に両腕を引いて胸を張る、瞬間エナジーコアがドクンと鼓動し両腕に感じると二つの光が大きくなっていく。
左腰に右手を当ててそこから抜刀を思わせる動きで腕を十字に組み、その光を解放する。
バンスケがネクサスに変身してから何度も、何度も繰り返し行ってきた、一番多用したであろう光線を撃つための動き。
「
ネクサスから横凪に払うように放たれたクロスレイシュトローム、いやクロスオーバーレイ・シュトロームによりガタノゾーア、マガタノゾーア、メガロゾーア、デモンゾーアの展開した触手が次々と焼き払われていく。
痛みか、それとも怒りからか触手を失った邪神達が雄叫びを上げる。
邪神がなんども触手を伸ばした時にしてきた咆哮に身構えるウルトラマン達だが、触手が伸びてくることはなく邪神すらも困惑からか、小さな声を洩らす。
触手が、伸びない理由。それはネクサスの放ったクロスオーバーレイシュトロームによる影響だった。
ウルトラマンネクサスにおけるシュトロームと名の付く光線技は対スペースビースト専用の特殊なものでウルトラ戦士の使う光線とは違う。
スペースビーストは通常の光線で倒すことはできない、そのためネクサスはスペースビーストを完全に消滅させるため、細胞レベルで粒子分解するシュトローム系の技を使用する。
シュトローム系の技は光線ならば当てた相手の内部にダメージを与えることが可能だ。実際、ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突においてネクサスの放ったクロスレイシュトロームを、アブソリューティアンの戦士、アブソリュートティターンが剣で防御した際は剣を通じて内部にダメージを与えている。
コアネクストで放ち続けていたアローレイシュトロームによる蓄積ダメージがガタノゾーアをじわじわと蝕んでいたのだ。
そこへ各ウルトラマンの攻撃に加え、ネクサスの放ったクロスオーバーレイシュトロームによって邪神達の触手展開を完全に止めるに至ったのである。
「すごい…あれがバンスケさんの、ネクサスの力」
彼らが見ていたガタノゾーア達の触手を相手に苦戦していたネクサスの姿とは違う、圧倒的なまでの強さを感じるその姿にジードは呆然としていた。
彼が並行世界の記憶で見たウルトラマンでも、今のバンスケの変身した姿のネクサスに匹敵する力を持つのは、片手で数える程だろう。
「はは、俺達もアイツに負けてられねぇよなぁリク!」
「ヒカルさん……そうですね、彼ばかりに頑張らせたら僕らがここ立っている意味がありませんから!」
「!」
「そうだね、これは彼だけじゃない!僕らの未来を守る戦いでもあるんだ!」
「みんな!一気に行くぞ!」
メビウスの言葉にアグル、ジード、ギンガ、コスモス、アークが一斉に頷いた。
「ガイア、私に力を貸してくれ。共に守るんだ、この星を、未来を!彼らと共に!!」
大地から現れた謎の光が、アグルの点滅するカラータイマーへと吸い込まれていく、次の瞬間。
アグルは姿を変える、青かった体色には赤色が加わり、マッシブな姿へと変化……ヴァージョンアップを遂げる。
大地と海の意志が、地球という星の願いがウルトラマンアグルをスプリームヴァージョンへと進化させた。
続くようにジード、朝倉リクはライザーへと新たなウルトラカプセルを装填しライザーでカプセルを読み込んだ。
【ウルトラマンベリアル!】
【ウルトラマンキング!】
リクはライザーが読み込み光の粒子から誕生したその黄金の杖、キングソードを掴みとり、ウルトラマンキングのカプセルを装填する。
【我、王の名の下に!】
「変えるぜ運命!!」
『ウルトラマンジード!ロイヤルメガマスター!』
運命を変えようと逆境に抗う戦士を祝福する鐘の音が響き渡る、ウルトラマンジードの体を金色の粒子が覆いその姿を変えていく。
体色を青紫、黒、銀へ、頭部をウルトラマンキングによく似た形状へ。
全身には黄金のアーマーが装着されており、ウルトラマントに似た赤い裏地を持った黄金のマントも纏ったウルトラマンジードの姿。
「ハアッ!!」
それは運命を変え、ウルトラマンキングに認められた戦士、ウルトラマンジード、ロイヤルメガマスター。
ヒカルはその腕に巻かれたブレスレット、ストリウムブレスへ触れる、ギンガとの記憶を見て知ったウルトラ兄弟と呼ばれるウルトラ戦士の力を使うことが出来る、彼から託されたもの。
「アッチの俺じゃないけど……俺にも力を貸してくれ、タロウ!」
ブレスレットの中央、ウルトラマンタロウの顔が描かれている特徴的なレリーフが、何故か力強く頷いたように見えたヒカルはそのレリーフを横へと傾ける。
【今こそ、1つになるとき!】
ヒカルはギンガスパークでストリウムブレスの先端のスイッチを押しながらライブサインをリードする。
【ウルトラマンタロウ!】
【ギンガに力を!ギンガストリウム!】
ブレスレットから流れる掛け声と共に、ギンガが光を放ちその姿を変えていく。
地球を守り続けた、遠く離れた光の星のウルトラ兄弟達の力をその体へと宿す。
額に現れたビームランプ、プロテクターの形状など、勇気を持ち正義を愛する者を髣髴とさせる姿。
ウルトラマンギンガ、ギンガストリウムへと。
「この星の命を守るだけじゃない、僕らみんなの力で未来も守るんだ!」
コスモスはムサシの願いを思いを、未来への希望を胸に身体中を覆う金色の光、
ルナの優しさとコロナの強さ、勇気のエクリプスモードに未来への希望が合わさった未来への希望を胸に戦う姿、未来へのウルトラマンコスモス、フューチャーモードへと。
アーク、ルティオンはネクサスの復活に胸を熱くさせた。それは彼と一時的に同化した、ユウマにとっても同じだった。
故に彼は、自身の想像力を解放する。
カラータイマーから産み出した金色の枠で覆われた紫色のキューブをアークアライザーへと装填させ、絵柄を揃える。
この世界とは違う未来、ユウマの言葉により想像力を解き放ったルティオンが彼から学んだ想像力で生み出した宇宙の力を宿した神秘の鎧をその身へ纏う。
ウルトラマンアーク、ギャラクシーアーマーへと姿を変えたアークは周囲に浮かぶアークフェザーを束ね、アークギャラクサーへと変えその手に掴む。
「みんな……一緒に戦ってくれ」
メビウスはそう呟きながら、左手に持つメビウスブレスを胸の前で構え、同じように構えた右手を共に外側へと向ける。
メビウスの体からメビウスの輪が浮かび上がり、体を熱い、約束と絆の炎が覆う。
やがてメビウスの胸と背にはかつて共に戦った仲間達との絆の象徴たるファイヤーシンボルを描き、その姿を燃える勇者へと変える、ウルトラマンメビウス、バーニングブレイブへと。
姿を変えたウルトラマン達にガタノゾーア、マガタノゾーア、デモンゾーア、メガロゾーアは恐れからか、咆哮を上げた。
捕まっていた巨人が助け出され、姿を変えた。
それに続くように姿を大きく変え、怪物達へと挑む巨人達に、子供だけじゃなく大人達が声援を送り始める。
自分達を守り、あの怪物と戦う姿に人々は明日への希望を胸には灯し始める。
「がんばれー!」
「いけー!」
「あんなやつ倒しちゃえー!」
子供達だけだった、その声援に。
「頑張れ!頑張れーッ!!」
「行けッ!アイツを倒してくれ!!」
「どうか、この世界を救ってくれ!!」
段々と青年が、大人が、老人の声が増えていく。
見ず知らずの、目の前の巨人を、子供達がウルトラマンと呼ぶ彼らへの声援。
だが声援だけではなかった。
「なんで、なんであんな奴らのことを応援するっ!?あいつらも同じ化け物じゃないかっ!!」
「あんな、得体の知れない奴らの応援なんて、意味ねぇ事はやめろ、うぜぇんだよ!」
避難所での保育園のリーダーである男性や、公民館に避難していた荒れた様子の男性達がそう叫ぶ。
そして荒れた様子の男性は、避難所の屋上の一番前で応援しているこどもの一人の肩を掴みかかろうとして、一人の青年に止められる。
「お前、なにしてやがる」
止めたのは消防服を身に包んだ青年、相原リュウだった。リュウに捕まれた手が離されないことに苛ついた様子を隠さない男に、淡々とリュウはそう告げる。
「あ?あんな奴らを応援するコイツらに、お仕置きするだけだ、何が悪い!」
「施設長も、なんでこの子を止めないんすか」
近くにいた男性を止めもせずにいた避難所の保育園を運営していた男に、リュウが問い詰めるように聞くと男性は、気まずそうに視線を剃らす。
すると、その場に怒った様子で現れた斑鳩ジョージが施設長と呼ばれる男性へと口を開く。
「俺が抱えて来た子ども、転んで怪我して全員の避難が遅れるからって置いてきたらしいな。子どもを守るのが、アンタの仕事だろ!なにやってんだ!」
言葉に、施設長も苦しそうにするが周りの大人達が、子どもを預けていた大人達が怒りの顔に、みるみる顔を青くさせ地面へと座り込む。
そしてリュウは目の前の男性が言った言葉『なんで、なんであんな奴らのことを応援するっ!?あいつらも同じ化け物じゃないかっ!!』という言葉に、巨人。ウルトラマンへと変身したミライやユウマの事を思い浮かべ、口を開いた。
「アンタに、アイツらを応援しない奴ら全員に間違いのないこと1つだけ言ってやる!アイツは俺達を守ろうとしてくれてるっ!それを応援しないなんて、あり得ないんだよ!そしてアンタも、大人が子どもに暴力加えようとしてんじゃねぇよ!」
そういいながら掴んでいた男性の手を離すと男性は掴まれていた腕を押さえながらも、苛ついた様子のまま人々に邪魔だと叫びながら、人混みを分けてその場から逃れるように離れていく。
「良いこというじゃねぇか、アミーゴ」
「熱血がこんなところで生きるなんてね」
「かっこよかったですよ!」
リュウの一連の行動を近くで見ていたジョージ、マリナ、コノミが称賛する。リュウは当たり前の事をしただけだと良いながら、ウルトラマン達の戦う姿を見詰める。
「行けーっ!ウルトラマン!」
「頑張れッ!頑張れー!」
「そこだっー!」
増えていく巨人、ウルトラマンへの声援。
人々に灯されていく、明日への希望。
巨人達の応援は子どもだけでなく、大人へそして大勢の言葉へと変わっていく。
「頑張れ、ミライッ!」
「頑張ってください、礼堂くんっ!」
「ワン!ワンワン!!」
「にゃーッ!」
人だけでなく犬や猫もまた、自分達を助けてくれた彼と似た雰囲気の巨人へ声援を送り、ある人物達は特定の巨人への静かな声援を送る。
「がんばれーッ!ウルトラマーンっ!!」
人々の声が地球という星の未来への希望が光へと変わっていき巨人達の前に、1つの光が降ってきた。
その光は人々のウルトラマンへの声援、未来への希望を灯した地球という星の祈りが、一人の青年の記憶の奥にある、かつてテレビを見て光となった記憶が呼んだ光。
現れた巨人の名は、ティガ。
「ディアっ!」
ウルトラマンティガがこの世界に顕現した。
続きはUキラーザウルスが取り込んでいます
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