貴方にとってウルトラマンとは?諦めないことっすかね(白目) 作:クレナイハルハ
目の前で爆発せず、光の粒子へと分解され消滅していくナックル星人の姿にやっぱりネクサスの光線はこうなるよね。最近の映画で例えるならウルトラマン十勇士のネクサスが敵であるダークメフィストをオーバーレイシュトロームで爆発させずに光の粒子に分解させ消滅させたシーンを思い出した。
ウルトラマンネクサスの使う光線、クロスレイシュトロームやオーバーレイシュトローム、アローレイシュトロームやシュトロームソード、オーバーアローレイシュトロームは全てがネクサスに登場する敵であるビーストと呼ばれる存在を倒すためにある技である。
ネクサスの敵であるスペースビーストと呼ばれる存在は例え身体が爆発しても、細胞一つさえ残っていれば復活する事が出来る。
そんなウルトラ怪獣の中でもヤベェ奴らなのだ。
そしてソイツらの補食の対象は人間と人間の感じる恐怖や恐れ。それらを吸収することで進化する特性を持っている、故にネクサスのシュトロームと名が付く技は、光線の当たった相手を内部の細胞まで分子分解し、消滅させる技なのだ。
さっきのナックル星人との戦闘を思い出して自分では出来ないあり得ない動きをしていたことについて、邪神から説明?されたことを思い出して驚きと現実味の無さに呆然と立ち尽くしていた。
邪神の顔文字と共有されたイメージによると、流石に一般人だった俺が戦闘は当然無理、故に自分が脳で想像した通りの動きをすることが出来るらしい。
マッハムーブからの顔面パンチで吹き飛ばし、吹き飛んで倒れているところをセービングビュートで宙に持ち上げてから振り下ろし、完全に瀕死状態に追い込んでからクロスレイシュトロームと、ネクサスらしいと言っていいのか分からないがそれっぽい戦闘が出来た訳だけど。
問題はこの変身した時のデメリットと言うか当たり前の代償だが、戦闘の傷や疲労はダイレクトに俺に来るのである。
まだちょっとランニングしたぐらいの疲労で済んでいるけども、振り向いて椅子に座らせられている少女の元に向かう。
少女の頭に装着された機械に繋がっているケーブルを千切るのは大丈夫だろうか?精神が繋がってたりとかして女の子の精神がヤバくなるとか無いよな?そう思いながらまずの手首足首を椅子に固定している腕輪足輪をウルトラマンの怪力で引きちぎる。
そしてケーブルが大量に装着されたヘルメットのような大きな機械を慎重に取り外す、そして露になった顔と服装から俺は驚き取り外したヘルメット型の機械を手から取り零した。
ヘルメット型の機械が地面へおりカン!というかん高い音が部屋に響き渡った。
ンネクサース♪─(*´・д・)?─
は?なんで?ここウルトラマンの世界じゃないのか?
そんな疑問が浮かびつつも、ある特徴がないから恐らくは他人の空似だろう。取りあえず彼女を抱えてここから出たほうが良いだろう、もしブラックキングとか他の宇宙人いたらヤバいだろうし。
彼女を抱えようとした瞬間、その場に大きな衝撃が加わり大きく揺れた。
『外部より攻撃を確認、エンジン部に致命的な傷害が発生。飛行継続不可能です、本船はこれ以上飛行不可能です……直ちに脱出してください、繰り返します本船はエンジン部に致命的な傷害が発生、これ以上飛行不可能です。直ちに───』
「ッ!?」
大きく揺れた為にバランスを崩して膝を付く、設置された様々な機械が揺れで倒れていくなか少女の座った椅子を片手で握りながら立ち上がる。
外部からの?まさかあのナックル星人に仲間が?てかここ宇宙船だったのかよ!?くそ、やってくれたなおい……。
早くここから脱出……いや、そもそもこの宇宙船の地理とか部屋とか分からない。今から探したとしても墜落するのはいつになるのか……そもそも外は地球なのか?宇宙だとした少女を助ける事が出来なくなる。
いや、方法はあるにはある。だけど、これはセービングビュートの原作での能力から推測したあくまでも推論にすぎない。
外が地球や宇宙だか分からないが、目の前の壁?を殴って外への扉を作る。そして少女の身体をセービングビュートで覆い、人間大から巨大化した自分が手で持って急いで地上もしくは星にマッハムーブで向かうことだ。
かなりの賭けになるが、成功するかどうか……。
ンネクサース♪─(๑و•̀Δ•́)و─
やってみるか、よし!
そう思いながら壁を見据えさっきと同じようにマッハムーブで勢いを付け引いた拳をそのまま振るう。ウルトラマンのスペックなら、パンチ力ならやれるはず、やって見せる!
拳が壁に触れる、壁は大きく歪みそしてガン!!という音と共に2メートルほどの宇宙船の装甲板が吹き飛んで見えたのは、青空だった。
恐らくは地球、そう思いながら即座に振り向いて背後へ両腕からセービングビュートを飛ばし椅子に座る少女を覆う。そして覆ったセービングビュートを抱えて開けた穴から外へ飛び出す。
そして即座に身体を人間大から巨大化させ、手の中に少女を包んだセービングビュートを納め優しく指で包む。
足元が大地と離れ踏ん張る場所がない慣れない感覚に少しだけ気持ち悪さを感じながら足元を見ればそこには、沢山のビルが立っている町が見えた。それが見えて見覚えのある地球だと感じて、安心感を感じゆっくりと降下する。
色々な人に動画で撮られたりしないといいんだけど、すぐに変身解除すること出来ないしこの子も下ろせない。
そう思っていたが、降下するにつれて違和感に気付いた。
降下した場所は恐らくは日本、その事はむしろ安心できる。だが、
おかしい、まだ夕方?に入る前のような空模様。仕事や学校から帰る人や、これから仕事に向かう人たちが歩いていても可笑しくない。
なのに、何処を見ても人一人見えないし動いている車も見えないし建物の殆どが電気のついていない。
まるで町から人全員が消えたように静かだった。
おかしい、これは絶対に可笑しい。こんなのパンデミックでも起こらない限りあり得ない光景だろ。
そう思いながら、取りあえず近場で降りれそうな場所を探す。着地できそうな場所、ホームセンター?らしき場所の駐車場に着地しゆっくりと手の中のセービングビュートで包んだ少女を掌から下ろす。
さて……あれ、変身解除ってどうやるんだ?確か千樹憐がこんな感じでやってたような。
テレビで見たような気がするあのシーンを真似して手甲のアームドネクサスを重ねるように腕を交差させる。すると俺の身体を光が包み、やがて元の人間の姿に戻っていた。
上着のポケットが膨れていた、こんなにポケットが膨らむような物はいれてないはず、そう思いながらポケットに手を突っ込み入っていたものを取り出す、当たり前のようにエボルトラスターが入っていた。
「ですよねー……ととあの子」
先程のセービングビュートで包んだ少女を下ろした場所をみれば、まだ眠ったままで起きる様子すら見せない。
「こいつ、あんなに爆音鳴らして戦闘して脱出したってのに……これがにぶにぶって奴なのか?」
そう思いながら先程と同じように彼女を抱えてホームセンターの入り口へと向かうが、自動ドアが開かない。故障かと思って店内を見るがやはり人一人見えない。
若干怖さを感じつつ、少女をおろして自動ドアを自力でこじ開けその向こうにある自動ドアもこじ開けて店内に入る。だが店内なら聞こえるはずの放送がなく、レジにも誰もいなかった。
不気味だが近くにセールと赤い看板があり大量にバスタオルが並んでいるのをみて、適当に床にタオルを敷いて、少女をそこへ運ぶ。
取りあえずこれで良いだろう、そう思いながら俺は何処かに座るところを探していると、ふとレジ台に何枚か紙が重ねて乱雑に置かれているのが見えた。
なんとく興味が沸いて見てみるとそこには大きく借用書という文字と
「ここ、サーガかよ……」
この世界、恐らくだがウルトラマンではフューチャーアースと呼ばれる世界の地球であり映画ウルトラマンサーガの舞台となる場所だ。
この星は宇宙人によって征服された地球でバット星人の実験場と化しており、人類はほとんど姿を消している。更に生き残りは地球防衛組織チームUと子供たちのみというヤバイ世界だ。
「おい邪神、平和な場所って言ったよね?」
ンネクサース♪─( ・ ֊ ・ )?─
まあ、後でこの星を訪れるゼロとコスモスそして復活したダイナが合体してサーガになってバッド星人の作ったゼットン倒して消えた人達も帰ってきておしまいなハッピーエンドという訳なのだが。
これ、絶対に原作の途中だよな……人誰もいないし。
「まぁ、緊急事態ですし俺もちょっと物資を拝借させて貰いますか」
へ?泥棒?いやいや人命救助だから、犯罪じゃないから。
ンネクサース♪─(눈_눈)─
今の俺の手持ち、カードゲームのカードだけなんですけど?カードゲームショップ帰りだったんだけど?こんな状態でどうやって生きろと?
内なる邪神にそう言いながら取りあえず大きなリュックとキャンプ用品を取りにキャンプコーナーへと向かった。
続きはゾグが持ち去りました。
番外編でブルアカコラボについての反応スレ
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