貴方にとってウルトラマンとは?諦めないことっすかね(白目)   作:クレナイハルハ

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並行世界が多すぎる─(σ・∀・)σ ソレナ─

 

 

ようやく帰り懐かしきミレニアムサイエンススクールを歩いていたコユキ。

彼女は今、そこら中から感じる違和感に首をかしげていた。

あれ、あそこに展示されてる奴はあっちに移動したはずじゃ?

あとこんなに静かでしたっけ?もっとこう、どかーん!とかドバーン!!みたいな感じじゃないでしたっけ?

そんなことを考えながら歩いていたコユキだったが、廊下の向こうから歩いてくる黒いスーツ姿の人影にコユキは眼を見開いた。

コユキの前に立ち止まった彼女、調月リオは驚いたようすでコユキを見つめる。

 

「あら」

 

「リオ会長!?いつの間に帰ってきてたんですか!?あ、もしかした行方不明になった私を助けるために学園に……」

 

彼女はミレニアムサイエンススクールで起きた一人の生徒を巡って起きた大きな事件によって、学園から姿を消していたのである。

 

「何故ここにいるの?」

 

「何故って、変な世界に迷い混んで助けてもらって帰ってき───」

 

事情を説明しようとした時だった、聞きなれた足音共に見えた会いたかったユウカ先輩が見えて、安堵した時だった。

 

「こらー!コユキ!また反省部屋から抜け出して!!」

 

そう言いながら怒った顔で私の手を掴みリオ会長に一度頭を下げると、私の手を引いて歩き出す。

歩く方向からして、恐らくは反省部屋だろう。

 

「全く、ダメじゃない反省部屋から抜け出すなんて」

 

そう言いながら私の手を引くユウカ先輩の様子に、思わず頭をかしげる。

行方不明になってた筈なのになんでこんなにいつも通りの……もしかして、私が誘拐されてすぐの時間の世界に返して貰ったのでしょうか?

脳内に、あの人の姿が過った次の瞬間歩いていた筈の足が止まった。

目の前には見慣れた反省部屋の扉、懐かしさを感じているとユウカ先輩が部屋の扉を開ける。

スライドして見慣れた光景が見えると思った瞬間だった。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「え?」

 

「ぇ……」

 

聞き覚えのある、いやいつと聞いている私の声が聞こえた。見れば反省部屋の入り口近くに座り、此方を見つめる……()がいた。

背筋に冷たいものが伝う、C&Cの先輩達に追いかけられている時のような感覚。

今まで感じてきたミレニアムサイエンススクールの違和感、設置物の位置や学園にリオ会長がいること、爆発音の少なさにみんなの私への反応。

そうしてやがて、コユキは並行世界からやって来た一人の生徒の事を思い出し確信した。

 

ここは、私のいた世界じゃない……。

 

気が付けばユウカ先輩の掴む手を振り払って走り出していた、早く、早くあの人の元へ。

きっとまだ、まだ近くに……この世界にいる筈だと信じて私は走る。

私の名前を呼ぶ声が聞こえた気が聞こえた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コユキを無事送り届けた俺は、ミレニアム地区にある自販機から出たハンバーガーを齧り、炭酸飲料を煽る。

 

「あーマジ久しぶりの文明の利器!最高ー!」

 

ンネクサース♪─(っ‎‎ ´‎‎༥`⊂)ŧ‹"ŧ‹"'ウマウマ!─

 

ンネクサース♪─(๑>◡<๑)─

 

なんかまた邪神に味覚と食感パクられた気がするけど気にしねぇ、うめぇ!てか元の世界の金が使えて驚きだわ。

ここは自販機だけが置かれ、後は飲食スペースのみが広がる店、そして店にいるのは俺一人。

まじで最高、フューチャーアースのあの状況で満足するまで飯なんて食えなかったし、チームUや子供達に申し訳ないから少ししか食わなかったんだよな。

久しぶりにザ外食って感じで腹を満たせて最高だぜ!え!?柴関ラーメンのインスタントあるじゃん買っとこ!

ついでに1個食うか、バーガー1個じゃまだ腹は膨れねぇし……なんだったら俺の世界に帰る前に柴関ラーメンを食っておくべきか?

写真でも撮って置けば思い出になりそうだし。

 

ンネクサース♪─.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.─

 

そんなことを思いながら背負っていた鞄に何個か購入した柴関ラーメンのインスタント麺の袋を入れる。

 

「さて、次は何を食おうか」

 

そう思いながら店から出た時だった、遠くから此方の方へと向かってくる足音が聞こえるがまぁ、俺には関係ないだろう。

そう思いながら鞄を背負い直していた時だった。

 

「みーつーけーたァーー!!!!」

 

「ぐぼぁぁあ!?」

 

そんな声と共に横から俺の腹に突っ込んできた見覚えのあるツインテールと、腹に襲ってきた衝撃に思わず間抜けた声をあげながら地面に倒れる。

 

「いっつつ……あん?」

 

地面に倒れた衝撃と痛みに耐えつつ見ると俺の腹にコユキが顔を突っ込む形で俺を捕まえていた。

 

「お前、なんでここに?」

 

「ここは、私のいた世界じゃないんです!私がいたんですよ!どーなってるんですか!送り届けてくれるって言ったじゃないですか!?」

 

「はぁ?」

 

おいノア、どうやらここコイツのいた世界とは違うブルーアーカイブの並行世界らしいぞ。

 

ンネクサース♪─・・・・(¬_¬ )─

 

おい邪神、どうなってやがる?

フューチャーアースではあんなに自信たっぷりに任せろ的な事を言ってただろ。

邪神?おい邪神?眼をそらすなこっち見ろや。

 

ンネクサース♪─( *・ω・)っ─

 

は?並行世界ってな、何百種類もあるねん?

それを探すのがお前の役割でしょうが!?

どうすんのよ!?

これからまた次元移動ですよこれ、今度こそ成功させてくれるんだろうな?

 

ンネクサース♪─( •ω•˘ )─

 

このコユキの世界を目の前のコユキの雰囲気から探して特定できても結構な数の世界がヒットするだと?

 

「くそが、これだから並行世界が関連する作品は……もう片っ端から回るしかないか」

 

ンネクサース♪─(○p>ω<)⚐─

 

いやお前も頑張るんだよ!!

 

ンネクサース♪─( ;ω;)و─

 

「おい、今からお前の世界を探すために片っ端から並行世界を回るぞ」

 

「はっちゃ!!」

 

「それ了解って意味なのな」

 

そう言いながら体を捕まえていたコユキの腕を剥がして立ち上がり、体についた土を払う。

問題は今いる場所はミレニアム、ブルアカ世界で一番科学が発展していて町の至るところに監視カメラがある。

これじゃあうかつに変身できねぇな……どうにかミレニアムから出ないと。

 

「取りあえず、ここでは色々と不味いからな。とにかくミレニアムを出るぞ」

 

俺の言葉に黙って頷くコユキ、即座にその場から離れようと歩き出した瞬間。

 

「見つけたーーっ!!」

 

そんな声と共に此方へと向かってくる足音に振り向けば、早瀬ユウカと恐らくは先生らしき眼鏡をかけた男性が此方へと向かってきていた。

 

「やっと見つけたわよ、コユキ……で、いいのよね?」

 

「"本当にコユキ二人……"」

 

そんな二人に対して何故かコユキはフューチャーアースのように俺の背中に回ると服の裾を摘まむ。

 

「あー、なんだ。連れになんか用か?悪いが急いでるんで手短に頼みたいんだが」

 

早くコユキを送り届けて俺も元の世界に戻りたいんだがな……。

 

「"どうして、コユキを連れていこうとしてるんだい?"」

 

「別に、元の世界に返すだけだ。」

 

そう言いながら先生と早瀬ユウカに背を向けて歩く、すぐにコユキが俺の後を追って歩いてきた。

 

「あの、これ追いかけられる流れじゃないですか?」

 

「いやいや、わざわざ別の世界の奴の問題に顔を突っ込んで来るようなバカな事は……」

 

そういいかけ、次の一歩を踏み出そうとした足元に銃弾が飛んできた。

それと同時に思い出した、先程話していた奴らがそんなわざわざ別の世界の問題にまで顔を突っ込むような主人公(バカ)だったことを。

 

「一応聞くが……俺とコイツ、今どっちを狙った?」

 

そう言いながら振り返る、だがユウカそして勿論だが先生も銃なんて持っていない。

ユウカと先生、そして俺とコユキの間に一人の生徒がたっており此方へとサブマシンガンを向けていた。

よりによってお前が来るか、まじで俺は早くコユキを送り届けたいだけなんだが。

 

「悪ぃな、後輩を連れてこうとする輩をそうそう逃す訳には行かねぇんだよ」

 

そう言いながらサブマシンガン、ツインドラゴンを此方へと向けてくるメイド服の上にスカジャンを羽織っているという奇抜な格好をした少女の名は美甘ネル。

ブルーアーカイブの世界でも強者に上がるレベルの存在、まじでなんでこうなる?ったく、てかそもそもここで変身して良いんじゃね?だってもうこの世界に来ることはないし?だったら別に監視カメラで撮られても大丈夫じゃね?

 

「この世界は荒っぽい奴しかいねぇのかよ……」

 

「キヴォトスですから!」

 

「納得だよ!!」

 

コユキの元気な返しに思わずそう叫びながらポケットからエボルトラスターを取り出す。取り出したエボルトラスターをそのまま引き抜いて頭上へと掲げる。

体が光に包まれ慣れたくない感覚に身を任せる、エボルトラスターから放たれた光にその場にいたユウカや先生、コユキにネルが眩しさに眼を閉じる。

ネクサス、アンファンスへと変身した俺は足元に見えるコユキに向けてしゃがみながら掌を差し出す。

すると即座に掌に飛び乗ったコユキをセービングビュートで包みつつ地面を蹴って中へと浮かぶ。

足元にいた先生達を確認する、驚いた様子の先生らしき男性とユウカとネル。

先生が驚いて何も言えないのをみるに、どうやらこの世界の先生はウルトラマンのことを知らないらしい。

まぁ、いいか……んじゃ、邪神いくぞ。

 

ンネクサース♪─٩(ˊᗜˋ)و─

 

即座に俺はコユキを乗せている腕とは反対の腕のアームドネクサスをエナジーコアへと翳し、そのまま振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に飛び込んできた先程と同じブルーアーカイブの世界の景色に取りあえず次元移動が成功したと感じていた瞬間。

背後から聞こえてきた爆発音に俺は膝から崩れ落ちそうになるのを耐えながら振り向く。

町中で暴れる背中に大きな結晶のような物がついている白い鳥のぬいぐるみ、ペロロジラらしき何かが暴れていた。

 

「……あ、確かスペースペロロジラですね」

 

コユキ、お前アイツについて知ってたのか。

案外コイツもこういうの知ってたり、いや待て。

え?スペースペロロジラってその、なに?

 

『よし、行くか。この世界の面倒事に突っ込む必要は……』

 

「先生?達負けそうですけど、助けないんですか?」

 

良くみればスペースペロロジラの周りを飛ぶヘリコプターからは生徒が銃を乱射している。あと苦しそうな表情をしながら指揮している大人の女性の姿も見えた。

本当なら即座に次の世界に飛びたいところだけど、ピンチな所を助けないウルトラマンは解釈違い……。

 

『……はぁ、10秒だけそこで待ってろ』

 

そう言いながら近くのビルの屋上にコユキを下ろしてスペースペロロジラ?へと向き直り、即座に左腰に右手を当ててそこから抜刀するように腕で十字で作りクロスレイ・シュトロームをスペースペロロジラへと放った。

特に妨害もなくクロスレイ・シュトロームが当たったペロロジラは即座に粒子へと分解され…風にのって消えていく。

 

「あぁ!?ペロロ様ぁぁぁぁぁぁアアアア!」

 

なんか一部のペロキチの悲鳴が聞こえた気がするが気のせいだろう。

そう思いながらビルの屋上に立っているコユキを掌に乗せ直す。

 

「あ、スペースペロロジラの近くに私が見えたんでこの世界じゃ無いみたいです」

 

よし、邪神次行くぞ。

 

ンネクサース♪─٩(ˊᗜˋ)و─

 

即座に俺はコユキを乗せている腕とは反対の腕のアームドネクサスをエナジーコアへと翳し、そのまま振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に飛び込んできた先程と同じ町中、ではなく市街地の景色だった。空に浮かぶ巨大なヘイローからブルアカ世界への次元移動が成功したことに安堵した瞬間、背後から聞こえてきた爆発音に俺はorzの体勢になるのを耐えながら振り向く。

身体中から煙を出して真っ赤になっているペロロジラが市街地で暴れていた、近くにはカイテンジャーと呼ばれるキャラのロボットが倒れているのが見える。

 

「今度はバーニングペロロジラですね」

 

『詳しいな……』

 

「映画館に連行されました……怖いですね、ネットで書いた事を特定してきたんですよ?怖すぎてヒマリ先輩を呼びました」

 

あんのペロキチがよぉ……。

 

「助けないんですか?また負けそうになってますけど」

 

無言で俺はコユキを近くの建物の屋根に下ろして、バーニングペロロジラ?へと向き直り即座に左腰に右手を当ててそこから抜刀するように腕で十字で作りクロスレイ・シュトロームをペロロジラへと放った。

妨害はなく無事クロスレイ・シュトロームが当たったバーニングペロロジラは即座に粒子へと分解され風にのって消えていく。

 

「あぁ!?ペロロ様ぁぁぁぁぁぁアアアア!」

 

今度は水着か………。

ペロキチの悲鳴が聞こえた気がするが気のせいだろう。

建物の屋根に下ろしていたコユキを回収する。

 

「あ、ここの世界も私の世界じゃないです。私の先生はあんなにムキムキじゃないです」

 

即座に俺はコユキを乗せている腕とは反対の腕のアームドネクサスをエナジーコアへと翳し、そのまま振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次元移動して目の前に飛び込んできた光景に俺は、片膝をついた。

本当なら両膝をつくところだったが、ネクサスが両膝をつくとか解釈違いだから気合いでギリギリ許させる片膝のみをついた。

正面には両腕?両羽であってるのか?にメカメカしい3つの砲門がついた大砲を装備し、両肩にも大型のキャノン砲をくっつけた銀色のペロロジラがいて、火山を背に武装を乱射して暴れていた。

そしてその両隣には、銀色に光輝くロボットのようなペロロジラ。

そして、何故かふつうのペロロジラがいた。

 

そろそろ東(ピー)に起こられるぞまじでペロロよコラ?

 

「三式ペロリュウにメカペロロジラ、シン・ペロロジラですね」

 

何があったんだよこの世界………。

 

てか、え?ペロリュウ?鳥?竜?どっち???

まじで混乱してきた。

 

「たぶんですけど、ここ私の世界じゃないです。私の世界であって欲しくないです。」

 

『だろうなぁ!』

 

くそがよぉ……てかまじでさぁ!次元移動何回目だよこれ!?そろそろエナジーコア鳴りそうな気がして怖ぇーんだけど!?

てか完全3体の内2体は人の業だろ!

今回はもう別の世界に移動していいだろ、滅べよここまでの何かを起こしてこうなってるなら滅べ!!

 

「あとまた負けそうですね~」

 

邪神、あれ使う。まじで高速で終わらせて次行くぞ。

 

ンネクサース♪─キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!─

 

ンネクサース♪──(*>ω<)bグッ──

 

近くの建物の屋上にコユキを下ろしてすぐに3体のペロロジラへと向き直り、握りしめた右腕のアームドネクサスを胸のエナジーコアへと当て、振り下ろす。

水のような音と共に淡い光の波紋が体全体へと広がりネクサスの姿を紫色へ変えていく。

ジュネッスヴィオレとなった俺は右腕のアローアームドネクサスからシュトロームソードを展開し、走りながら3体のペロロジラを斬り抜けた。

ペロロジラ達は切られた場所から即座に粒子へと分解され…風にのって消えていく。

 

「あぁ!?ペロペロさんーーーーー?!」

 

なんか声が違うーーーー!?

 

とにかく、今度こそ、今度こそ頼むぞノア。

 

ンネクサース♪─٩(ˊᗜˋ)و─

 

建物の屋上に下ろしたコユキを回収して俺は即座に俺はコユキを乗せている腕とは反対の腕のアームドネクサスをエナジーコアへと翳し、そのまま振り下ろした。

 

 

 




続きはレイブラッド星人がバトルナイザーと一緒に持っていきました。

番外編でブルアカコラボについての反応スレ

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