貴方にとってウルトラマンとは?諦めないことっすかね(白目) 作:クレナイハルハ
今度こそ、そんな思いと共に飛んだ並行世界。
目の前に現れた景色は、見慣れたブルーアーカイブの街中ではあるのだがビルは所々が壊れ町を多くの人々が走り、逃げている。
大きな音がして、振り向くとそこにいたのは宇宙というか黒というかそんな変な色のペロロジラがいた。
ファ○○!!*1
何だよもぉおおおお!またかよォオオオオオオオーーー!!
フーッ!フーッ!落ち着け、落ち着け俺。
今の俺の姿はウルトラマン、ウルトラマンなんだ。
ウルトラマンはこんな風にキレたりしない、ウルトラマンはどんな苦境でも弱音を吐かない。
耐えろ俺、押さえろ俺、この怒りはあの鳥にすべてぶつけるんだ俺。
そんな風に自分を落ち着けていると、変な色のペロロジラの近くで聞き覚えのある音が聞こえた気がして視線を向ける。
そこには、地面に片ひざをついてペロロジラを見据えるカラータイマーが点滅している赤と黒のカラーリングに特徴的な目のウルトラマン。
ウルトラマンジード、プリミティブの姿があった。
は?なんでウルトラマンジードがブルアカ世界にいんの?あれか?ネット小説か?二次創作のブルアカ世界に来ちまったのか俺?
ンネクサース♪─ヽ(; ゚д゚)ノ─
「あれ、ウルトラマン?ですよね……少し目付きが怖いですけど」
言ってあげるな……取りあえず掌に乗るコユキを近くの無事な建物の屋上に乗せて、ペロロジラ?に向き直る。
ペロロジラを前にジードはなんとか立ち上がるが見るからにフラフラで簡単な攻撃で吹き飛ばされることが想像出来る。
俺は両腕を伸ばし、下でアームドネクサス同士を交差させる。エネルギーを両腕に貯めるイメージでゆっくり上げ肘を腕の外側を向けるように曲げて両腕を斜め上に広げてから腕をL字に組む。
腕から放たれたオーバーレイ・シュトロームは特に周りを傷付ける事やジードに当てることなくペロロジラへとぶつかった。
『ぺ、ペロォオオオオオオオ……』
そして今まで倒してきた通りにペロロジラは受けたオーバーレイ・シュトロームにより即座に粒子へと分解されて風にのって消えていく。
「あぁ!?ペロロ様ぁぁぁぁぁぁアアアア!」
もう聞きあきたファウストの悲鳴に、俺は組んでいた腕を下ろす。すると消えていくペロロジラをから俺へと視線を向けたジードは驚いた様子で呟いた。
『あなたは……』
この声、まさか?
ジードがそう呟いた瞬間、体が光となり分解され、ジードの立っていた場所には見覚えのある姿の青年が倒れているのが見えた。
特徴的なオレンジのシャツにデニムのジャケット、見間違える訳がない。
間違いなく朝倉リクが目の前に倒れていた。
取りあえず、この世界は外れみたいだし早く次の世界に行くか。
ンネクサース♪─(乂・ω・´)─
は?なんでダメなんだよ、ウルトラマンジードがいるブルアカ世界なんて間違いなくアイツのいた世界じゃ無いだろ。
早く次に行かないと、そう思っているといつの間にか朝倉リクを助け起こす大人の男性が見えた。
もしかして、アイツがこの世界での先生なのか?
そう考えているとコユキが「先生」と呟いた声が聞こえて即座にコユキを下ろした建物に戻りコユキを掌に乗せる。
『ここなのか、お前の世界は』
「はい、きっと!」
そうキッパリと答えたコユキに頷いて返し、コユキを乗せたまま先程の先生らしき男性の元へと向かう。そこにはリクをどうにか背負う先生らしき男性と、顔を隠すようなマスクにフードを被った少女が此方を見つめていた。
近くに生徒や大人が誰も通っていないこと、そしてしゃがんで誰も傷付けない状態なのを確認して彼らの前で片膝をついてしゃがみコユキを乗せた手を下ろす。
掌からピョンと勢い良く飛び出したコユキが先生の元へと駆け寄る、それに対して先生は驚いた顔でコユキと俺を交互に見つめる。
取りあえず頷いてから立ち上がる、これで今度こそこの世界からおさらばだ。
そのときだった、胸のエナジーコアの中央の青かった筈の光が赤く変化し点滅し始めた。
次の瞬間、体を襲ったのはとてつもない脱力感を襲い立っていられず片手を地面について膝をついてしまう。
くそ、これがカラータイマーの鳴っている状態かよっ……こんなの、体験したくなかったっつーの。
恐らくだが並行世界から並行世界への移動にかなり力を持っていかれた感じか?それともジュネッスヴィオレを使ったからか?
とにかく変身を解除して休まないとな、此方を心配そうな目で見てくるコユキに頷いて返しながらどうにか立ち上がりその場から飛び上がる。
取りあえず人気の無さそうな場所に飛ぶしかない、そう思いながら俺はキヴォトスの空を飛んだ。
どうにか人気のない場所で変身解除した俺の体は、まるで徹夜した後のような疲労感と重めの風邪を引いたときのような脱力感で大変なことになっていた。
しかも変身したからなのか、体力がもう底をつきそうで眠い。
「くっそ……」
攻撃を受けて怪我をしてないのが唯一の救いか……。
そう思いながら歩いていると公園という文字が目に飛び込んできた。
公園か、公園のベンチなら寝てても特に問題ないだろう。
この鞄が取られないかだけが心配だが、今はもうとにかく寝たい。
公園に入り、疲労も脱力感、睡魔からかフラフラと少し覚束ない足でなんとかベンチを見つけられた。
鞄を前に背負い、ベンチに横になり目を瞑る。
あぁ、疲れたなぁ……考えてみればちゃんと寝れたのっていつだ?
フューチャーアースに送り込まれたときはろくに寝れなかった気がする。
「ようやく、安心して眠れる……」
思ったより、体に疲労がたまっていたらしいな。
だんだんと意識が遠くなり、俺はすぐに眠りついた。
続きはダークルギエルがスパークドールズに変えました。
番外編でブルアカコラボについての反応スレ
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