月曜の朝というものはなぜこうも憂鬱なのだろう。
そんな暗い感情を抱きながら、洗面所で顔を洗い、リビングへ向かう。両親はすでに仕事へ、妹も学校へ行ったようだ。今日の朝食は米、みそ汁らしい。
(美味!)
そして欠かせないのが、
「うわ、エメマンあと3本しかないじゃん...」
ジョージアのエメラルドマウンテンだ。甘くて、少し苦い、朝の鬱憤を晴らすためには欠かせないもの。これがないと一日が始まらない、そんなことを思いながら、今日も今日とて朝のエメマンを嗜む。
(美味!!!)
「ふぅ...そろそろ行くか」
そんなことをつぶやき、歯をみがく。こうみえて口臭には気を使っているのだ...周りからはどう匂っているのかは知らんが...
「いってきます」
そんな独り言を吐きながら、ドアを開け、鍵を閉める。
今日は快晴だ。こんなにいい天気だと一日のやる気があがーー
(うぅ...目が痛い...)
(高校に入学して一週間か)
そんなことを内心思いながら見慣れた通学路を歩く。
というのも、学校が自宅から近いためであり、朝ゆっくり過ごすことが出来るのもそれが理由だ。しかし、学校の偏差値がそこそこ高いため、校内にはこれまでの友達や知り合いが少ない。ここだけの話、俺が合格できたのは、入試に得意な分野が多く出たためである。
(着いちゃったよ...)
正門をくぐり、玄関に足を進め、靴箱に靴を入れる。
(昨日脚トレをしたせいか筋肉痛が!!!)
一年生のフロアは校舎の4階。ただでさえ、朝で脳がまだ起きていないのに、負荷がかかっている状態での階段。まさに地獄。
一日のやる気パラメータが下がるのを感じながら、階段を上る。
やっとの思いで4階にたどり着き、1―4の教室の扉に手をかける。
教室に入ると多くの生徒がすでにおり、談笑をしている者、読書をしている者、スマホを触っている者、勉強をしている者と、各々ホームルームまで時間をつぶしていた。
(もう友達できたのかよ、すごいな...)
そんなことを思いながら自分の席へ向かう。
廊下側から4列目、後ろから2列目とごく普通の席だ。いや、後ろの方だから意外と当たりの席だ。
席に着くと同時に持参した本を読む。
ここ最近、朝の読書の時間が増えてきた。というのも、昔から少し読書を嗜む程度だったものが最近になって急に読書にハマりだした、という経緯だ。
これは持論だが、人が己の考えを深めるためには他者と交流することが一番手っ取り早い、いや、それしかないと思う。他者と交流することで自分ひとりでは思いつかない事柄を知り、それを糧に見解を深める。己を成長させるには外部の影響が不可欠。だが、あいにく自分は人見知りで人と話すのが苦手だ。
そんなときに読書だ。本というのは人の思想だ。啓蒙系であれば、深く一人の思想について学ぶことができ、物語系であれば広く、浅く、多くの人の思想に触れることが出来る。
まさに本とは自分のような人間にとっては必要不可欠なものだ、と最近思うようになってきた。
「おはよう」
担任の声により、本の世界から現実に戻る。周りを見渡すと多くの生徒が既に席へ着いている様子が伺える。どうやら担任が教室へ来たことに気が付かないほど読書に没頭していたらしい。
「では朝のホームルームを始めます。」
そんな学級委員長の声とともに、今日も今日とて憂鬱な一日が始まる。
初めまして独夏です。
人生で初めて小説というものを執筆してみました。
初めてのことなので、慣れない部分がありますがどうか暖かい目で見守ってください。
小説については、今後他キャラクターを出していこうと思います。
今回の内容は、主人公の独白が多めだったので、あまり面白く感じなかったかと思います。私自身もあまりおもしろくなかったので、主人公くんはもう少し友達づくり頑張って下さい。
続くかは分かりません。続くとしても不定期です。よろしくお願いします