不死を探す者は神ゲーに出会いどうなるのか   作:名無しの亡者

10 / 12
こんにちは。 名無しの亡者です。

気がついたらこんなことになっていた。

投票結果から、とりあえず上の鐘行った後は下の金に行きます。 その後に関してはまたその時の投票を見て決めていきます。

この作品には拙い部分、おかしな部分が少々、多少、もしくは多々のいずれかに分離される量含まれている可能性があります。 嫌な方はブラウザバックをご検討ください。


上の鐘楼 前編

肩に痛みを感じ、地に足のつかない不安な空の旅路は視界に一つの小さな炎と遺跡、それとチェーン装備の男(青ニート)が入った時に終わりを告げた。

 

掴まれ始めてからずっと肩に痛みを与え続けていたカラスの足がガパリと開くと、何にも阻まれることなく垂直に落下し、篝火のそばに落下した。

 

 

それなりの音を出しながら着地した筈だが、彼は驚くことなくこちらをまじまじと見つめた後こう言った。

 

「よう、あんた、よくきたな。新しい奴は、久しぶりだ」

 

ネタにされがちだが、個人的に好きな方のキャラである青ニートに会えたということに感極まってしまい、何も話せずにいると彼はそのまま話し続けていった。

 

「どうせ、あれだろう?不死の使命がどうとか…みんな同じだ」

 

「呪われた時点で終わっているんだ 不死院の中でずっとじっとしていればいいものを…ご苦労なことだ」

 

 

先ほどまでとは違い、今度は怒りによって声が出ない。

 

前世でプレイしている時を含めて何度聞いても、彼のこの発言は上級騎士の誇りを貶している様に感じ、反論するために口を開こうとすると、

 

 

「まぁ、いい。暇なんだ、その不死の使命について教えてやるよ」

 

 

と、こうなるのがわかっていた様にこちらが確実に興味のある話題を出すことで黙らさせ、そのまま話し続けた。

 

 

「不死の使命ってのは、二つの鐘を鳴らすことだ」

 

 

その鐘はどこなのだ?と言う疑問を今度こそぶつけよう、としても

 

 

「ひとつは、この上にある、城下不死教区の鐘楼に もうひとつは、この遥か下にある、病み村の底の古い遺跡に」

 

 

言う間も無いほど素早く教えられた。 まるで、何十何百と繰り返してきたかの様に。

 

 

「両方鳴らせば、何かが起こるって話なんだが…どうだろうね?」

 

「少なくとも俺は、その先の話は、聞いたことがねぇが… まぁ、いい」

 

 

「ああ、貴重な情報の提供は助かる。 とりあえず、上の鐘から向かおうと思う。」

 

 

「あぁ、それがいいさ。 さぁ、行けよ そのためにきたのだろう?この呪われた不死の地に」

 

「…ハハハハハ」

 

 

乾いた笑いで彼は会話を締めくくり、どこか諦めの様なものを感じられる目で早くどちらかの鐘へ向かう様に促してきた。

 

 

「ありがとう」

 

そう一言だけを残し階段を登ってとりあえず城下不死街へ向かっていった。

 

 

 

 

30分ほど経ったのであったのだろうか? 疲れや空腹などを感じぬ体に、どこか人間性を失ってしまった様に感じ、悲しく、しかし何処か嬉しく感じていると、 塔のような建物の中に篝火を発見した。

 

エスト瓶は減っていないが、リスポーン地点の更新のため座ると、デーモン戦から一度も自分のステータスを見てなかったことに気がつき、ついでに見ることにした。

 

 

 

————————————

PN:ガクレン

LV:14

JOB:不死人(騎士)

5072ソウル

HP(体力):20

MP(魔力):15

STM (スタミナ):40

STR(筋力):50

DEX(器用):30

AGI(敏捷):10

TEC(技量):30

VIT(耐久力):10(85)

LUC(幸運):10

スキル

・ソウル収納

 

装備

右:ブロードソード

左:カイトシールド

頭:騎士の兜(VIT+14)

胴:騎士の鎧(VIT+37)

腰:騎士の手甲(VIT+12)

足:騎士の足甲(VIT+22)

アクセサリー:なし

————————————

 

デーモンに勝ったからなのか、少しだけレベルが上がっていたのでステータスを振る。 そうすると、篝火でこれ以上することがなくなってしまったので、立ち上がり、また先へと進む。

 

 

 

道中、修理箱や木箱、橙色の石などを商人から買って武器の耐久値を回復させたりしていると、右側には下の階段が、左側には、上りの階段が見えてきた。

 

 

上りの階段の方にはあからさまに樽を用意してスタンバっている亡者が見ていたので下の階段へと進み少し歩くと、少し狭く感じる通路の奥には巨大な黒い影のようなものが見えた。

 

 

その影の正体がわかっていながらも、戦ってみたいからとさらに前に進み近づくと、こちらに気がついたようで、その悪魔のように見える2mを超えるであろう巨体からは想像できない身軽な動きで距離を詰め、軽く振り払うかのようにその大剣を振ってくる。

 

振られた剣に対してこちらも盾を振り、弾く。 

 

 

パァン

 

 

と大きく乾いた音が響いたように感じたと同時に一瞬の硬直が黒騎士に生まれた。

 

 

そのような大きな隙を見逃すわけもなく、瞬時に剣を両手で握り、2、3度ほど切りつけた後片手に持ち直し盾を構える。

 

だけれども、黒騎士はひるんだような様子はなくもう一度こちらに攻撃をしてくる。

 

 

先ほどとは違い袈裟斬りのような攻撃であったが難なくパリィをし、先ほどと同じように攻撃を喰らわせる。

 

 

流石の黒騎士でも何度も両手持ちの攻撃を喰らえば怯むもので、追撃を加えようと近づくと、軽く飛ぶように後ろへ移動すると少し左に移動するがその大きな体が通路の壁にぶつかってしまう。

 

 

ぐるりと回転しながら機会を伺うつもりであったのだろうが、この狭い通路では出来なかったようで後ろへ少しずつ黒騎士は下がっていった。

 

黒騎士が後ろに下がっていくのと同じ速度でこちらも前に進みこれ以上引き離されないようにする。

 

 

 

ある程度進むと通路の奥へときてしまい黒騎士はどうしようもなくなってしまったのかぴくりとも動きがなくなってしまった。

 

そんな異常事態に警戒しながらもこちらの間合いに黒騎士が入るよう前へ進もうとすると、黒騎士が少し身を屈めながらその右の手をグッと後ろへ下げていた。

 

最後の攻撃として大技を決めるつもりでいるつもりらしい。

 

 

ならばその覚悟を踏み躙るわけにはいかないと、こちらも左手の盾を前に出ししっかりを受ける態勢を作った。

 

数瞬、先ほどの戦いと同じのかと疑うほどの静寂が戦いの場に訪れる。

 

 

黒騎士が突然こちらを向いたかと思うと、先程まで後ろへ下げていたはずの右腕がこちらに向かってグオンと一直線に私の命を奪うために突き進んできた。

 

そんな覚悟と誇り、これまでの研鑽の全てがのった黒騎士の一突きに対し

 

 

「天晴れ」

 

と言いながら盾を動かす。

 

 

パァン

 

 

と、先ほどと同じように乾いた音が鳴るがパリィの音と同時にどさりと何かが崩れる音がした。

 

私の目の前には腹に剣が突き刺さり、膝から崩れ落ちている黒騎士がいた。 剣の突き刺さった腹からはポリゴンが流れ落ちていて、刺さっていた剣を引き抜きそのままトドメを刺してやる。

 

 

 

最後の戦いが満足のいく戦いであったのか、少し暖かく感じるような雰囲気を出しながら黒騎士は全身がポリゴンとなって散っていった。

 

 

先ほどまで彼が立っていたはずの場所には白いモヤと彼の持っていた剣と盾が落ちていた

 

今まで装備していたものよりも断然こちらの方が性能が良く、装備可能な武器類が落ちていたことに喜び、喜びのローリングの舞を舞いながらもこれまでの装備と入れ替えて装備した。

 

これまでの装備は裏に控えさせているからいつでも出そうと思えば出せるがおそらくしばらくはこれらを使っているだろう。

 

 

黒く光る武器をそれぞれ片手に持ちながら先ほどは選ばなかった上りの階段の方の道へと向かう。

 

先ほと手に入れた剣と盾に気を取られ過ぎていたせいか、真正面から転がってくる赤く輝いた樽の存在に気づかず引かれてしまう。

 

 

少々空気を読まないで燃えている樽を階段上から蹴落としてきた亡者に対してイラッときてやや八つ当たり気味に攻撃を加えた。

 

 

 

すると一撃で全身がポリゴンと化し。白いモヤへと形を変えた。

 

先ほどまでとは違い一撃で倒せることに快感を感じ、先ほど感じていた苛立ちはどこかへ霧散してしまった。

 

八つ当たりを済ませ得たことでようやく塔の中に入ることができた。

 

さぁ、黒騎士の次はハベルだ、と下の階段を下ろうとしたその時

 

今はハベル先生と戦うべきではないと自分の直感がなぜだかわからないが囁いている。

 

どんなに理由がわからなくても、これまで助けられきた直感の言うことだからと、少し無理やりながらも納得し、上の階に向かう階段を登っていった。

 

キラリと光る水晶を背負ったトカゲのような生き物を1匹からからしたりしながら登ると、敵も現れぬまま白いモヤの壁の前についた。

 

 

先ほど、あの黒騎士を一度目の挑戦で倒すことができた等自身からかそこまで緊張することもなく、壁に触れ奥へと進んだ。

 

 

壁の奥には所々壊れている箇所の見られる古い橋が2本の塔の間にかかっていた。

 

 

とりあえず階段を下った後、右手にある梯子を登りその上にいた2人の亡者をそれぞれ一撃で切り捨てる。

 

 

流石に最初の方のボス戦とはいえ、常に遠くから狙われている状態では負けるかもしれない。 そう思ったが故の行動であった、

 

 

邪魔なのを排除し、ハシゴを下って最初の場所に戻る。

 

そうして橋の中ほどまで進むと、フッと空が急に暗くなり目の前に不死院の時と同じほど大きな牛頭のデーモンが降ってきた。

 

 

デーモンが降ってきたことを確認し、即座に盾を構えると高い音が空に響き手には痺れがやってくる。

 

自分との距離が大きく離れていて、デーモンがその大きな棍棒を構え直そうとしているところから、攻撃によって吹き飛ばされたことがわかった。

 

体力はほとんど削れていないことを確認したら、即座にデーモンの股下に向かって走り、尻を追いかけるような動きをしながら攻撃を加えていった。

 

 

やはりデーモン系統には尻を追いかけるのが一番だと少しふざけたことを思いながら、黒く光る剣を両手で握り全力で振る。

 

デーモンは怯む様子もなく足をドシドシと鳴らしながらこちらへ再び向き合おうとする。

 

 

先ほどまで追いかけていた尻がなくなっていたことに気がつき、未だ何度も振り上げ、振り下げている足の足のないだを走りぬけ、また背後に立つ。

 

 

 

いくらボスであっても頭は牛でしかないデーモンは何度繰り返されても学ぶことのないまま、最後走りに剣を突き立てれ、全身がポリゴンとなってしまい消えてゆく。

 

完全に全身がポリゴンとなり先ほどまでいた場所にあった白いモヤが体の中に吸い込まれると、2本の塔の大きなドアにあったそれぞれのモヤがなくなっていた。




本来一話でどこか一ヶ所を書き切るつもりだったのに、好きなところを書き足していっていたら前後編に分かれてしまっていた。
サンラク達との絡みはいつになることやら

もし細かく書くとして、最初はどこに行くか。 票数が多い順で行く

  • 王道をいくべき、上の鐘から下の鐘
  • 混沌の娘に会いたい、下の鐘から上の鐘
  • 遠距離無ければベアトリス頼み、月光蝶
  • やっぱりわんわんお、シフ
  • ルートは知らない、四人の公王 指輪有り
  • うざい奴から潰す、下の鐘の後混沌の苗床
  • 神聖武器なんていらない、ニト
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。