“枢相”イグラは敗残兵   作:チト 熟練見張員

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エスコンの管制官って、誰が1番好きですか?
私はバンドックが大好きです。
イエス!バンドック!
あ、フルバンド死んじゃった…


今回はイグラは登場しません。
イグラの得意分野は、ブルアカ(戦術)じゃなくてHoi4(戦略)の部分ですので…


第六話 こちらアビドス重力戦線、以上ナシ(上)

「情けないわね、貴女たち。覆面水着団の信念は、その程度のものだったの?」

 

“アルッ…”

 

「“目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く”そう語ってくれてのは、嘘だったのかしら?」

 

“助けに来てくれたんだね。”

 

アビドス砂漠。

かつて数多の謀略と策謀がこの地を吹き荒れ、それはやがて砂となってこの地を覆い隠した。

だがシャーレ率いるアビドス対策委員会は、そんなアビドス100年の陰謀を包み込む砂漠に挑まんとしていた。

全ては、愛する母校アビドスの為に。

そして何より、皆んなが愛した先輩(ホシノ)の為に。

 

 

 

「ここは私たちに任せて、先に行きなさい!」

 

「待てぇ、この私が行かせるとでもッ」

 

「無粋な真似はよしなさい」

 

対策委員会の前に立ち塞がっていた、カイザーPMCの理事…通称カイザー理事だったが、乗っていたパワードスーツを便利屋に攻撃され、その隙に対策委員会の面々を逃してしまった。

 

「ッッッッ!!便利屋ァ!!雇われ風情の貴様らが!!」

 

「やっ雇われ風情ですって!?私達は孤高のアウトロー集団の便r」

 

「ブチ殺してやるぞ陸八魔アル!!!」

 

「あはっ!そんなに怒らないで?お・じ・さ・ん・!」

 

「ッッッッ!!?!」

 

「ちょ、やめなさいムツキ」

 

「アル様に風情と言いましたね許さない許さない許さない…」

 

「ハルカ?!」

 

カイザー理事は便利屋へ向き直ると、パワードスーツの腕部を変形させ、中から大口径ガトリング砲を露出させた。

 

「…社長、これやばいかも…」

 

「黙れ小童(こわっぱ)ッッ!!」

 

「ッ伏せて!!」

 

砲身が回り始めると、便利屋に目掛けて辺り一体にガトリング弾をばら撒いた。

便利屋の面々は、アル社長の指示に素早く反応し、近くの障害物や砂の窪みに身を隠した。

 

「ガハハハ!!逃げる奴は生徒だ!!逃げない奴は、よく訓練された生徒だ!!」

 

「(くッ……火力が違いすぎる…ムツキも爆弾を投げ込む隙を伺っているけど、この弾幕だと厳しい…何か気を逸らすアクションが無ければ………)」

 

便利屋の課長カヨコは、火力の格差からジリ貧になることを危惧していたが、未だ打開の突破口を見出せずにいた…だが、その時

 

「(んッ?!遠くから砲撃音!?)」

 

はるか後方から、砲撃音が聞こえてきた。

それも、先日自分たちが聞いた、そしてかつてゲヘナでよく聞き馴染んだ迫撃砲や高射砲の音ではなく、榴弾砲(カノン)の音だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

便利屋の最前線より、後方10km地点。

 

アビドス砂漠のちょっとした丘の上に、純白の旗が勇々とたなびいていた。

 

「連隊長、ゲヘナより電文です。」

 

「読み上げなさい」

 

「『カイザーへノ攻撃ノ要ヲ確認セリ、汝ノ砲撃支援求ム。座標、東経一〇五、北緯二〇、地点ロ-ニ。』」

 

「イソイデコロセ^q^」

 

「え」

 

「ん“ん“……なんでもない。直ちに、指定の座標へ向け、砲撃を開始せよ。」

 

「ワカリマシ…あッ」

 

「………」

 

「………」

 

「………」

 

「………イエス、マム。」

 

「………チッ、悪魔共の興が染ったか…まったく、忌々しい…」

 

 

 

 

 

「撃ち方始めッ!」

 

「うちーかた、はじめェ!!!」

 

ダンッダンッダンッ

砂漠の彼方へと向けられた計24門の大砲が、振り下ろされた腕を合図に一斉に花開く。トリニティ式のその高い練度からくる一定の砲撃リズムは、乱れることなく太鼓を叩くかのようであった。

 

「前方、ゲヘナの観測員より報告。着弾地点、狭差!!」

 

「よし、ありったけの弾薬を持って来なさい。在庫処分ですわ」

 

「ゲヘナの御畜生様に遅れをとることはあってはならなくてよ!」

 

「ソコニヤツラガイルゾ」

 

「あ、あのぅ…私は、どうしていれば…」

 

「あ、ヒフミ様はそこでお座りになっててくださいまし。どうせ役に立ちませんので…」

 

「あ、あはは…」

 

「ほら、そう落ち込むな…君にはこの、『<限定>トリニティ野戦砲兵ペロロ様手縫いキーホルダー』をくれてやろう。」

 

「ええ!?これは、かつてのティーパーティーが発注を取り止めた幻の限定ぺろrーーーー」

 

トリニティの砲兵陣地からは、轟雷もかくやという地響きの様な音が鳴り響き続け、辺りの砂漠を揺らし続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー

アビドス砂漠上空。いや、地上。

地面スレスレを3機のヘリが、 アビドス砂漠の砂を巻き上げ3本の線を描きながら高速飛行していた。正確にはヘリなどではなく、どっからどう見てもエ●ァンゲリオンに登場するUN重戦闘機なのだが、『Apache Avant-garde』と機体側面に刻印されているし、本人達もアパッチだと言っているので、どっからどう見てもアパッチ(他の物に見えた奴は独房)ですねありがとうごさざいました。

 

そして、その3機の後方上空、高度3万フィートを飛ぶ灰色の大鷹。

早期警戒管制機E-767(なぜかキヴォトにある国防の要)が、自機の周囲250マイルのアビドス砂漠に目を光らせていた。

 

AWACS BANDOG

<<こちら管制機。囚人共、応答しろ>>

 

『こちら、アパッチ隊。1番機…隊長シトレ。』

 

『アパッチ隊2番機ィ、見参ン!!』

 

『3番機…』

 

AWACS BANDOG

<<よし、全員いるな。脳の足りない貴様(頭ゲヘナ)らも知っての通り、今回の作戦は、アビドスとゲヘナ、そしてトリニティとの3カ国共同作戦ということになっている。だが、実際はミレニアムの俺含め4カ国共同作s>>

 

『そんなこといいから、早く敵をぶっ殺したいです。』

 

『駆逐してやる!!』

 

AWACS BANDOG

<<黙れ囚人共!いいか、俺が管制官になったからには、貴様らが戦場で自由に使えるものなどシャーペン一本存在しないからな!っゲヘナの囚人共!!…モグモグ……>>

 

『いや囚人じゃないすけど』

 

『………なにを食べてるの?……どっく』

 

AWACS BANDOG

<<ドックいうな3番機!!…ったく、リオ様のご友人の願いじゃ無ければ、こんなこと俺が……はぁ、悪いが俺は食いながらやらせてもらう。腹が減ると判断力が鈍るんでな。>>

 

『おいおい隊長、大丈夫かよこんな奴がキーパーでよ。全滅したりしねぇよな?』

 

AWACS BANDOG

<<安心しろ3番機。ここは懲罰部隊だ。お前らがいつ死ぬかは俺が決める>>

 

『いや、ヘリ倶楽部は懲罰部隊じゃないから』

 

『え、私、救急医学部から放逐されてここに来たんですけど…』

 

『え…』

 

『え…』

 

AWACS BANDOG

<<…………そろそろ会敵だ囚人共。全機散開、ウェポンズフリー。なぶり殺してこい!!>>

 

『こちらアパッチ1、コピー』

 

『アパッチ2、がってん承知のすけだぜ』

 

『アパッチ3、頑張ります。』

 

 

ーーーーーーー

 

 

「何だ!?何が起こっている!!」

 

『理事!!大変です、丘の上にトリニティの砲兵部隊が!!』

 

突如としてPMC本舎へ向けて始まった砲撃音に混乱したカイザー理事だったが、無線で入ってきた部下からの報告に目をひん剥いた。

 

「あるわけないだろ!!なぜトリニティがいるのだ!!」

 

『さらには、その後方にゲヘナ風紀委員会とトリニティ正義実現委員会の軍勢が、隊列を組みながらコチラへ向かってきているとの報告が!!』

 

「何ィ!!ありえん…ありえんだろ!!なぜこんな弱小学校に、そんなビッグネームが加担する!?今までノールックだったではないか!!……まさか、このアビドスをエデン条約締結への実験場にでもする腹積もりか!?」

 

カイザー理事は無線機に怒鳴り散らかしながら、今現在のPMCが置かれた状況を整理しようとする…が、

 

「くふふ〜、戦場で考え事なんでダメだよ!」

 

「死んでください!!」

 

「今よ、総攻撃!!」

 

「ガハァ!?」

 

ほんの少しの隙を見せた瞬間、便利屋が自身の操るパワードスーツに向け攻撃を再開した。

 

「ええい、なぜ無駄だと分からん!!ガキ共がァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー

 

 

「ジェネラル様、何かきます」

 

「……デカグラマトンではないようだが…移動中を狙われたか?早くPMCまで行かねばならんのだが……はぁ、総員対空戦闘用意」

 

「対空戦闘用意!!」

 

「配置につけー!!」

 

アビドス砂漠、PMC本舎より北方30km地点。

カイザー虎の子の精鋭部隊、『デカグラマトン大隊』が、PMCへの加勢とPMC理事の処罰のため、南下すべく隊列を伸ばしていた。

 

「まったく、ハエを払うのも一苦労だ。」

 

 

 

 

 

 

AWACS BANDOG

<<…くそ、エラー発生。繰り返す、エラーだ!各機、対地戦闘および対携行ミサイル防御戦用意ッ。移動中の部隊を進路上に捕捉した。それも、PMC…いやカイザーの真髄…カイザーセキュリティの選抜部隊『対デカグラマトン大隊』だ…>>




カイザー相手なら何やってもいいという風潮。
当然の帰結である(大本営発表)

イグラの今後何するかアンケート
要はパヴァーヌにどれくらい時間割くかな、みたいな趣旨だったのですが……

<<お前らチアキ好きすぎだろ!!>>

ごめん過酷とか言ったけど、ぶっちゃけただのデート回(?)だからね??
手を繋いで歩いたり、間接キスに気づいたチアキがポッてなったりするだけだから!!
Rー18な展開とか、筆者書けませんからね??
それでもいいんですか?

あと、番外編はいつか書きますが、優先順位はアンケートリスペクトします。

カイザー潰しが終わった後のイグラは…

  • リオと共謀して魔王を倒しました。
  • セイアを誘拐しに行きました。
  • ティーパーティー候補時代を思い返した。
  • 雷帝になりたいと思いました。(if)
  • シャーレに加入しました。
  • チアキと過酷()したんだ!あいつら過酷s
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