対ホロウ六課のゲヘゲヘ言ってる不審者おじさん。   作:なんとほくと

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対ホロウ六課のゲヘゲヘ言ってる不審者おじさん。

 

 

 

 

 対ホロウ特別行動部第六課。

 その強大な力で幾多のホロウ災害に対応している対ホロウのエキスパート達。 

 市街に繰り出せば、瞬時に人だかりが出来るであろう程に市民からの支持も厚く、そこらの芸能人なんぞよりも知名度があるだろう。

 そんな、12月⚪︎⚪︎日の対ホロウ六課のオフィスにて、

 

 「zzZ..........」

 

 デスクに身を預け、眠りこける狐のシリオンが居た。

 そう。何を隠そう彼女こそ対ホロウ六課の課長であり、悉くをその妖刀の元に斬り伏せてきた『虚狩り』の称号を持つ、「星見 雅(ほしみ みやび)」その人である。

 

 そして、そのすぐそばにもう1人。

 

 「ぐへへ......雅ちゃんは無防備だねぇ......こんな男の前でおねんねしちゃって......」

 

 頭の先から足のつま先まで肥満体型の不健康そのものな体をした男が、でっぷりと太った豊満な肉体から脂汗を滲ませながら、自身の肩に掛かる背広を脱いで行く。

 男は、雅のその端正ながらもやわらかに弛ませた顔立ちを、じっくりと眺めながら語りかけた。

 

 「そんなに無防備だと、ついつい魔が差した悪ーい男に襲われるぞぅ?ぐへへ.....」

 

 他人にその言葉を聞かせれば10人中の10人が不快に感じるであろうセリフを吐くと、すうすうと寝息を立てる雅に呼応して上下する肩に、自身の背広を被せた。

 

 「まだまだ冬真っ盛りなんだから、しっかりあったかくしないと風邪を引くぞぉ......?ぐへへへ.....」

 

 そう、この街を歩けばすれ違う人々に治安局に通報されそうな、ゲヘゲヘ言っている不審者こそ対ホロウ特別行動部第六課隊員、「日島 歩廷(ひじま ほてい)」である。

 

 「......んぅ......メロン......zzZ」

 

 「あらあら、夢の中でもメロン大好きで雅ちゃんはかわいいねぇ......ぐへへ.......」

 

 聞けば背筋につららが這いそうな事をのたまっているがその実、これで中身は善性の塊のような男なのである。......いや、ホントに。

 その見た目と言動のせいで柳と上層部から「メディア露出は避けるべきである」と判子を押されたこともあるが、中身は善性の塊なのだ。

 

 「この後は......課長級報告会か。まぁ雅ちゃんはこの通りだし柳ちゃんは出払ってるし、僕が出るしかないか......感謝してよ?かわいい雅ちゃん.....うっ、さむっ.....」

 

 「.........」

 

 男は凍える冬の寒さから逃げるようにそそくさとオフィスを去っていった。

 ......ぴこぴこと慎ましく揺れる狐耳に気づかずに。

 

 

 これは、そんな不審者と対ホロウ六課隊員達の日常の物語である。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 【おしえて!やなぎさん!】

 

 

 _柳さんから見て各隊員達の印象をお答えください。

 

 「印象、ですか。課長は特殊な人、浅羽隊員は気ままな自由人、蒼角はおおらかな子供、日島隊員は........やる時はやる人......?」

 

 

 _日島隊員のみメディアの露出が極端に少ないですが、何が理由があるのですか?

 

 「日島隊員はメディアの露出を嫌うので、本人の意思を優先させています。」

 

 

 _では最後に、ご自身の恋愛経験などについてを

 

 「浅羽隊員?」

 

 

  _そんな冗談ですってぇ。....あれ?いや、冗談ですよ!冗談ですから薙刀を下ろしてください副課長!

 

 

 

 

 ...

 

 

 

 【蒼角とアメちゃんと】

 

 

 六分街、雑貨屋141にて_

 

 「日島おじいちゃん!蒼角あのアメちゃんがいいな!青くてキラキラしてるの!」

 

 「ぐへへ......蒼角ちゃんの為ならいいとも......! でも3つまでだよ?それ以上は柳ちゃんに怒られるからね......」

 

 「やったぁ!日島おじいちゃんありがとう!」

 

 

  

 

 

 「_それでライカンさんが!.....ってお兄ちゃん見てあれ!蒼角が不審者に餌付けされてる....!」

  

 「本当だ....柳さんに連絡を....!いや、この場合なら治安局か!?」

 

 

 

 





 誰か続き書いて ( ͡° ͜ʖ ͡°)
 
 ゼンゼロ面白いですよね、ニコが可愛くて好きです
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