このバレンタインイベントは人気投票の結果で何話目に出てくるかが変わります!ただし、今回の話は関係ないよッ!では準備回をどぞっ!
「ってことで、迅真のバッグを手に入れたわ」
「ルーミアさん。唐突過ぎます」
「そうだ。ちゃんと説明してくれ」
「私も知りたいです」
そこに集まっていたのは、ルーミア、文、鳳花、緑の四人。
「ふっふっふ。皆に集まって貰った理由。それは近々、というより今日、女性は男性に『ちょこれーと』なる物を送る日らしいのだ!」
ドヤ顔でルーミアは言うが、三人からは『訳が分からない』と言いたげな反応が返ってくる。
「あの、そもそも『ちょこれーと』ってなんですか?」
「良く聞いてくれたわね緑!それは――――これよっ!」
迅真のバッグをガサゴソと漁り、目的のモノを見つけたルーミアはそれを持ち上げる。
それは、つやつやと輝く茶色の何か。甘いにおいがするところから、少し引かれる。
「それ、食べられるんですか?」
「もちろん食べられるわよ!」
「ふぅん?じゃあ食べてみてくれよ」
鳳花は特に何かを考えているようには見えない表情でルーミアにそう言う。
「…………」パクッ
もごもご、と口を動かし、咀嚼した後、ゴクンッと飲み込む。
「……甘い!」
そうなのか。と思うよりも、良くためらいも無く食べたな。という驚きが強い三人だった。
「それで?それをどうするんだい?もう完成してるじゃないか」
「え?あ~…うん。ちょっと聞いて来る」
少し考えた後、ルーミアはスタスターと歩いて行ってしまう。
* * *
「聞いてきたわ!」
ムフーッ!とやはりドヤ顔なルーミア。
「今更だけど、今日はやけに気合入ってないか?なんか、封印されていた時と同じ感じだぞ?」
「まぁまぁ。別にいいじゃないですか。むしろ変に照れ隠しをされるよりはマシです」
「それ、どういう事よ」
「あ、いえ、別に他意はないですよ!?」
緑は地雷を踏んだようで、ルーミアにロックオンされてしまった。
「ルーミアさんルーミアさん。それで、結局どうすればいいんですか?」
文が助け舟を出し、緑は何とか助かった。
「迅真から聞いてきた話によると、えっと、『湯煎』?って言うのをして、『ちょこれーと』を溶かすらしいわ!」
「『湯煎』ってどうやるんですか?」
「えっと、鍋とかでお湯を沸かしながら、そのお湯を使ってもう一つの器で溶かすみたいよ」
「なんか、難しそうですね」
「まぁ、やってみればどうにかなるわ!迅真は『材料はいっぱいあるから問題ない』って言ってたし!!」
ちなみに、迅真が言ったのは『材料はたくさんあるが、無駄遣いするなよ』である。自己解釈って怖いね。
「って事で調理開始!!」
おーっ!と四人は気持ち新たに『ちょこれーと』を作り始めるのだった。
今回の話で重要なこと。
この時代にないものが出てきた場合、『迅真のバッグマジ優秀』で済ませることが必要となるっ!(いつも通り
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