東方種変録   作:大神 龍

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 初コラボ!!今回は咲き人様の『東方二重録』より『大神 漣』君とのコラボです!絶君の話はもう少しお待ちを!

 ちなみに、サブタイトルの1‐1‐1は、コラボ一回目の一人目の一回目って意味です。

 ではどうぞ!!


第三十話 コラボ 1‐1‐1

 それは、あの大戦争(鳳花達4人との全力戦闘)から一ヶ月くらい経ったときの事だった。

 

 

 

 迅真は最近日課となり始めた閃木の家の掃除をしている時の事。ちなみに、服装はいつものようにYシャツにジーンズ。実はこの服には自動洗浄機能が付いているのだが、それでもなんとなく洗濯してその日だけ他の服を着ていたりする。

 

「……紫か?何しに来たんだよ。修行を頼みに来たとかか?」

 

 誰も居ない部屋で不意に迅真はそう呟く。すると、迅真の背後の空間が裂け、紫が上半身だけのぞかせる。今日はルーミアは鳳花の所に行っており、閃鬼は萃香と勇儀に連れられどこかへと行っており、迅真にしては珍しく一人なのだった。

 

「まさかばれるとは思いませんでした……それと、修行はもう少し待って下さい。心の準備がまだできてないので」

 

「おいおい。その言い方だといずれは頼みに来るって感じに捉えられるぞ?」

 

「まぁ、それであながち間違っていませんし、それでいいです。正直霊力と妖力と魔力を持っているうえに、それを形状まで操るとか、憧れますしね」

 

「そ、そうか。そうハッキリ言われるとこそばゆいな」

 

 迅真はそう言って、頬をかく。と、その行動をしてからいや、違うだろ。と自分に突っ込み、

 

「って、そうじゃない。お前は何をしに来たんだ?」

 

「それは、あの夢の話ですよ。まぁ、少し面白そうな者を見つけただけですが。正直私じゃ勝てる見込みがありませんわ。ってことで、あなたに頼もうかと」

 

「ふぅん…なるほどな。正直に話してくれたからまぁ良いだろう。で?そいつは何所に居るんだ?」

 

「それは――――」

 

「あ、すまん。今ここに連れてくるつもりなら外に行こう。っていうか、そうしてくれ」

 

 スキマに入って何をしようとしてるのかと気づいた迅真はすぐさまそう言う。

 

「……チッ。しょうがないですね。じゃあ外に行ってます」

 

 思いっきり舌打ちをしてからスキマの中に入っていく紫に思わずイラッ☆とするが、ため息をついて閃鬼の家から出る。

 

 

 

 外では紫が明らかに企んでいると言わんばかりの顔をしていた。

 

「はぁ。で?その面白そうな奴ってのは?」

 

「あぁ、その子はですね……」

 

 そう言って紫が迅真と自分の間の迅真達より高い所にスキマを開き、そこから人が落ちてきて、素早く受け身を取り着地する。

 

「うわッ!っと、あ、あぶねぇ、突然足元にスキマが現れるとは思わなかった……」

 

 その人物は右半分が黒く、左半分が白いという不思議な髪の色をしていた。服装も白い道着に腰に赤いリボンの様なモノが巻かれているというこちらも不思議な格好。

 

「……おい紫。こいつこの世界の人間じゃないだろ」

 

 迅真はその少年を見て即座に紫に問う。すると紫はビクッ!と反応し、露骨に目を逸らしながら、

 

「そ、そんな訳無いじゃないですか」

 

「嘘つけ。こいつの気配は俺と同じ転生者だ。それに、お前の能力で出来る事なんてお前以上に知ってるつもりだ馬鹿野郎」

 

「うぐっ……まさか見抜かれるとは思いませんでしたわ……普通分からないでしょうが…!」

 

 最後にぼそりと紫は悪態をつき、迅真はそれが聞こえていたが、あえて何も言わなかった。

 

「えっと……とりあえず、迅真…か?今の状況の説明をしてもらいたいんだが」

 

 不意に少年がそう問う。迅真は少し考えてから、

 

「そうだな。簡単に言えばお前の事をそこのバカがこっちの世界に連れて来やがったって事だ。オーケー?」

 

「あぁ、大体わかった。それと、もう一つ聞いていいか?」

 

「ん?なんだ?」

 

「お前の名前を教えてほしい」

 

「名前?あぁ、そうだな。名乗るのを忘れてたわ。俺の名前は薙浪迅真。呼び方は出来れば名前にしてくれ」

 

「そうか。迅真か。俺の名前は大神(おおがみ) (れん)だ。よろしく頼む」

 

「あぁ、よろしくな」

 

 そう言って二人は握手をする。すると迅真が、

 

「なぁ、お前って強いのか?最近掃除ばっかりしてて運動不足気味なんだわ。ってことで、出来るなら付き合ってほしい。もちろんタダでとは言わないさ。死ぬ危険性ゼロで禁止攻撃無し。それに加え勝敗に関わらずアイテムを一つやるよ。どうだ?やってみないか?」

 

と言い出す。漣は少し考えた後、

 

「面白そうだな。それ。いいぜ、乗ったよ」

 

「そうか。ククク。簡単に負けんなよ?本気で叩き潰しに行くからさ」

 

「それはこっちのセリフだよ。そっちこそ簡単にやられるんじゃないぞ?」

 

 迅真は紫の能力を使って鞄の中から札を取り出し、闇を使って指を浅く斬り、血を染み込ませる。

 

「じゃあ、少し離れよう。距離がねぇとやりにくいだろ?」

 

「それもそうだな。じゃあ離れるよ」

 

 二人は少しずつ下がって距離を取る。

 

「俺がこれを投げたら戦闘開始だ。先に言っておくが、これは結界だ。この結界の中にいる生物は死なない。死ぬほどのダメージを受けるか降参した場合結界がら弾き出される。最後の一人になった場合結界は自動的に解けるから、結界の中に取り残されるって事は無い。何度も実験したから嘘じゃない。ってことで、準備は良いか?」

 

 迅真が長々と説明しているうちに漣は剣を生み出す。漣は匂い的に人間なので霊力といった所だろう。

 

「あぁ、問題ない。いつでも大丈夫だ」

 

「クク。そうか。じゃあ、始めるとするかな!!」

 

 迅真はそう言い放ち手に持っていた札を真上へと投げる。

 

 

 

 直後、音が消える激突が始まった……




 コラボは次回へ続く…!

 すいません。気付いたらアイテム渡すぜッ☆とか言ってますが、あんまりストーリーに影響なさそうなくだらない代物を渡すのでそれでどうか…<(_ _)>
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