東方種変録   作:大神 龍

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 さて。確か絆と葉はデートだったな…二回連続。


第八十四話 コラボ PM2:00

 今回は食事の時間も含まれていたらしく、すぐに呼び出された。ただ、辺りを見回して気付く。

 

「なぁ、香が居ないんだが?」

 

「絆と葉も居ないぞ?」

 

「稲荷様も居ないのですが」

 

「…四人行方不明?でも、結界に損傷はないし…まぁ良いか。後で探して捕まえとくよ。じゃ、移動な」

 

「了解。ちゃんと見つけ出しとけよ?」

 

「任せとけ」

 

 俊に言われ、威勢よく答える迅真。そして、全員が移動する。

 

 

 * * *

 

 

 あっき、しろまの二人は、掃除場所に転移していた。

 

「む?二人か」

 

「そうみたいだね。じゃあとりあえずそこに転がってるモノを作ってみよー!」

 

「そんなので良いのか?」

 

「いいんじゃない?」

 

「雑だな」

 

「それでもいいのだー!」

 

 ……閃鬼。マジでどこ行ったんだ。帰ってこい…(食事時はいたけど登場してないぜっ!

 

 

 * * *

 

 

 俊、優、絶、ホワイト、ファントム、ドール、りょうか、孤狼、隆文、狼の十人は採取地点にいた。

 

「うわぉ。ほとんどが集まってないか?」

 

「ひーふーみー……十人…?三分のニはいるんだけど?」

 

「ほとんどじゃんか!なんでこんなに集まったし!?」

 

「「「お料理、作りたいんですけど」」」

 

「「「食料ないし」」」

 

「うぉ!正論!そりゃ食料無いなら調達行くっきゃない!って、だからってそんな大人数で行くか?普通」

 

「その方が効率がいいだろう?」

 

「なので、大人数で行こうかと」

 

「なるほど…じゃ、これだけいるなら目的で分けた方が良いな。肉行く奴は?」

 

 迅真の問いに、優、ホワイト、ファントム、孤狼が手を上げる。

 

「四人な。じゃあお前らは出発してよし!」

 

「肉が最初なのか」

 

「探索に一番時間がかかるからな。まず食材となる動物を見つけて、絞めないといけないんだから」

 

「なるほど。じゃあ行ってくる」

 

「おう。頑張れよ」

 

 迅真はそういって四人を送り出し、再度問う。

 

「魚に行くのは誰だ?」

 

 その問いには、俊、ドール、隆文が手を上げる。

 

「おっけ!向こうの方にある湖だぞ!行って良し!」

 

「本当にアッサリだな。なんていうか、気持ち悪い」

 

「んなひどい!頑張って皆をまとめてるのに!」

 

「あ~…まぁいいや。じゃあ行ってくるよ」

 

「おぅ。頑張れよ~」

 

 さて。と一拍置き、改めて残った三人に向き直ると、言う。

 

「お前らは野菜だな。この畑全体に野菜を植えてるから適当に抜いてくれ。じゃ、解散」

 

「一番適当に流されたぞ!?」

 

「だって面倒くさくなったんだから仕方ない」

 

「面倒くさくなったのなら仕方ないですね」

 

「いや、よくないと思いますよ?」

 

「っていっても、さっきと対応変わらないと思うし、それに、早く終わらせないと時間がな」

 

「…まぁ、それもそうだな。じゃあ、行くぞ」

 

「おう。いってら~」

 

 迅真はそういって絶達を送り出すのだった。

 

 

 * * *

 

 

「ターゲット。どうやら迷子の様です。どういたしますか?稲荷様」

 

「潜伏あるのみ!」

 

「さいですか」

 

 ちょっと楽しくなってきた香。まぁ、先ほど香の言った通り、絆と葉は迷子の様だった。

 

「えっと、南に行けば森から出られるみたいです!南は…太陽があっちだから…向こうです!!」

 

 そっちは北だぞ!?と心の底から突っ込みたいのを我慢し、香は稲荷様と一緒に絆と葉を追うのだった。




 行方不明…なのです…しかも四人!!
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