「ハァ…ハァ…!!なんだ、あいつ…強すぎんだろ…」
「全くだ…!!200超えるとは思わなかったぞ…!!」
そういう迅真と優の周りにある皿は250を超える。全力で喰い続け、圧倒的速度で追い上げるが、そのすぐ後に隆文に追い越され、というのを繰り返し、最終的には数杯差で迅真と優が勝った。
「うぷっ…ダメだ。きつい。動いたら吐く自信がある」
「お、同じく…」
ドサッ!と音を立て、二人は倒れる。
「全く、腹八分目でやめておくべきだぞ」
「そうです。無理なんかしても得は無いんですよ」
「うぅ…言ってくれるな…」
ピクピクッと動く迅真を突くルーミア。
「むぅ…本当にダメっぽいわね」
「優さんもダメです」
「はぁ…だからやめなさいって言ったのに。全く。後何があるのよ」
ルーミアがそういうと、先ほどまで倒れていたはずの絶が、あるアイテムを取り出してくる。
「これで遊ぶとかはどうだ?」
「これは…」
「羽子板。板も羽も強化してあるから早々壊れないと思うぞ?」
「なるほど…じゃあこれで遊びましょうか」
「でも、どこで遊ぶんですか?」
「外に出ればいいじゃない。ほら、行くわよ」
そういうと、ルーミアは闇を放出し、全員を包む。
次の瞬間、部屋の中には誰も残らなかった。
* * *
気づいた時には、全員外にいた。
「うひゃぁ!ま、真っ暗です!!それに、なんか冷たいです!!」
「『
迅真の言葉と共にあたりは明るく照らされる。
「これでいいだろ?」
「ありがと。私は明るくする事が出来ないから助かるわ」
「おう。任せとけ」
迅真はそう言い、力尽きる。
「無理をするから…」
さっきまでの態度は何だったのか、ルーミアはそう言い、合掌する。というか、寒かった原因は雪が降っていたからだと気付く。
「さて!じゃあ始めましょうか!!」
ルーミアは雪など気にする様子もなく、そういって板を配る。
「で、どうやるの?」
唐突なその質問に全員はずっこける。まるで知ってるかのような語りをしていたのだ。知らないと言われればそりゃこんな反応もする。
「えっと、羽子板はだな――――
*~少年少女説明中~*
―――って事だ。分かったか?」
「なるほど。つまりこの板でこの羽を叩いて相手に落とさせたら勝ちなのね?」
「…まぁ、そういう事だ。分かったな?」
「了解。じゃあやるわよっ!!」
「「「おーっ!!」」」
「まずは誰と誰がやるかって所から決めましょ。適当に選ぶわね」
「そんなんでいいのか?」
「良いのよ。その方が面白そうじゃない」
「そ、そうか…」
という事で、戦うのが誰と誰なのか。そして、終われるのか。
「とりあえず戦う回数は一人一回だから安心してね」
「そうか…」
そんな感じで、適当に戦う相手が決まっていく。