第四次聖杯戦争をリリスと勝ち抜きたい欲   作:みっか

4 / 11
※本作品は決して未成年飲酒を助長、勧めるものではありません。お酒は20歳になってから飲みましょう


どれだけ強いお酒でも歪まない思い出ってやつ?

「ぴんぽーん、セイバーさんのお宅ですか〜?バーサーカーとそのマスターでーす」

 

「このまま入るってのは…ちょっとまずいよねぇ」

 

へー、これがアインツベルンの城か〜

 

テーマパークに来たみたいだぜ!テンションあがるなぁ

 

等と考え事をしていると、わりとすぐセイバーが現れた

 

「バーサーカーとそのマスター…わざわざ正面から来たのですね…」

 

「まぁ、それが普通じゃない?」

 

「いえ、ライダーとアーチャーが…」

 

「…あ、もう来てる感じ?」

 

「はい、しかも片方はチャリオットに乗って上から…もう片方は気付いたら…」

 

「あぁ…どんまい?()()()()()

 

「あっちゃん?」

 

あだ名に反応して少し視線が厳しくなるセイバーと素直に疑問符を浮かべるバーサーカー、かわいいね♡セイバーの真名はアルトリアだよ(豹変)

 

「アインツベルンちゃん、略してあっちゃん。あっちゃんとあっちゃん(アルトリアとアイリスフィール)のコンビだね」

 

「………ではライダーとアーチャーの場所に案内します、あとはランサー陣営ですが…」

 

「奇遇だなセイバー、そしてバーサーカーよ」

 

「おうランサーじゃん、マスター同伴なんだ、意外」

 

「ええまぁ、先日の征服王の言葉を受けて…」

 

「ランサー、余計なことは言わずとも良い。それにしても…バーサーカーのマスターか、私の名はケイネス・エルメロイ・アーチボルト、以後お見知りおきを」

 

「あっこれはこれはご丁寧にどうも、私は廻灰流と申します、無名の家系の出身でして、高名なアーチボルト家の天才、鉱石科の君主にお会いできて光栄です」

 

「ほう、それなりに弁えているようだね。それにしても廻灰家とは…少し小耳に挟んだ程度だが、確か田舎の魔術師にしてはそれなりだったが、40年ほど前に落ちぶれた家だったか?この聖杯戦争に家を賭けて参加でもしたのかな?」

 

「いえいえ、あくまで私が個人的に彼女と縁がありまして…参加するつもりはなかったと言いますか…」

 

「なるほど、それでは君は何のために参加しているのかな?」

 

「まぁ…ウチの刻印は兄が継ぎましたので、私は自由に、と…今は自分なりの方法を探しているところ(魔術師は根源到達が目標なのである)でして…」

 

「ふむ?」

 

「そうですね、時計塔にお邪魔するというのも悪くはないのでしょうね、もしそうなればケイネス殿に教えを乞うてみたいものです」

 

「フ、そうかそうか、君は本当に身の程というものを弁えているのだな。私の不肖の教え子…ウェイバー・ベルベットくんとは大違いだ」

 

 

「な、なんか…ランサーのマスターとウチのマスター、意気投合してません?」

 

「そうだな…我が主があれほど楽しそうに話しているのは初めてだ…」

 

「ライダーとアーチャーが待っているので早く来て欲しいのですが…」

 

 

「〜ですので、一応バーサーカーに不義を働くわけにも行きませんので、私の全力を尽くしてケイネス殿に挑ませては貰いますが…」

 

「いや結構、それで良いとも。私としても極東の魔術師には興味がある。戦いとなった時は君の全力を遠慮なく私に見せてくれたまえ」

 

 

「…というかマスターのキャラ変わりすぎでは…?」

 

「先日とは大違いですね、バーサーカーのマスターはいつもああなのですか?」

 

「いやぁ…そういうわけでは…でもま、アレは結構本心っぽい?なんか、ケイネスさんの個人的なファンにさえ見えるっていうか」

 

 

やっぱりね、原作だと不遇気味(気味…?)のケイネス先生だけどね!努力する天才って凄いからね!俺は好きだよ!ケイネス先生!

 

 

 

「おう、随分とまぁ遅かったでは無いかセイバーよ」

 

「遅い。いつまで(オレ)を待たせるつもりだセイバーよ。()()()さえまともにできんのか」

 

「……ランサーのマスターとバーサーカーのマスターがやけに話し込んでいたので…」

 

「そーそー、王様なんだからもっと心広くしよ?せっかちな男は嫌われるぞー?」

 

「ごめんなさーい」

 

「厳格に時間を定めていたわけでもあるまいに、そうも言われる筋合いはなかろう」

 

「主よ、一応ここは…」

 

 

「えっと、これで全員揃ったのかしら?それでその…」

 

「おう、ではとっとと始めるとしよう」

 

そう言い酒を取り出すライダー

 

安酒だと文句を言うアーチャー

 

良い酒を出すアーチャー

 

その酒を飲むバーサーカーのマスター

 

(神秘が)強すぎる酒にめちゃくちゃ酔っ払うバーサーカーのマスター

 

このままライダー、セイバー、アーチャーは王としての格を測る会話を始めるのであった…

 

 

 

「ねー、()()()()()()?ねー?」

 

「うわ、過去最悪なんだけど」

 

「えー、でもさあ…でもでも…えっちすぎるのがわるいよぉ…」

 

「本当に最悪な発言だよ??」

 

「えっと、大丈夫?バーサーカーのマスターさん…」

 

「大丈夫ですよ、ただバーサーカーに絡んでるだけなので」

 

「酔っ払ってすらない!?さっきまでのなんだったの!?」

 

「お酒強すぎてちょっと呂律回らなかっただけだから…」

 

「口だけ!?最悪を更新してるんだけど!?」

 

嘘である、アイリスフィールに話しかけられたから根源君にお願いして対毒スキル(頑健EX)を貰っただけである

 

「でもね…?バーサーカーの体つきがえっちすぎるのがいけないのだから…」

 

「本当にやめてくれない?」

 

「あはは…ええっと、バーサーカーのマスターはその…バーサーカーのことが大好きなのね?」

 

「えー?見れば分かっちゃう?」

 

「まぁ…そうね、かなり…贔屓目で見れば…」

 

「でへへー、ほらバーサーカー、俺たち夫婦みたいだって!」

 

「絶対に言ってない。あと気ぃ緩めすぎ」

 

全力のもー参ったなー顔を見せる彼に迷惑そうな顔をする彼女、だがまぁ、本気で嫌がっているようには見えない。蓼食う虫も好き好きってやつ?違うか

 

「あの…ところで昨日話をしたいって言ってたのは…」

 

「ん?ああ、あれね、セイバー陣営と同盟組みたくてさ」

 

「…同盟?なんでこんな序盤に」

 

「いやぁ…色々とこちらにも事情がありまして…別にアーチャーを倒したら即解消でもいいんだけど、できたら最後の2組になるまでかなぁ」

 

「まぁ…うーん…」

 

「セイバーと相談してからでもいいよ?あ、でもほんとにお互い攻撃するの無しだからね?直接的にせよ間接的にせよ、お互いを故意に攻撃、戦闘の妨害するのはなし!誰かを雇ったりして間接的に倒すのもなし!ほんとにお互い協力だから!」

 

「え、えぇ、それならまぁいいのだけれど…」

 

「よっしゃ、じゃあ決まりね、一応口だけにしとくけど…気をつけてね?まじでアーチャー()()()()から、()()()よ」

 

「えぐち…?えぇ、アーチャーを倒すまででいいのよね?」

 

「うむ、じゃあお話はこれでおしまい!ほらバーサーカー!そろそろ眠くなってきた?膝枕…してあげてもいいけど…?か、勘違いしないでよねっ!ただアンタのことが大好きなだけなんだからっ(ツンデレ…?)

 

「結構です」

 

「えー!?なんでそんな他人行儀!?」

 

「そうね…少し失礼するわ」

 

 

 

アイリスフィールは少し宴会場から離れ、切嗣へと電話をかけていた。実の所、セイバーと彼女は最初の戦闘の時より主従のようにしていたが、契約関係はない。手の甲に令呪の紋様はあるが、誤魔化しのものである

 

実際のセイバーのマスターは彼、衛宮切嗣なのだ

 

「…ということで、特に()()()()()()()()()()()について言及する様子もなかったし、口約束程度ならいいかしらと思って…一応セイバーのマスターということだし、あまり優柔不断なのもどうかと思ったのだけど…」

 

『……難しいところだ。バーサーカーの能力、真名は共に不明だが、なぜかバーサーカーのマスターはアーチャーについてを知っている…バーサーカーがアーチャーの知り合い?だがそれだとアーチャーが見ても気付かないというのは不自然だ…ステータスもアーチャーについては見れず、バーサーカーは非常に高水準…』

 

狙いが見えない。今のセイバーはランサーの槍の呪いによって左腕を負傷している。だと言うのにセイバーを頼りにアーチャーを倒せと?まるでアーチャーだけでなくセイバーについても理解しているようではないか

 

「…いや、あの時か…?」

 

ランサーの破魔の槍でセイバーの剣が露出した時、それを見て真名を当てた?あのアーサー王が女だったと…それだけで当てられるのだろうか?いや、そもそもアーチャーについては見た目と王である以外の情報がないではないか。一体やつの狙いは…?

 

『ともかく、今はそのままでいい。セイバーが負傷している今、一度協力体制を築くのは悪くない。僕の存在はバレていないようだしね』

 

「ええ、わかったわ切嗣」

 

 

 

「ごめんなさい、少し遅くなってしまって…あら?」

 

「うんうん、たんとお食べよ…バーサーカーが美味しそうに食べるのが俺の一番の幸せだから…」

 

「……」(非常に複雑そうな表情でやけに豪勢な料理を食べている)

 

「どこから持ってきたのかしら…作った…?いやでも材料が…」

 

 

 

「では、私の理想が間違っていたとでも言うのか!?私は間違えた、であれば少しでも救われる者が増えるよう聖杯に祈ることなど、王であれば当然であろう!?」

 

「いやなぁ…」

 

 

 

「あっちもなかなか盛り上がってるみたいね…ええと…あの、バーサーカーのマスターさん?」

 

「バーサーカーはもう食べる時にチラッと見える犬歯すらかわ…はい?なんですかね」

 

「あの、一応他の皆さんはあそこに集まって居るし、私達も合流した方が良いのではなくて?」

 

「………………まぁ合流するか…」

 

「あー、そうだね、アテシ達も合流しよっか、宴で離れて集まって、盛り上がってすら居ないとか最悪だもんね」

 

「言い過ぎだろ…!俺はバーサーカーとイチャイチャできればそれで満足なのに…!」

 

「マスター友達居ないっしょ」

 

「グサッ!」

 

「あはは…ほ、ほら、行きましょう?」

 

 

 

 

「ん?おぉ…バーサーカーとそのマスターか、良いところに来た、今皆の願いを聞いていたところなのだが…」

 

「ライダー!私は間違ってなど居ない!まだ話は少しも終わってなど…」

 

「どうどうセイバーよ、お前さんの願いは十分分かったとも、お前さんが王に向いていないこともな、余はその上で、お前さんを征服するとも、金ピカのスタンスは知らんがな」

 

「フッ、哀れな道化に乗ってやるのも王の度量よ」

 

「誰が道化だと…!?」

 

「まぁセイバーよ、一旦落ち着いて…」

 

「ランサー!では貴方はまた主と共にやり直したいとは思わないのですか!?」

 

「それは…どのような末路を辿ったにせよ、それは俺が選んだ路だ。その全てをやり直すなど俺の騎士道精神に反する。俺は俺の全力を生きた、そこだけは譲れない」

 

「なっ、だが…」

 

「あーあー、ほれ、バーサーカーも聖杯に掛けた願いを言うがよい」

 

「んー?まァいいけど、みんなはどんな願いなワケ?セイバーは、人生のやり直し?」

 

「故郷の救済だ、私が王になった事実をやり直し、故郷をより善き未来へ導く」

 

「余は受肉よ。この地に一つの生命体として根ざし、再び征服王イスカンダルとして!遥か未来の未知を征服するのよ」

 

(オレ)は願いなどない。ただ我の宝である聖杯を再び蔵に納めるだけだ」

 

「俺は今度の生でこそ、主を決して裏切らず、忠誠を果たすことだ」

 

「ふーん?まぁ、アテシは別に願いとか無いんだけどね?」

 

「…ほう?ではなぜこの聖杯戦争に参加したのだ」

 

「まー、たまには気まぐれを起こしてもいいかな?的な?アテシってば生まれ的に滅多に喚ばれることないからさー、ちょっと喚ばれたら来たくなっちゃうんだよね」

 

「ふむ?では強いて言えば現世を満喫する、ということか?」

 

「まあぶっちゃけそうかな」

 

「そうだったのか…」(つぅ、と涙が一筋零れる)

 

「お、おう?バーサーカーのマスターよ、突然どうした。男が涙など見せるものでは無いぞ」

 

「バーサーカー…、俺と一緒に生きたいから現界してくれてたのかよ…」

 

「違うよー?」

 

「フッ」

 

「笑うな金ピカ!」

 

「そんなに想ってくれてたのかよ…」

 

「その口調やめて!?絶対違うし!」

 

「あー、なんだ。その…良かったな、バーサーカーのマスターよ」

 

「乗るな!!!」

 

 

 

 

この後普通にお開きになって各自お家に帰ったのだった…




ナガレくんは常にバーサーカー好き好きです、初めて見た美女に入れ込むとか雛みたいですね

小ネタ
バーサーカーにも願いがないわけではない。それは1人でも多くの子供が幸せに、健やかに生きれること。まぁ死者が叶えさせるほどの願いではないでしょ。死をもたらす存在が言うのもアレだし みたいに思ってる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。