死神代行のIS戦記   作:ピヨ麿

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小説書くのって難しいですね。

今回の話は二巻と三巻の間、閑話みたいなものです。



8.Day in the Karakuracho

「簪。準備出来たのか?」

 

「うん」

 

 

中止となった学年別トーナメントから数日後。データ取りの為に行われた試合は何事も無く終わり、学園内の空気は日常へと戻っていった。

そして、あのクラスの皆の前で謝った日から、ラウラは目に見えて表情が柔らかくなった。初めは一護の後ろに隠れてばかりだったが、その一護に促されて少しずつクラスメイトとも話すようになった。コミュニケーションに四苦八苦している様子は見ている者皆をほっこりさせ、あっという間にクラスの中心(マスコット)になったのは言うまでもない。もっとも……

 

 

「兄様! 私も――」

 

「駄目よラウラ。お兄様に迷惑掛けちゃ」

 

「……そもそも、俺はお前らの兄貴じゃねえよ」

 

 

一護の後に付いて回っている方が多く、ラウラを切っ掛けに一護の妹を自称する者が増えたのだが。

 

 

「(今日はきっとお兄様にとっても大事な日。私達が邪魔をしてはいけません)」

 

「(な、なるほど)」

 

「(それに、小さな気配りが出来てこそ、良い妹なんですよ?)」

 

「(そ、そうなのか)」

 

「お前、また変なこと教えてるだろ」

 

「まさか。お兄様の不利益になるようなことを私が教えるはずがありませんよ」

 

 

こちら、夜竹さゆか嬢。容姿が似ている(低身長、長髪、ぺったんこ)ことからラウラと特に仲が良いのだが、無知なラウラにあること無いこと教え込んでいる困った子である。まぁ、あながち間違っていないのが救いか。

 

 

「かんちゃ~ん、お土産よろしく~」

 

「別に遊びに行くわけじゃないんだけど……」

 

 

簪と話しているのは布仏本音。(うつほ)の妹であり、簪の親友兼付き人の少女でもある。のだが……常にのんびりとしており、とてもじゃないが暗部の人間だとは思えない。

 

 

「簪ちゃん! 無闇に付いて行くのは危険よ! もっと情報を集めてから――」

 

「ていっ♪」

 

「ごはぁっ!」

 

(妹に足蹴にされる学園最強って一体……)

 

 

本音の目の前で妹に踏まれて悦んでいるように見える楯無も暗部の、それも当主だとは思えないが。

 

 

「黒崎君、行こう?」

 

「お、おう」

 

 

 

 

 

 

IS学園を出発した一護と簪を後から追う影が二つ。

 

 

「……行きましたね?」

 

「はい」

 

 

(うつほ)と、新聞部副部長・黛薫子である。何故二人がつけているのか。それは……

 

 

 

 

「簪ちゃんが黒崎君と出かけるらしいわ」

 

「……はぁ。それが?」

 

「つけるわよ。彼のことは色々と分からないことが多いから、少しでも情報を集めたいの。それに、簪ちゃんが知らない場所で酷いことされるかも――」

 

「彼はそんなことしません。いいですね?」

 

「は、はいぃ!」

 

 

更識楯無、従者に怯え屈する(学園内名物)。

 

 

「ですが、一護さんのことをよく知るというのはいいかもしれませんね」

 

「で、でしょう? だから今すぐ――」

 

「薫子を連れて行ってきます」

 

「って、何で私じゃないのよ!?」

 

「会長だとすぐに妹様にバレますので」

 

 

楯無の隠密行動も決して下手では無い。ただ相手が悪い。飛び抜けた霊圧感知能力を持つ簪には、一護にちょっかいを出そうとしている楯無のことなど手に取るように分かり、その場でオシオキするのは最早日常茶飯事である。霊圧云々を知らない楯無は『簪ちゃんと以心伝心なのね!』と勘違いしてるのだが。

 

 

「では、本日は私が一護さんの後を追い、会長が書類を片付ける、ということで」

 

「……どさくさに紛れて仕事押し付けて無い?」

 

「これは元々会長の仕事です。ここ最近仕事をサボりがちな会長のフォローを誰がしてると思ってるんですか?」

 

 

 

 

というやり取りが今朝、行われていた為である。

そしてこれは余談だが、(うつほ)は事務処理に関して妹の本音を戦力として数えていない。彼女が生徒会に所属している意味とは一体……

 

 

(ていうか、何で私が連れてかれるんだろう……。いや、新聞のネタが手に入るのはありがたいんだけど)

 

 

言葉に出さずに内心呟く黛。清く正しい新聞記者を自称する彼女としては、自らの足で情報を手に入れるのは良いことなのだが、

 

 

(当日の早朝にいきなり呼び出すのはどうなの? まぁ、付いて行くけど。逆らうと後で怖いし……)

 

「……薫子さん? 今私のことを怖いとか思ってませんか?」

 

「い、いえ! そのようなことを思うはずがございません! (怖っ! 心読まれた!?)」

 

「……そんなに怯えられると、結構傷付くんですが……」

 

「まっさかぁ! (うつほ)さんがそんな繊細な訳……ごめんなさいごめんなさいつい本音がだからオシオキは勘弁してください(うつほ)様!!」

 

 

追跡中ということも忘れ叫び声を上げる薫子へ容赦なく振り下ろされる手刀。

 

 

 

 

 

 

「ん? 今叫び声が聞こえなかったか?」

 

「私は聞こえなかったけど……。姉さんが(うつほ)さんにお仕置きでもされたんじゃない?」

 

「前から思ってたけどよ、もう少し優しくしてやれよ。そのうちやさぐれるぞ、あいつ」

 

「もしそんな態度を見せたとしても、『構って!』って言ってるようにしか見えない」

 

(扱いが不憫過ぎる……)

 

 

同じ妹がいる者として、楯無に同情する一護。半分は自業自得だと思っているが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車を乗り継いで約一時間、ようやく空座町へと着いた二人は、今日の目的地である浦原商店を目指して歩いているのだが……。

 

 

「あいつらも暇だな……」

 

「いつまでついて来るんだろう。あんなバレバレな尾行で」

 

 

背後にいる五人組――織斑、篠ノ之、凰、オルコット、デュノアへと意識を向ける。

 

 

「俺でも分かったぞ。霊圧関係無く」

 

「黒崎君、霊圧じゃ察知出来ないでしょ」

 

「いや、まぁ……そうなんだけどよ。今言うなよ」

 

 

五人がバレバレな尾行をしている訳だが、

 

 

 

織斑「一護は用があるとかで、更識さんと出掛けるらしい」

   ↓

凰「そういえばあの二人ってよく一緒にいるわよね」

   ↓

「「「「よし、行こう!」」」」(織斑を引っ張りながら)

 

 

 

要するに、出歯亀である。

 

 

「てか、リアクションが大きすぎんだよ。あれじゃ『気付いてくれ』って言ってるようなもんじゃねえか」

 

「……尾行中にどうかと思うけど、反応が大きくなるのも仕方ないとは思う。アレは流石に……」

 

 

簪の言う"アレ"とは、地面や塀に頭から減り込んでいるヤンキーのこと。地元民にとっては割と見慣れた光景(およそ週五の頻度)となった。

 

 

「まぁ、黒崎君が育った町だもんね」

 

「おい。それで納得すんなよ」

 

 

更に文句を言おうとしたところで、一護の横を、鬱陶しいまでに長い黒髪をたなびかせながら男が走る。それを追うように、

 

 

「待ちやがれ! 桂ァ!!」

 

 

薄茶色の髪をした少年が叫びながら走る。

 

 

「待てと言われて素直に待つ者がいるか! それと、今日は桂じゃない! 草冠(くさか)と呼べ!」

 

「くたばれェェェェ!!」

 

 

額に青筋を浮かべながら、手に持ったバズーカを向け、放つ。

 

 

「「……え?」」

 

 

放たれたそれは一直線に男が逃げている方へと向かい、派手な音を上げながら爆発すると共に、爆風が吹き荒れる。

 

 

「……なにこれ」

 

「……俺が知るか」

 

 

白い粉が飛び散る様を眺めながら、二人は力無く呟いた。

ちなみに、白い粉とはハッ○ーターンの粉であり、人体に悪影響のある物ではない。

そして、何人かの悲鳴が聞こえてもそれは気のせいだ。

 

 

 

 

 

 

「いや~、お久しぶりっス。黒崎サン」

 

 

多少のトラブルはあったものの、浦原商店に着いた二人を出迎えたのは、相も変わらず気の抜けた挨拶をする浦原喜助。

 

 

「それと、そちらのお嬢さんが黒崎サンが言っていた――」

 

「えっと、更識簪、です。はじめまして」

 

 

腰が引けながら挨拶をする簪。普段の様子とは随分と違うが、簪は元々気弱で人と話すのが苦手だ。特に、話す機会があまり無かった男性が相手だと今でも委縮してしまう。

 

 

「こりゃご丁寧にどうも。アタシは浦原喜助。しがない駄菓子屋の店主っス」

 

 

浦原の後に続けて

 

 

「井上織姫って言います! よろしくね簪ちゃん!」

 

「石田雨竜。滅却師(クインシー)だ。よろしく」

 

「……茶渡泰虎だ」

 

 

井上らいつもの面々が挨拶を終えると、

 

 

「それじゃ、本題に入りましょうか。黒崎サン、詳しく話して頂けますか?」

 

「ああ」

 

 

VTのことや、その時感じた霊圧等を、ISに記録してある映像を見せながら話す。

 

 

「ふむ。そのVTが発動したと同時に、(ホロウ)の力と仮面が現れた、と」

 

「ああ。簪が言うには機体に(ホロウ)の残り香を感じた、って」

 

「……ふむ」

 

 

浦原は暫くの間顎に手を当てて考え込み、

 

 

「可能性としては二つほどあります。まず一つ目が、予め(ホロウ)の力を内蔵しておくこと。単純な方法ですが、これが最も簡単な方法でしょう。ですが、直前まで力を感じなかったんスよね?」

 

「ああ。これの前に直接対峙したけど、その時には(ホロウ)の力は全く感じなかった。トーナメントまでに(ホロウ)の力を入れたってのも、無理だと思う。簪が気付くだろうしな」

 

「となると、二つ目。『神降ろし』と呼ばれるものでしょう」

 

「……神降ろし?」

 

 

 

『神降ろし』、もしくは『口寄せ』と呼ばれるそれは、霊体を自らの体に乗り移らせ、言葉を語らせる降霊術の一種。テレビでも扱われることもあり――本物かどうかは定かではないが――その名は知らずとも説明されれば分かるという日本人は数多くいるだろう。

 

 

 

「てことは……」

 

「はい。(ホロウ)も浮遊霊等と同じく霊体ですから、可能ではあるでしょう。事前にマーキングでもしておけば、特定の物に降ろすことも出来るはず。非常に珍しい事例っスけどね。

が、そうだと仮定すると、ある事実が出てくるんス」

 

「……ドイツ軍に霊力(ちから)を持った奴、もしくはその協力者がいる」

 

「そういうことっス」

 

 

浦原の見解を聞き終わると、一護は溜め息を吐き

 

 

「また面倒そうな奴と戦うことになるのか……」

 

「そんなこと、IS学園に行くって時点で分かりきってたことじゃないっスか♪」

 

「そもそも、君がトラブルに巻き込まれるのはいつものことだろう。僕としては黒崎が機械を普通に使っていることの方が驚きだ」

 

「……確かに」

 

「黒崎くんって機械オンチっぽそうだもんね」

 

 

井上の言葉に頷く石田とチャドを見て

 

 

「お前らに言われたくはねェよ」

 

 

三人の言う通り一護は機械類に疎かった。だがそれは井上らにも言えることである。

そして、その一護が一ヶ月でISの専門知識まで叩き込まれたのだから、あの勉強会の壮絶さが理解出来るだろう。

 

 

 

 

 

 

「黒崎、この後はどうするんだ?」

 

「そりゃ、遊子達に会いに行くさ。あんま長居は出来ねえけど」

 

「そうなの?」

 

「ああ。安全確保がどうたらこうたらで、五時までには戻れ、だとよ」

 

「まぁ、IS学園という場所を考えれば、それも当然か」

 

「大変だね」

 

 

一護が石田達と話している傍ら、

 

 

「更識サン。何か入り用な物があったら遠慮なく言ってください」

 

「は、はい」

 

「お主、気を付けろよ。こ奴はスケベなエロ店主じゃからの」

 

「いやいや、何言ってるんスか夜一さん! アタシは年下の女子高生に手は出さないっスよ!?」

 

「どうじゃかのう……。と、こ奴の性癖は置いといて、お主に少し言っておくことがあっての――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦原商店を後にした二人は一護の家へ向かうついでに他の友人に会おうとしたのだが、

 

 

たつき…空手道場でのバイト

 

ケイゴ…アイドルのコンサート

 

水色…会いはしたが、『一護がIS学園で女の子をゲットした』という誤情報を拡散される

 

 

と、碌に会えず、ようやく着いた自宅では

 

 

「ついに一兄にも彼女か……」

 

「お兄ちゃんの妹の遊子って言います。えっと、今後ともよろしくお願いします!」

 

「母さん! もうじき孫が見れるかもしれないよ!」

 

 

などと見当違いな言葉を掛けられ、一心を沈めた後、早々に家を後にした。

 

 

 

 

 

 

その後、一護が向かったのは空座町にある墓所。ここには母・真咲の墓がある。毎年、命日である6月17日に来ていたのだが、今年はトーナメントと被ってしまい来れなかった。本当なら休んででも来たかったはずだが、

 

 

「あの状況で俺がいない訳にはいかなかったからな……」

 

 

もしの話だが、あのVTが暴れている状況で一護がいなかったらどうなっていたか。多くの犠牲者が出ていてもおかしくはない。……一護がいなければ(ホロウ)化もしなかったかもしれないし、そもそも、注目の的である一護が休めるはずも無いのだが。

 

 

「……黒崎君は……」

 

「ん?」

 

「……黒崎君は恨んでないの? お母さんを殺した(ホロウ)のこと」

 

 

自分の母を殺した相手を恨まない訳がない。魂を喰われ、もう二度と会うことが出来ないとなれば尚更だ。あり得ないとは思っているものの、一護がその憎しみに呑まれてしまうのでは、と心配して出た言葉だった。

 

 

「……別に、あんな奴恨んじゃいねえよ。始めて相対した時は頭に血が上ったけど、今はもう……。恨んでるとすりゃ、あん時お袋を護れなかった俺自身だ」

 

 

当時、一護は九歳。人と霊の区別が付けずらく、例え霊体だと気付けたとしても、(ホロウ)を相手に戦うなど到底不可能。それでも自身の無力を悔やむのが、黒崎一護という男。

様々な要因が重なって起きた悲劇ではあるが、一護はそれを自身の"罪"として一生背負い続けるだろう。

 

 

そして、悲しげに墓石を眺める一護の横顔を見つめながら、簪は夜一に言われたことを思い出していた。

 

 

 

 

『一護はなにかと一人で抱え込む癖がある。それに、いくらか成長したとはいえ、儂から見ればまだまだ子供。

じゃから、お主が一護のことを支えてやっとくれ。まぁ、無理にとは言わんがの』

 

 

 

 

(でも、それをわざわざ言われる筋合いは無い。最初からそのつもりなんだから)

 

 

夜一に言われたことでより一層その思いを強めた簪。

 

 

「一人で抱え込まないでね。黒崎君が落ち込んでると、周りにいる皆も元気が無くなっちゃうんだから。それに、元気が無い黒崎君なんて私は見たくない。

だから、辛いことがあったら私にも頼ってね? 大した力は無いけど……」

 

「いや……そんなことねえよ。お前は強い。俺なんかよりもずっとな」

 

 

自分の力の無さを分かった上で、自分のことを想い、力になろうとする者を弱いなどと言う訳が無い。

 

 

「……黒崎君から言われると、皮肉にしか聞こえないんだけど」

 

「そんなつもりねえよ」

 

「傷付いたから黒崎君には謝罪を求めます。……と言いたいとこだけど、私も鬼じゃないので、一つお願いを聞いてもらうことで許してあげます」

 

「なんでそうなんだよ……。で、何をすりゃいいんだ?」

 

「もうすぐ打鉄弐式が完成するから、そのテストに手伝って」

 

「…………え?」

 

 

簪の言葉に一護が固まる。何せ、簪の打鉄弐式は……

 

 

「断る! あんなん喰らいたくねえよ!」

 

「でも、学園で受け切れる人って黒崎君か姉さん、織斑先生位だし……」

 

「テストだったら、俺じゃなくて織斑とかでもいいだろ」

 

「それは、私に人殺しをしろと?」

 

「そうは言ってねえよ。てか、お前はそんな危ねえもんを俺にぶっ放そうとしてんのか!?」

 

「大丈夫、黒崎君なら問題無い。信用してるから」

 

「それとこれとは別問題だ!」

 

 

必死になっている一護だが、(理論上)訓練機の打鉄を()()()兵器のテストなど、拒否するのも当然だろう。

 

 

 

 

 

 

妥協案として手を繋ぎながら歩いていると、

 

 

『逃がすな! 追撃隊を組織しろっ!』

 

『あのハーレム鈍感野郎の首を刈り取れぇっ!』

 

「だ、誰か助けてくれぇ!」

 

 

織斑が黒装束を身に纏い、手には大きな鎌などを持った集団と追いかけっこをしていた。

そして、いつも近くにいる篠ノ之らがいない。不思議に思っていると、

 

 

「くたばれサド野郎!」

 

「やなこった」

 

「ちょっ、鈴! 止めなって!」

 

 

凰は茶髪の青年と()り合っており、

 

 

「ねぇ貴女。お姉さんとホテルでいいことしない?」

 

「断る! というか、女同士で何をやるつもりだ!?」

 

「何ってそりゃぁ……イケないことよ」

 

「私にそんな趣味は無い!」

 

「大丈夫よ。すぐに気持ち良くなるから」

 

「セ、セシリア! 助けてくれ!」

 

 

篠ノ之が助けを求めたオルコットは

 

 

「これを料理に入れるだけで、皆さん勢いよく食べてくれるんですよ」

 

「なるほど……。早速使わせていただきますわ」

 

 

ドクロマークが描かれたビンを手に持ちながら、桃色の髪の女性と楽しそうに話していた。

 

 

「会長! またもや異端者を発見しました!」

 

「なんだと!? ……いや、待て。あの人はもしかしたら、(うつほ)姐さんの言っていた『黒崎一護』ではないか……?」

 

 

 

 

どうしてこうなったかだが、

 

 

(うつほ)のことを見た奴ら――以下Fとする――が当然のごとくナンパ

   ↓

全員フルボッコ。その際に、彼らにモテる秘訣を教え、それと『黒崎一護には手を出さない』と誓わせた。それを破った時の処罰は、『コンクリ』と『東京湾』が関わって来るらしい。

 

 

 

 

「では、我々は引き続き先程の異端者の処刑にかかる! 行くぞォ!」

 

『おおっ!』

 

 

集団Fが無駄に洗練された連携で織斑を再び追いかける姿を、白い目で見る一護と簪であった。

 

 

「……帰るか」

 

「……うん」

 

「あっ! 一護っ! 助け――ぎゃああああっ!」




またもや悲鳴オチ……ここまでいいとこ無しだよ、原作主人公。
次章(臨海学校)ではきっと活躍出来る……といいな。

前話で説明し忘れたことを。
完現術は霊力の無い人間にも見えます。
分かっている方が大半だと思いますが一応。

感想等、お待ちしています。
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