初代皇帝は何を見る   作:アウグストゥス

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体調不良と新作投稿のため、少し休ませていただきました。

体調不良の原因は気圧変化による頭痛なので今は大分落ち着いています。

皆さんのお陰で総合評価500を超えました。
もっと上を目指せるように精進していきます。

今後ともよろしくお願いします。


第6話

首都ローマへ帰還したローマ軍を待ち受けていたのはローマ市民たちのお祭り騒ぎだった。

ネロとカルデア一行はなんとか市民たちの歓迎を通り抜け、宮殿で一息つく。

 

「ふぅ……やっと落ち着いたな」

 

「先輩、もみくちゃにされてましたね?」

 

「うん……でも、お祭りみたいで、嫌じゃなかったかも」

 

『はは、あれが勝利の美酒の味わいってヤツさ』

 

「ほほう、姿なき魔術師殿、まるで味わったことがあるような口ぶりだな?」

 

「ボクは想像力豊かな方だからね」

 

勝利の後ということもあり、和やか時間が過ぎていく。

そんな中、彼らの居る一室にローマ兵が駆けこんで来た。

 

「恐れながら陛下に申し上げます!特別遠征軍が首都ローマへ帰還の途にあるとのこと!」

 

「なに!あの者たちが帰ってきたか!」

 

「将軍は両名共に御健在!しかし連合の大攻勢に遭い、足止めを受けているとのことです!」

 

「それはよくないな……藤丸、マシュ」

 

「「はい!」」

 

「援軍に行ってきてくれぬか?」

 

「分かりました!行こう、マシュ!」

 

「はい!」

 

藤丸とマシュが駆け足で部屋を出ていき、伝令の兵も部屋を下がった。

ネロとオクタウィアヌスのみとなった空間が静寂に包まれる。

その静寂を破ったのはオクタウィアヌスだった。

 

「ネロよ、余の扱いをどうするつもりだ」

 

「むぅ……アウグストゥスも、連合の皇帝共やレオニダスと同じでこの世の者ではないのであろう?」

 

「然り。というよりも、おそらくネロの迎え入れた客将も同じようなものだぞ」

 

「やはり……か」

 

ネロは今、共に居るブーディカが既にこの世の者ではないことを何となく察していたが、それでも来るものがあったようで顔を暗くさせる。

 

「首都ローマへの道中で現在の状況は聞いたが、これからどうするのだ?」

 

「どうするも何も、連合の首都を攻めるに決まっているであろう?」

 

ネロは「何を当然のことを」という顔をする。

 

「連合の皇帝が自称ではない、正統な皇帝たちだと証明されたのだぞ。既に打ち取られたという義父上のようにな」

 

「連合の皇帝が本物であったとしても、この時代の皇帝はこの余のみだ。それでいいだろう?」

 

ネロは先程見せた暗い顔とは打って変わって自信のある様子で言う。

 

「その考えができるのならばよい。所詮余たちは死者なのだからな」

 

「死者……うむ。しかし、偉大な先人がこうして目の前に居るというのも変な気分になるな」

 

「血族ではあるのだ。別に気にすることでもあるまい……妹のようにでも扱ってやろうか?」

 

「い……妹!?」

 

突拍子もないオクタウィアヌスの発言にネロが驚き、そんな様子を見てオクタウィアヌスは愉快そうに笑っている。

 

「ああそうだ、その手の甲の痣は余のマスターである証であり、三度の絶対命令権であるからな」

 

「ま、待て!余の理解が追いつかん!」

 

なんとオクタウィアヌスはネロを勝手にマスターとしてサーヴァント契約を行っていた。

この後、オクタウィアヌスによるサーヴァントの説明を受けたネロは頭痛を悪化させたという。




二話連続で短くて申し訳ございません。
次話からは少し長くなると思います。

実は今回休んでいる間に投稿したもの以外にもFateの新作のネタを一つ、Fate以外も三つほど考えています。
更新ペースは落とさないつもりですが、たまに休んでいたら体調不良か新作を書いているか勉強が忙しいと思っておいてください。
脈絡もなく数週間休む可能性はあります。

下記URLのものが新作の『吟遊詩人のの詩』となっております。
こちらは古代ギリシャの詩人、ホメロスが主人公の作品です。
できればこちらもよろしくお願いいたします。
https://syosetu.org/novel/377462/

感想や高評価をいただければ幸いです。

やはり、上は目指したいので。

セプテムの後、アウグストゥスを何処に入れるか

  • ハロウィン・カムバック!
  • 神聖円卓領域キャメロット
  • 冠位時間神殿のみ
  • 冠位時間神殿の後、アトランティス
  • 冠位時間神殿の後、オリュンポス
  • 螺旋証明世界リリムハーロット
  • セプテムで完結
  • 全部やれ
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