ハイスクールD×D~悪魔と天使の旅人~   作:鳴神カイル

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第11話人は見かけによらず激しいギャップを持つ

シレンは眠りについていた。だがそれは睡眠のためではない。では何のために眠りについているかと言うと

 

「あなた、浮気してるでしょ」

 

「何の事だい?僕はそんな事をしようなんて思わないよ」

 

「じゃあ、これは何かしら?」

 

女は写真を男に手渡す。そして男は驚きの表情を浮かべる。それもそうだ、自分が浮気相手と愛し合っているときの写真が何十枚も、そして色んな角度から撮影されていた

 

「友人を家に連れ込んでこんな事してるなんてね?それとあなた他にも色んな女を連れ込んでるらしいじゃない?どういうことか説明してもらおうじゃない!」

 

そして修羅場の始まりである

 

そしてシレンは目を覚ます

 

「おはよう、どんな過去が見えた?」

 

「いや、見なければ良かったかもしれない。朝からこんな愛憎劇を見るなんて思いもしないしこの部屋の前の住人だと思うとぞっとするね」

 

「それなら、話は聞かないようにしよう。俺もそんな愛憎劇なんて聞きたくなんて無いからな」

 

「だろうな。そうだ、飯できてるか?」

 

「ああ、出来てる。さっさと食おう」

 

そして二人が食卓につき

 

「「「いただきます」」」

 

「それにしても今日の飯はいつもよりおいしく感じるのは俺だけなのか?それにしても箸が進む」

 

「それは作った甲斐があったわ。口に合うか心配だったのよ」

 

「いや、全然、おいしいですよ・・・・!?」

 

あれ?今、ショウではない他の第三者の声が聞こえてきたぞ?そして目の前を見てみるとそこには先ほど思念介入時に見た、愛憎劇を繰り広げていた、女性が座って自分達と食事をしていたのだ

 

「お、おい、ショウ、この人は?」

 

「ああ、俺達の前の住人の方だよ。なんか忘れ物を取りに来たらしくてついでにお礼として食事を作ってもらったって訳だ」

 

「まさか、貴方、ここで旦那さんと浮気の事で喧嘩をされましたか?」

 

「あら?知ってたの?そう、あの人の浮気の事で喧嘩してたわ。その先も知ってるならショウ君と君以外には他言無用よ?分かってるわね。もし、誰かに話したりしたら、君達は快楽から逃げれないようにしてあげるから。今の旦那も逆らって今は豚みたいになってしまったから」

 

「「は、はい」」

 

そして食事を終えて、奥さんは帰っていった。

 

「まさか、あの奥さんが元プロの女王さまだったとはな、思いもしなかった」

 

人は見かけによらないとはまさにこの事である。

 

「まさか、あんな清楚な人がか・・・案外人間も侮れないな」

 

「ショウ、お前も人間だろ?一応な」

 

「そうだったな。それとシレン」

 

「なんだ?」

 

「お前は駒王校内球技大会は何に出るんだ?」

 

「球技大会?そんなのあったっけ?」

 

「あるから言ってるんだろうが!」

 

「種目は何があるんだ?野球、テニス、サッカー、バスケと色々あるらしい」

 

「そうか、めぼしいといったらテニスかな~」

 

「そうか、お前もか」

 

「お前も出るのか?タッグマッチが出来たら良いな。そういえばさ、イッセーや皆は何してるんだろかな?トレーニングでもしてるのか?」

 

「さあな」

 

「おい、シレン」

 

急にゼオルが話しかけてくる

 

「どうした?」

 

「お前に言っておく事がある」

 

「なんだよ?」

 

「あのイッセーと言う奴はドライグを身に宿し赤龍帝となる。だがそやつが現れたとなると白龍皇が現れるはずだ。そやつはドライグとは対を成す能力を持っている」

 

「対を成す?あいつの能力は力を二倍に増幅させるだろ?ってことはそいつの能力は力を半減させるのか?」

 

「そうだ。今すぐではないがいつか現れるだろう。やつらは二天龍と言われている。それはお前のライバルにもなりかねない」

 

「ゼオル、俺はイッセーもライバルだと思ってる。強さは二人のほうが上でもいつか越えてやるさ」

 

「ディエルもお前と同じ事を言っていたな。その時の赤龍帝、白龍皇は強かった。だがそれ以上にディエルは強かった。」

 

そしてシレンは考え込みこう言った

 

「なら、それ以上に強くならなきゃな。父さんを超えていかないと」

 

「頼もしい奴だな」

 

その時、ショウが口を開いた

 

「赤龍帝ドライグ、白龍皇アルビオン。じゃあ、ゼオルはなんか名前があんのか?」

 

「俺にはそんなものは無い」

 

「無いのか?なんで?」

 

「俺の能力はなんだ?そこから推測してみろ」

 

「そうか、なら納得がいくよ。お前の能力はコピー能力って事は場合によっては赤龍帝や白龍皇になりかねない。言ってみればほとんどの神器をコピー出来る」

 

「そうだ、だからそういう名前は無いのだ」

 

「そうだったのか、じゃあ、なんでゼオルって名前なんだ?いつから決まったんだ?」

 

「それはディエルからの名前だ」

 

「父さんからの?」

 

「ああ、まだ名前が無いときディエルと出会い名前をくれた。」

 

「名も無き神器ゼオル・・・これで良いんじゃないのか」

 

「駄目だっての。ゼオルはゼオル他に名前は要らないだろ?」

 

「ああ」

 

「そうだ、これからジムでも行って体動かそうぜ」

 

「そうだな」

 

そしてシレンとショウは服を着替え出掛けて行った

 

 

~翌日~

 

カキーン!

 

「オーライオーライ」

 

パスッ

 

「ナイスキャッチよ、イッセー!」

 

リアスさんがイッセーに声をかける。今、オカルト研究部は旧校舎の裏手にある少し開けた場所で球技大会の練習をしている。練習は楽しい。だが一人そっちのけで意識が上の空へ行っている奴が居る

 

「祐斗、行ったわよー」

 

「・・・」

 

木場である。いつもはしっかりしている木場が何故か抜けている。イッセーによると昨日イッセーの家でアルバムを見ているとき、ある一枚の写真に剣が写っていたそうだ。それは木場が言うには「聖剣」らしい。その日から木場は遠い目をしていて話し合いにも参加できていない。

 

「おい!木場!シャキっとしろ!」

 

「大丈夫か?少し休んだ方が良いんじゃないのか?」

 

「祐斗、どうしたの?最近、ボケッとしていてあなたらしくないわよ」

 

「すいません、部長」

 

確かにリアスさんの言うとおりだ。だが、過去にその「聖剣」に関して木場と何か関係があるのだろうか。

 

「ショウ、お前「聖剣」に関して何か知らないか?」

 

「知っていたとしても俺達ではどうしようもない。それが過去ってもんだ。あいつの過去に何が合ったか知らないがそれはあいつ自身が解決しなければいけないんだぞ」

 

「そうだな」

 

「シレン!ショウ!話してないで練習再開するわよ!」

 

「「了解!」」

 

 

~次の日の昼休み~

 

「よお、これから行くんだろ?」

 

「昼休みにもミーティングとはリアスさんも入念ですね」

 

「まあ、部長の事だからやっぱり気合が入ってるんだろ」

 

「よっす、イッセー、シレン。これから部活か?」

 

「どうも、松田さん、元浜さん。そうですね、オカルト研究部は気合が入っていますから」

 

「そうだな」

 

「それにしてもオカ研って身体のスペックは全員高いよな~」

 

「そして二人とも気をつけたほうがいい。変な噂が流れてるから」

 

「噂ですか?」

 

噂と言うとやっぱり話題は俺達が関係してるんだろうな

 

「まずはイッセーお前はだな・・・・」

 

そして話が始まる。だが俺は聞いていられないと思ってしまった。それもそうだ。この三人はこの学園でも有名な変態トリオであるが故に話す事も普通ではない

 

「そして、シレン。お前なんだがこれは俺達が流した噂ではなく風の噂なんだがよ。お前学園では紳士的で優等生らしいけど本当は俺達みたいなんだろ?」

 

「俺達みたいと言いますと?」

 

「それは、お前が本当は俺様キャラかって事だよ。本当は俺様キャラで女を手篭めにしてるって噂だ」

 

「それは本当ですか?」

 

「ああ、それも可愛ければ男でも落としてしまうって噂だ。そして手篭めにした女やショタは全員シレン無しじゃ生きれないほどに調教されてるって噂だぞ」

 

「そ、それは困りますね。誤解をどうにか解かなければ」

 

「だが、それを聞いた女子達はこうも言っている。手篭めにされたい。シレンになら何されても良いって」

 

「それはたちが悪い噂ですね」

 

「だが、お前なら大丈夫だろう。お前はその紳士的スタイルを貫き通せ!俺達は本当のお前、偽りのお前を応援するぞ!」

 

「い、いや、そんなこと応援されても」

 

そしてイッセーが二人にゲンコツを入れる

 

「なんだよ野獣」

 

「痛いだろ鬼畜」

 

「そこら辺にしとけよ。行こうぜ。龍守」

 

「そうですね。それでは」

 

そして俺は一旦分かれショウのクラスへ足を進める

 

「ショウ、食事は済ませましたか?」

 

「ああ、今終わったところだ。それと俺と話すときはタメ口って言っただろ?」

 

「そうだったな。ですがやはり慣れませんね。皆さんの前ですから」

 

「たく、また、教えてやっても良いんだぜ?」

 

「それは遠慮します。部活で集合が掛かってます。行こうぜ」

 

「ああ」

 

そしてクラスを出ようとしたとき、クラスの女子から黄色い歓声が聞こえてきた。また変な噂が流れなければいいのだが。そんな事を思いながら歩いて部室に向かって行った

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