目が覚めるとそこは異国の街でした…!
なんてことは現実に起こり得るのでしょうか?
きっとこれは夢でしょう。夢じゃないのなら私の頭がおかしくなっているということです。
私、小泉遥香 花の28歳! 大都会の荒波にのまれ続けて5年!
残業に次ぐ残業!OL派閥の争い!上司からのセクハラ!
社会というものの厳しさに揉まれています。
最初の1年はひーひーいいながら働いてましたが、慣れてきてようやっと上手くやれるようになってきました。
それでも溜まるものは溜まるようで…
そんなストレスを友人達との飲み会で発散して家に帰ったとこまでは覚えてます。
友人とは学生時代に共通の趣味を通じて知り合ったので会社とは違った話で盛り上がれて楽しいです。
学生時代に流行った漫画の話から最近のアニメの話まで色々な話をしました。
そんな中、彼女から結婚をするというお話が出ました。
そこから別の友人の恋愛話や恋人との馴れ初めなどのお話になっていきました。
おめでとうとその場では言いましたし、恋愛話も頑張って聞きました。が
ほんの少しですが、もっと漫画とかアニメのお話をしたいと思っていました。
そうして帰る頃には少し気分が落ち込んできました。
昔は趣味の話でずっと盛り上がるほどの熱量がありましたし、他の話なんかもっての他ましてや恋愛なんて二の次という感じでした。
それは変わらない者とどこかで思っていましたが、人間変わっていくものなのでしょう。
私だけが取り残されたようで悲しいような
そんなことを考え、学生時代に戻りたいなぁと思いながら懐かしのアニメを家で見ていました。
そして睡魔が襲ってきたのでそのまま寝ようと思って瞼を閉じたとこまでは覚えてます。
そして目が覚めると…
そこは異国の街でした…!(二回目)
しかもなんでか小さくなってます…
まわりの景色に驚きここはどこなのか歩いてみようとすると手足がちっこくなっていることにまた驚き数分…
お店の窓で反射する顔をなんとなしに見ると目付きの悪い女の子がこちらを見ていました。
いったい全体どういうことなのか?
最近流行りの転生ものなのか?
まだ酒が抜けていないのかふわふわする頭でいると
女性のが人を呼ぶ声が聞こえます
「ザンザス!どこ行ったのザンザス!」
そう呼びながら誰かを探しているようです。
その顔には焦りがみられ、大変そうだなと思っていると、
私と目が合いました。
そして女性は私をみるなりこっちに走ってきました。
「ああもうこんなとこに行って…あなたは○○目のむす○なんだから…○○で✕✕が△△でなんとかんとかで」
怒りながら私になにがしらお話をしていますが私の耳には入ってきません。
ザンザスなんて名前をつけられた覚えは私にないですが、記憶に何か引っ掛かっています。
そんなこんなで母親らしき人からのお話をうんうん聞きながら考え事をしていると…
初老ぐらいのおじさんがこちらに向けて歩いてくるのが見えます。
歩き方ですら様になっているといいますか明らかに私たちとは別の世界の方です。
そのやんごとなきお方のようなオーラを発する人がこちらに向かって来ます。
その方の顔をよく見ると…!
なんか見たことがある顔!?
優しそうな表情を浮かべてこちらにくるこのお方は!?
私が寝る前に見ていたアニメに出てきていたあの人!?
もしかしてボンゴレ9代目やんな?この人!!
「9代目様…!ザンザスが申し訳ありません…!
」
9代目って言った!今言いましたよね!?
「問題ないですよ。ザンザスも初対面でいきなりこんな話をして急にビックリしただろう。すまないね」
そう言って私の頭を撫でました。
私の名前はザンザス
そしてこのおじ様は9代目と呼ばれている人
さっき考え事をしている時に女の人から聞こえてきた単語は息子?娘?がどーだのなんだの
そこから導きだされる答えは…
私…… あのザンザスと!入れ替わってるぅ~~!!??
なんかあの表では無表情冷静キャラっぽいのにボケてくるキャラも好きなんですがそれをイメージしてます。してますかね?
ということを文で説明するのは敗北者…?
取り消せよ…!今の言葉…!!