NameLessSEED's -名無しの種子達-   作:マサンナナイ

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戦闘型ニンフ?

身体能力と、それを制御する神経系統を発達させたニンフの事だよ

単体戦闘能力が高いだけじゃなく指揮個体の役割も担えるようにできてる

戦闘から戦争まで、戦いに関する事なら何でも得意ってこと



それにしても、おかしなこと聞くんだね

お前達自身の事なのに

  



溺れる種子達

 私に目掛けて絶え間なく突風がぶつかって来る、いや、私自身が猛スピードで空気を押し退けていると言うべきか。

 

 重力に従って落下する正真正銘の暗黒の中、上下、前後、左右どこを向いても真っ黒に塗り潰されている。

 

 人間と似て非なる少女人形(ニンフ)の身でなければ最初の数十秒で失神していただろう恐ろしい奈落の道程で視界に映り込むのは六角形のレティクルと200km/h付近を行き来する速度計。

 愛用しているヘッドセット(拡張頭環)が知らせてくれる数本のゲージや数字以外は自分がどう言う姿勢で空中にあるのかすら判然としない。

 

 未だにどれほどの深さがあるのかはっきりとした数字が判明していない大穴の底を目指す私の瞳が不意に微かな光を捉え、まるで夜空で瞬く星々の様に数を増やしていくそれらを真っ直ぐ見上げる(見下ろす)

 

 その光点のおかげでやっと自分が頭から地面に向かって垂直に近い角度で落ちていると理解し、両手をいっぱいに広げて押し寄せる向かい風を受け止める帆代わりに身を捩る。

 

 急な体勢の変更で暴れ出す髪や服のはためく音を両足を包む機械の脚甲(機動外肢)のスラスターから噴き出す推進エネルギーの音で掻き消しつつ、頭頂と足先の位置を真逆に入れ替えて目に見えて迫り来る地の底へと踵を向けて断続的に腰部のスラスターも合わせて吹かす。

 

「サトウさんっ! もうすぐ地面です! ちゃんと減速っ、してますよね!?」

 

 推進力の源であるEPが枯渇しない様に減速は小刻みにして、私の機動外肢が吐き出す光の量に合わせて減っていく速度計の数字を意識しながら姿は見えないけれど近くにいる筈の友人へと風の音に負けない様に声を響かせる。

 

「あたぼうよぉ!」

 

 方向としては私から見て上方向かつ斜め後ろ、ちゃんと付いて来てくれた返事へとホッと安心を口から漏らして私は目測で100m前後まで近づく白い発光体に照らされる灰色の地面へ爪先を向けながら最終減速のタイミングを計り身を強張らせ。

 

 視界に描かれた六角形が新しいマーカーを表示し、戦闘をサポートするアプリケーションが捉えた何者かとの距離を正確な数字で教えてくれる。

 

「オーライ! オーライ!!」

 

 小さく円形のターゲットマーカーで強調されている鳥が大きく翼を広げた様なデザインの鎧殻を纏ったニンフが両手に持ったライトをまるで誘導員の様に振りながら私達を導く。

 

 両足をハの字に開いてもう細かなひび割れすら見える距離まで近づいた灰色の地面へと残り四分の一まで減っていた推進力をさらに放出して落下速度を許容範囲内まで収め。

 

「おーい! パンツ丸見えになってんぞー!」

「ちょっ何っ!? ぁっ・・・」

 

 残り僅か十数mまで近づいたと同時に誘導灯を振っていたウルフカットの少女が突然に叫んだ声で私は反射的に風に舞う自分のプリーツスカートを慌てて押さえてしまい、直後に出力の加減をしくじったせいで脚を包む機動外肢からバシュッと何かが弾ける様な音が鳴り、視界に表示されたEPゲージが《OVER HEAT》の文字を点滅させた。

 

「ほぁあっ!?」

「お嬢ー!」

 

 何とも情けない声を上げてビル2階分ぐらいの高さから自由落下を再開し、アッと言う間にコンクリートに似た材質の地面に足裏が強く叩き付けられ、ダメージになる程の衝撃では無かったけれど電流の様なビリビリした感覚が爪先から駆け上り両脚だけでなく身体全体が痺れてその場に蹲りそうになる。

 

「わりぃわりぃ、大丈夫だった?」

「まったく、ご挨拶ですねっ・・・オチタさん」

「今はタケミカヅチと呼んでくれ、それはそうと・・・こうして直に会うのは初めてだな、社長!」

 

 首元と肩周りはしっかりと長袖に包まれているのに胸はほぼスポーツブラ一枚、腰に至っては臍まで丸出しで股下数cmしかないマイクロミニスカートの下には白のオーバーニーソックス、その小柄な身体を包む戦闘機の様な鎧殻が無ければ痴女扱いされても仕方なさそうな恰好*1で爽やかな笑みを浮かべた少女がこちらへ手を差し伸べてくる。

 

「あらよっと! お嬢ぉ、足は付いてやすかぁ?」

「今のところ幽霊になる予定はありません、あと人前でお嬢はよしてくださいってば」

 

 奈落の底の待ち人と握手を交わしたとほぼ同時にすぐ近くでスラスターの噴射音と押し出された風圧が私の髪と襟を揺らし、振り返った先でゆるふわポニーテールが数秒前の私よりも数段上手く着地する。

 

「はぁ・・・そう言えば、隔壁は開いてるはずでは?」

 細い剣の様な足で器用に歩きサトウさんともフレンドリーに握手している遠目には大きな鳥にも見えるシルエット(SCF19v3-takemikazuchi)の持ち主、この世界に種子として産み出されたその日に中央大洞穴の大穴から滑落して以来ずっとこの深層の住人をやっている同種が風切り羽を翻して振り返り。

 

「一応用心の為に閉じてるんだ、ネットにデマ流してるとは言え事情知らないヤツが落ちてくるかもしれないからな」

 

 それを合図にしたかのように巨大な猛獣の唸り声にも似た地響きと共に私達が着陸した地面が割れて左右に開き始めた。

 

「なるほどそれで・・・ところで手伝って貰ってから言うのもなんですけど、本当に良かったんですか?」

「むしろ俺の方が助かったぐらいだよ、おかげであの子に殺気向けられなくなったんだからさ!」

 

 一分弱続いた三重の地響きが収まった後に隔壁があった場所を覗き込めばついさっき降下した大空洞よりは浅い、けれど高層ビルがすっぽり収まりそうな深さの奥にうっすらと赤く発光する円形の広場が見え。

 

「あれは・・・まだ残してあったんですか」

「こりゃまた、随分と年季が入ってんなぁ」

 

 深部に向かって途中に幾つかある折り返し階段を足場に使いつつ滑空していく、徐々に近づく終点へと目を凝らせば発光する広場の中央にパラボラアンテナを上に乗せた歪な機械があった。

 

「もっと性能が良い新しいのを貰ったって言ってもね、俺はコイツのおかげで発狂せずに済んだんだ簡単には捨てらんないよ」

 

 そう言いながら苦笑を浮かべて私達を先導する飛行型鎧殻使いのニンフは一足先に高い柱に囲まれた古の円形闘技場にも見える場所の中心近くに着地し、その広場に設置されている武骨な機械を軽く撫でる。

 

 今見れば恥ずかしくなるぐらい未熟な構造と機能美の欠片もない無駄にゴテゴテとした見た目。

 

 それはまだこの世界に落とされたばかりの私が協力者達と共に今の自分になる前の記憶(人間だった頃の技術)を頼りにして、自動機械の残骸や廃墟に散乱するジャンク品などを分解して手に入れた部品から作り上げた種子間ネットワーク通信の中継基地局の試作品。

 

 とりあえず実際に運用する前に筐体の強度やどれぐらいの距離に対応できるかテストするついでに『いつかは使命を果たす為に降りる事になるだろう奈落の穴をカメラ越しにでも覗いて見よう』と言う種子としてごく当たり前の思い付きから自分達が拠点を構えている中央大洞穴領域の名前の由来である広く深い縦穴まで仲間達と一緒に運び。

 

 パラシュート付きのそれをエイヤッと投げ込んでからもうすぐ九年が経つ。

 

 そして、試作品のカメラが最初に見つけたのはこの世界に産み落とされた初日に中央大洞穴の淵から足を滑らせて落ち、穴の底で孤立していた一人の種子。

 

 この世界に関する予備知識一切無し、身に着けている鎧殻も性能不十分なジャンク品ばかり、にも拘わらず自らの手足すら見失いそうな暗闇の中で私達が通信装置の試作品を落とすまでの半年以上の間、たった一人で生存していたと言うとんでもないバイタリティの持ち主だった。

 

「そう言われれば私も感謝しないとですね、同種達へ深層に関するデマをバラ撒いてくれた功労者として」

「なんか、やってる俺が言うのもなんだけどビビるぐらい誰も疑わないよなぁ」

 

 今ではほぼ全ての同種達がある意味身一つで利用できる通信システムだけれど何時でも何処でも接続できるとう言うわけでは無く、広大な超巨大建造物(メガストラクチャー)であるホドのアチコチに私達が配置した中継器の対応範囲にも限界がある。

 

「嘘を嘘と見抜けるニンフでないと掲示板を扱うのは難しいんですよ」

「へっへっへ、気付かねぇヤツがマヌケってなぁ」

 

 たった一人で何年もホドの最下層で孤立している筈の種子がネットワークに接続して頻繁に掲示板へと暗闇に満たされた空間が如何に危険で溢れているかを書き込んでるなんて状況にほとんどの同種達が疑問に思わず、軽い嘲笑や同情を書き込むだけで実際にそれを確かめようとリスクしか無いように見える大穴の中へと飛び降りてくる事はほとんどない。

 

「攻略班だのと偉そうに宣ってるあの連中だってどいつもこいつもアッシらの仕込みにゃ気付かねぇってんだからな」

「ああ、社長達ってここ以外でも色々やってんだっけ、ちょっと前には禁域とか言うトコに要塞建設してたとか?」

 

 彼女が言う通り私達は色々とこの世界で様々な試みを行ってはいるけれど、それによってネマから与えられた使命に邁進する同種達の妨害や会社として資源やcellを儲ける事はあくまでも次いでの事でしかない。

 

 個人的な主目的は全てはホド上層、宗教国家アルカンドが支配する巨大な貯水槽へと向かい遺構に刻まれた過去の足跡を探す為なのだ。

 

 そこまで考え、この深層へと飛び降りるまでに失敗を繰り返した幾つものアルカンドに入国する為の試行錯誤を未練がましく思い返してしまう。

 

 一番初めの現在のアルカンドの運営を行っている中央教会を乗っ取った同種達へと正攻法でアポイントメントを取ろうと通信システム(掲示板)を介して連絡をすれば取り付く島もなく門前払い。

 

 下階層である大断層から水中を通って浄水槽に侵入しようと新たな潜水用の鎧殻を製造して泳ぎ水面を目指すまでは良かったのに辿り着いて一日も経たない内に通報され警告無しの銃弾の雨を浴びて這う這うの体で逃げ出すことになり、その後も玉石混交のアイディアを仲間達と共に試し続け。

 

 その中で最も上手く行ったのは表向きは私達と無関係な商店やニンフを挟んで慎重に慎重を重ねて作り上げた水資源とアルコールモドキの密輸ルートへの便乗。

 

 しかし、いざ何の変哲もない倉庫に偽装した拠点で調査活動を開始しようとしたところで揃いの中量級航空鎧殻(Tls127-G2-Faluracan)に身を包んだアルカンド運営委員会の忠実な猟犬である治安維持部隊(女王シラスの娘達)に囲まれてしまい、弁解も許されず文字通りアルカンドの外へと蹴り出されてしまった*2

 

 過ぎた失敗を思い悩むのは良くない事だとは分かっているし、その後に開いた反省会で仲間達に慰めてもらって精神的には持ち直したけれども、挑戦の為に使ってしまった丸三年と言う時間は何百万のcellでも取り返せない。

 

「禁域の改造工事に関してはレキ親衛隊からの依頼が切っ掛けでしたけどね、でも・・・あれは少し失敗だったかもしれません」

 

 そんな話をしながら、かつてメタメトリアと呼ばれていた巨大企業がこの地に残した最も大きな痕跡、ホドにおいて唯一人間の手によって建設された地下施設の入り口の前に立つ。

 

「使命の停滞を感じ取った事で今まで攻略に興味が薄かった同種まで引き寄せてしまったみたいなので、近いうちに攻略班の攻勢が強まるでしょう」

「あー、・・・頭の中にいるもう一人に急かされてってヤツ? 俺はそう言うのあんま無いんだけどな」

「まったく、キンキンわめく空耳野郎なんざぁ鼻でもほじって聞き流しときゃ良いってのによ」

 

 そして、この世界で生きるニンフにとっては全ての始まりの地と言っても過言ではない自己増殖型戦略兵器(ドールズネスト)の基底部へと繋がる大扉が開く。

 

「おーい、この前言ってた二人、連れて来たよー!」

 

 まるで我が家に帰宅するかのような気安い声を上げてタケミカヅチが逆光が眩しいドアの向こうへと声を掛けながら入って行き、その後に続いて私とサトウさんも歩を進めればまるで広い地下駐車場の様な天井も床も壁ですら角ばった灰色の空間に迎えられ。

 

 部屋の奥で床から一段高くなった祭壇の様な場所に白灰色の節くれ立った枯れ木に見えるモノとその傍らに寄り添う黒にも見える濃い藍色の鎧殻と戦闘服を纏ったニンフからこちらを窺うような視線を感じた。

 

 本来なら私達が倒すべき敵、ホドの創造主である【ネマ】から躰を奪い取った簒奪者の生き残り、私の頭の中にある記憶の通りだったなら決して外される事の無い筈だった流線形の装甲バイザーは今彼女の手にあり、その黄緑色の左目と虹色を宿す青い右目を晒しているオッドアイの少女人形が浮かべる穏やかな表情につい溜め息が漏れてしまう。

 

「なー、シャラさんまた寝てんの?」

 

 先に聞いてはいたけれど先入観で凝り固まっていた自分にとってありえない筈の状況が実現している事を改めて実感し、言いようのない感情に立ち止まった私を置いて床の上を滑るように走って行ったタケミカヅチが気安い態度で片手を上げながら祭壇の上へとヒョイと飛び乗り。

 

 何度も暗闇の中で殺され続けた事に対する蟠りなど無いとでも言う様な調子で深層の番人へとフレンドリーに話しかけている。

 

 横目に見れば部屋の壁際にはついさっき見た通信システム試作品の後継機として送っておいた通信機器やそれにエネルギーを供給するcell増殖タンクや変換機が低くモーター音に似た音を漏らしていて。

 

「友軍機の帰還を歓迎します、個体名【シャラ】の精神活動は現在認められていません」

「おっすトーキン、新しい身体にはもう慣れた?」

「現時点で当機の動作に問題はありません、当区域からの脱出方法が存在せず任務の遂行が不可能である事を除けばですが」

 

 あれらを置く事を許してもらえるぐらいに彼女達から信頼を勝ち取った同種の偉業が何だか眩しく感じてしまう。

 

「原作知識が無いからこそ・・・もしかしたら、私達に課せられた呪縛を解くのは彼女みたいな種子なのかもしれない」

 

 私達の物資援助があったとは言え死に戻りの直ぐ後に奈落の穴へと飛び込む不屈の精神、守子として女王となった主人を守る為だけに生きて来た厳格な戦士が根負けするまで暗闇の中で粘り続け、ひたすらに銃弾ではなく言葉による対話を求めて諦めずに手を差し伸べた。

 

 その末に自分が害を成す存在ではないと文字通り身をもって証明してのけた愚者(勇者)こと【オチタ】改め【タケミカヅチ】。

 

 ホドに生きる命を枯れ果てさせない為に中層全域を巻き込む大戦争を発生させた【スネーク】然り、宗教国家アルカンドに革命を引き起こし先細りしていくだけだった邦々の未来を変えた【パン屋】然り。

 

 功罪は計り知れないとは言え彼女達がこの世界に生きるニンフ達の為に起こした行動の方が私のやっている今も行方すら分からないホドから消えた(脱出した)先駆者の足跡(ポロッカコロニー)を追うなんて悪足掻きよりもよっぽど健全なんじゃないか、そう思えてしまって自嘲の苦笑いが浮かぶ。

 

「はんっ、アイツぁ単に惚れた女の尻追っかけ回してただけじゃねぇかい」

「サトウさんっ、そう言う事言わないっ!」

 

 面白くもなさそうな態度で野暮な事を言う友人の肩を軽く小突いてから改めてこの世界で私が初めて見るニンフの女王・・・の成り損ないが立つ祭壇へと歩を進める。

 

 かつて世界をリセットしようとしていた女神(ネマ)を弑逆した勇者の一人、戦の後に故郷(アーヴド)の血筋を残せるかもしれないと言う僅かな望みに縋り天才(イーデン)の口車に乗り、実験台として身体も精神も弄繰り回されて子を産めぬ女王樹(失敗作)へと成り果てた【シャラ】。

 

「文字通り歴史の証人との対面・・・流石に緊張しますね」

「まっ、小難しい事を考えるのはお嬢に任せまさぁ」

 

 何一つ自らの願いを叶えられず深層に置き去りにされて後悔の夢に微睡む女王樹の成り損ないへと私が提示できる交換条件は幾つか思いつく。

 

 今から行う交渉によって、仮初の空が見下ろす上層領域おいて運営委員会も手が出せない中立地帯を統括するホドの真実を追い求める探究者、彼女(・・)に会う為のチケットを得られるかどうか。

 

 勝算は少なくともゼロではない筈。

 

・・・

 

【酒蔵】酒! 飲まずにはいられないッ!【閲覧注意】

Time-Record=2,112,119/minutes

 

1:名無しの種子

 京都は伏見に産まれ!

 酒蔵の香りに育てられ!

 大学で醸造を徹底的に学び!

 

 でも女だから家業を継がせてくれなかった実家を飛び出し大手に就職!

 

 前世の祖父ちゃん、お父ちゃん、見てるか私はやったぞ!!

 

2:名無しの種子

 杜氏! 杜氏!

 

3:名無しの種子

 祝え! 全酒飲みの願いを実現し、時空を超えて過去の英知を復活させた酒の王者!

 その名も杜氏種子! ホドに新たなる歴史が刻まれた瞬間である!!

 

4:名無しの種子

 んひぃー、命の水が五臓六腑に染み渡るぅ

 

5:名無しの種子

 ≫1 ひでぇ親もいたもんだ

 

6:1

 後から古臭い酒蔵は廃れて潰れるだけって

 若いお前はもっと良いとこで身を立てなって

 私はそれでも実家を継ぎたかったんだよぉ

 

 生まれた時から毎年、杉玉の前でさっ

 

 私が蔵を継ぐって思ってたのにぃ

 

7:名無しの種子

 ああ、だから酒蔵の入り口にアレぶら下がってんのな

 

8:名無しの種子

≫5 お、新人か? 遠慮せず飲んでけ飲んでけ♪

 泣くな杜氏、お前はすごい奴だ! 飲め、今は飲め!

 

9:名無しの種子

 しょっぱなから飛ばしてんね、タンクの中身全部飲み干すつもりかよお前ら

 

10:名無しの種子

 キャラバンに売る試飲用のは別の瓶に分けてあるからダイジョーブダイジョーブ

 

11:名無しの種子

 杜氏は酔うと泣きまくるし、同じ事ばっか話すし、正直耳タコなんだよね

 

12:名無しの種子

 浸食毒からのアルコール要素の完全分離成功を祝って!!

 

13:名無しの種子

 ↑乾杯!

 

14:名無しの種子

 ↑かんぱーい♡

 

15:名無しの種子

 ↑Cheers♪

 

16:名無しの種子

 祝杯は何度上げても良いモノだな

 

17:1

 今はもう帰れない実家に

 

 カンパーイ!!

 

18:名無しの種子

 皆のもの今日は無礼講じゃー!!

 

19:名無しの種子

 みんな踊れー♪

 

 

986:名無しの種子

 た

 う

 

 ぇ

 

987:名無しの種子

 最悪、頭痛い

 

988:名無しの種子

 神様、反省してます

 もう調子に乗りませんから

 

 いっそ殺して

 

989:1

 たうけて

 あたまガンガンしぅ

 

990:名無しの種子

 そりゃそうだ

 毒分離して

 酔っぱらっても

 死なないなら

 こうなる事は決まってた

 

991:名無しの種子

 二日酔いなんて何年ぶりだ?

 はは・・・今の俺って機械なんだし

 脳みそ取り出して丸洗い出来ねぇかなぁ

 

992:名無しの種子

 吐きそう

 吐けなぃ

 

993:名無しの種子

 寄生虫とお花の採取作業から戻ってきたら蔵の中に

 死んでない死体がゴロゴロ転がってる悪夢

 

994:名無しの種子

 え、もしかして頑張って外で働いてた僕らが

 こいつらの介抱しなきゃいけない感じ?

 

995:名無しの種子

 キャラバンとの交渉まとめてきたらクソみたいな状況

 

996:名無しの種子

 あー! 無毒化した方のタンク空っぽじゃん、ヤッてらんねー!!

 

997:名無しの種子

 せめて素材採取してたアタシら為にちょっとは残しとくって

 思いやりは無かったんですか?

 

996:1

 ごめん、ほんと、はん せいしてる から

 

997:名無しの種子

 掲示板に思考入力が駄々洩れになってんじゃんこいつら

 

998:名無しの種子

 ゾンビ語で喋られても分からんから丁度良いわ

 

999:名無しの種子

 機械の身体でも二日酔いってあるんだなぁ(呆れ

 

 

☆このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

 

・・・

 

 

【未成年種子】酒は飲んでも飲まれるな part 31【立ち入り禁止】

Time-Record=5,091,110/minutes

 

1:名無しの種子

 愚かなる先人の愚行を忘れぬようにかの碑文をここに刻むものである

 

 

thread/rog/sakagura/sake1nomazunihairarenaitt1

 

 やあ (´・ω・`)

 

 ようこそ、このテキーラはサービスだから

 まず飲んで落ち着いて欲しい

 

 うん、「また」なんだ。済まない

 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

 

 でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない

 「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

 殺伐としたホドで、そういう気持ちを忘れないで欲しい

 そう思って、このスレを立てたんだ。

 

 じゃあ、注文を聞きに逝こうか

 

2:名無しの種子

 いつもの

 

3:名無しの種子

 マスター、またアルカンドで隠れ酒場が摘発されたゾ

 

4:名無しの種子

 ↑容赦ねえな

 

5:名無しの種子

 全く運営の奴らは何の恨みがあってそんな酷い事するんですかね

 

6:名無しの種子

 もぐりの連中が作った毒酒ならともかく

 杜氏のトコのなら安全性もしっかりしてるのによぉ

 

7:名無しの種子

 ココだけの話、その店・・・毒酒出してたらしいっス

 

8:名無しの種子

 ↑なにぃ!? やっちまったな!!

 

9:名無しの種子

 そう(呆れ

 

 その店は死んでいい店だな

 

10:名無しの種子

 ちょっと店やってた奴の引っ張りに行ってくる

 

11:名無しの種子

 俺も付き合うわ

 

12:名無しの種子

 しっかりお話した後に顔と身体ひん剥いてやんよぉ

 

 

483:名無しの種子

 こんな、こんなことが許されてええんかっ!?

 

484:名無しの種子

 密輸はルール無用だろ

 

485:名無しの種子

 やっぱ怖いスね強盗は

 

486:名無しの種子

 輸送用コンテナにロケランぶっ放すのはただのアホ

 奪う予定の獲物ぶっ壊すなよ、中に入ってんの割れ物やぞ

 

487:名無しの種子

 ナウマ(中略)カンマン

 害悪種子よ 死ね!

 

488:名無しの種子

 まぁ私らも大半の同種から見たら害悪種子の一種らしいんだけどね

 

489:名無しの種子

 中層を通ると必ず戦争屋とエンカウントするクソイベどうにかしてクレメンス

 

490:名無しの種子

 スネークに通行料払ったら割とガーディナ派生の部隊は通してくれるよ?

 なんで中層にアルカンドの猟犬がいるんだよ!?

 教えはどうなってんだよ教えは!

 

491:名無しの種子

 そこで敢えて現地の子を現物で釣ってアヘらせてお楽しみタイムってわけよ

 

492:名無しの種子

 ↑まごう事無き害悪種子で草枯れる

 

493:名無しの種子

 ≫491

 エッチなのは駄目! 死刑!

 

494:491

 ≫493

 やれるもんならやってみろw

 

495:名無しの種子

 今お前、樹窟の西倉庫にいるだろ

 

496:名無しの種子

 私達、メリーさん、今、貴女のいる倉庫を包囲してるの

 

497:491

 え、いや、冗談でしょw

 待って! あれは魔が刺したって言うか!!

 

 縺ゅ?縺」縺ー縺ー縺ー

 

498:名無しの種子

 即堕ち2コマにもほどがあんだろ(´・ω・)

 

499:名無しの種子

 やっぱ中層は乱世が極まってんなぁ

 

 

768:名無しの種子

 ぶっ壊れた倉庫の損害補填はカンリニンサンから後でcellで払って貰ったけどさー?

 ぶっちゃけこれアルカンドが払うべきじゃね?

 

769:名無しの種子

 ≫768 が上層から追い出されなかっただけマシよ

 

770:名無しの種子

 ↑ほど酷い事なった事はないけど

 シラスチャイルド部隊はさぁ、種子ってだけで職質するの止めてほしい

 

771:名無しの種子

 運営委員会って国民には優しいけど種子には容赦ないよね、基本

 

772:名無しの種子

 お前ら委員会の中の何人かが自分達で禁止してる酒を買いに来てるの知ってんだぞ

 

773:名無しの種子

 それにしても教会の連中は潔癖が過ぎるんだよなぁ

 ドリーム小教会を少しは見習・・・小教会とアルカンドって同一組織なんだよな?

 

 あそこ普通に酒おいてるよな? 流石に杜氏のチームが作ってるのだけだけどよ?

 

774:名無しの種子

 多分そう、部分的にはそう

 

775:名無しの種子

 アイツら、ぶっちゃけ利権目当ての種子と弾圧を止めさせたかった種子で分かれてんだよ派閥が

 

776:名無しの種子

 で、弾圧を止めさせた義憤で動いてた種子の方は革命の功績を盾にして

 アルカンド運営委員会の口出しを跳ねのけて小教会で割と自由にやれてるってワケ

 

777:名無しの種子

 まぁ、運営委員会のトップが【喫茶店】だからなあの子は心情的には小教会側っぽいし

 あの子が居なかったらマジで社会主義国じみた監視社会化してた可能性すらあるぞ

 

 大断層から浄水槽に繋がる水中密輸ルートを塞いだのだけは許さんけどな!

 

778:名無しの種子

 ともかくカンリニンサン達を不法侵入とは言え問答無用でぶっ殺すとかちょっとひくわ

 

779:名無しの種子

 俺はあいつらがカンリニンサンを目の敵にするのはアルカンド専用の掲示板

 作ろうとして基地局弄って失敗したから説を推すね

 

780:名無しの種子

 あのチームが作ったシステムにハッキングするにしても

 コウサクブサン謹製のクッソほど丈夫なハードウェアを開けるのだけで一苦労だし

 その後にシャチクサンと言う生きたウ〇ルスバスターが立ちふさがるからな

 

 いや、マジでいつ見てもオンラインに居るし、いつ寝てんのあのツインテール

 

781:名無しの種子

 アルカンド運営vsシャチクサンvsダークライ

 

782:名無しの種子

 ≫781ダークライを解放しろ!

 

783:名無しの種子

 ≫781行けダークライ! シャチクサンにダークホールだ!

 

 貴女、不眠属性でも持っていらっしゃる?

 

784:名無しの種子

 正直、カンリニンサン達があそこまで上層こだわる必要あるとは思えないんだけどね

 ホドに長者番付けあったら毎年上位に乗るぐらい経営者として成功してるし

 

785:名無しの種子

 次のカンリニンサンはきっと上手くやる事でしょう

 

*1
セーラー服で居る事に馴れてしまった私が言うのもなんだけど、これで『何の変哲もない凡庸なデザイン』扱いなのだからこの世界の趣味性の尖り具合にはつくづく呆れさせられる

*2
事情聴取どころか裁判すら無く持ち込んだ資源や機材だけでなく鎧殻まで取り上げて崖から突き落とすのは流石に酷い、いくら何でもそこまでされる謂れは私達に無いだろうに




 

ぜんぜん わからない

わたしたちは ふんいきで

たねごをやっている


 
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