NameLessSEED's -名無しの種子達-   作:マサンナナイ

8 / 11
 
異形とは何者かって?

炭素生物共の手に拠らず

ホド内部で独自に産まれたモノの呼び名だよ

設計図があって産まれたわけじゃないから

文字通り異形な姿のモノが多いね

・・・知ってる?

異形だなんて呼んでいる当のニンフ達も

立派な異形の一種なんだよ

 


落ちる種子達

 

 正直、目的地点の特定だけなら苦労する事は無かった。

 

 何故なら私や一部の同種達の頭の中にしかないドールズネストと呼ばれたゲーム(架空の物語)と違い、このホドと呼ばれる世界の物事にはあらゆる意味で境目など存在しなかったから。

 

 それは単純に物語的な都合もしくはゲームデータの容量的な理由から見えない壁や一定以上の落下を巻き戻す現象などによる侵入不可能となっている場所が無く。

 いかに強固な石壁でもハンマーで殴り壊せば隣の部屋に続く穴が開き、暗闇で満ちた大穴に落ちれば数百m下の地面に叩き付けられると言う現実であるなら当たり前に発生する現象の話だけではない。

 

 何十年も掃除どころか修理される事も無く高い埃が積もる折り重なる様に倒れた廃墟群、その破壊の痕跡から実際の爆発の影響や破壊力が齎された角度なんかを小難しく考察する必要すらない。

 

 ゲームとの最も大きい差異、このホドでは種子以外の少女人形(ニンフ)も自意識を持って生きていると言う事実。

 

 彼女達は間違っても設定されたセリフを繰り返すNPCなどでは無い、独特な価値観や多少の文化的な隔たりは在れどそれぞれが日々の生活の為に一生懸命働いており。

 ニンフがニンフである以上は捨てる事の出来ない闘争本能と言うハードルは在れども、それを抑えて上回る利益を提示して友好的な関係を築く事さえ出来れば商売だけでなく他愛ない世間話もできる知性と知識を備えている私達の隣人なのだ。

 

 そして、一体何時から存在しているかすら定かではない超巨大構造物(ドールズネスト)の内側につい最近ポッと別世界(日本人)の記憶を抱えて現れた(産まれた)私達と違い現地のニンフ達はこの広大なホドの内で延々と相争いながらも幾星霜の歴史を重ねてきた。

 だから、かつて中層で発生したギプロベルデとガーディナ、二つの大勢力の武力衝突とその戦争末期に発生した凄まじい破壊力の傷跡は当時を知る生き残りだけでなくその後に産まれた者達の間にも語り継がれていた。

 

 その過去を追って私達が訪れたのは我々種子と友好的なとある小コロニー。

 

 彼女達にとって物珍しい貢物(白珠)を持参したおかげで歓迎されはしたけれど流石に女王に謁見する事は許されず、それでもギプロベルデに勝利した後のガーディナに捕まって奴隷として酷使され命からがら逃げだし生まれ故郷に帰ってこれたと言う年老いたニンフを見つける事には成功。

 

 それから見た目は少女の姿をした老婆の強かな手管で小コロニーの壊れかけた幾つかの設備の修理や彼女やその姉妹達が欲しがる商品の割引などあれやこれやと交換条件を呑む事になったけれど、私が求めていた情報を手に入れられたのが数日前。

 

 そう言う意味では私が最近始めたとある調査活動はスムーズに進んでいると言っていい。

 

 ・・・情報収集の結果判明した目的地がかつてのガーディナ勢力の手によって堅固な基地と化していたと言う特大の不都合以外は、であるが。

 

・・・

 

「へっへっへっ、それにしても大胆な事やらかしたなぁ、お嬢」

 

 頭の上から鈍い地響きと一緒に降りかかってくる焦げ臭い粉塵から逃れる為に足を止めずに下へと続く段差を飛び降りれば先の足場で待っていてくれた高速白兵戦型の(Type13-CF-)軽量級鎧殻一式(Takamaシリーズ)を纏ったニンフが愉快そうに肩を震わせて笑う。

 

「サトウさんも無事なようで良かったです・・・これでしばらく追撃はないとは思いますが」

「どいつもこいつもお嬢の策に嵌ってハチの巣を突いた様な騒ぎ様でやしたねぇ」

「流石にあんな一斉に来るとは考えてませんでしたよ」

 

 そして、改めて周りを見回せば行き止まりではない事や身動きに不自由なさそうな道があるだけでなくホドでは良く見るうっすらと光る苔の根までところどころに生えているおかげで手元は分かる程度に明るい事に小さい安心感を覚え。

 

「ところで私が立てた作戦に感心してくれるのなら、いい加減にお嬢扱いを止めてくれません?」

 

 頼りにある仲間ではあるけれど何時までたっても私の事を女の子扱いしてくる金髪ポニテの友人に何時も通りの催促をする。

 

「おぉっと、そこ穴ぼっこ開いてやす、気を付けなせぇ」

「もぉっ」

 

 通路と言うより岩の隙間と言った方が良い場所、頭の上からパラパラと降ってくる土埃を払い除けつつポケットから白色の結晶を先端に付けた棒を取り出して軽く近くの壁に当てれば小さくキンッと硬い音を立てて周囲が眩しいぐらいに照らされる。

 

「うぉっ、眩しいたらねぇなっ!」

「これでもそのまま投げて使うよりは光量を抑えてるんですけどね」

 

 その形状は懐中電灯、先端の光源はこのホド(世界)のあちこちで手に入るありふれた蓄光石、衝撃を与えると発光する角ばった鉱石を丁度良い大きさに加工して手で持ちやすい様に短い棒を付けただけの代物。

 正直、誰にでも思いつきそうなアイディアかつ単純な構造のそれは私達の収入源になっている商品の一つであり、今は私とサトウさんが進む狭い隙間を照らしてくれる心強い味方だった。

 

「村で聞いた話ではこの先は瓦礫の隙間が網の目の様に広がっているらしいですが、みんなはもう先に?」

「おぅ、まるで転がる玉見てぇになっ、ホドに初めて来た時を思い出しちまった」

 

 数十cmの段差から数mの落差を我ながら危なげなく、時折着地前に自分の脚に装備している機動外肢から推進エネルギーの燐光を噴出させて跳躍と着地を繰り返す。

 こんないつ崩れた岩に潰されるかも分からない場所を私達と違って鎧殻を装備できない普通型のニンフ達が過酷な奴隷労働から逃れる為の脱走ルートに使ったと言うのだからどれ程の苦難であっただろう。

 何処からか現れる悍ましい敵に襲われ一緒に逃げ出した仲間を減らされながらどこに出口があるすら分からない暗闇を身一つで行くなんて想像するだけで恐れに震えそうになる。

 

「さっきまでは喧しくそこら中に連中の声が響いてやがったが、こりゃ、あん時みてぇに奴さんら足滑らせてどっかの穴から落っこちてんじゃねぇか?」

「ありえないとは言い切れませんね」

 

 私だってこんな場所、種子である自らの特殊性(不死の身)があったとしてもサトウさんがいなければ足を踏み入れるどころか近づきすらしたくない。

 けれどもう退く道はなく、進む以外の選択肢はないと言う様に頭上から微かに重みのある振動音が聞こえてくる。

 

 つい数十分前の出来事。

 

 私とサトウさんと協力関係にある仲間達と臨時戦力として雇った13人の同種による元はガーディナが所有していた大型輸送機とその発着場である軍事基地への潜入作戦。

 

 朽ちた育房に置かれたテーブルの中で何時からか最も大きいそれの上で交わされる様になった報酬(頼み事)と労働力の交換、自然と同種達の間でクエストテーブルと呼ばれるようになったそこに私が貼り付けた求人票を手に取った臨時戦力(アルバイトの皆さん)は罵詈雑言を吐き散らしながらも*1、遠目に数えただけでも五つの勢力が火花を散らす激戦区を駆け抜け、もう何十年も前にコンクリートで塞がれた地下への入り口をこじ開ける時間もしっかり稼ぎ。

 

 鎧殻のあちこちに弾痕を刻まれながらも一人頭十万cellの報酬に見合った仕事を立派に果たし、全員が生存した状態でこの暗闇へと飛び込む事に成功した。

 

 その際に、どこの勢力が所有していたモノかは分からないけれど六本脚の歩行戦車が発射した大型ミサイルの直撃によって私達が掘り返したばかりの抜け穴が周囲の建物ごと崩れたおかげで今のところは地上からの追撃を考えなくて良さそうなのは本当に有り難い。

 ミサイルの爆風に押されて穴の奥へと転がり落ちた事で岩崩れに圧し潰されずに済んだ自分の幸運に感謝しつつ身を屈めないと進めない場所があちこちあった岩の隙間を進んでいけば急に視界が広がり。

 

「おーい! お二人ともこちらでーす!」

 

 広がった空間から吹き付ける風に乗ってその声が私の耳に届き、見れば眼下で横倒しになったビルの壁面に立つロングツインテールの少女が私が持っているモノと同じ灯りをこちらに振っていた。

 

「シャインさんも大丈夫だったみたいですね、他のメンバーは?」

 

 目測10m程の高さから飛び降りて両足のスラスターで減速滑空しながら私も彼女へと手を振り返す。

 

「大工さん達はすぐそこにいますよ、ある程度上部の構造を把握しておかないと不安だそうで・・・後のメンバーはアルバイトと一緒に探索しながら下の方へ探索用ビーコンを撒きに行ってます」

 

 少し出遅れた私の問いに答えてくれたシャイン(社員)と名乗っている仲間へ頷きを返し、改めて足元のビル壁を見回して壁面に開いている幾つもの元は窓だった開口部を覗き込む。

 

「下から風が来てる・・・空気の流れがあると言う事は間違いなさそうですね」

「ありがてぇ、これから一生穴蔵でモグラ生活かと思って冷や冷やしてたトコだ」

 

 穴の向こうから上がってくる風に前髪を揺らし、私の同種達の一部に付き纏われていつの間にか中層に広がる廃墟群の一角で焼肉屋をやっている古強者、かつてガーディナと呼ばれた大勢力において死を齎す【霧】の異名で恐れられたニンフが語った昔話を思い出す。

 

 中層のニンフを皆殺しにして余りある威力を持った最終兵器、【ギプロベルデの秘宝】が巻き起こした大破壊。

 

 それは当時を知るニンフ達に計り知れない恐怖を与え、中層の森の様に立ち並ぶ廃ビル群に今でも深く残る爪痕を刻んだだけに留まらず、どれ程の厚みがあるかすら想像できないぐらい分厚い階層同士を隔てる頑強なプレート(岩盤)を貫通する大穴を穿ったと言う。

 

「小さなコロニーぐらいならすっぽりと収まるぐらいの大穴だったと言う話ですが、場当たり的に倒壊したビルを押し込んで塞ぐだけでもどれ程の労力がかかったのか、その上、舗装して基地化までなんて」

「捕まえたニンフは強制労働で死ぬまで扱き使う、味方も命令に背けば片っ端から処刑、まさか私のクソ上司ランキングが更新される日が来るとは思ってもみませんでした、やっぱりガーディナって滅びて正解だったんじゃないですか?」

「私だって善良なコロニーだとは思いませんけど流石に環境も状況も日本とは大きく違いますって・・・最大勢力と言う抑止力が無くなったからこその今の紛争状態なんですから」

 

 ままならない現実を私と一緒に直視する事になったいつも通り生気の無い顔と目のシャインさんが心底ウンザリとした様な声を吐き出してからその頭部に装備された拡張頭環の先端を光らせる。

 

「んで、アッシらもお宝探しと洒落込むんですかい?」

「いえ、ここが存在している事を確認できた時点で私の目的はほとんど達成されたようなものです、後の目的も他の皆がちゃんと動画を記録してくれるなら直接見る必要もないものですし」

 

 基幹接続コード(帰還用ワープ装置)を持って来ればよかったですね、とないモノねだりしつつ二人に向かって苦笑しながら腰の後ろにマウントしていた愛用のアサルトライフル(Type57SAR)のグリップを握り。

 

「アルバイト任せのオペレーションは怖いんですよ管理人さん・・・責任感の欠如した連中は何をヤルか分からないんですから」

 

 過去の苦労を滲み出させるシャインさんに苦言を呈されながらドラムマガジンに全弾装填されている事を確認しつつ銃身に増設したマウントリングに蓄光石のライトを差し込んで固定する。 

 

「・・・後は、この中に浸食毒持ちの異形が本当にいるかを確認し、中層の地面から下層の天井まで穿つ風穴の底に向かうだけ」

 

 このホドの中で野生化した戦闘用自動機械は上中下に分かれた階層ごとに異なる生態系を構築しており、下層の異形は本来なら中層や上層に現れる事はない。

 今、私達がいる場所が中層から見れば地下であるとは言え下層の地面から見れば天高く霞む天井の内、プレートの底に開口部があったとしても数千mの高低差が飛行能力を持つ異形の侵入すら許さないだろう。

 

 それでも、過酷な労働だけでなく死んだ後に生体部品まで奪い取るガーディナの支配から逃れる為に決死の覚悟で地中に潜った元奴隷のニンフ達が見たと言う汚染にまみれた異形達はどうやって中層へとやって来たのか。

 

「だからって空飛ぶコロニーがあったって言うのは突拍子がないと思いません? サトウさん」

 

 使い古されたセミオートショットガン(SG098-A2-Bardiche)を取り出して照準器を弄りつつ緑髪の鎧化兵が憂鬱そうに溜め息を吐き。

 

「しかし、その方が面白れぇ、そう思うってんだからシの字(シャイン)もお嬢のバカげた話に付き合ってんだろ?」

 

 可憐な顔立ちにニンマリと好戦的な笑みを浮かべる金髪のニンフが拾った鉄パイプに強化を重ねた結果出来上がったと言う金属バットを肩に背負う。

 

「へへっ、鬼が出るか蛇が出るか」

「・・・それじゃ、行きましょうか」

 

 そう言ってから私達三人はそれぞれの機動外肢に力を入れて大きな口を開けている奈落への穴へと身を躍らせた。

 

・・・

 

【中層】おもひでポロポロ、紐無しバンジー【大風穴】

 Time-Record=3,283,206/minutes

 

1:名無しの種子

 写真とか動画と一緒に実質、ホドの不思議のダンジョンを語っていこう

 

 photo

 

 これは白珠鉱脈見つけて完全勝利した俺

 

 photo

 

 コッチは帰り道に居たガトリン蝉(絶望)のせいで全て失いフリーフォールした俺

 

2:名無しの種子

 稼ぎ場としては最優秀だけど入り口も内部も難易度が高すぎんのよ

 一本道間違うと迷う迷う、迷った末に異形のモンスターハウスにコンニチワってな

 

3:名無しの種子

 ねんがんの 玉繭を 手に入れたぞ!

 movie

 

4:名無しの種子

 ≫3『ホントに~?』

 

5:名無しの種子

 ≫3『壁一面キラッキラでウケる~』

 

6:名無しの種子

 ≫3『絶対バエるヤツじゃ~ん♪』

 

7:名無しの種子

 ジェットストリーム女子校生やめいwww

 

 玉繭ウォールのインパクトのせいで採掘工に堕ちた種子のなんと多いことか

 

8:名無しの種子

 偽繭のこと玉繭って言うのやめな~?

 

9:名無しの種子

 かの名工、ヤシカ・ムシカをモニョらせた迷素材

 

 ジッサイ紛らわしい!

 

10:名無しの種子

 おそらくホドプレートから染み出したセルが風穴の異形の分泌物と混じり合ったナニカ

 

 素材強度は玉繭と比べると見劣りするけどいろいろ面白い特性あるから欲しがる種子多いよね

 

11:名無しの種子

 パッと見、姫騎士を囲む女子校生とかホントどう言う状況だよ

 

12:名無しの種子

 こちらは崩れてきた瓦礫に潰された妹の死を悲しむお姉ちゃん

 

 movie

 

13:名無しの種子

 ↑お姉ちゃん、お姉ちゃんじゃないか!

 

 貴様が姉などであるものか!!

 

14:名無しの種子

 ≫11 伝説の動画を出すのはレギュ違反では?

 

15:名無しの種子

 『大変や! アオちゃんが死んでもた!』『イキテマス』

 『助けて神様!』『イキテマス』

 『どうか時を』『生きてるって言ってんだろうがバカ姉!』

 『お姉ちゃんに向かって馬鹿言うなっ!』『聞こえてんじゃねーか!』

 

 ここだけでも何度見てもクッソ笑う

 

16:名無しの種子

 この二人、双子のフリしてるだけの赤の他人ってヤバない?

 

17:名無しの種子

 ≫11 これを見に来た

 

18:名無しの種子

 そもそも種子の我々に血縁関係とか言われてもね?

 

19:名無しの種子

 この二人の動画なら『どけ!ウチはお姉ちゃんやぞ!』が最高にカッコ良くて好き

 ・・・なお、直後に妹ちゃんに介護される

 

20:名無しの種子

 『ウチの魂が妹を守れと言っとるんや!』は名言、

 なお・・・妹の方が強い

 

21:名無しの種子

 漫画のセリフパクりの常習犯なのにお姉ちゃんと言うアイデンティティだけはブレないのだけは凄い

 

 

133:名無しの種子

 まぁ、中層大風穴のスレだとこうなるのは予想がついてた

 

134:名無しの種子

 先駆者が強すぐる

 

135:名無しの種子

 あの十三人、全員が何かしらの【自分を~だと思っている狂人】だからな

 まともな種子じゃ敵わないんだ

 

136:名無しの種子

 言うてマトモな種子もいるぞ

 

137:名無しの種子

 movie

 

 認めよう、今この瞬間から君はレイヴンだ

 

138:名無しの種子

 www

 

139:名無しの種子

 ↑世にも珍しい本人はマトモなのに付き纏ってくる同種があたおかなケース

 

140:名無しの種子

 『そうだ621! 敵の圧力を躱していけ』

 『やるじゃないか、ビジター』

 『レイヴン、私はアナタを信じます!』

 

 『お前らうるせーんだよぉおっ!!』

 

141:名無しの種子

 大風穴の動画投稿に味を占めた自称オペレーター共に私生活を実況される種子に笑える過去

 

142:名無しの種子

 そして、今日も灰色に引けを取らない高レベルの戦力が無茶振りにキレ散らかし

 「やってやろうじゃねーかっ!」の叫びと共に振り回される

 

143:名無しの種子

 ≫137 良く見たら12分ぐらいのとこでカンリニンサン達が通りすがってんのな

 

144:名無しの種子

 え、この動画、カンリニンサンいるの?

 

145:名無しの種子

 ホントに一瞬だし、ほとんど穴あきの壁越しだから動画主達も気付いていないと言うね

 

146:名無しの種子

 入る時に使った入り口は塞がってしまいましたので拾った物を持ち帰りたいなら大風穴の底から飛び降りてください

 

 追伸、急ぎの用事があるなら死に戻りがオススメです

 

 ↑シレッとあの時連絡用スレッドにカンリニンサンが書き込んでたけどコレ普通にひどくない?

 

147:名無しの種子

 ×塞がってしまいました

 〇私が塞ぎました

 

148:名無しの種子

 この穴から誰一人逃がさん、お前達は私のモルモットだ(by腹黒三つ編み)

 

 

191:名無しの種子

 いつもながらカンリニンサンに対する風評被害がひどくて下層に草生える

 

192:名無しの種子

 ≫148 仮にそうだったら自分まで閉じ込められてんのバカみたいじゃん

 

193:名無しの種子

 それもこれもあの三つ編みが何をやりたいのかいまいち分からないのが悪い

 

194:名無しの種子

 ↑種子はニンフを惑わすのが仕事ってそれ一番言われてる事だから

 

 同種まで惑わすなっ・・・・・・!!(台パン

 

195:名無しの種子

 こんな怪しい穴に種子を誘い込んで何を考えてやがる

 

196:名無しの種子

 でも、偽繭含めてレアアイテムとcellがザックザクなせいで飛んで火にいるのやめらんなぃ

 

 安全? そこに無かったら無いですね

 

197:名無しの種子

 ここでみんなのアイドル平安さんの動画を一匙

 

 movie

 

198:名無しの種子

 いつも金欠な平安貴族・・・すき(大胆な告白)

 

199:名無しの種子

 実はそんなに「のじゃのじゃ」言わないし、平安時代な思考回路だけど下手な現代人よりも教養もある

 

 新しい文化や考え方への適応力も人並み以上

 

 なのになんでいっつも金欠なんでせう?

 

200:名無しの種子

 前髪ぱっつん超ロングヘアから覗くマロ眉が修復剤啜りながら物欲しげに私の食べているラーメンを見る姿

 

 優越感って言うんですか、たまんないよね

 

201:名無しの種子

 『死ぬよ』

 『嫌じゃっ!』

 『浸食で死ぬ』

 『妾はそのようなモノ、口にしとうないぃ!!』

 

202:名無しの種子

 善意の押し付けによる【蠢く小虫】注入 ASMR

 

 ダウンロード数の桁に軽くビビる

 

203:名無しの種子

 ぶっちゃけ、あの子ってクソ長い髪の手入れや無駄に分厚い着物とか

 ファッション系アイテムにcellかけ過ぎなんよな

 

204:名無しの種子

 そこがバカわいいんだよ

 

205:名無しの種子

 周りの種子に唆されてアイドル活動に挑戦して最初のステージで

 歌じゃなくて短歌を詠んじゃうぐらいだからな、めっちゃ可愛い

 

206:名無しの種子

 可愛いと言えば無口ちゃんだろ

 

207:名無しの種子

 ↑一般ロリコンは黙っていろ! ここは大風穴スレである! 無口ちゃんスレとはやり方が違う!!

 

 

489:名無しの種子

 今から下層へダイブするぞ! 俺の雄姿を見てってくれい!

 

 movie

 

490:名無しの種子

 ダイナミック・エントリィイイイ!!

 

491:名無しの種子

 イヤッッホォォォオオォオウ!

 

492:名無しの種子

 もう玉は無いはずなのにヒュンとするぅ

 

493:名無しの種子

 種子は今日もホドを楽しんでるなぁ

 

494:名無しの種子

 飛び降り台まで作ってドールズネストを遊び場とでも思ってんのかよ

 

495:名無しの種子

 いつみても大風穴の底って変な形してるよなぁ

 

496:名無しの種子

 ↑分かる

 

497:名無しの種子

 私も気になって撮影したのあるわ

 下層の地上から見たらただの・だけど

 

 photo

 

 このぐらいから見たらなんかネジ穴みたいだよね風穴の底

 

498:名無しの種子

 中層の底に穴を開けたギプロベルデの秘宝はクソデカ螺子だった・・・ってこと!?

 

499:名無しの種子

 螺子って言うかドリル穴じゃねーかな、この形

 

500:名無しの種子

 そんなクソデカ螺子やドリルなんかこの世に存在してたまるか

 妄想もほどほどにして常識で考えろよ

 

*1
何故か攻撃してくる敵に対してだけでなく私に対する文句が聞こえた様な気がする




 

まぁ、そう言われるとそうなんだが

こりゃ参ったなぁ

 
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