OVER ROAD〜すべてが〇〇だったはず〜   作:ニコラス―NICORUTH―

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すべては過去だったはず

 その後、オレたちは一度ヴリヒルドリアに戻り、絶死絶命からこの世界の情報を聞き出すこととなった。

 

「 教えてくれないか。キミがどこから来たのか。 」

 

「 教えるわけないで・・・ 」

 

「 そうくると思ってたぜ。召喚! 」

 

 タダノさんがCOMPを操作し、中から悪魔が飛び出した。黒いボンテージを着込んだ、羽根の生えた女の夜魔、サキュバスである。

 

「〈マリンカリン〉!」

 

 精神系魅了魔法を受けた彼女は白黒の両目が赤く光り、オレたちに多くを教え始めた。

 

 彼女の本名はアンティリーネ・ヘランフーシェといい、スレイン法国なる国の秘密兵器的人物、漆黒聖典番外席次であるという。このスレイン法国は数ある国の中でも高い軍事力を誇り、亜人種の国の侵攻を水面下で防いでいる。漆黒聖典はその中の特に上澄みの十二人で編成されたいわゆる特殊部隊だ。

彼女は六大神という、プレイヤーであろう法国の崇める神と、八欲王という、プレイヤーの大敵である真なる竜王の大半を殲滅した者たちの血を引いているのだという。

彼の父は八欲王の一人の息子であり、現在法国と敵対関係にあるエルフ国の国王であるらしい。が、お世辞にもその人柄はよろしいものとはいえず、何人ものエルフの女を身籠らせ、強い子どもを産ませる、なんてことを繰り返しているらしく、今は故人である彼女の母も、その被害にあった。そうして生まれたのがアンティリーネだったのだ。実際に耳を見せてもらったところ、エルフの特徴である尖った耳であった。

そんな出生もあって、幼少の頃から母から虐待に近い訓練を強いられていた。彼女は一度たりとも親からの愛情を受けることは無かったそうだ。

それ故にそんな母を否定したいが為に、自分より強い男の子を産むことを切に願っている。

・・・これ聞いたとき、パンダとかっていじってたのに凄い罪悪感を感じた。

んでこの二国の他にも、この大陸西側には国がいくつも栄えているらしいのだが、法国が一番警戒しているのは、つい最近、腐敗著しかったリ・エスティーゼ王国を滅ぼした新興国。

その名もアインズ・ウール・ゴウン魔導国。

この名を聞いた時は驚いたものだ。なにせオレの古巣を前身としたギルドの名前そのままだからな。

この国のあらましは王国と敵対関係にあったバハルス帝国が、ある遺跡を発見したのが始まりだったらしい。そこに、冒険者よりも素性は良くないものが多いが、難しかったり非合法な仕事を引き受ける、ワーカーと呼ばれる業者のチームを調査に放ったが、だれも生きて帰ってこなかった。間違いなくこの巨大な地下墳墓、ユグドラシルでも有数の最難関ダンジョン、ナザリック地下大墳墓だろう。

で、この帝国にナザリックからの使者が来て、皇帝ジルクニフと大墳墓の主、後の魔導王アインズ・ウール・ゴウンが面会し、同盟を組む事となった。

その後にカッツェ平野にて、王国との戦に赴くことになった彼は、そこらの魔法詠唱者では到底至れない第十一位階魔法を行使し、一度に、七万の生命を奪い、そして、そこからでた異形の仔山羊五体が、王国の軍勢十一万を蹂躙したのだという。それをみていた帝国兵たちも、恐怖のあまりにわが先に逃げようとして多くが死に、残った者たちも大半が精神を病み、騎士を辞めたという。

この後に大虐殺と称されることとなる大事件は勿論、彼女らスレイン法国も知りこそしていたが、つい最近まで、これを見た探知魔法の専門の魔法詠唱者、占星千里が精神を病んでしまったのだとか。

これを聞いて我々の中で、議論が交わされていた。

勿論中心となったのは、スネークさんと烈怒さんだ。

 

「 魔導王が使った第十一魔法ってのは、〈黒き豊穣への貢〉か? 」

 

「 ゲームでは一体黒山羊がでれば御の字だったが、まさか五体もポップするとは。 」

 

「 とすると、第十一位階というのは、超位魔法のことか。 」

 

「 ユグドラシルの魔法は第十位階までだ。十一はない。それらしいといえば、それでいいだろう。 」

 

「 アインズ・ウール・ゴウン魔導国。国家元首の名前も同じか。 」

 

 急に外に出たくなったので、断りをいれて、オレは再び外に出た。すっかり夜になり、そこら中を静寂と暗闇が支配しているが、朝よりもそちらのほうが酷く落ち着いた。

まさかあの名をここでも耳にするとは。思いもよらなかった。

アインズ・ウール・ゴウンというのは、ギルドの名前だ。

ウチと同じく、異形種プレイヤーで固められている。彼らは結成したすぐに難関ダンジョンに挑み、見事クリアしてみせた。それがナザリックだ。

以来、あの墳墓は難攻不落で知られている。

最盛期においては、ギルドランキング九位。ここより上位はみんな複合したギルドであることを考えると、間違いなく単独での力はトップクラスだ。

同時にユグドラシルの衰退の煽りを諸に受けたギルドでもあり、今では事実上1人しか残っていないらしい。

うちとは基本的に、関わり合いにはならなかった。

いや、オレが意図して避けてたのかもしれない。実際いい感情を抱いているとは言い難いしな。あのギルドの旗が立つ前に、オレは彼らの下を去ったのだから。

主に、ただ一人を嫌悪して。

 

「 アインズ・ウール・ゴウンか。 」

 

 正直なところ、この魔導国なる国の王に興味などない。オレにはこの千年王国があるし。大勢を殺したおっかないヤツにケンカ売るくらいなら、そこらでドラゴンを探していた方がずっと有意義である。

が、確信を持てることが、一つだけ。

魔導王は確実にアイツではない。

この世界に来て、正真正銘人間ではなくなった以上、その感性も時とともに薄れていくだろうが、おそらくヤツはそれでも善人面を辞めないだろう。

なんだかんだオレもヤツに脳を焼かれていた節があることを自覚しているからこそわかる。

魔導王は、たっち・みーではないし、魔導国にはアイツはいない。

アレに魔王は似合わないし、いたらあの偽善者は全力で止めにかかるだろう。それだけの力があるのだから。あのマッポはそういう男だ。如何なる悪逆を前にしても戦って、戦って、戦って、そしてすべての敵を滅ぼし尽くし世界のど真ん中で果てる。腹は立つがたっち・みーとはそんな、英雄的な最後の似合う男だ。そしてそれを全力で踏み潰しにかかるのがオレである。魔導王が健在である以上は、いないと判断すべきだ。とすれば、一体誰なのか。

 

「 〈黒き豊穣への貢〉で黒子山羊を五体。ということは魔法詠唱者。たっち・みーもいくつか覚えているが、絶対覚えやしない。 」

 

 こうして、魔導王とは何者かを考察していく。記憶にある限りの魔法詠唱者の名前をあげて。

留意すべきは己の記憶が、かのギルドの発足前であるということ。

 

やまいこ。

あり得ない。彼女は間違ってもそんな真似はしない。

 

タブラ・スマラグディナ。

彼はホラー物が好きだった。こんな分かりやすく大勢殺すくらいなら、もっとおどろおどろしく少数を殺すだろう。

 

エンシェントワンもなさそうだ。

 

と、すればあとはアイツ。

ますますあり得ん。それこそやまいこさんの次くらいに。彼は弱者の痛みをよく知る男だ。

だが、ワールドディザスターの職業レベルを持つ彼ならば、十二分にあり得る。

その時オレの脳には、彼が〈大厄災〉で、一国を瓦礫の山に変えている光景が浮かび上がる。

黒山羊が、多くの生命が蹂躙させる様に歓喜している。できれば、こうではあって欲しくない。

そうでないと信じたい。

すべてがドラゴンだったこれまでの中で、彼との日々は、いまだ色濃く残っているからだ。

 

「 アンタじゃないよな?ウルベルト。 」

 

 あとは、誰だったか。確か、なんといったか。クランのまとめ役を務めてくれていた、あの骸骨。

確か彼も、魔法詠唱者じゃなかったっけ?

でも彼、ギルド名を自分の名前として名乗ったり、国の名前もギルドの名前にしたりするくらい、我の強い人間だったろうか。

にしても、本当にオレはドラゴンが絡まねば点でダメだ。

クランメンバーの名前も覚えとらんとは。

なんせ十年も前の話だからな。それまで挙げたメンバーの名前を覚えてたのが奇跡みたいなもんだ。

なんといったか。〇〇ンガだったのを覚えてるんだが。ポルンガ?ネロンガ?

 

・・・まぁ、どうだっていいか。そのうち思い出すさ。にしても、今晩はやけにオートマタたちが騒がしい。皆銃を構えて、忙しなく駆けている。昨日この世界に来たばかりだが、明らかに異常だ。

早速魔導国が攻め込んできたか?

 

『 おい、ドラゴンの旦那。 』

 

 この廃棄都市のセキュリティ面担当の声だ。機械いじりは終わったようだ。〈伝言〉を送ってくるということは本当に非常事態らしい。

 

「 クックル、敵か? 」

 

『 ああ、それっぽいぜぇ。街にネズミと鳥が紛れてやがる。 』

 

「 ネズミはともかく、鳥とは? 」

 

『 バードマンさ。ネズミもとい高レベルモンスターに追われてる。逃げられてる辺り、おそらくはプレイヤーだな。100レベの。こっちの被害なんざガン無視と来てやがるぜ。 』

 

 案の定か。連中はどうも勤勉らしい。

 

「 みんなは? 」

 

『 だいたいの奴らはでたぜ。アンタも仕事しな。 』

 

「 了解。 」

 

 〈伝言〉が切れた後、オレはオートマタたちの後を追い、鉄火場へと走る。

街中に響き渡る銃声は戦地を思わせる。まったく、こんなところでも荒事とは。断りもなしにはいるとは魔導王とやらは相当頭をやられてしまっているのか。

そうこう思っていると、なにかがオレに飛びかかってくる。見覚えがあるぞ。忍者型のモンスター、ハンゾーである。

LVはたしか80くらいか。

 

「 邪魔だ。 」

 

 斬撃を躱して、バックし、ドラゴン召喚、といいたいが、相手は高レベルのモンスターである。

ドランゴやファヴニールがやられたら泣きたくなるのでここは正真正銘の召喚魔法を使おう。

これで呼んだドラゴンにも補正入るし。

召喚魔法に富んだシャーマンの側のスキルだ。

 

「〈魔法最強化レベル8ドラゴン召喚〉!」

 

 レベル10まである召喚魔法。その上から2番目である。補正と最強化によって普通に呼ぶよりレベルが20ほど上がっている。

よって、今よりでるドラゴンのレベルは85ほどだ。

 

「 いでよ・・・ 」

 

 現れたのは、一見アンバランスに見える、丸みを帯びた頭部の白い龍。

その姿はどこか神秘的であり、神聖的である。ファヴニールやバトルレックスとはまるで違う雰囲気のこのドラゴンがユグドラシルに現れたのは、やはりコラボである。

今なお語られる世界的なカードゲーム漫画。その主人公のライバルの魂の下僕。

常に彼の側にあった最強のドラゴン。

その名も・・・

 

 

 

 

 

「 青眼の白龍! 」

 

 名を呼ばれた龍は猛々しく吠えて、その口に白き光が稲妻を迸らせて収束する。

 

「 〈滅びの爆裂疾風弾〉! 」

 

 青眼の放つブレスは、強靭無敵最強の一撃。バフを貫通する神聖属性攻撃である。光弾がハンゾウたちに着弾し、バァァァアンという爆発音を伴って広がり、吹き飛ばした。

 

「 ふつくしい・・・! 」

 

 圧倒的な力を見せつけたブルーアイズを、その姿をみて、自然とそう口から漏らしてしまう。

が、すぐ近くに銃声が大きく鳴り響くのを聞き、はっと全方を見ると、ギルドの仲間たちが高レベルモンスターの屍を築きあげながら、撃鉄を鳴らし、刃を操っている。

 

「 ブルーアイズ! 」

 

 白き龍の光弾が次々と放たれ、オレたちの街を荒らす害獣共を蹴散らしていく。その様はまさに快感。恐ろしくスッキリするものだった。

一度ブルーアイズを消して、改めて、今いるメンバーをみてみる。

クックルはだいたいでてるといっていたが、この場にいるのは四人だけ。

あとは本部の守りにでも回っているのだろうか。

 

「 あるじぇんとさん! 」

 

「 何ともないか!? 」

 

「 あぁ、どうともしない。それよりも・・・ 」

 

 声をかけてくれたタダノさんと烈怒さんの後ろ、いつもは見ない異形種の男。鳥の羽根の生えた黄金の鎧を着たバードマンである。

 

「 コイツ、お前の知り合いらしいが、本当か? 」

 

「 あぁ、本当だよ、スネークさん。 」

 

「 あるじぇんとさん、なのか? 」

 

 まさか、この顔をまた見ることになるとは。実に十年ぶりだ。この鎧、彼の姉は黄金聖衣といっていたな。

 

「 久しぶりだね、ペペロンチーノ。 」

 

「 ペロロンチーノだよ。 」

 

 ああ、そうだったね。この声を聞くのも久しぶりだ。

爆撃の翼王、ペロロンチーノ。

すべてがエロゲだった男。クラン「九人の自殺点」時代の友人の一人だ。

 

「 彼はギルドアインズ・ウール・ゴウンのメンバーだ。そうだったな? 」

 

「 ほぉ。ならどうしてアンタは追われてるんだ。アレはおたくのギルドのモンスターじゃないのか? 」

 

「 オレにもよく分からないんだ。一週間前にユグドラシルからここに飛ばされてきて、わけも分からず、連中がお命頂戴とばかりに襲いかかってきたんだ。 」

 

「 一週間!?オレたちが来たのはつい昨日だぞ!? 」

 

 烈怒さんが驚愕の声をあげる。

ペロロンチーノも驚きを隠せないでいるようだった。

 

「 ええ、マジ!? 」

 

「 マジ。ていうかお前、ナザリックにいなかったのか? 」

 

「 一応ギルドには残ってたんだけど、長いこと顔を見せてなかったから気まずくてさ。

そうしてる内に0時を過ぎてしまって、知らない森の中にいた。

手には宝物殿に置いてた筈のゲイボウが握られてたし、アルベドやパンドラズ・アクターがオレを殺そうと狙ってくる。つらい一週間だった。本当に、永く感じた。 」

 

 口ぶりから見るに、相当精神に来ているようだった。100レベル、異形種の中では実戦向けのビルドが為されたペロロンチーノが、ここまで追い詰められ、逃げる他なかった。どうやら本気で彼を消しにかかっているようだな。

しかし、聞き慣れぬ名前が二つでてきた。

それを先に聞いたのは、スネークさんだった。

 

「 そのアルベドとパンドラズ・アクターっていうのはプレイヤーか? 」

 

「 NPCだよ。アルベドはリーダー格の守護者統括。パンドラズ・アクターは・・・ 」

 

「 んそぉこまでですぅぅぅぅう!! 」

 

 ペロロンチーノがNPCについていいかけた時、それを遮るように甲高い声が街中に響き渡る。

その声の主はいつの間にか、我々の前方に立っていた。

 

「ペロロンチーノ様。ン他皆様ぁぁぁぁあ!ン誠にご勝手ながら父上の命により! 」

 

 その黄色い軍服を着込んだ長身の男は、変なポージングを取りながら話していた。あの埴輪みたいな顔、ドッペルゲンガーか。にしてもなんとも痛いやつだ。これはプレイヤーじゃないわな。

 

「 お命、頂戴させていただ・・・ 」

 

「〈メラゾーマ〉!」

 

「 Nooooooo!? 」

 

 あまりの痛さに見てられなくなり、つい〈メラゾーマ〉を撃ってしまう。

そいつは身体を焼かれながらも、目立ったダメージを負わず、がそれでも通ってはいるのか、地面に床になっていた。

 

「 コイツがパンドラズ・アクターでいいな? 」

 

「 そうそう。コイツ。 」

 

「 なんとまぁ、なんともいえないな。見てるこっちが恥ずかしくなってくる。 」

 

 オレの所感を意図せずだろうが、スネークさんが口にしてくれた。というより、全員のそれなのだろう。実際タダノさんも烈怒さんも、神妙な顔でパンドラをみている。

 

「 このセンス、ウルベルトやタブラ、それにヘロヘロさんや茶釜さんじゃないな。お前の趣味でもない。とすれば、ポルンガさんか。 」

 

「 あるじぇんとさん、また名前間違えてる・・・ 」

 

 実際、あの人そういう痛い気が何処かにある節があったからな。知らんけど。

 

「 ポルンガ・・・んいぇ!父上はポルンガなどという名ではありません!! 」

 

 うわっ。コイツまだピンピンしてる。

 

「 いい名前だと思うけどな。 」

 

「 ん父上の身名は、ンアァインズ・ウール・ゴウン!ナザリック地下大墳墓にて唯一君臨する、至高のうぉん身なのでございます・・・ 」

 

「 だからギルドの名前名乗るの痛いって。お前のパパ、ジオンガさんにそういっといて。 」

 

「 じ、ジオンガ・・・! 」

 

「 お前、わざとだろ。 」

 

「 そんな訳無いでしょスネークさん。ホントに思い出せないんだよ。じゃあ、カリンガさんだっけか? 」

 

「 モモンガだよ、あるじぇんとさん。モモンガさん! 」

 

「 あぁ!そうだそうだ!モモンガさんだ!サンクスペロロンチーノ! 」

 

「 んあぁるじぇんと様! 」

 

「 ん?オレにも様付けしてくれんの? 」

 

「 貴方のことは、ん父上よりお聞きしております! 」

 

 ほうほう。どうやら向こうはオレのことを覚えててくれてたようだな。だからなんだというのが現状であるが、その好でここを乗り切れるか・・・?

 

「 ならその好で、この場は退いてくれないか?ええと、パン助くん。 」

 

「 んパンドラズ・アクターです!そんなたちんぼしてそうな呼び名はお辞めください!

それと残念ながら、この場を手ぶらで去るわけには行きません。ご容赦を。 」

 

「 退け、パンドラ。オレにモモンガの倅を殺させるな。〈LV7ドラゴン召喚〉! 」

 

「 ・・・ 」

 

 黒く鋭利なフォルムをしたドラゴンを呼び出したオレに、二重の影は答えない。なるほど、あくまで押し通るというわけか。

 

「 なるほど、残念だ・・・

真紅眼の黒竜!〈黒炎弾〉! 」

 

 こうなってはもはや語るまい。レッドアイズが黒き炎を弾丸として放った。

 

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