OVER ROAD〜すべてが〇〇だったはず〜 作:ニコラス―NICORUTH―
ぬわぁぁああん、疲れたもぉぉぉおん!
「 チカレタ・・・がタドコロよ。 」
「 なんすかMURはん? 」
「 お前いつも疲れてないかゾ? 」
言われてみれば、そうっすね。ま、そんなことはどうでもいいさ。(悟空)
おっと、自己紹介が忘れてたっすねぇ!
オレは野獣王タドコロ。旧名獣王メコン川。24歳、人狼です。
普段は都市国家連合っていう六つ位の街が合体(意味深)してできた連合国に身を置いてますねぇ!
なんなら一国の王になってますね。
コレまでは魔導国怖すぎるッピとひたすら身を隠したり隠さなかったりしてたんすけども、廃棄都市ヴリヒルドリアの転移を機に、そろそろ一転攻勢にでるべきと考えました(小並感)。
昔は太っ↑てた↓かどうかはおいといて、昔はナインズオールゴールっていうクランに属していましたねぇ!ALJNTともそこで知り合ったんだよなぁ・・・それでアイツがクランを抜けた後に定員が差し迫ったんでギルドアインズ・ウール・ゴウンとして再編、MMNGをギルドマスターに添えてナザリックの地下室に突撃するに至るわけだ。
その後はナザリックを拠点としながらNPC作ったり、TBLがギミックにリソース注ぎ込めすぎぃ!になって課金して埋め合わせたり、1500人ものプレイヤーとかNPC兄貴たちが押し寄せてきたりと楽しい日々を過ごしてたんだよなぁ・・・
楽しかったぜ。あっそうだ。第六階層にぃ、綺麗な星空が広がってるらしいッスよ。
BL-PLNT兄貴の賜物っすねぇ!
「 おい。 」
「 ファッ!? 」
こんなふうにふと昔のことを思い出して、唐突に現実に戻される。ありますあります。
「 そろそろ連中の国ゾ。ヘルゴラゴくんもお疲れゾ。 」
「 ガァウ・・・ 」
MURぁ、ヘルゴラゴの頭撫でてますね。ヘルゴラゴ嬉しそうじゃねぇかよオメェもよ。トオノ、お前も疲れたろう?大会(国潰し)近いからね、しょうがないね。
と思ったけど、まだまだげんきそうじゃねえかよお前もよ。
あ、そうだ。今回に何処になにしに行くのか一応説明しておきますねぇ!
つい最近、MMNGが王様やってるアインズ・ウール・ゴウン魔導国が、リ・エスティーゼ王国を滅ぼした。貴族連中やシャブやら違法娼館でのウリやらで王国そのものも取り返しがつかないくらい腐敗しまくってたんでしょうがねぇなぁとはなるが、それでもこのリ・エスティーゼ王国は数百年も続いた国であることに変わりない。
それを滅ぼしたとあっては魔導国の影響力が強まるってはっきりわかんだね。
みんなRN姉貴が国を売った人間のクズであることも、その前の聖王国の魔皇ヤルダバオトが魔導国側の存在で魔導王との決戦もヤラセだったことも知らないすからねぇ。ていうかDMURGSがこんなに有能になるなんて思ってもみなかったっすねぇ。このままだと不味い。なんとかしてMMNGを止めたいとこなんすけども、ヴリヒルドリアが転移して、向こう側もその存在を知った以上、ALJNTたちがいつまた襲われてもおかしくないんだよなぁ。その為、オレの今いるギルド「ホモの団」と統合する事で、保護することにした。ついでにこの廃棄都市も都市国家連合の領地として組み込み、ギルメンの誰かの都市の首長に任命する。これくらいやれば、PRNG、じゃなかったMMNGも手が出しづらくなるんだよなぁ。
その布石の為、近場の竜王国に手ぇだしてるビーストマンっていう亜人種のクズを根絶やしにしに来たんだよ!
コイツラは人種の10べぇ(悟空)の身体能力を持った亜人だ。ライオンとかトラみたいなネコ科の肉食動物との間の子みたいな見た目してて主食も人間。竜王国も餌箱くらいにしか思ってない。王国民からしたら怖すぎるッピ。
実際、防衛費がかさみ過ぎて法国の庇護下にあるくらいだしなぁ。そして魔導国からも高レベルのアンデッドを買ってるらしいし。これ以上の魔導国の進出を防ぐには、先ず連中とのパイプラインを経つ必要があるんだよな。そのためには、この上位アンデッドの存在意義を失くすのがいい。だからこれからビーストマンを潰しにかかるんだが、まだスケルトンとかで根回ししてきそうなんだよなぁ・・・
「 武者震いしてくる・・・して来ない? 」
「 奴らは野良のソウルイーターが湧いただけで一都市滅ぶくらいゾ。そこまで気負う必要はない。(確信) 」
「 そうなんだがなぁ・・・ 」
「 スケルトンなら現状気にする必要はないゾ。というか、あれもう、どうしようがないゾ。 」
MURはんが匙を投げた。やっぱ便利過ぎるんすかねぇ。
・・・といかんいかん危ない危ない危ない。(レスリング)
目先のことをやらねばなりませんねぇ!
デカい門の前に来たけど、なんだかカンカンカンカンってなってますねぇ・・・
「 警鐘かゾ。面倒になる前に片付けるぞ。 」
MURはんがそういった瞬間に、なにか飛んできましたねぇ。
よく研磨された細長い木の枝に、矢じり。
これは・・・矢じゃな?
「 貴様ら! 」
「 ん? 」
上から声がしたんで見てみると、門の上に、弓に矢をつがえたトラとかヒョウのケモ獣人がいますねぇ。アレがビーストマンかな?
その手の趣向のヤツに大変受けそうだってはっきりわかんだね。
ケモホモも立派なホモなんだよなぁ・・・
「 オッスこんちわッス!(気さく) 」
「 貴様ら、この国に何をしに来た? 」
「 なにをしに来た。フフフフ・・・ 」
いやぁ、ヘルゴラゴやトオノを見て察せないんすかねぇ。
いじめがいが、ありますねぇ!!
「 皆殺しに来たッス。 」
おいおい、なにそんな顔青くしてんだよ。よけい痛めつけたくなるじゃんかよ(ドS)
ま、いっか。
「 トオノ、お前の『世界』を見せてやって、どうぞ。 」
「 アア、イイッスネェ〜! 」
トオノはその並の魔獣より遥かにデカい巨躯に見合う大顎を開き、
「 ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ア"〜!! 」
綺麗なソプラノ調の叫びが響き渡り、ビーストマン兄貴たちはぐったりして動かなくなった死にました〜♪
やりますねぇ、トオノ。
これは24歳、楽聖です。
あとこの恐竜恐竜してるうなじがセクシー、エロい。思わず見惚れちゃう、ヤバイヤバイ・・・
「 先輩!?何シテンスカ?ヤメテクダサイヨ。 」
・・・ファッ!?オレとしたことが、思わずトオノに魅了されてた。
「 タドコロォ、連中みんなキッチリ締めるんだゾ。 」
「 ん、おかのした。突撃ぃぃぃぃい!! 」
トオノは元気よく門をぶち抜き、ヘルゴラゴ共々ビーストマンで遊び始めた。
お前ら楽しそうじゃねぇかよ。連れてきて良かったぜ、ホント。
「 おう、タドコロ。みてないでお前も仕事して。 」
「 MURはんは? 」
「 オラも勿論殺るぞ。当たり前だよなぁ!? 」
こうして、今日は、ビーストマン国閉店の日!になったんだよなぁ・・・