悠久の旅人〜創世の神子と久遠の宿命〜コードギアス編 作:御凪 霧封
時系列としては、ありふれ編が終わった後になりますので、柾木家はかなりの大家族となっています。
とある下級神が、他の下級神数名と共にやらかした案件の解決を、依頼として受ける事となったのは畑違いの弟が異世界ジェミナーへと渡り、とある事情から偽神クソ野郎を滅殺した事件から無事生還した一月後だった。
柾木悠樹に依頼してきたのは、エレシュキガルとヘルにハーデス、伊邪那美命に天照、月読、須佐之男の7柱であり、彼らをして厄介と言わせるレベルの難題であった。
「コードギアス世界?SFアニメの世界って言われても俺は知らないんだよな。どんな世界かも分からないんだから、気乗りはしないな」
「勿論、原作をぶち壊しても構いません。本来なら死亡していたキャラを生存させても良いです」
悩んでいた悠樹にそう言ったのは、黄泉を統べている女神であり、神話では見せられないよ状態だった姿を夫に見られた日本神話創世の神、伊邪那美命だった。神話では黄泉を統べる死の女神である事から、醜悪な姿で語られるが、実際は女神らしく美女である。
7柱の中でも、エレシュキガルと並んで悠樹と仲が良い為、難物の依頼も含めて悠樹に依頼内容を主に伝えていた。
今回は、己が愉しむと言う理由で本来死ぬはずではない者を勝手に殺し、権限が無いにも関わらず勝手に転生させた下級神達の尻拭いとも言える依頼内容であり、厄介かつ面倒臭い依頼の為、実力がありきちんと報酬が払われれば遂行してくれる悠樹に、白羽の矢が立てられたのだった。
「これまで得て来た能力はそのまま、新たに死者蘇生の為に聖杯を能力に加える。立場は枢木スザクの義兄で枢木家次期当主か。スタートは本編開始の十五年前で、転生としては疑似転生か」
「どうでしょう、依頼を受けていただけませんか?」
神運レベルの覇運や黄金律のランクアップ、その他の特典を報酬として前払いした上で、成功報酬をプラスした後払い報酬を提示した伊邪那美命がそう尋ねると、悠樹は頷いて依頼を受けたのだった。
2日後、様々なメカの設計図面と資材を満載した戦艦と共に、悠樹は転生の間へと転移し、伊邪那美命の手によりコードギアス世界へと旅立っていった。一応は全員に説明がなされており、時が来れば転移門を設置したうえで他のメンバーが呼ばれる事も決まっていたから、心配される事も無く、転移自体は問題なく行われることとなった。
転生者が原因とは言っても、悪い方向に進むのでは無いなら悠樹に依頼される事も無ければ、悠樹が疑似転生する事も無かったが、下級神達の手による転生者がとんでもなく厄介かつ面倒臭い事態へと繫がってしまった為に、悠樹が依頼を受ける結果となってしまった。
転生者が予想していなかった悠樹への依頼と、それに伴う悠樹の疑似転生はどんな結果となるかは、神ですら知らない事であった。
久し振りに新作を投稿しました。私自身コードギアスをほとんど知らないので、どうしても亀更新かつ超展開・御都合展開になりますが、読んでいただけると幸いです。