俺と2人のカミさまと   作:あすたわし

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どうも。あすたわしです。

そういえば自分がこれを書き始めてから半年が経ったらしいです。とても驚いています。自分の筆の遅さに。




11話/閑話の入れ方が雑じゃないですか?

 結局あの後は風真と百鬼と別れ、次の日からはまたいつも通りの日々が戻ってきた。百鬼の里の情報についてはフブキたちも情報を集めているらしいが未だ大きな情報は出ていないらしい。オニがいる分、周りと関わらずに暮らしているから情報を知っている人がいないらしい。

 

 そしてフブキと一緒に怪異を倒したり村やミオたちの家で遊んだりしていると、あっという間にここに来てから数週間も経っていた。

 

「今日も稽古をつけて貰いたいんだが、大丈夫だよな?」

『はい。いいですよ。コウ君も随分慣れてきたものですね。少し前まで戦いたくない、なんて言っていたのに』

「毎日やってると何も感じなくなってくるんだよ。まあ怪異を倒すのは戦闘というほどでもないからな」

『そうですか。…ていうかそれより——』

「じゃあ今日も張り切って行きますか!」

 

 勢いよく戸を開けると、外は土砂降りの雨が降っていた。

 

『…家の中にいても分かるくらいには雨が降っていますよね。流石に今日はやめときましょう』

「…いや、まだ神社の中でも」

『万が一床や壁を傷をつけようものなら今日からコウ君は野宿ですが』

「あーなんか急に筋肉痛が。今日は無理かもなー。うん。やめとこう」

『うむ。よろしい』

 

 急に暇になってしまったな。そういえばなんやかんやで丸一日何もすることがない日ははじめてだな。

 

「今日何しよう…」

 

 すると、フブキはその言葉を待っていたかのように棚の中を漁り出す。…あれ、あの棚って確か。

 

『暇なんですか?しょうがないですね〜。じゃあ、ゲームしましょう!』

 

 案の定、フブキの手にはコントローラーが握られていた。

 

「なんでそうなるんだ。ていうかフブキがやりたいだけだろ」

『まあまあ、そんなこと言わずに。せっかくですからやりましょうよ』

「何がせっかくなんだ…まあ、前の地獄みたいな耐久しないならいいけど」

『今日はそんなんじゃないですよ。コウ君の実力がどんなものか試させて頂こうと思いまして』

「へえ。俺、結構ゲームには自信があるんだよね。で、何するの?」

『コウ君は全部初見でしょうし、どんなのやるか選んでいいですよ。えっと…対戦系は…この辺りですね』

 

 フブキからいくつかのカセットケースを受け取る。いくつか見ていると、強烈な違和感、いや、既視感を覚える。

 

「あれ…これ…」

『どうしたんですか?』

「いや、なんでもない」

 

 大体のゲームが、元いた世界のゲームと同じものなのである。何故かは分からないが、ちょうどいい。油断しているフブキをギャフンと言わせてやる。

 

「なあ、せっかくだし負けた方は罰ゲームにしないか?」

『いいんですか?後で後悔しても知りませんよ?』

「大丈夫だ。全力でかかってこい。…えーっと、じゃあ、これにしようかな」

 

 俺は昔やりこんでいた愉快なパーティーゲームを選ぶ。

 

『これですか。この勝負、白上が貰いました!白上はコンピューターレベル9も倒せるんですよ!』

 

 あ、なんか勝てそう。ちょっと泳がせてみるか。俺はわざと手を抜いてストックとらせる。

 

『あれ〜、さっきまでの威勢は一体どこに行ったんですかね〜?』

「いや、もう全部理解したわ。本番はここからだ」

 

 そうして俺はそこから全力を出し3タテを決めた。

 

『え⁉︎なんで⁉︎さっきまで圧勝だったのに!』

 

「まあこれが俺の実力ってところかな」

『絶対まぐれですよ!もう一回やりましょう!』

 その後も数回試合をするが、結果は全戦全勝である。まあやりこんでたゲームだし、ちょっとアイテムとステージの起伏と謎のゲージが増えたくらいで負けるわけがない。

「さて、罰ゲーム何にしようかな〜」

『ちょっと待ってください!誰もこのゲームだけで勝敗を決めるなんて一言も言ってませんよね?』

「…何が言いたいんだ」

『確かにこのゲームは白上の負けです。でも、ここから別のゲーム2本で白上が連勝すれば、白上の勝ちになりますよね?』

 

 なんかすごいめちゃくちゃな理論を使い始めたぞ。

 

「プライドとかないんか?」

『ゲーマーとして、このまま負けっぱなしの方がプライドが傷つくってもんですよ!』

「…まあいいぞ。3本勝負な。これ以上は伸ばさないからな。で、次何するんだ?」

『そうですね…これとかどうでしょう』

 

 そういってフブキは知らないソフトを起動した。

 

「なにそれ?」

『レースゲームですよ。こっちも操作は簡単なのでできないということはないと思いますよ』

「あ、ああ…」

 

 ぱっと見は完全にマ○オのカートなのだが、グラフィックから何まで変わっている。まさか新作が出たとでも言うのか。

 

『今度は慣れられる前に終わらせますよ!』

「フェアプレーの精神とかないのか⁉︎」

『白上は何一つ不正はしていない!どんな手段でも勝てばよかろうなのだ!』

 

 開き直った。やってることは完全に初狩りだが不正ではないからなんとも言えん…てかなんだウシって。もっと他にいただろ。せめて本編のキャラにしろよ。んでもってなんの組み合わせが強いのかも分からん。とりあえず前作のやつでいいか。

 

「なんだこれ⁉︎なんで普通のタイヤで壁走ってんだ⁉︎てかなんだこのアイテム⁉︎ほぼ利敵じゃねーか⁉︎」

『やっぱ初見の反応は面白いですね。さっきのときもそれくらい驚いてくれればよかったのに』

「ギクッ…ま、まあ車が空飛ぶとか見ないじゃん…」

『まあ確かにそうかもしれないですね。…はい、白上の勝ち〜』

「くそ〜」

 

 結局フブキがそこそこ差をつけて勝利した。まあこれは仕方ない。次で勝てば問題ない。

 

「さて、最後は俺が決めてもいいよな?」

『…まあ、いいですよ』

 

 どれにしようか悩んでいると、ふと部屋の隅に赤いパッケージがあるのを見つける。

 

「どれがいいかな…ん?これなんだ?」

『あ!それ昨日買ったばかりのやつなんですよ!まだ白上も遊んだことないですし、それなら公平じゃないですか?』

 

 確かに五分なら実力でなんとかなるか。またやりこんだゲームで圧勝して疑われるのも嫌だし、これでいいだろう。やったことないゲームやりたいし。

 

「いいぞ。それにしよう」

『はーい。じゃあ起動しますね〜』

 

 ゲームを起動し、軽く操作練習を済ませてから早速勝負をする。どうやら時間内にマシンに乗ってフィールドを駆け回ってパワーアップし、最後に全員でバトルするらしい。

 

『うおお!コウ君喰らえー!』

「くっそ逃げるか…ん?これなんだ?マシンのパーツ?うわ!なんか合体した!」

『うわぁ!伝説のマシンだ!』

「なんか強そう!これは貰ったな!」

 

 そんなこんなでいよいよバトルの時間である。戦闘系の競技らしいが、こんな一撃で40%与えてそうなマシンが弱いはずがない。勝ったな。風呂食ってくる。

 

 

 

『さ〜て、罰ゲームは何にしましょうかね〜』

「くっそ…」

 

 あのマシン全然攻撃力なかったんだが。スマ○ラは原作をリスペクトしてるんじゃなかったのか。

 

「…で、罰ゲーム何にするか決まった?」

『決めました!白上がゲームしたい時に付き合ってもらいます!』

「…まあどっか1日くらいなら問題ないか」

『え?何言ってるんですか?何回でもですよ?』

「無理無理無理無理」

 

 何回でもとか地獄だろ。これで毎日のように鬼畜ゲームでもさせられたらミオの所に逃げ込むしかなくなってしまう。

 

「一回だけにしようぜ?な?」

『…仕方ないですね。じゃあ一回で許してあげますよ』

 

 危ねー。ギリギリ助かった。

 

『それはそれとして、今からまたこのゲームやりますよね?』

「もう権利使うってこと?」

『いや?コウ君が断るなら白上は一人で遊びますが』

「やる。やらせてくれ」

『まあ、そうなりますよね。あ、そうそう、コウ君』

「なんだ?」

『白上、これを遊ぶのは初めてと言ったんですが、前作を遊んでいないとは言ってないですよ』

「…こいつ…」

 

 




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