蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第12話、子供たち、救出戦

俺はどけどけどけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!と鬼神に勝る気迫と波紋で次から次へと迫りくるゾンビの群れを倒して小学校に向かっていた。

 

今の俺は死なんて恐れていないぞ!!どんなやつが来ようともかかってこい!!俺が絶対に叩きのめしてやる!!と思いで恐怖を我が物にして突撃をして最短距離で小学校に辿り着いた。

 

早く助けに向かわないとならないとして校舎の中に入ると中にもゾンビがいたので波紋で片付けながらここは一人しかいないので風水師の力で雹嵐を起こし入口を氷漬けして入ってくれないようにして中を探索を始めていた。

 

誰か生きている人はいますかと必死に叫びながらバリケードを探していた。

 

そうして歩いているとある教室にバリケードが作られているものを見つけて中を確認すると少しばかり衰弱しているが子供達が生き残っておりその上に若狭悠里ちゃんの妹さんも生きていた。

 

良かった、本当に良かったと嬉し泣きをしていたがそれよりも食料とか水が不足しているのは見えていたのですぐに取ってきてあげないとならないとして疲れ切っている己の体を鞭を打ち続けて殺す勢いで立ち上がり食料と水の確保を急いだ。

 

既に体は限界を迎えつつあるのか疲労もそうであるが腕や足から出血して血を流していたが子どもたちの苦しむ姿を見ては死んでも死にきれないわぁぁぁぁぁ!!と思いで動いて食料と水を確保して子供たちの前に持ってきてあげていた。

 

子供達が嬉しそうにして飲み食いをしている姿を見て一安心をしてついに体が限界を迎えて口から血を吐き出しその場で倒れ込んでしまったがとりあえずこの場の安全を確保しているし子供達も元気になった事だしと思いながら意識を失ってその場で気を失うのであった。

 

そこに幼い子供たちの他に一人だけ高校生の女子高生が現れて倒れているトーシュエンを見つめながらも子供たちの為にここまで動いてくれていたのを理解して面倒を見る事にしたのであった。

 

「・・・・士郎先輩、もしも生きていればこうして困っている人を助けますよね」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

その頃、ようやく口喧嘩が終わった清姫とラフィエルはトーシュエンの行動を聞いていた。

 

それを聞き終えた清姫がどうしてもっと早く教えてくれなかったのですかと真剣な顔をして聞くとゆんゆんは申し訳なさそうにしながら二人が言い争いをしてその気迫に負けて声を掛けられなかったというのだ。

 

それを聞くとそれはわたくしにも非がありますわねと自らの過ちを認めていた。

 

それよりも今は安珍と呼ばれていることトーシュエンと合流した方が良いと考えていた。

 

三人ともある程度に経験を積んでから理解をしたが単独行動は危険なのはもちろんの事、戦力的にも分散は良くないとして早くの合流を果たさなければならないと考えていた。

 

しかし、地の利も得ないで行動は自殺行為に等しいとしてできる事であれば地元の人の力を借りたいと思っているがどんなに叫んでも動いても気がついてくれずに頭を悩ましているとここでゆんゆんがもしかしてと思って行動を始めた。

 

清姫とラフィエルは何を思いついたのかと尋ねてみるとゆんゆんは答えるのだった。

 

「先程に物などは触れていたのでこうすればきっと伝わると思います」

 

そうして紙に書き始めて文章はこの文字が見えていますかと書いたのだけど反応が・・・・

 

「めぐねえ!凄い、急によく分からないやつが書かれているよ」

 

そう、ゆんゆんが書いていたのはゆんゆんの世界の文字でこの世界の文字ではなかったので伝わらなかったのだ。

 

駄目なのと思っているとラフィエルがいいえ、考えは正しいですよと言ってから今度はラフィエルが書き始めた。

 

(もしもこの文字が読めたら反応をしてくれると助かります)

 

そうラフィエルが文字を書くと先程と打って変わって誰なのですかと驚きながら反応を示してくれたのですぐにラフィエルは続きを書き始めた。

 

(反応して頂きありがとうございます、私は天使のラフィエルと言います。色々と説明をしたいのは多いですけどひとまずお伺したい事があります、この中で妹さんがいる方はいますでしょうか?)

 

それを書くとすぐに一人の女性が反応してもしかして私ですかと若狭悠里さんが声を上げていた。

 

(はい、おそらくそうだと思われます。私達の仲間の一人が先に小学校に向かい救出に向かっております。その人はかなり強い上に子供に対する保護力や正義感が強い御方なので助けてくれるはず。しかし、知っているとおりに敵はあまりにも多すぎるので一人では限界が来てしまいます。ここに私以外にも二人の仲間がいますので誰か残って二人ほどはそちらに向かう予定です)

 

それを書くと若狭悠里さんは泣きながら頭を下げてどうか妹を助けて下さいとお願いしてきたのである。

 

それを見たラフィエルは天使としてここまで助けを求めてきたのであれば見過ごす事はできないとしてすぐに作戦会議を開いた。

 

誰かここに残って誰がトーシュエンさんの元に向かうのかと話し合いが始めるとゆんゆんちゃんがこうして文字を書いてここにいる人達を安心させることが出来るラフィエルちゃんは残ってもらって残りの二人で向かうと言い始めた。

 

二人とも本当に大丈夫ですねと再度、確認をすると清姫が答えるのだった。

 

「安心してほしいですわ、安珍様の伴侶として助けに向かうのは当たり前ですわ。安心をしてここで待っていて下さい」

 

「それに清姫ちゃんとはこの様な状況に置かれているゲームを何度もしてきましたのである程度は知識がありますのでラフィエルちゃんはここで他の人を守って待っていて下さい」

 

そうして清姫とゆんゆんはトーシュエンと合流する為に行動を始めようとしていた時にめぐねえからそれならばと言ってゾンビに関する情報を提供してくれた。

 

どうやらゾンビたちは生前の記憶を頼りに動いている様子があり夜になると数が減っていると言うのだ。

 

もしもそれが本当ならば夜になるまでは体力を回復させてから向かい始めたほうが良いと考えて今は一休みをしながらここから小学校に向かうルートをラフィエルは考えていた。

 

最短ルートはかなり近いがここは住宅地であり多くのゾンビがいる事が予想される。なら迂回する形になるがこのデパート経由する方が安全に向かえるのではないかと思っていた。

 

先程の話が本当ならば夜にデパートに向かうゾンビは少ないと思って良いだろう。なら、このルートから向かっても朝ぐらいには到着できる。

 

そう決まりラフィエルは二人にこのルートから向かって下さいとお願いをすると確かに今は攻撃する手段が限らているのでそうなればできる限りの戦闘は避けて向かうほうが良いと二人もそう感じてラフィエルの考えに従う事にした。

 

そうして6時間後、午前0時になり向かおうとする時に一人、若狭悠里は起きておりラフィエルが書いてある本に向かってどうか私も連れて行ってくれないでしょうかとお願いをしてきた。

 

「ラフィエルさん、無理するかもしれませんが私も同行お願いできないでしょうか?私なら地元の人で抜け道とかも知っております。足手まといにならないように頑張りますのでお願いします」

 

若狭悠里は頭を下げてお願いをしてきた、ラフィエルは確かに地元の人がいたら助かるがゾンビに襲われた時に抵抗する力がないのがと懸念点を思っているとゆんゆんが私が守りますのでそれを伝えて下さいと力強く言った。

 

清姫もその人も早く妹さんと会いたいと思っていると思われるので同行を許可をお願いします、わたくし達が必ず守ってみせますわと言っていたのでラフィエルは二人を信じて送り出す事に決めたのであった。

 

最初はここで待ってもらおうと思っていたが下手に動いてもらうよりは見てる範囲にいてもらった方が安全だとして考えた末に連れて行くことにした。

 

それでも姿が基本的に見えていないので清姫が扇を持ってこれで合図を送りますと今のうちに本で説明をしていた。

 

扇が閉じている状態なら問題がなしでもしも扇が開かれたら危険なものが接近していると警告と言う意味を持ってくださいと説明を書いて若狭悠里は分かりましたと言ってから三人で密かにゾンビたちに気が付かれないように学校から出ていくのだった。

 

そうして送り出したラフィエルであったがやはり心配になっていた。いくらあの二人でも周りに包囲をされてしまったらと思って四人の安否を祈っていた。

 

しかし、運命は残酷であり四人が祈っている間にもラフィエルに気がついていない魔の手がラフィエルと残っているゆきたちに忍び寄っているのだった。

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