蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第17話、精神世界で

そうしながら向かってきたディルムッドとそれに憑依している形のアークリッチの二人は俺に向かって攻撃をしてきた。

 

全くも怒らして敵の力にすきを作るって孫子の兵法書にも書かれていたでしょうに・・・・まあ、お二人さんには知らなくても当然なのですけどね。

 

それにしてもやはり憑依して能力が上がっているのか攻撃スピードに威力がこれまでの敵とは桁違いであった。先程に一気に能力やレベルアップをしたのにここまで強いとはやはり先程の無理矢理に強くしたのは間違いではなかったと言う訳だ。

 

それにしても恐らくであるが俺の今のレベルはおよそ90辺りになる。そうなると能力値は740になりここまでになるとオーバーロードの世界ではレベルが90以上になるのでそれでここまで危険なのはやはり相手が強いという証拠であった。

 

それでもやはりラフィエルちゃんの精神世界なので倒すと煙のように消えてしまった。

 

さてとそろそろ出口でもと思っていると今度は天界みたいな場所に移動して周りの天使たちがラフィエルちゃんの事を堕天使になると裏切り者として攻撃を仕掛けていた。

 

どうして彼女の世界なのに彼女が攻撃されないとならないのだと思っていた時に館の本が現れてその理由を教えてくれた。

 

(その理由は簡単で彼女の心を完全に壊してただの操り人形にさせようと先程のアークリッチとディルムッドが仕掛けてきたのです)

 

と書かれてあって俺ははあ!?と言いながら怒りが湧いてきた。あの二人が怒るのも分かるがそれでもやってはならない一線と言う物があるだろうと思いながらラフィエルちゃんに向かってくる攻撃を庇いながら周りの敵を確認していた。

 

そのスキに天使の中には刀を持ってラフィエルちゃんを突き殺そうとしてくる者もいたので俺はその攻撃を自らの腕を盾がわりにして攻撃を防いだ。

 

滅茶苦茶に痛いー!と思いながらも一番泣きたいラフィエルちゃんの前で泣くわけにはいかないとして波紋で治療しながら見渡していた。

 

どれも天使ばかりで恐らく知り合いなのであろうなと感じているとラフィエルちゃんが泣きそうになっていたので俺はラフィエルちゃんに優しく声をかけた。

 

「大丈夫だ、ラフィエルちゃん。君のことは必ず守るから安心して耳や目を塞いでいてほしい。全てを終わらすから」

 

そう言ってから周りにいる天使たちを迷いもなく殺し始めた。どんな事があろうともそんな風にやるなら殺すまでだとして殺し続けて全てが終わってから場所を移動してから目を開けて良いよと言ってからラフィエルちゃんに声をかけた。

 

するとラフィエルちゃんは私はもう堕天使になってしまったのでもう気にしないで一人で元の世界に帰ってくださいと言われてしまったがそんな事をする訳がないよと言うとラフィエルちゃんはならこんな化け物でも貴方は愛せるのですかと泣きながら言われた。

 

「勿論だ!もしもラフィエルちゃんの姿が元に戻らない時は俺が死ぬまで面倒を見てやるから泣かないでくれラフィエルちゃん」

 

そう言いながら俺はラフィエルちゃんを優しく抱きしめているとラフィエルちゃんは静かに寄り添って泣いていた。

 

普通に考えて彼女の心境は辛いだろうから少しでも俺みたいな存在でも心の支えになるのであればそれに越したことはないからな。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

私はもう全て終わったと思っています。迫りに来た魔王に匹敵する者に魅了されて堕天使にされた上に知り合いまでその手で陥れようとしていた。

 

この私はもう生きていても仕方がない、生きているだけで罪だと思い始めていました。完全にあの魔王に近い存在から見捨てられてからようやく私が何をしてきたのか理解したのです。

 

これはもうと思っていた時にやはり天界の皆が私に対して外道に堕ちた者として目で見ていてそして消えてなくなれと言われながら私は攻撃に晒されてそのまま死ぬのかなと思っているとトーシュエンさんが私を庇ってみんなの攻撃を一人で受け止めてくれていました。

 

どうして私はトーシュエンさんを裏切ってしまったのにどうしてそこまでして助けてくれるのですかと思っていた時に一人の天使が私に向かって刀を突き刺してこようとしていました。

 

きっとこれが私に対する天罰なのでしょうと私は諦めてその瞬間を待っていました。しかし、その時は目を瞑っていても痛みなどこないのに何故か血の匂いとその血液の温度だけ感じられて私は恐る恐る目を開けるとそこには信じられない光景が広がっていました。

 

トーシュエンさんが私をその刀から庇うために自らの腕を盾にして私を守っていたのです。

 

どうしてそこまでするのですかと私は声を出して聞くとそれを聞いてもトーシュエンさんはとても優しい笑みで大丈夫?怪我はしていないかと優しい声と顔で私を心配してくれていました。

 

その姿を見て私は思わずにドキッとしてしまいまして顔色を赤くしてしまいましたがすぐにトーシュエンさんが優しい声で耳と目を塞いでほしいとお願いをされました。

 

何をするのか分かりませんが私はトーシュエンさんを信じて目や耳など塞ぎ聞こえないようにしてから見ることもやめました。

 

そこから激しい動きがあるのだけは体で感じた理解をしていましたが何をしているのかまでは何も分からずにしていると落ち着いたのか私が必死に手で塞いでいた耳を外して大丈夫になったからと言われて目と耳を元に戻しました。

 

すると広々として何もない場所に辿り着いて一安心をしていましたが私が一緒にいるだけでもトーシュエンさんに迷惑をかけるとして離れてくれませんかと泣きそうになりながらも言葉に出しました。

 

本当は一緒にいてほしいけどこれ以上一緒にいるとトーシュエンさんの身も危険だとして私は置いて元の世界に帰ってほしいと言葉に出すとトーシュエンさんは君を置いていくわけ無いだろうと言ってくれました。

 

そうして私は無理矢理泣きながら威嚇をしてこんな怪物でも愛してくれるのですかと言って突放そうとしていたのにトーシュエンさんは優しく抱き締めてくれた。

 

そして勿論だ、もしも元に戻らなかったら俺が面倒を見てあげると言われて私はトーシュエンさんに甘えるように抱き寄せていた。

 

そうして静かに泣いていると優しく頭を撫でてくれて私はとても幸せな気分になっていた。いつまでもこうしたいと思うほどに心地良かった。

 

けれどもいつまでも甘えてはならないとしてありがとうございますと言ってから私とトーシュエンさんはお互いにここから抜け出して共に元の世界に帰ろうと言いながら私の精神世界を安定させるために色々と頑張ってくれていつか、私はトーシュエンさんに夢中になってしまった。

 

もうトーシュエンさんの恋の虜にさせられてしまいました、もう彼がいないと私はもう生きている意味が分からないほどに愛してしまいました。

 

歳の差とか種族の壁とか気にしない程に私はトーシュエンさんに恋をしてしまったのである。そして誰よりもトーシュエンさんのものになりたいと思い始めて私は何をすればと思いで共に私の精神世界を旅をしていた。

 

この世界は元の世界に帰るとほんの一瞬らしいので慌てる必要はないらしいけど私はもうトーシュエンさんと二人きりでそろそろ理性が負けてしまいそうなので私的にはそろそろと考えていた。このままだと発情した私がトーシュエンさんを襲ってしまう・・・・のも悪くはないかなと思い始めていた。

 

それでも初めての記念としてお互いに合意でその愛し合って、初めてするから雰囲気とか大切にしたいと思っているからと色々と考えると真っ赤にしてしまっていた。

 

早く私はトーシュエンさんの色に染まりたいと考えていますし何よりもまだ未経験だとして何色にも染まっていないトーシュエンさんの初めてを貰いたいとも考えていました。

 

そうして出来る限りに自然な動きならと思っていた時に私は過去の事を思い出して朝の事で温泉に入ろうとした時に先に入っていたトーシュエンさんの事を思い出してあの時が絶好の機会だった事にがついてしまった。

 

あの時の私!何をしているのですか!!そのままトーシュエンさんを誘惑すれば全てが解決していたじゃないですかと己の行動に絶望をしていた。

 

あの様な機会を見過ごすとは・・・けれども天は私をまだ見捨てなかった。

 

今は元の世界では恐らくゆんゆんさんと清姫さんが洗脳されているのはほぼ間違いはない。だからこそトーシュエンさんを援護を出来るの私だけつまり私だけ二人よりもアピールする機会が多い事になる。

 

フッフッフ、そう思うと決して悪い状況ではありませんね。それに今でも幸せかもしれません、何故ならば・・・・水浴びをしているトーシュエンさんを見られているのですから。

 

「おーい!ラフィエルちゃん。そんな俺を見ても何もないぞ。それよりもやはり君の精神世界だけになかなかに良い景色が多いね。もしも宜しければこのような景色がある場所に連れて行ってほしい」

 

そんな事はありません、そんな上半身が裸なので・・・・もしかして後半はデートのお誘いですか!!喜んでお受け致します!もう、私は幸せで頭がおかしくなりそうです。

 

だからこそこれだけは言えます、清姫さん。貴女とは仲良くも出来そうだし永遠のライバルにもなりそうですねと思いながら今は一人しかいないとして思う存分に満喫をするのであった。

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