蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第26話、士郎くん&桜ちゃんとトーシュエンの料理会議

俺と士郎くん、そして桜ちゃんでこれからの献立を考えていた。

 

料理が主にできるのはこの三人なので三人で集まって話し合いをしていた。

 

「なあ、士郎くんと桜ちゃんはそれぞれに得意な料理は確か、士郎くんが和食で桜ちゃんが洋食だったよね」

 

そう、士郎くんは和食が得意で桜ちゃんは洋食が得意なのだ。それぞれの特徴を活かせば更に美味しい料理が作れるはずだと考えていた。

 

それに俺は実は肉料理が得意ではないのだ、その理由として俺自身が肉が苦手であり、あんまり作っていないのだ。

 

その為に俺の料理は魚がメインばかりで飽きてくるのでここは士郎くんや桜ちゃんの力を借りたいと考えている。

 

そんな事を伝えると二人とも意外でしたと驚いて見ていたけどそんなに意外?と聞くと士郎くんも桜ちゃんも俺は何でも出来ると思っていたらしく出来ないものもあるのだなと驚いているらしい。

 

俺だって普通に人間ですからね、出来ないやつは出来ませんからと伝えておいた。

 

それから話し合いをして何か俺に対して何か良い、魚料理がありますかと聞かれてきたので俺はなら鰯料理が良いかなと答えた。

 

鰯は青魚で栄養もあり更に料理をしやすい魚であり内臓さえ取ってしまえばあんまり料理が出ない者たちにも作れるようになるかもしれないと感じた。

 

あれ?これはもしかして清姫ちゃんたちに教えることが出来るかもしれないと感じて昔にやっていた料理授業みたいに教える事をすれば少しばかりは料理ができるようになるかも知れないと考えた俺は教えることを前提に出来そうな料理を考えた。

 

特に難しい方法など使用しないで作れる方法は・・・と考えているとあれかなと感じて俺は早速、キッチンで思いついた料理を作り始めた。

 

まず最初にイワシの内臓を取り出していた、もしもこの料理をする時はこれが一番難しいところになるなと感じていたので俺は隠れている三人に声をかけることにした。

 

「そこで隠れていないで清姫ちゃん、ゆんゆんちゃん、ラフィエルちゃん、せっかくだから近くまで来てどんな感じにやっているのか見て覚えてくれ」

 

そう言うと隠れていた三人が現れてどうして分かったのですかと聞かれたのでもう随分前から知っていたよと教えておくとならばもしかしてトーシュエンさんはそんなプレイなどが好きなのですかと言ってきたので怒るよと伝えておいた。

 

少しはこれで大人しくしてくれると助かるのになと思っているとなるほど調教プレイですねと言ってそれも全然構いませんと嬉しそうにして言ってきたので俺は近くにいる士郎くんと桜ちゃんにこの三人に言い負かす言葉はあるのと助けを求めた。

 

すると二人も苦笑いをしてこれは流石に無理ですねと言われてしまった。本当にどうしてこんな事になってしまったのかと嘆いていた。

 

純粋だった頃の君たちに・・・・まあ、約1名は召喚された時から変わっていないような気がするけどさ。※清姫

 

本当にこれでは体力が休む暇もない!夜は間違いなく鍵を何重もしておかないと部屋に不法侵入してこようとしてくるし異世界の創造者の世界にとても気に入って楽しんでくれていると思っていたら鍵あけのアビリティと調合アビリティを習得して俺の部屋に不法侵入してから惚れ薬を飲ませてこようとしてくるし。

 

本当にどうしてこうなったと言いたいぐらいだ、お陰様で部屋を探索して何とかできないかと思っていると異空間倉庫、俺個人用のやつがいつでも使えてそこからマイタウン向かう巻物を用意していなかったら大変だった。 

 

なんせ一度、何重もしている鍵を突破して部屋に侵入されたからな。

 

マイタウンの巻物を使って異世界の創造者の世界にある自ら作り出した町に向かわなかったら・・・今頃はと考えたくもない未来が待ち受けている。

 

百歩譲ってラフィエルちゃんを襲ってもそれはロリコン野郎だなと言われて軽く白い目で見られるだけで済むかもしれないけどゆんゆんちゃんや清姫ちゃんの二人はそんな次元ではないからな。

 

特に清姫ちゃんなんて年齢は12歳って現代ならまだ小学生じゃないですか!

 

手を出したらロリコンどころの話ではなくなって人としてどうなのと言いたくなる事になる。

 

何か脳内に急に現れた前田利家が一筋に愛せば大丈夫大丈夫と言ってきているけどお前は日本史屈指のロリコン野郎だろ!!まつが僅か12歳の時に恋愛結婚をして13の頃にはもうまつが子供を持っているとロリコンも真っ青になりそうな事をしているだろ。

 

まあ、まつを最後まで愛して浮気はしなかったからある程度は許されたのかもしれないけどさ。

 

そんなことを考えていると士郎くんがそろそろ次の段階に移りませんかと言われて俺はそれもそうだなと言いながら次の段階に入った。

 

次に内臓を取った鰯とむきエビと蕩けるチーズに黄色のパプリカをアルミホイルで包んでから焼き始めた。

 

それを見ている他の者たちが意外と簡単そうですねと言ってきたのでまあ、内臓を取る以外はそこまで難しい内容ではないからね。

 

そんな事を伝えながら料理が完成して早速、試食をしてみるとうん!悪くないなと答えてこれを近いうちに献立として出そうと思った。

 

そして残りをみんなに分けて試食をしてもらうとみんなも美味しいと言ってくれた上に魚臭さも無くなっているとして好評していた。

 

そんな時に士郎くんがさり気なくトーシュエンさんはどんな女性が好みなのですかと聞いてきて清姫ちゃん、ゆんゆんちゃん、ラフィエルちゃんの手が止まりこちらに対して完全に聞く耳を立てていた。

 

士郎くん!?なんでこんなタイミングなのと思いながらも答えておくことにした。

 

そうだな、好みの女性か・・・俺が求めるのはまずは胸が大きい方が好きだろと言うと三人ともウンウンと嬉しそうにしていたが次に髪の毛が長い女性が好きでと言うとゆんゆんちゃんが絶望した顔になり清姫ちゃんとラフィエルちゃんは良し!と嬉しそうにしていると俺は更に条件を言った。

 

「そして俺の好みの髪色は紫色であるからそこだけは覚えておいてくれたら嬉しいかな。後は献身的に支えてくれる人だったらなおさら嬉しいかな」

 

そう言うと三人とも誰も私達の中にいないじゃないですかと言った瞬間にゆんゆんちゃんが少しばかり考えてからまさかと言いながら間桐桜ちゃんの方を見ていた。

 

すると士郎くんも気がついたらしくもしかしてトーシュエンさんの好みの女性ってもしかしてと言ってきたのでその通りかなと士郎くんに笑みを浮かべながら肯定した。

 

「まさか、トーシュエンさんの好みが私だなんて・・・」

 

「まあね、士郎くんと言う素晴らしい彼が彼氏に居なければ正直に言って桜ちゃんを狙っていたのだけど彼ほどに素晴らしい彼氏はいないから素直に諦めたよ」

 

すると士郎くんが俺を生き返さなければ良かったのではないかと聞かれてきたので俺は隠すこともなく本心を伝えた。

 

「士郎くん、簡単な話だ。心から好きになった女性の泣く姿を誰が見たい。俺は少なくても心の底から笑っていてほしいからそれを出来る人物を蘇ってもらっただけだよ。俺は聖杯を使って良かったと今でも思っているよ。だからね、もしも士郎くんが要らないと言って仲違いでもした時には本気で桜ちゃんを狙いに向かうから士郎くんはしっかりと彼女さんを大切にする様にね」

 

俺はそれを伝えておくと無論な事だと士郎くんは力強く答えたのでこれならば心配する必要はないなと感じながらも少しばかりは残念かなと思いながらその場から立ち去るのだった。

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