蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第37話、危機一髪は終わらない

「食らいやがれ!怪物ども!!波紋オーバードライブ!!!!」

 

そうしながら迫りくる怪物を次から次へと倒して何とかして他の者たちが逃げる時間を稼いでいた。

 

ここから現れるのが一番多いのかすごい量だと思いながらも強くなっている俺がそう簡単に倒せると思うなよと思いながら応戦をしてかなりの量を倒してから先に進み始めた。

 

どうにか逃げ切ってくれていれば良いのだけどなと思いながら合流しようとしているとしていたら他の人と逸れてしまったのか周姫ちゃんが何かと漂っているように見えたので周姫ちゃん、大丈夫?と近づくと周姫ちゃんはゆっくりとこちらに振り向いてから襲ってきたのだ。

 

その姿を見るとゾンビになってしまったのか正気ではなかった。

 

やばい!何とかしないとならないと感じて俺は近くの縄でうまく縛り付けてから死なない程度に波紋を流し込んで静かにさせた。

 

そうして捕まえてから姫様抱っこをしてどうにか治す方法を見つけないとならないなと思いながら探し始めていたがその時に滅茶苦茶に調子が悪そうなシズナさんを見つけて瓦礫に隠れているシズナさんに近づくとシズナさんは近づかないほうが良いと言われた。

 

どうやらどんどん頭がおかしくなってきて歯止めが聞かなくなりつつあるらしいのでもうすぐにゾンビになってしまうのかと本能が理解していた。

 

だから置いて逃げてほしいと言われたけどここを一緒に脱出するのでしょうと言ってから俺はならと言って波紋を流し込めて治療をしていたが病の進行がかなり進んでいたのかあんまり効果は現れなかった。

 

それでも何とかして見せますと言いながら波紋を流し込め続けていた。

 

すると先程よりも良くなってきて目の色も戻って完治したのを見て俺はホッとして座り込んだ。

 

するとシズナさんが信じられないような顔をしながらも俺に対して感謝をするのだった。

 

「本当に助かったよ・・・・でかい借りを出来てしまったね。このお礼は必ず返すよ、そのためにもここから出ないとならないが・・・・その子、助からなかっただね」

 

「いいや、まだ方法はある。確かに今の周姫ちゃんを連れて行くのは危険だけど助けないとならない!まだ15歳って子供でもあるから大人として助けるのは当然だ。だから最悪、俺を見捨ても良いからシズナさん」

 

「全くも命の恩人を見捨てる事なんてしたら傭兵として失格になるからどこまでも付き合ってあげるよ、名前は確か、トーシュエンだったね」

 

これは本当に嬉しいな、シズナさんが協力的ならばかなり助かるなと感じながら他の二人も無事だと良いのだけどと思いながら探しているとベロニカちゃんの悲鳴が聞こえてきたのですぐにその場所に向かった。

 

すると今にも襲いそうなゾンビ化したホメロスがいたけどあれ程に余裕な表情をしていたのに全然だめじゃないですかと思いながらもとりあえず動けなくなるぐらいの威力の波紋を流してからベロニカちゃんを助け出した。

 

それにしてもゾンビ化した2名を連れて行くのは大変だなと感じながらもこれも何かの縁だとして頑張って連れて行くことにした。

 

その結果・・・・・・・・・

 

 

「さてと、ラストステージまで来たのは良いけどまさかの俺以外がゾンビになってしまうとはな。頑張って治療できるかも知れないから連れてきているけど。コレって地味に危ないよな」

 

最後のステージに到着するまでベロニカちゃんもシズナさんも頑張っていたけど波紋の治療が間に合わない事がありゾンビ化してしまったのだ。

 

けれども治療方法はあったはずなので見捨てるわけにも行かずに距離を置いて連れてきていた。ここさえ突破したら治療も可能になるはずなので頑張ることにしていた。

 

「もしもし〜ここさえ突破すれば治療できる筈なので頑張ってくださいね!!」

 

まあ、そう言っても襲ってこうと声を上げているだけだけど。

 

そう思いながらゾンビ化した四人を引き連れてラスボスのところに辿り着くとうわ〜ゲームで見ていたからなんとなく見た目は知っていたけど気持ち悪いなと思いながら対峙をしようとしているとまたしてもピエロが話しかけてきた。

 

「トーシュエン、君は本当に素晴らしいよ。かつてここまで味方を見捨てずにこんな事をしてまで連れてきたのは君が初めてだよ。そこら辺は是非とも誇ってほしいよ、君が死んだら今度は君の親友のイーフェでも連れてくるつもりだったけどさ」

 

へえ〜親友まで手を出そうとしていたのかこのピエロは・・・・殺す!確実にここから出たら殺してやる!と内心でそう決めているとピエロはサプライズプレゼントだ、受け取ってくれと言って現れたのはある人物だった。

 

「久しぶりだな、トーシュエン。この前のように上手く行くとは思わないほうが良いぞ」

 

そうしていたのは若狭姉妹がいたがっこうぐらし!の世界にいたアークリッチとディルムットの2名が現れて明らかに戦闘態勢を整えていた。

 

なるほどこれはかなり厳しいかなと思っているとピエロ野郎が更におまけだよと言ってゾンビ化してしまっている周姫ちゃんたちに何か注入したのか先程よりも知性を感じられるようになっていた。

 

しかし、明らかに敵対みたいな感じになっており少しばかりフラフラとしているが武器を構えてきていた。

 

これは何かの薬を投入されて知性を戻しつつも正気ではないようにさせていのかと考えていると・・・・遠くから声が聞こえてきた。

 

「本来ならばこのカーズが人間如きに手を貸すことはないがあの場所に戻るよりはマシか。そこの波紋使い、残念だったな、このカーズが現れてしまっては万が一にも勝ち目はない!」

 

・・・・嘘でしょう!カーズまで現れたのですけど!?明らかに敵が多すぎでしょう、俺は一人なのですよと思っているとピエロが嬉しそうにしながらゲーム開始だよと言うと周りの敵は一斉に攻撃を始めるのだった。

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