蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第2.5章、新たな仲間たち
第41話、哀れな孫呉の姫と元軍師将軍


あの騒がしいパーティーゲームを終えて数日後に俺は周姫ちゃんに呼び出されて話していた。

 

是非とも孫呉を好きになってもらいたいと思いで話をしていたのだけど俺は三国志の中でも孫呉は一番嫌いな勢力でありその孫呉を恐怖のどん底に突き落としたあの山田・・・・・ではなく張遼が好きになるぐらいには孫呉は嫌っていた。

 

一番の原因として関羽の一件が深く関与している。関羽を背後から不意打ちみたいに殺した事が俺の最大の怒りを買っていた。

 

なので三國無双とか孫呉が敵だと一兵も逃がさないように皆殺しをして孫呉を倒しているぐらいには嫌い。

 

そもそも俺がどうして歴史が好きになった理由が三国志の張飛の活躍でありその義兄弟である関羽を殺したのは今でも怒っている。

 

その為に絶対に陸遜だけは使っていない、あの放火魔はマジでピーね!

 

なのでその勢力に属している周姫ちゃんは申し訳ないが信用していない。見た目に性格も良いことは知っているしこうして話してみても分かるように人格者なのは間違いない。

 

それに才女でもあり普通に考えて嫁にするなら一番人気になってもおかしくないが生憎な事にあの周瑜の娘さんだからな・・・やはりなしかな。

 

なので向こうから諦めてくれるように俺は話を始めた。

 

「それと孫呉って海を渡って領地を拡大させようとしていたことがありますよね。もしくは人を攫って労働力にする為に・・・・」

 

「・・・・はい、それは確かにありました。それは国を良くするためにした事で・・・」

 

「国の為ならばそんな簡単に人を攫って良いのか?現地の人を殺しても良いのか、周姫ちゃん」

 

するとそれは・・・と言ってからでも現地の人だって言葉とかしかない者たちで文字なんて無いほどの者たちを移住させたとも言えますと反論していた。

 

「なるほどなるほど、ならばそれで残された者たちはかなり恨むだろうな。家族と無理やり離れさせられ更に知らない土地で無理やり働かせられる気持ちはさぞ、良かったと言えるのかな?周姫ちゃん」

 

それを言われると・・・何も言えずに黙り込んできたので俺は少しばかり彼女に教えてあげる事にした。

 

「君の考えを弁護するなら別に君の考えは間違っていないと俺はそう考えている。国を思う気持ちは本当だしそれに文字や文化など教えるつもりがあった事は本当なのであろう。けれども殺された一族からすればどう見えると思う」

 

それを言うと周姫ちゃんは静かに悪い人だと思いますと答えた。

 

そうなんだよ、それが真理だ。正直に正義とか悪とか立場で簡単に変わってしまうものなのだから。

 

 

誰かの正義になれば必ず誰かの悪になる。

 

 

世の中ってそんな感じなの、そして最悪な事に君の孫呉は俺のご先祖様に対してそんな事をしたというわけだと言うと周姫ちゃんは顔色を真っ青にして聞いていた。

 

「だから周姫ちゃん君には本当に申し訳ないけど君と俺の間の縁は全くもなかったわけだよ。けれども君はとても性格素晴らしいし見た目も完璧だ。だからそこ言える言葉であるが君と俺を繋ぐには・・・運だけなかった。けれどもそれが運命を左右したとも言えるな。君だって俺を付き合う為に今まで信じてきた正義を捨てたくないでしょう」

 

だから諦めてくれ、別に君の事が嫌いなわけではない。むしろ、ここまで性格が良い子なら困っていたら助けてあげたいとも考えているが個人的に深い関係になるつもりはないという事だけは伝えておくと言った。

 

そうしてからだから君が他の人に恋をした時は素直に応援するけど・・・個人的に君と付き合うことはない。

 

最後にそれを伝えてから彼女の部屋から出ると部屋の中から静かに泣いている声が聞こえてきた。

 

彼女には辛い現実かもしれないけど時間をかけてしまえばそれだけ心の傷は深くなってしまう。

 

それならば今の内に俺の考えを伝えておいた方が優しさとも言えるかもしれないからな。

 

全くもどうしてこんな悪党に惚れ込んでしまったのかと全くも見当がつかないなと考えながらその場から立ち去るのであった。

 

後日、この話が誰かに聞かれたのかいくらなんでも酷すぎるとして本人の周姫ちゃんと清姫ちゃん以外から信じられないほどの袋叩きに遭いました。

 

嘘よりはマシでしょう!?と言っても賛同してくれたのは清姫ちゃんしかいかなかった。やはり意見が合うのは清姫ちゃんしかいないよ!※彼女の属性は混沌・悪です。

 

周姫ちゃんは気にしていないからと言っているのに!

 

結果的に攻撃をしてきたとして少しばかり訓練代わりに戦い、周姫ちゃんと清姫ちゃん以外をボコボコにしてしまったことに関してはやり過ぎたと思うのだった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ある日に俺はホメロスと共に館内を歩いて回っていた。今のホメロスは共に長年の友に殺された後で何もやる気が起きないというのだ。

 

親友に殺されるのは知っているけど・・・・あれ?そう言えば俺も親友のイーフェにロケットランチャーで殺されたな・・・意外とホメロスと気が合うなと思いながら俺は取り敢えずボーリング場に向かった。

 

ボーリングで対決して勝ったほうが何か奢ることになり勝負が始まったが・・・・・・

 

「ねえ?5回連続ストライクって何!?ドラゴンクエスト世界にボーリング場ってもしかしてあるの?」

 

「いいや、自分は今日初めてこの遊びをするが?」

 

天才過ぎるでしょう!?初めてやって5回連続ストライク・・・ホメロスさん、間違いなく生まれてくる世界を間違えていますよ。

 

もしも俺の世界で生まれていたら間違いなく最強のボーリング選手になっていましたよ。

 

本当にホメロスさんって色々とできますねと言うとホメロスはそうか?と言ってあんまり自信がなかった。

 

いやいや普通に天才ですからと言うとホメロスは思い出したように話し始めた。

 

「本当に天才というのは親友やあの勇者イレブンのことを言うのだ。自分のことではない・・・」

 

「そんな事はないよ・・・でも気持ちはとても分かるよ。俺も滅茶苦茶に優秀な親友がいたから時々劣等感を感じてしまうよな。分かる分かる」

 

「何?お前にもそんな状況があるのか、少しばかり気になるから話してくれないか」

 

そうして俺は昔話をしてホメロスとボーリングをしながら話し合っていた。

 

「だからそうやって親友においていかれたり放置をされると色々と嫌な気分になるよね、分かるよとてもよく分かる」

 

「こうして話していると自分とトーシュエンが他人ではないような感じがするな。似た境遇のせいかもしれないが」

 

「それはそうだとしか言えないけど・・・すみません、ホメロスさん。少しばかり手加減をしてくれませんか。もうオーバーキル状態になりそうなのですけど」

 

そう、ホメロスは完璧にストライクを決めてきて俺を倒しに来ていたけどここまでされたらもう勝ち目なんてありませんから手加減を!手加減をして下さいと必死にお願いをした。

 

けれども勝負の世界で手加減など不要だろと言われてそのまま俺は得点差がエグいことになり俺は盛大に吹き飛んでしまった事は言うまでもない。

 

その後に約束通りに次の遊び場の費用費を俺が自腹で負担してまたしても勝負をしたのだけど・・・一方的に俺が負けてしまっていた。

 

いや、俺は弱くないよ!?向こうが強過ぎるだよ、おかしいだろ。太鼓の達人で俺のやり方を見ただけで難易度、鬼を選択してしっかりとクリアをするのは。

 

そうしてその後にカートゲームでも敗北してホメロスに色々と負けてしまって後日にその話を聞いた者たちが挑戦して見事にホメロスは勝ち続けてゲームセンターの王として君臨をする事になるのだった。

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