蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第48話、トーシュエン、旅に出る

・・・うん〜やはりこの館に留まるのは良くないなと考えていた。

 

その理由としてここにいてはいつまでも強くならない事にもう一つはここに留まると俺にとってとても良くないと感じていたから。

 

だからこそ少しばかり旅行ではないが旅をしながら困っている人たちを助けに向かおうと考えていた。

 

前回もそうだし前々回ももしかしたらもっと多くの人たちを救えたかもしれないと考えてしまうとやはり悔いが残ってしまう。

 

だからこそそんな事にならないようにするためにも今よりも更に強くなりそんな悲劇を起きないようにする必要がある、それが強き者の使命でもあると俺はそう考えている。

 

それにこの館に留まっても精神的に疲れてしまうのでそんな意味でもここから出て色んな世界を回って人々を救えば気が変わってくるかもしれないから。

 

ならばとそう思っているのであれば俺は置き手紙を残して旅に出たのであった。

 

誰にも止められない為にも夜中静かに館から出て何処に向かうのか分からない魔法陣に入り異世界に飛んだ。

 

まあ、その内に帰ってきますからと思いで俺は旅を始めたのである。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

かなり旅をしてしまっているなと感じながらそろそろと思って今日も旅をしていた。

 

実はあれから色んな世界を渡り歩いて最初に艦これでしょう、次に千年戦争アイギスの世界、ファイアーエムブレム、ファイナルファンタジー、オーバーロード、ソードアートオンライン、東方など多くの世界を渡り歩いて戦いを続けていた。

 

やはりあんまり人と仲良くするのは難しいと感じながら色んな世界で戦いをしていた。

 

まあ、そろそろ戻ってきても良いかなと感じていた、なんせ少なくても3年以上は月日が経過しているのでそろそろ帰ることにしよう。

 

それに新しい仲間たちも増えてきた事なので帰ることにしようと考えて俺は久しぶりに館に戻るのだった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

時を遡ってトーシュエンが館から出た翌日。

 

「トーシュエン様ーーーーーーーーーー!!!清姫はトーシュエン様がいないと頭がおかしくなってしまいますわーー!!」

 

殆どの人が普段からおかしい気がするけど面倒ごとにしたくないとして黙っていた。

 

それにしても置き手紙にはここでの生活が少しばかり窮屈になり気分転換も兼ねて色んな世界を救う旅に出て行きますと書いており気分が満足してら帰ってきますと書いてあった。

 

それを読んでいた佐々木小次郎はなるほどなと内心で納得していた。

 

毎日の様に家事や清姫やゆんゆん、ラフィエルを相手にしていたら疲れてしまうのも無理もないかと納得していた。

 

それに帰ってくると言うのだからそこまで気にする必要はないはずのだが・・・・・

 

「トーシュエンさん、きっと私に会うのが嫌になったからですよね・・・・私って生きている意味があるのかな」

 

そう言って絶望をしているゆんゆんを必死に間桐桜が慰めていた。

 

「フッフッフッフ、運命の女神はどうやらどうしても私の旦那様を寝取りたいみたいですね。早く出てきなさい!私がトーシュエン様の妻として成敗してあげます」

 

目のハイライトが消えたラフィエルが誰かに対して物凄い憎悪を出して恨んでいた。

 

つまりは館は大混乱をしていたのだけどここで空気を読まないホメロスがとてつもない爆弾発言をするのだった。

 

「多分、清姫やゆんゆんとラフィエルの相手にするのと家事など疲れたせいではないか?」

 

それを聞いていたホメロスと言われた3人以外が内心でホメロスーー!!とこの馬鹿野郎と思いながら聞いていると清姫とゆんゆん、ラフィエルが目のハイライトを消しながらホメロスに迫った。

 

「何ですか!まるでわたくしたちが相手にするのは疲れるって」※ハイライトオフ

 

「へえ〜ホメロスさんってそんな事を言う人だったのですね。今度、紅魔族みたいに出す必殺技の実験台になってくれましたら許してあげますよ」※ハイライトオフ

 

「フッフッフッフ、ホメロスさん。天使を怒らせてそこまでして地獄に堕ちたいのですか?安心して下さい、貴方の行いは絶対に地獄に落ちますから心配しなくても・・・ね」※ハイライトオフ

 

修羅場不可避になってしまうほどに三人は怒りを見せていた。ホメロスはなら中庭で白黒をつけても良いぞとむしろ三人の怒りを買おうとしていた。

 

何をしているのですかと士郎は内心で必死になっていたがあの三人が怖くて言葉に出せずに見守っていた。

 

その時に覇気を出していい加減にしなさいと言って行動を止めたのは若狭悠里であった。

 

「良いですか!皆さん。もうトーシュエンさんは旅に出てしまった以上過ぎ去った事はもう致し方ないとしてこれからをどうするのか話し合う事が一番大切な事なのではないでしょう」

 

そう言うと三人ともそうですねと言いながらしょんぼりとしてからホメロスが全くもと言うと貴方も人を怒らすような言い方はしないでください、若く見えてもこの中では一番の年長なのだからそれぐらいは分かってくださいよと言いながら若狭悠里は溜息をしながら言っていた。

 

これではここが嫌になって抜け出したトーシュエンさんの気持ちも理解してしまうと若狭悠里はそう感じていた。

 

今はとりあえず、この中でも一番の実力者である若狭悠里をリーダーにして回して行くことになった。

 

ちなみにシズナは私だけでも探しに向かうと言って言うことを聞いてくれずに無鉄砲に色んな世界を回って探し回っていた。

 

いくら若狭悠里が止めても言うことを聞いてくれずに勝負をして勝っても寝ている間に出掛けてきて若狭悠里はリーダーが未熟なら下も言うことを聞いてくれませんかと溜息をつきながら呟くのだった。

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