なるほどなと感じて聞いてきた、これはあれだ。トーシュエンは色々と疲れたから旅に出て逃げてしまったな。
でもただ逃げたわけではなくきっと異なる世界を救う旅でも出て大義名分でもしているだろうなと聞いていた。
それで話を聞き終えると悠里はどうでしょうかと聞いてきたので素直に答えるのだった。
「そうだな、今の話を聞いて恐らくトーシュエンは他の世界を救う旅に出ながら気分転換をしているだろうな。そのうちに戻ってくるのは間違いないから心配をしなくても良いじゃないかと感じるが」
それを伝えると清姫が貴方はトーシュエン様の何が分かるのですかと怒ってきたので回答をした。
「俺はこう見えてトーシュエンの幼馴染であり20年以上付き合いをしているから少なくてもお前たちよりは遥かに知っているが?」
そう、小学生の頃からの親友であり腐れ縁でもあるトーシュエンの事なら行動をするだけで何を考えているのか何となく分かるよと言うとならゆんゆんがならトーシュエンさんの置き手紙はなんと書かれてあったのか当てて見てくださいと言われた。
俺はトーシュエンが書きそうだなと思うことを口に出すと清姫、ゆんゆん、ラフィエルが驚いた顔をして聞いていると本当に古い付き合いなのですねとラフィエルが口を漏らしていた。
まぁな、それにしてもある程度の人物は分かっているが分からない人もいるな。
それと間桐桜までいるとは士郎がいるからある程度は予想していたがしかも話を聞くとあの桜ルートのノーマルエンドの世界らしく普通なら士郎は亡くなったはずなのだがと思っていた。
けれどもトーシュエンが聖杯で士郎を復活させたらしい、確かにあいつならやりそうな事だなと感じていた。
それにしても聖杯か・・・・いいな、しかもそれが賭博で手に入るならそれを理由に賭博をやりたい放題じゃないか!本当に素晴らしいと言えるな!!(賭博馬鹿)
まあ、それは一度置いといて状況を整理しよう。
この館には少なくても俺よりも多くの人が住んでおり更に言えば戦闘も経験しており明らかにレベルが高いだろう。
平均レベルで言うならゆりねの一人のおかげで間違いなく負ける事はないがそれでもある程度の世界に向かっても戦える実力は間違いなくあるだろう。
そしてこの者たちを纏めている親友のトーシュエンは更に強くなっていることは聞かなくても分かった。
そこは良いかもしれないがこのままでは親友が戻ってきてもまたストレスで館から勝手にいなくなることになりそうだなと感じた俺は親友の為にも頑張ることにした。
特に清姫、ゆんゆん、ラフィエル、シズナと言う女性たちを何とかしないとならないと感じていた。
「話は少しばかり戻るが清姫、ゆんゆん、ラフィエル、シズナさんと言いましたか。親友のトーシュエンの事が本当に好きなのであれば無闇に近づいた事はしないでください」
そう言うとやはりと言うべきか四人とも怒ってきて特にシズナは俺の首元に刀を抜いて何時でも斬り落とせる寸前で止めていた。
この女性、この女性たちの中では一番歳上なのに一番手が出るのが早いのかと思いながらも怯えることもなく話を再開させた。
「全くもこれだから親友のトーシュエンに疲れさせたのではないか?俺もこんな手が早い女はかなり相手にするのに疲れるからな」
「へえ〜そんなに死にたいのかな?君はトーシュエンの親友だからまだ斬っていないけど他人ならもう首を刎ねるところだよ」
かなり危険な女だなと思ってみているとそこにある人物が話しに入ってきた。
「全くもイーフェの言う通りだぜ。お前みたいな周りに自由気ままな奴は狼と同じで飼いならすのは難しいぜ・・・誰だと顔をしているから自己紹介をするがよ俺の名前はスピードワゴン!奇妙な縁があってこのイーフィと共に行動している男だ」
そう言ってスピードワゴンが話に入ってきたのでスピードワゴンにこの女性たちからどんな匂いがすると尋ねるとスピードワゴンは答えてくれた。
「そうだな、いろんな匂いがするがこの4人の中で一番安全なのはあのゆんゆんと言った少女で他の三人とも危険だ・・・特にこのシズナと言う女と清姫と言ったか、ここまで血が腐った様な匂いをするのは初めてだぜ。ようは獣みたいな女達だ、言葉で話したところできっと無駄だぜ」
それを聞いたシズナと清姫がニコニコしながらそんなに死にたいなら貴方から死なせてあげましょうかと手を出し始めた瞬間にゆりねが話し合いなのにどうして戦おうとするのと清姫とシズナの動きを止めた。
相変わらずにゆりねは強いなと思っていたら気に入らなかった二人が今度はゆりねに襲い掛かったがゆりねの前にあっと言う間にパンチで吹き飛ばされてしまった。
まあ、当然な事だよなと思って見ているとシズナさんと清姫ちゃんをよくもと言いながら今度はゆんゆんとラフィエルに更にこれらを遠くから見ていた若狭悠里と佐々木小次郎、ホメロス、ベロニカ、間桐桜、衛宮士郎と一斉にゆりねに報復として襲い掛かった。
不味い!いくら何でもこれだけの人数が倒れてしまったら話にならないと思って止めようとしたがゆりねが先に襲い掛かってきた者たちを返り討ちをして辺りは血だらけになり戦慄な光景が広がっていた。
いくら何でもやりすぎだろと思って見ていた中で相手の中で唯一に何もせず見ていたのは周姫のみであった。
そんな周姫でも先程の光景はかなり絶望していた。まあ、俺でもかなり絶望するだろうから気持ちは分かるけど・・・それにしてもこうして話せるのが周姫しかいなくなるとは思いもしなかったと思いながらとりあえず話し合いを続けるのだった。