俺はスピードワゴンたちと食堂で集まって話し合っていたがやはりスピードワゴンたちも良い成果を挙げられなかったらしくあのお人好しのリッカですら駄目だったのだ。
もう、かなり難しいことは理解した。ゲームで例えるなら糞ゲーみたいに難易度が高い、fateの原作ゲームみたいに理不尽なバットエンドが多いほどに難しい事だけは真面目に理解した。
怒らせるつもりが全くもなくても士郎が怒ってケツの穴に弓矢を3本も刺されてしまうなんて流石、fate!その辺りは本当に血も涙もない!!って感心している場合ではなかったと思い出して話を聞いていた。
「どうする?イーフェ、このままだと状況が平行線だぜ」
「そうだよな、このままでは気軽に賭博場に入れないからな」
そう言うとスピードワゴンは本当にお前はいい加減にしてほしいぜと俺の賭博熱に負けて呆れていた。
「全くも君は本当に変わらないね、僕の方も結果的に言えばここにいる少女たちがいずれかなりの上玉になる事だけは理解したよ」
ロキも本当に相変わらずだなと思いながら考えていた時にリッカちゃんが提案をしてきた。
「その〜やはり仲良く出来そうな周姫さんと話し合いをした方が良いのではないですか。周姫さんはとても優しくて対応をしてくれますので」
「私も賛成。他の連中らとは違ってまともに話に応じてくれるから彼女の力を借りたほうが無難だわ」
「どうやらこれからの行動は決まったようだね、僕も賛成だよ。それにあの周姫もあともう少ししたらとんでもない美女になると思うからね」
相変わらずに下心を隠すつもりはないらしくゆりねにおしよきの平手を受けて体が飛んで大怪我をしていた。
でも俺が住んでいる館ではもはや見慣れた光景なのであんまり気にせずに周姫のところに向かうのだった。
俺達と分かれる前に私は図書室にいますから何かありましたら来てくださいと居場所を教えてもらっていたのでそこに向かう事にした。
「それにしてもイーフェ、あの周姫はとても人格者でありながらもあれ程の美貌を持っているってもしかして有名人だったのか彼女は」
「そうだな・・・・スピードワゴンに教えるならアヘン戦争って知っている?」
「あれだろ、俺の国が主体に清に売り飛ばしていたら向こうが怒って戦争になった話だろ?」
「周姫ちゃんはその清の国があった地域にいた人物でスピードワゴンの時代から千年以上前の呉と言う国にいた姫様だよ」
それを聞くとスピードワゴンはマジか!?と驚いた顔をしていた。まあ、無理もないよなと思っているとリッカちゃんが私、お姫様に対して無礼なことをしてしまったかなと少しばかり怯えていた。
そんな二人を見て俺は少しばかり詳しく教えた。
「周姫は呉の英雄とも呼べる周瑜の娘さんで母親は絶世の美女、江東の二喬の一人である小喬と言われている。性格は言わなくても分かるかもしれないがあのような性格で常に国など大切に思っていたと伝わっているよ。それにあの周姫は民に対してとても優しく接していたと伝わっているから大丈夫だと思うよ」
そう言うとなら良かったぜとスピードワゴンが安心をしてリッカちゃんもでも敬語で話したほうが良いですよねと心配しながらも図書室に辿り着いて一箇所だけ明かりがついている場所があり向かった。
そこでは一人で本を読んで調べものをしている周姫の姿があり俺たちはゆっくりと声をかけるのだった。
「すみません、周姫さん。本で調べものをしている最中かもしれませんがお話をしても宜しいでしょうか」
「はい、大丈夫てすよ。その様子だとあんまり上手く行かなかった様ですね。大将てをあるトーシュエン様に変わってお詫びを致します。お客様に失礼なことになってしまって誠に申し訳ありません」
そう言いながら周姫は頭を下げてきたので俺も含めてスピードワゴンやリッカにゆりねが慌てながら別に気にしていませんからと頭を下げるのはやめてくださいとお願いをした。
別に周姫が悪いわけではないのに謝るのはとても困るし何よりも姫様でもあるからと思いでしているとありがとうございますと笑みでしてくれたが・・・・滅茶苦茶に性格が良くないですか!?
これって中身も美少女と言うタイプでしょう!?何でトーシュエンのやつはこんな大当たりを引いたのだ。その運を俺にも少しばかり寄越せよ。
そんな事を考えていた、これはヒロインレースは周姫ちゃんで決まりかなと思ってみていた。
そんな事を考えていると俺に対して周姫ちゃんがお願いをしてきたのであった。
「イーフェさん、貴方様はトーシュエン様の親友とお聞き致しました。それを踏まえてお願いがあるのですが聞いてくれないでしょうか?」
俺は内容にもよりますけど基本的に大丈夫ですよと伝えると周姫ちゃんはありがとうございますと言いながらある本を取り出してきた。
それは何でしょうかと言いながら尋ねてみるとその本はどうやら親友のトーシュエンに関して詳しい情報が乗っている本みたいでこの図書室から探し当てたのは良いけど鍵が掛けられておりその鍵を見つけるのは当然な事にもう一つはそのトーシュエンが心の底から信用している相手または本人ではないと開けられないみたいだと言うのだ。
周姫ちゃんが試しにと言いながら鍵を差し込んで回そうとしても動くことはなく他にスピードワゴンやロキ、リッカちゃんにあのゆりねですら動かせずにいた。
これは本当に厳重だなと感じているとそれでもしかして親友の俺ならば開けられるのではないかと考えた周姫ちゃんがお願いをしてきた訳だ。
なるほど開けられるか保証はしないからなと言いながら鍵を回してみるといとも簡単に回ってしまって本が開いてしまったのである。
・・・・あれ?滅茶苦茶に簡単に空いてしまったけど!?そんな事を思っているとやはりイーフェさんはトーシュエン様にとって特別な存在なのですねと周姫ちゃんがそう言うと一緒に中身を確認しても宜しいですかと聞かれたので俺は構わないよと言いながら周姫ちゃんたちと一緒に本の中身を確認するのだった。