蝮の奇妙な日常   作:人中の蝮

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第60話、こちらを巻き込んで内部分裂するのは止めて

さてと翌朝になり事態はかなり深刻な事になっていた、親友のトーシュエンを無理矢理に連れてくる派閥と大人しく帰りを待つ派閥の派閥争いが起きてしまっていた。

 

しかもこの戦いにこちらの人たちも分かれて言い争いをしているので深刻化は激しいと言えた。

 

本当にあのトーシュエンやつはとんでもない火種を残してくれたな、俺に恨みでもあるのかと思っていたがそう言えばトーシュエンに向ってロケットランチャーを撃った事で恨んでいるのか?

 

それならば仕方がないと言えるけどそんな事で俺が責任者みたいになり場をまとめることになってしまった。

 

ちなみにどの様に分かれたと言うとこんな感じである。

 

トーシュエンを連れ戻す派閥(鷹派)

 

ゆんゆん、衛宮士郎、間桐桜、ベロニカ、ホメロス、柴田源蔵、レン、ニトス、シズナ、カンナ、食峰操折、リッカ、ロキ、スピードワゴン

 

トーシュエンの帰りを待つ派閥(鳩派)

 

若狭悠里、若狭瑠璃、清姫、ラフィエル、周姫、佐々木小次郎、ゆりね、鳶(柴田源蔵が鳶もしっかりとした住民だとして入れと怒られて無理矢理に入れた)

 

と言う形で分かれてしまっているのだ、数的には鷹派が多いけど実力では鳩派が有利だった。

 

ゆりねがいるせいであるがそれでもお互いに譲らない言い争いをしていた。その理由としてはニトス・ジークフリートのせいであり普通にあの怪物ゆりねと互角の勝負を繰り広げていた。

 

流石、千年間戦い続けてきた英雄となると強いよなと感じていた。

 

ちなみに俺はどちらにも属していない・・・その理由は簡単だ。無価値、こんな言い争いをしても何も変わらないから。

 

あのトーシュエンが何も考え無しで行動はするけど行動をしながら考えるタイプなのは昔から知っているからおそらく今頃はしっかりと計画を立てているのは分かっているから。

 

追手など追撃されない様に立ち回りをしているから無理だ。それが分かりきっているのでこの討論は全くも無価値、それよりもトーシュエンが帰ってきたら何をするのかそちらを考えたほうが良いと思うが。

 

まあ、好きなだけ言い争いをしてあげるか・・・・さてと気になるのは今のトーシュエンの居場所であるけどやはり・・・・普通の人が行きたくても行けない場所、もしくは世界になるな・・・そうなると条件としては・・・。

 

そんな事を考えていると周りからイーフェさんの意見はないのですかと周りから見られていたことに声をかけられて気がついてから話を始めた。

 

「正直に言うがこの討論は無駄だからな!いくら討論をしても意味がないと言っておくよ。あのトーシュエンならきっと君達では向かうことができない世界に向かっていると思うからな」

 

「イーフェさん!貴方はトーシュエンさんの何が分かるのですか!」

 

「少なくても討論をしているお前たちよりは親友のトーシュエンの事を分かっているつもりであるが!」

 

そう返すとゆんゆんは黙り込んでから座り込んだ、少しばかり静かになったので様子を見ていた本のナビに俺は言うのだった。

 

「ナビにお願いがある。太陽の光に弱い敵のホラーゲームまたは映画や漫画の世界など分かる限りで良いから情報を出してくれ」

 

そう言うとどうしてなのですかと本を開いて書いてきたのでトーシュエンの居場所を知りたかったら素直に従えと言うとすぐに行動を始めてくれていたが周りがトーシュエンの居場所が分かるのですかと聞かれた。

 

「確証はないがあいつの行動パターンを解析すればおそらくおおよその場所は分かるはずだ」

 

そして本のナビが色々と資料を持ってきてくれて俺はそれを見て分析をしていた。

 

確か、トーシュエンはジョジョの奇妙な冒険の一部二部が大好きであり話だと波紋を習得したと聞いた。

 

そうなると波紋が最大限に活かせる場所に向かうつもりなのであろう、なおかつコチラが来れないような場所になると・・・ここが大いに関係するなと目星をつけたのは和風ホラーゲームのサイレンである。

 

サイレンは和風ホラーゲームの中でもダントツに怖い作品で怖すぎてテレビのCMが中止になったぐらいには恐怖があるホラーゲームである。

 

しかし、ここに登場する敵クリーチャーはどいつもこいつと太陽の光に弱いのだ。波紋を習得したトーシュエンかこれを見逃すとは思えない。

 

更に言えば追手の俺たちに気がついても簡単に来れないような世界なのである意味一番あいつにとって都合が良い世界と言えるので総合的に考えればそこに向かうと考えたほうが良い。

 

しかし、そうなると問題なのがその世界にいるクリーチャーに対抗する手段がないのが問題点だとして悩んでいたがとりあえず俺は鷹派閥に対して言うのだった。

 

「ほら!君たちが迎えに行きたいと言っているのだからボケーとしているではなくて戦いの支度などして!!そして戦いの他にあの世界での食べ物や飲み物は飲み食いは駄目だからそちらの方もしっかりと準備をする様に!!」

 

そう言うと鷹派閥は慌てながら分かりましたと言いながら行動を起こしてくれて慌ただしくなって来ていた。

 

すると清姫も心配そうにしながらもその世界の知識を教えて下さいとお願いをしてきた。

 

俺はこれがサイレンの設定集だと言って先程に本のナビが置いて行ってくれた本を清姫たちに渡して清姫たちはありがとうございますと言って読み始めた。

 

俺はまずは本家のサイレンの世界を調べ始めていた、幸いな事にこの館には異世界を覗ける望遠鏡があるのでそれで探していた。

 

まずは本家のサイレンの世界を探していたが見つからず・・・ならサイレンの世界に飲み込まれた世界にいるかもしれないと感じてそれを探していた。

 

一つ一つ探してトーシュエンがいそうな世界を探していると一つの世界に目が止まった。

 

そこは艦これの世界であるがサイレンの世界に飲み込まれてしまっていた。それも龍の如くのキャラもいる世界で可能性が高い。

 

そうして俺はその世界で調べていると・・・・・・・・・・・・・いた!

 

トーシュエンが逃げ遅れた人たちを助けるために波紋で迫りくる屍人を倒して生き残っている人たちを助けていた。

 

やはりトーシュエンらしいと言えば良いが・・・さて!トーシュエンの居場所が見つかったのでナビを通じてみんなに教えるように言うと準備をしていた者達が広場に集まってきてトーシュエンの様子はと言っていたので見せてあげた。

 

するとトーシュエンの姿を見て一安心していたがそれなりに危ない状況なのは間違いないので助けに行かないとならないとして引き続き支度をお願いしますと言っているとシズナが私だけでも先に合流してくると言い出した。

 

だからこの世界は危ないからと言ってもシズナはこの太陽の光の力が宿っている刀を持って行くからと言って止めても止め切れずにシズナは単独でその世界に向かってしまったのだった。

 

あの〜我儘、白銀の剣聖はと思っていたけどこちらはしっかりと支度をしないと下手にすればこちらもあの屍人みたいになってしまうからなと言いながら支度をさせていた。

 

準備もしないで向かえば普通に敵が増えるだけなのでそれだと意味がない、それに俺だって化け物みたいになりたくはないからな。

 

それとゆりねには気をつけておかないとならない、ゆりねは実力こそは桁違いに強いけど普通に風邪などひくしもしもゆりねが屍人状態になってしまったら完全にこの世界そのものがゲームオーバーになってしまうのである意味、責任重大なことであった。

 

そうしてシズナが先駆けをしてから約一日後、俺達もその世界に向かう支度を終えたのであった。

 

だけど全員だと危険と言うか幼すぎる者達がいるので最低限の戦力として間桐桜と衛宮士郎にはここにいるカンナちゃんと若狭瑠璃ちゃんのお世話をお願いするのだった。

 

二人が残ってくれたらとりあえずは大丈夫だろう、それに料理も出来るからなと考えながら俺は覚悟を決めて親友、トーシュエンに会いに向かう為に滅茶苦茶に危険なサイレンによって飲み込まれた艦これの世界に向かう事になるのであった。

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