「うわー、すごい活気!」
眼の前の少女、クリスタは昼の太陽に照らされる低い位置で1本に結んだ長い金髪と長いスカートを揺らしながら目を輝かせる。
その左手はオレの右手を引いており、ずんずんと歩いて行く先はトロスト区の商店街。ここが今日オレとクリスタがデートする場所である。
「クリスタ落ち着いて、商店街は逃げないから」
「あ、ごめん」
えへへ、と笑いながら気恥ずかしそうに頬を掻くクリスタ。ん~今日も大天使、女神、ふつくしい、実にふつくしいそして愛くるしい!
もう可愛すぎてキュートアグレッションだっけ? 犬とか猫を食べちゃいたいくらい、ってなる可愛らしいものに対していじめたくなる的な心理。あれすらクリスタには起きない。何をどうしたらこんなにも可愛いものがこの世に生まれ落ちるんだ。君が居るならこの壁に囲まれた世界でも生きていけるよマジで。
それは一旦置いておくとして、なぜ今日のデートがこの商店街になったかを簡潔に。
商店街デートはクリスタの希望なのである。以前のトロスト区襲撃想定訓練で屋根の上から見たのが気になった、ということらしい。なんでもこういうところにお出かけしたことは無いから、と。
確かに思い返してみればクリスタとユミルとオレの3人でちょっと外出、ということはあったが。それでも行くのは訓練所近くの街だったため、こういう人口密度の高い場所はオレも初めてに近い。
クリスタことヒストリアが幼少期に住んでいた場所は牧場だったし、出自が出自なのであまり自由に動くことも出来なかったみたいだからな。わざわざフリーダがヤルケル区の実家までオレを迎えに来ていたのもそれが理由だろうし。
今にして思えばヒストリアが住んでいた場所とオレの住んでいた場所はかなり距離が離れているし、フリーダが引きこもりじゃなくて活発に動く性格の人で良かった。なおかつ半ば左遷状態にあった下級貴族のもとにも顔を出し交流しようとするほど陽気で思いやりのある性格でなければ、オレとヒストリアが巡り会えることは無かっただろう。ついでに巨人の力がなかったら移動時間もかかってたこと間違いなし。感謝です。
「あ、ねえフレディ。あれ見て」
そう言ってクリスタが指差すのは何の変哲もない建物の壁。
レンガや石を用いて建てられているが、ところどころにこぶし大の色が違う箇所がある。おそらく補修の跡だろう、そしてそれがあんなところに出来る理由なんて一つしかない。
「立体機動の跡か」
「そう。なんていうか、あの訓練があった場所だとは思えないね」
「確かになぁ」
足を止め、大規模訓練があった確かな証拠である補修された跡と、訓練時には予想打にしていなかった人だかりを2人で眺める。
ほんの数日前の出来事だったが、なぜだか遠い過去の出来事に感じる。決して昨日ミカサとの鍛錬でぶん殴られたことが理由じゃないはずだ。うん。オレの頭はまだ正常です。
昨日の出来事に少し冷や汗を流しながら、オレとクリスタはどちらからともなく歩き始める。商店街の入口で立ち止まっては人の流れの邪魔になるだろうからな。こういうところの価値観が合うのはとても大事なことだと思います。
そして商店街を往復する形を取るため、人の流れに沿って右側を歩く。この人口密度はオレも経験したことがないので新鮮だ。
「人が多いね。訓練の時に想像してた以上だよ」
「本当にね。クリスタ、逸れるといけないから」
「......ありがとう」
立ち止まった拍子に離れていた右手をクリスタに差し出すと、彼女はその手を少し眺めた後、嬉しそうに顔をほころばせてからそっと小さい左手で握ってくる。
白く細長い指、すべすべもちもちのクリスタちゃんのお手々。もう最ッ高やなぁ。これだけで幸せな気持ちでござる!
おっといけねえ、屋台飯だ。ちょうど昼時だしここは紳士らしくスマートに......クリスタめっちゃ見てる。めっちゃ食べたそうにしてる。ヨシ任せろ!
「すみません、これを2つください」
「あいよ! お似合いさんにはサービスだ!」
「へ!?」
屋台のおじさんに注文すると、そんな返事が返ってくる。それを聞いたクリスタは一瞬にして顔を真っ赤にした。可愛い。
注文したものはいつも兵団で食べているスープ必須の固く密度のあるパンとは異なる、柔らかく膨らんだパンケーキのようなもの。2人分の代金を支払い、薄い紙で包まれたそれを受け取って1つをクリスタに渡すと、彼女は急いでポケットから財布を取り出そうとする。
だがオレは紳士。それを許さず、クリスタの左手を颯爽と右手で掻っ攫い、ポケットに手を入れられなくする。
「ふ、フレディ?」
「食べながら歩こう」
「でもお金......」
「今日はデートなんだし、オレに払わせて」
「......」
微笑みかけながら言うと、クリスタは受け取ったパンケーキのようなものとオレの顔を交互に見て、はにかみながらゆっくり頷く。
よし、これでクリスタはオレのことがますます好きになったな。
クリスタ&ヒストリア愛好家のオレが彼女の好感度を上げられたのではとホクホクしていると、クリスタは小さく『でも』と呟いてからオレの目を見た。
「次は私に払わせて。私だって今日の......デ、デート。ちゃんとフレディに楽しんでもらいたいから」
「既にめちゃんこ楽しいよクリスタ。愛してる。割り勘しよ」
「な、なに言ってるのもう。ていうか、割り勘じゃダメだって!」
「あは、バレた。でも全部本心です」
「余計たち悪いよ」
頬を染めながらうつむき、艶のある唇を小さく動かして『いただきます』と言ってからパクリと一口齧るクリスタ。ちゃんといただきますが言えるところとか流石に大好きなんだが?
おっといけねえ、クリスタ愛が溢れ出ちまった。それを鎮めるために再び足を進めながら、クリスタに習っていただきますと呟きパクリと1口。
兵団で食べているガッチガチのパンとは異なりふわりと噛み切れる、なんなら唇の力だけでも千切れるほどの柔らかさ。じゅわっとほんのりだが甘い香りが広がり、噛むとモチッとした食感。
めちゃめちゃ美味しいじゃないですかこれ。密度が普通のパンよりも低いからサシャみたいに大食いの人だと何個も何個も食べれちゃいそう。
こういうただ腹を満たすだけでなく、美味しく食べるために作られたものがまた食べれるようになるとは。
4年前に超大型巨人と鎧の巨人の襲撃でウォール・マリアを放棄し、資源も土地も人に対して足りないからと食べ物も何もかも管理されていた時からは考えられない。この食事も、口減らしのために無謀な奪還作戦が行われたことで生まれた犠牲の上に成り立っている。そう考えると素直に喜べないのだが。
「美味しいね、クリスタ」
「うん。このパン? の味もだけど、ここの雰囲気がもっと美味しく感じさせてくれる」
「確かに。ピクニックとか、自然に囲まれて食べるといつもより美味しいもんね」
「ピクニックかぁ。したことないからわかんないや」
上を見て考えた後、なんとなくさみしげな顔で笑ったクリスタ。
やっべ、おもっくそ地雷踏んじまったわ。そうだわヒストリアってばフリーダに記憶消されてるからオレとフリーダとの思い出が無い状態じゃん。無いとは言わずとも完璧に覚えてるわけじゃないんだった。
てことはアレだ、今のクリスタが覚えているヒストリアとしての記憶は牧場の手伝いだけってことか。そんな幼少期を送っていた人に対して『ピクニックだと美味しいよね!』ってデリカシーのかけらもない発言だった。これはいかん、フォローせねば。
「なら今度さ、ピクニックしてみようよ」
「ふぇ?」
ちょうど声をかけたタイミングがパンを齧った瞬間と重なったため、クリスタは口にパンを含み、上目遣いで気の抜けた返事をしてくる。
ほんの数秒の間でクリスタはオレの言った言葉を理解したのか、高速で咀嚼しゴックンと音が聞こえそうなほどの勢いで飲み込むと、前のめりになりながら目を輝かせる。
「してみたい! フレディと、ピクニック」
思った以上の食いつきの良さですねこれは。フリーダさんや、可愛いのはわかったから騒がないでくれ。頭が痛えんだわ。
「うん、約束。ユミルとかも誘う?」
「ユミルに、他にも仲良い人たち誘って......それも良いけど。でも私は、フレディと2人だけのピクニックもしてみたいよ?」
「ゴフッ」
おいおいなんだよこの可愛さ。思わず吐血しちまったがなオレとフリーダが。
脳内で『ヒストリアァァアア! ァァァアアア!』と残念なお姉さんの叫び声が木霊す。思ったけど前までは会話するにはオレが眠って座標とやらに連れて行って貰う必要あったけど、今じゃ起きてる状態でもガンガン喋りかけてくるよなこの人。なんなの、オレの中に流れるフリーダの血が強くなったぜ的な感じなの。
《残念! 正解はユミル様が頑張ったからでした!》
......あ、そう。うん。頑張りましたねユミルちゃん。
耳を通していないからか、それともフリーダの気まぐれか。若干エコーのかかったフリーダの声とともに、両手でピースサインを作るユミルちゃんの姿が脳裏をよぎる。
ほんとコイツら元気やな、でもってヒストリアのこと大好きだな。ユミルちゃんは割とミカサのことがお気に入りというか、気になっているらしいけど。同じ女性、似た境遇としてどういう選択をするのか気になるとかなんとか。
「あ、フレディ。今度はあれ食べてみよ」
ここで意識を現実に向ける。クリスタが指差す先には、芋を使った料理が。
こちらは食べ歩きのものではないらしく、商店の前にいくつかのテーブルと椅子が置いてある。本格的にお腹を満たすのに最適そうなそのお店まではまだ若干距離があるが、オレは残ったパンを口に詰めて食べきってから返事する。
「いいね。オレが」
「私が払うね?」
「......いや、ほら。はんぶんこするでしょ?」
「ダメ。払わせてくれないなら帰るよ?」
「ゑ」
眉をしかめながら言うクリスタ。
帰るだと? ここでクリスタに帰られちゃったらオレどうすんのさ。ていうか無理なんだが、こんな人の多いところでクリスタを1人歩かせるとか。心臓が何個あっても足りないんだが。
ニコニコ笑顔のクリスタと並んで商店街を歩く。そんな幸せの絶頂から一気に叩き落されたような絶望感に思わずクリスタの手を握る右手に力が入る。小さな声で『痛ッ』と言ったクリスタにあわてて謝罪し力を抜くと、彼女は2人きりのときだけに見せる大きく口を開けた笑顔で言った。
「そんなに嫌だった? ごめんねフレディ」
「むっ、こんのぉ~、からかったなクリスタ!」
「だってこうでも言わないと出させてくれないでしょ? 日頃の感謝の気持ちなんだから受け取ってよ」
べっと小さな舌を出したクリスタを見ると、すべてを受け入れるしかなくなってしまう。苦笑しながら頷くオレに彼女は満足げに微笑んでくれた。
嗚呼、全ての魂を浄化する女神の微笑みよ。残酷な世界に現れた一筋の光こそクリスタ、ヒストリア。
もうそれだけで詩が書けそうな域だが。だからこそオレは見逃さなかった、クリスタの視線がある場所に注がれていたのを。
「ちょっとごめんね」
「わわっ」
クリスタの手を引き、強引に少し後ろに戻ってある屋台の前に止まる。
色鮮やかな雑貨が目を引く屋台。その中でもクリスタの目が追っていたのは、赤く輝く石をあしらったループタイだ。
迷いなくそれを手に取ったオレは、クリスタの首元に近づけてみる。
「うん、似合ってる」
「フレディ......」
呆けた顔のクリスタを尻目に、そのループタイを屋台のおば......お姉さんに見せて、これをくださいと一言。
なにやら含みのある笑みでお姉さんが金額を告げる。割といい値段だが、安いものを何個も買うよりは多少値が張っても納得いくものを長く使う方が愛着も湧いて良い。何にでも長く使うと神様が宿るってお母さん言ってました。
さて財布をとりだそう。クリスタの手を一度話して、お金を渡そうとしたその時。オレの横からニョキッと手が伸びてきた。
驚いてその手の持ち主を見ると、なんとクリスタが自らの財布からお金を出し、屋台のお姉さんに渡していた。
「クリスタ?」
「ふふ、気付いてくれてありがとうねフレディ。でも違うんだ」
屋台のお姉さんはまるで初めからわかっていたかのように、クリスタからお金を受け取る。それで取引は成立してしまい、オレの手にあるループタイはクリスタのものとなった。
プレゼントする気まんまんだったので固まっていると、そんなオレの手からループタイを取ったクリスタは『よいしょ』と可愛らしい掛け声で背伸びし、顔を近づけてくる。思わず唇を尖らせそうになったが、真剣なクリスタの眼差しと髪の香りで流石に違うかと真顔を作り、目一杯深呼吸する。べ、別に残念じゃないんだからね!
「......はい、できた」
視界いっぱいに広がるクリスタを堪能していると、我ながら上出来とでも言いたいのか、にこやかな顔のクリスタが目を細める。
首元には、先程の赤い石があしらわれたループタイ。すっと再びクリスタの手が伸びてきて左右の紐の長さを調整する。
「あれ、え? オレなの?」
思わず出た率直な疑問。クリスタがほしいなと思ったわけではなくて、オレへのプレゼントなのか? と。
それに対し、クリスタはやはり笑って頷いた。
「そうだよ。フレディに似合いそうだな~って、帰りにこっそり買おうと思って見てたの。私の思い通り、すっごく似合ってる。ですよね?」
「や~似合ってるよ兄ちゃん。幸せもんだなぁ!」
「ど、どうも......」
屋台のおば......んん。三度目はない。お姉さんをも味方につけるとは、クリスタ恐ろしい子! 可愛い子! 同じ墓に入ろうな。
「これは私からのプレゼント。ずっと付けるのは難しいと思うけど、できればちゃんと使ってくれると嬉しいな」
「......ありがとう。クリスタ」
おいおい、こんなんもう肌身離さず持ち続けるしかないじゃないですか。兵士としての格好をしている時は襟の着いているシャツを着る派だから、ぶっちゃけ常に付けてられるし。
ネクタイの位置ならば干渉することもないだろうから、紐だけシャツの内側に入れて動かないようにしておけば完璧ですね。もうこれはヒストリアと常に一心同体、運命共同体と言っても過言ではないな!
よほどプレゼントできたことが嬉しかったのか、クリスタはまだニコニコ笑顔のまま。ふとそんな彼女を見て再開......いや、ヒストリアからクリスタになったばかりの頃の彼女から、もう一度いい笑顔を見せてくれるほど仲良くなれたことに感動を覚える。
それと同時に、以前の細い身体が今はただ細いだけでなく、引き締まった健康的かつ官能的。おっと失礼、女神的なスレンダーボディになっていることと、顔立ちは可愛いままであることに口角が上がってしまう。変態じゃないです紳士です。
だが何より、クリスタが一度自分で切って失敗して以来伸ばしている髪の毛が気になった。失敗した髪型も可愛かったけど。超!
さて、そこでオレは女性ならリボンは何本あっても良いのではないか。という考えからパッと雑貨屋台に目を向ける。
第一印象ですぐにコレだと決めたのは、クリスタから貰ったループタイの赤い石と同じものがあしらわれたリボン。お姉さんがオレの意図を汲んだのか、それを手にして値段を教えてくれたので迷わず払った。でも装飾着いてるリボンとかどうやって結べばいいのかわかりません!
「クリスタ。オレからはこれ」
ループタイを止めてくれたように、リボンを結んであげようと思ったが諦めて手渡す。クリスタが小さな両手をあわせて器のようにしたため優しく置くと、それをぎゅっと両手で握りしめてくれた。
「ふふ、ふふふ......ありがとうフレディ! じゃあ、帰ったら結んでもらおっかな」
「エッ、でもオレあんまやったことない......」
「いいのいいの! 私の髪をうまく結べるように、私で練習して?」
リボンをしっかりとシャツの胸ポケットにしまったクリスタは、再びオレの手を取って歩き出す。
次の行き先は食べようと言っていたじゃがいも料理のお店。鼻歌を歌いながら歩くクリスタの横顔を見て思わず呟いてしまう。
「愛してる」《愛してる》
「へぇっ!?」
クリスタには聞こえていないだろうが、フリーダとハモったオレの言葉に彼女は赤面する。そんなところも愛してるんだぜ!
「行こっか」
「......うん」
赤くなった顔を手で扇ぎながら、クリスタは笑った。
ちなみにじゃがいも料理は豆のソースがかかってて美味しかったです。間接キスのクリスタソースもね!
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クリスタ・レンズことヒストリア・レイスは誰がどう見てもアルフレッド・ガイスギーチに好意を抱いている。
というのがわかるのは2人きりの時や周りにいわゆるライバルしか居ない時だけであり、普段はクリスタ・レンズという役を徹底しているため周囲にアルフレッド・ガイスギーチとの関係性を怪しまれたことは一度もない。
故に104期男子訓練兵はほとんどがクリスタ・レンズを女神として崇め、その中でも見る目が怪しい者に対しアルフレッド・ガイスギーチは『うちのクリスタに手出したら殺す』と、数え切れないほど殺意を覚えている。
みんなから好かれるクリスタ・レンズという仮面を外した彼女は凄い、とユミルは言う。
彼女はアルフレッド・ガイスギーチへの好意を見せるクリスタ・レンズを見ながら『あんだけ好き好きアピールされたら誰でも堕ちるな。自分が可愛いの理解っててフレディにベタベタしてるだろ、やるなクリスタ!』と何故か誇らしげにしているが、そんな顔をしておきながら自分も負けじとしっかりアプローチする女性である。
クリスタ・レンズは幼少期にフリーダ・レイスによって記憶を消されていたことで、常に独りぼっちであると自己肯定感が低い女性であった。そのため周囲から見て自分の外見が魅力的であるとあまり理解してはいないし、本当の自分の性格も良いものではないと考えている。
しかし自身の全てを受け入れると思い知らせてきた想い人に、そんな想い人を巡って争う同性の友人たちに囲まれ、彼女は徐々にヒストリア・レイスとしての自分も受け入れている。おまけに若干幼少期を思い出し、ふとした瞬間のアルフレッド・ガイスギーチを見るたびに『あれ?』と不思議な感覚になっている。
自分で断髪して失敗し、眉上ぱっつん前髪になったクリスタ・レンズはそれをごまかすために前髪を上げていた時期がある。
そのおでこにアルフレッド・ガイスギーチは胸を貫かれ、ユミルは何度も唇を落とした。
デートする人
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アニ
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クリスタ(ヒストリア)
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ミカサ
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サシャ
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ユミル
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ミーナ
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イルゼ
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リコ
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憲兵団のお姉さん
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フリーダ
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ルース
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キース教官
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ライナー