サウザンド   作:かりん2022

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クリエイター:0846 2

0846、花は後悔していた。

 

「ひっひっふー! ひっひっふー!」

 

子供を産むというのが、マザーのジョブを持ってしても辛かったのである。

なんで創造じゃなくて直接産む方法を選んでしまったんだ、自分。

現実化した農場の世話も結構大変だった。

農場も心配だが、今は出産だ。

花は痛みのあまり、慌ててジョブポイントを注ぎ込んで上位ジョブを取得した。

痛い痛いアイタタタタタタ。ひっひっふー! ひっひっふー!

なんかチートの配布がされたが、知ったこっちゃあなかった。

 

そして、苦労の甲斐あり、スペシャルかわいい子供が生まれた。

花は迷わず、麗夜と四郎と名付けた。

デザインされただけあり、赤子の時からずば抜けて可愛い子供である。

花はとりあえず子供達の魔力を封印する。

デザインベイビーは生まれながらの魔法使いである。花がそう設定した。

 

祖父母と両親と弟の鷹は美貌の赤子にびっくり仰天。

 

「この子のことはバーバに任せて。花には任せておけないわ」

「なんとか仕事を続けないとな。ジージがしっかりしないと」

「俺、甥っ子の為に仕事頑張るよ。引きこもってる場合じゃない」

「ばーさん、ひ孫じゃあああ。可愛いのう」

「ええ、ええ、可愛いわ」

「この子には英才教育をしなくちゃ」

「ああ、今度こそ甘やかさない」

 

 そして信用のない花である。花は告げた。

 

「実は、農業の会社を設立しようと思うの。農場二つと結構大きな家が二軒あるから、住み込みで人を募集できないかなって、レオみたいに人を創造してもいいけど、戸籍がどうなるか心配じゃない? 皆にも出来れば協力して欲しい。会社設立資金とか手続きとか」

 

 花はとことん他力本願だった。

 

「農場?」

 

 花はマイファームへのゲートを開いてみせた。

 家族は仰天した。

 

「マイファーム!? サウザンドのクリエイター階級!?」

「よくわかったわね。そうよ。別に自給自足でも生活できるけど、住所と税金の問題があるでしょ? お金はあった方がいいし」

「赤ちゃんの父親もサウザンドなの!?」

「うんにゃ創造した」

 

 花はめちゃんこ怒られた。

 

 そして、父方の祖父母が販売を。母方の祖父母と父と鷹が農作業を。

 母が子供の面倒を主に見てくれる事となったのだった。

 

「私の農場に、来たれサウザンドの乙女達! 漢女でも可! まったりお金稼ぎつつ、原稿したり観光しよ!」

 

 花はSNSで仲間を呼んだ!

 サウザンドの腐女子Aが現れた!

 サウザンドの腐女子Bが現れた!

 サウザンドの腐女子Cが現れた!

 サウザンドの腐男子Aが現れた!

 一般人の腐女子Aが羨ましそうに様子を見ている!

 一般人の腐女子Bが仲間になりたそうに様子を見ている!

 花はSNSで仲間を呼んだ!

 一般人の腐女子Aが仲間になった!

 一般人の腐女子Bが仲間になった!

 

 こうして、薔薇王国を生暖かく見守る会社が爆誕したのだった。

 

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