ボスとジョルノの幻想訪問記 第47話
人間少女の二律背反①
東風谷早苗はジョルノ・ジョバァーナを見て舌打ちをした。そういえば何度か人里で見かけた顔だ。珍しい金髪だったからよく覚えているのだが、こんな事態にまでなるんだったら演説の時ドサクサに紛れて殺しておくべきだった。
そして、ジョルノの隣には未服従の雰囲気が最後まで残っていた射命丸文の姿が。早苗は文にスタンド能力の可能性を感じていたが、あの様子ならばまだ『スタンド使い』にはなれていないようだった。
(……まぁ、いい。私の『愚者(ザ・フール)』の敵ではない)
早苗は自分の右手からカビが無くなっていることを確認してから地面へと降り立った。
「貴様か……私のことを探っている――」
と、早苗がジョルノに言いかけたとき。
「……見下しておきたいなら、飛んでるままの方が良いんじゃあないか?」
ジョルノは早苗の声にワザと被せる様にして言い放った。
それに対し、早苗は口を閉じて言葉を切る。しばらくの間逡巡したのち、ジョルノを心底見下すような雰囲気を纏い
「――事情が変わった。貴様がここに来た理由とかを聞いた上で殺すつもりだったが、止めだ」
と口にする。ジョルノは神妙な顔つきを変えず、警戒する態勢を取った。すぐにでも襲い掛かりそうな早苗の様子を直感で理解できたからだ。
だが、早苗はそんな力みの入ったジョルノの構えを見てほくそ笑む。
「いやぁ、何だ。何をそんな力の入った構えをしている? 私がすぐにでも貴様を殺しにかかるような野蛮人だと思っているとしたら……それはすぐに改めた方が良い。私は別にそんな趣味がある人間ではないし、神でもない」
現人神は愉悦を含んだ言い分で人間の警戒を嘲る。
「殺す前に、ここに来た理由以外の貴様の全てを聞かせて貰おう。そういった全てを、私が踏みにじって貴様という存在を『最低』まで叩き落す。落ちるとこまで落ちたら改めて私がお前を殺そう。――その時は既に貴様が『生き物』としての体裁を保っていられるかは分からないがな……うふふ……」
一瞬でも話が分かる奴だ、といった認識に近い感情を抱いたジョルノは唐突な早苗の言葉に不快感を覚える。
やはり、こいつは最低の屑だ。今、ここで叩いておかなければ、こいつの悪意は止まることは無い。
「……噂に違わぬ人物で安心したよ、東風谷早苗。君の奇跡を期待していたが、正直言って願い下げだ。……まぁ、頼らざるを得ないんでしょうけど」
ジョルノの言葉に早苗は少し口角を上げた。だが、それ以上は何も言わず、今度はジョルノの少し後ろで異常なまでに警戒を発する人物――いや、妖怪を見た。
「……ところで、文さん」
早苗の声色が変化する。先ほどまでの虫をも殺すような表情が一変し、年相応の女性らしい柔和な笑顔を文に向けた。
「調子はどうです? 例えば……見えない物が見えたり、とか?」
この言葉の真意は文が既にスタンド使いであるか? また、スタンド使いではないにしてもその存在をどこまで知っているか? という意味を含んでいる。当然、その真意に気が付かないほど文も、隣にいるジョルノも馬鹿では無い。
ただ、少し引きを感じたのはやはり早苗の態度の豹変である。初めてこの豹変っぷりを見たジョルノはまるで別人がそこに突然現れたかのような感覚さえ覚えた。東風谷早苗は二人いる……そう考えてしまうほどだった。
「――ッ、いきなり手のひら返して温和な振りしてどういうつもり? 御生憎様、もう私はあんたを一切信用していないわ。だから、あんたの質問に答える義理も道理もない」
文は一度見ているとは言え、ジョルノの感じた不可思議な錯覚を多少覚える。だが、騙されるはずがない。知っている。彼女はあの皮を被った悪人を知っているのだから。
だから文は本当のことを隠した。自分はスタンド使いではないが、スタンドのことは知っているということを。
「まぁ、そんなことはどうでもいいんですけどね」
早苗は文の反応に対して特に興味を持たず、軽く流してしまう。他人を煽ることしか考えていないのだろうか。だが、両者ともその煽りには乗らなかった。反応が薄かった。
それが攻撃の合図になった。
「秘術『グレイソーマタージ』」
早苗を中心として星型に整列した弾幕が展開される。その星型一つ一つがそれぞれ四方八方に拡散し、ジョルノや文に近付くにつれて星型も崩れ、更に拡散。
天狗の文からすれば弾幕を避けることは難しいことではない。しかし、空に飛べず立体的な戦闘が出来ないジョルノにとっては、文達とは違って逃げ場が少ない。
だからこそ、彼は工夫する。彼の武器である発想力を武器に。
「『ゴールド・エクスペリエンス』」
彼は彼の分身である金色の体を持ったスタンドを出現させ、地面を殴って能力を発動させる。
「高速で飛来する物体を防ぐには高速で展開できる壁が必要だ。生物の中で堅く、そして最高速度の成長速度を持つものは一つ」
ジョルノの目の前に光り輝く弾幕が迫るが、当の本人は全く動じることはない。地面を殴る以外何一つ行動を起こさないジョルノに対し、早苗は眉を潜めるが、直後にその表情は驚きの色に変化する。
突如として眼前に大量の突起物が出現した。何かと思ってみれば、竹である。ジョルノは周囲に大量の竹を生み出したのであった。
(そういえばあの竹林の賢者の元にいるらしかったな……既に日本の文化に対応しつつあるのか)
真っ直ぐに堅い芯を持った竹は光弾が数発炸裂しても圧し折れることは無かった。更にジョルノが生命エネルギーを加え続けているため、竹は太く、強靭に成長していく。
「うわっとと、一瞬で彼の周りが竹林になっちゃったみたいね」
「……堅い」
文は竹の成長スピード以上の速度で上空に逃れていたため、特に影響を受けることは無かった。しかし、一瞬でこれだけの量の竹を生成する彼の能力に脅威を感じるのは当然。
そして、その感覚をより強く抱くのは当然、敵である早苗だ。
この程度の攻撃では埒が明かない、と判断し早苗はついに『愚者(ザ・フール)』を出した。
「砂……?」
ジョルノは竹林の向こうで早苗の周りに漂う大量の砂を見て目を細める。あれが彼女のスタンドの本質だろう。
だが、植物と砂では相性が悪い。
植物は大地から生まれる。その大地を操るようなものである。こうなってしまうと、竹林によるバリケードはあまり効果を成さない。
と、ジョルノが考えている最中。文は早苗に攻撃を加えようとしていた。
(『スタンド使い』は『スタンド使い』でしか倒せない……そんな暗黙なルールがあるらしいけど)
ジョルノ本人から聞いた話である。だが、彼女にとってそんなジンクスはどうでもいい。今は早苗がジョルノに注目をしていて隙だらけなのだ。
何より文は負けず嫌い。舐められっぱなしは癪に触る。
「『幻想風靡』」
翼を折りたたみ、空気抵抗の一切を極限まで減らした急降下。コンマ数秒後に地上にいる早苗の元まで肉薄するだろう。急降下中も早苗の逃げ場を無くすように大量の弾幕をまき散らす。
「『無双風神』」
更に文はカードを切った。地上に届く直前で方向転換し、さらに弾幕をばら撒いた。優に先ほど早苗がグレイソーマタージで放った弾幕の数倍以上の量の光弾が辺りに散りばめられている。
しかも、文本人のスピードも加速している。彼女の動きは常人の目に止める事は不可能なほどの神速である。キィィィィィィッ!! と空気を裂く超高音が辺りに響き渡るほどだ。
そして早苗に直接攻撃を仕掛ける。その首をすぐにでも跳ね飛ばせる。文は早苗に肉薄しにかかる。だが、文の目には早苗の奇妙な行動が映った。
彼女は周りの弾幕を上手く避ける様にして、空中で横たわるような格好になった。文の目にはそう映るが、ジョルノの目には彼女のスタンドがその体を支えているように見えた。
「開海『モーゼの奇跡』」
直後に早苗を中心に『水平』の光が迸った。文は本能的に上空へと一気に退避する。ジョルノも光が届く一瞬前に身をかがめてその光を躱した。
二人の判断は正しい。首がもがれ、両足を地に忘れてしまうのを回避できたのだから。
「――――ッッ!!?」
宙に浮いた早苗を中心に一瞬で放射状に広がった光は同一高度の物体を全て切断した。
「い、一掃ッ!?」
文は早苗のスペルの中で相手の超拡散系スペルを縦に割るスペルを知っていた。スペルカードのパターンはあらかじめ組み込まれているため、開海『モーゼの奇跡』は水平には発動しないと思っていたが……。
(まさか、あの巫女ッ!! 基準を自分自身に……!!)
今までずっと「地形基準」(弾幕ごっこ風に言えば固定弾幕)だと思っていた開海『モーゼの奇跡』は「使用者基準」(自機狙いに近い弾幕)だったのだ。早苗の体を中心に展開されるタイプの弾幕だ。だから、彼女が横になれば弾幕も横に放たれる。
「――何か考える暇でもあるのか?」
「なぁッ!?」
と、文が気づいた時には既に早苗が目の前まで肉薄していた。幻想郷の住人ならば空を飛ぶことは容易い。
だが、文はすぐに行動に移す。飛翔し、早苗から距離を取る。自分は何だ。烏天狗だ。幻想郷で最も早い妖怪だ。本気になれば、あらゆる攻撃は私には到達しえない――――。
「愚か者が。自惚れが過ぎるぞ」
必死になって飛翔し、早苗を振り切ったつもりだった。だが、早苗の声が自分の耳元で聞こえた。
「追いつかれて――――!?」
再び別方向へ飛翔。しかし、早苗はそのスピードに付いて来ている。何というスピードだ。
(まずい……! 何が起きているか分からないけど、早苗は今の私よりも速い……! だけど……どうしてこいつはこんなにも速いッ!?)
疑問に思う彼女に無慈悲な一撃が加えられる。
「まずは一撃」
早苗は空中で文を掴み、彼女の右横腹を膝で思いっきり蹴り抜いた。
「……!!」
妖怪だから体はかなり丈夫なハズ。しかし、早苗の攻撃はプロのボクサーのローキック並みの破壊力があった。思わず空中で体制を崩し、文は痛みに顔を引きつらせる。
だが、早苗が手を放すことは無い。そのまま立て続けに同じ箇所を殴打し続ける。3発ほど食らったところで文は早苗の手を振り解き、再び距離を取ろうとする。
「こ……このッ!!」
横腹を押さえた文が振り向くと……既にそこに早苗の姿は無い。またもや背後に回られてしまっていたらしい。自身の直近に迫る殺意に身震いした文は脇目もふらず飛翔した。
だが、早苗はぴったりと背後を付けてくる。まるで蝮のような執念深さだ。
「まさか、気付いてないのか? 貴様のスピードは既に私の『愚者(ザ・フール)』が制圧していることに……」
耳元で囁かれる早苗の言葉に文は自分の背中を見た。
自慢の黒い翼に、ところどころ黄色の靄のようなものがかかっている。
「……これは!!」
目を見開いたその表情に二本の筋。早苗が『愚者(ザ・フール)』によって作り上げた砂の刃である。咄嗟に目を瞑り、瞳へのダメージは防いだが、気付付けられた箇所からの出血により、前が見えない。
「今更気付いたところで遅い。貴様の翼は『愚者(ザ・フール)』の砂によって機動力を殺がれ、たった今、貴様自身の目も潰した」
両目を押さえ、文は何とか血を拭おうとするが、そんな悠長を早苗がみすみす見逃すわけがない。逃げようとする文に先回りをし攻撃を加えていく。
「スピードの無い天狗など、取るに足らない。これで終いだ……」
もはや早苗を振り解くほどの力もスピードも出ない文に、早苗は砂で形成した刃を突き刺しにかかる。その刃は首や心臓では無く、天狗としての誇りである黒い翼に向けられていた。
「地に堕ちろ……」
その刹那の一瞬。早苗が不自然に思ったことがある。何度も攻撃を与えられ、自慢の羽が殺がれようとしているときに、こともあろうに文の表情から笑みが見えたのである。何を笑っている? いや、この状況の笑みは……。
――ドスッ!!
鈍い音が響く。だが、それは文の翼が貫かれた音では無い。
「――な、に……??」
早苗の後ろ左肩に深々と『竹槍』が突き刺さっていた。
「惜しい、あと十センチ右だったか」
下からの声に反応してみると、ジョルノ・ジョバァーナがその金色に輝くスタンドに先ほどなぎ倒した竹を持たせてこちらを見ていた。投擲したのか。動き回る私たちに向けて……的確に私に!!
「どうして飛び回る私にぴったりと着いていく貴方に的確に当てられたか、不思議みたいね」
と、文は目を閉じた状態で言う。
「貴方に指摘される前から私の翼の不調には気が付いていたわ。だから、あえて『気付いていないふり』をした。そして、貴方に違和感が無いようにスピードを落としていったのよ。ジョルノの目にも私たちの動きが分かるように、ね」
文は常人の目では見切れない天狗の速度をジョルノが見切れる速さにまで落としていたのだ。早苗に気付かれない様に、ゆっくりと。そして説明を端折ってはいるが、文はむやみやたらに飛翔していたわけではない。規則性のある動きで飛んでいた。
(でも、こんなに早くスピードを見切り、規則性を理解するなんて思ってなかったけどね)
文はジョルノを心の中で称賛した。
「……クソッ! この程度で……」
早苗は竹槍を抜いてジョルノの方を見た。まずいことに、『ゴールドエクスペリエンス』は投擲の構えを取っている。追撃が来る。
「無駄ァッ!!」
「『愚者(ザ・フール)』!!」
文を手放し、早苗は砂を集めて自分の身を守るように自信を取り囲む球体を作った。ジョルノの投げた竹槍はその球体に突き刺さりはするが、早苗に届くことは無い。
「……ッ!!」
眼前に迫った竹槍に早苗は目を見開く。球体を貫通して、あわや自分まで届くところだった。
球体の中で早苗はギリギリ攻撃を防いだ早苗は忌々しげに傷口を押さえる。
「……舐めた真似を……」
球体の中でそう呟く早苗に対して、文とジョルノはお互いに地上で話していた。
「あやや、ボロボロになっちゃいました」
地上に降り立った文は開口一番、にこやかな笑顔でジョルノにそう報告する。
「すみません、こっちの攻撃が遅れて……大丈夫ですか?」
遅れて、とジョルノは言ったが文自身はそうは全く思わない。むしろ速いくらいだった。こいつは相当頭の切れる奴だ、と思う。
「一応、血は止まって来たので大丈夫です。天狗は自然治癒力は高くはありませんから、治ることはないですけど……支障はありません」
手を振って何でもないことをアピールする文だが、ジョルノが彼女の額の周辺に手をかざすと文はビクッと体を震わせた。
「……大丈夫には見えませんね。痛みは残りますが……」
文の反応は痛みからである。ジョルノは『ゴールドエクスペリエンス』の能力によって文の傷を塞いだ。
「……傷が」
自分の額を触ると、既に傷は埋められていた。痛みは残っているが、再出血することはないだろう。
「さて、どうしますか。奴が出てきたら速攻で叩くのが一番良いと思うんですが……」
「ま、待って。お礼を言わせて!」
文はジョルノの言葉に挟んで言う。だが、当のジョルノは至って平坦な声で
「いりません。別に僕は君に感謝されるためにやったわけじゃあない」
「……し、しかし」
「チルノには言いそびれましたが、僕たちはお互いに同じ目標を持った仲間だ。仲間を助けることは当然のことであって、感謝するようなことじゃあない」
その言葉に文はそれ以上何も言えなかった。しばらく顔を伏せて、そして思いついたように顔を上げる。
「……えっと、先ほど早苗が出てくることを前提としていましたが、あそこからどうやって彼女を引きずり出すんでしょうか……? 何も動きが無いことを見るに、出てくる気配が無いんですけど」
それもそうである。早苗を取り囲む球体からは一切の動きが無い。もしかすると今受けた傷を巫女パワーによって回復を図っているかもしれないのだ。まずは、あの防御態勢を崩す方法を考えなくてはならない……。
「その必要はありません。なぜなら、嫌でも今から出てくるからだ」
と、ジョルノの言葉に合わせて……。
ドッパァ!! と上空で砂が爆散する音がした。ザザザ、と砂が降り注ぎ、中から早苗が姿を現した。
「……!? 両腕に何か……針?」
早苗の体をよく見ると両腕に小さな針が大量に刺さっているのが確認できた。
「竹槍の中に詰めて置いた土からサボテンを生み出した。とある砂漠に生えるサボテンは空気の振動に合わせて、大量の針を爆散させます。あのような密閉空間では逃げ場が無く、東風谷早苗は脱出をせざるを得ない」
ジョルノの言葉通りのことが球体内部では起こっていた。早苗は両腕に刺さった針を抜きながらジョルノたちを睨み付ける。
「見下すだけでは無駄だと分かっただろう……降りて来い、そこじゃあ僕に対して攻撃が出来ないんじゃあないか?」
ジョルノの言葉に早苗は素直に従った。ゆっくりと地上へと降り立ち、ジョルノと文に対峙する。
「後悔しても遅いぞ。貴様は完全に私を怒らせた」
全ての針を抜いて早苗は『愚者(ザ・フール)』をその身に纏った。ジョルノの脳内ににとりの言葉が思い浮かぶ。
東風谷早苗のスタンドは「近距離の方が強い」ということを。
(変幻自在……か。遠距離でもあり、さらに身に纏うタイプ……『ホワイトアルバム』のような使い方も出来るのか)
ザザザザ、と砂を体表面に集めた早苗の姿は次第に獣に近い形状へと変化していく。二足歩行を止め、手を地面につける。両腕に集められた砂は指の形に合わせて刃を形成し、強靭な鉤爪へと変貌を遂げた。
いや、ジョルノが一番目に留めたのは彼女の瞳である。他を圧倒する威圧感がそこには宿っていた。
「……飢狼」
不意に呟いたその表現は、まさに彼女の姿を的確に表していた。
人間性を捨て、獣のような姿にまで身をやつした彼女の瞳は正に獲物を確実に殺さんとする狼のよう。
その圧倒的な殺意は全てジョルノに向けられていた。
第48話へ続く……。
* * *
あとがき
投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
47話です。風神録編のクライマックスですね。次回もジョルノたちの戦いが続きます。
すみません、リアルの方がかなり忙しく、執筆に割ける時間が余りありません。おそらく半年はペースが非常にゆっくりとしたものになると思われます。ご了承ください。
では、次回48話……年内の更新は難しいです。
よいお年を。