【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する! 作:satikaze
「母上、ステータス魔法が授けられたら、どんな形で見えるようになるのですか?」
僕はステータス魔法を見た事が無く、また母上のステータスが気になった為、母上を名指しで聞いてみた。
「あら?アベル君は見た事が無いのね?もしかしてカイン君も?」
「「はい」」
「わかったわ。私のステータスを見せるけど、誰にも言わないでね?」
「「勿論です!」」
母上が名指ししてくるとはどういった事なんだろうか・・・?
「ガルム、サラ、いいわよね?」
「カインとアベルなら問題は無いだろう。」
「そうわねぇ」
母上は父ガルムと異母上サラに念の為なのか確認をとった。
「『ステータスオープン』」
そう唱えると母サラの前に半透明なガラス画面のようなものが空中投影みたいに浮かび上がってきた。
「イメージをもってステータスと唱えると自身だけ、ステータにスオープンと付け加え、ステータスオープンと唱えると万人に見せられるようになるのよ。あと、ステータス魔法には設定項目があるから予めに見せたくない所も隠せて、その設定はステータスとステータスオープンは共通よ。」
前世で言う所のスマホやパソコンみたいな設定方式だな。
「そうなんですね!」
「それよりも見たいんでしょ?
う・・・バレてたか・・・
【名前】ハーヤ・フォン・シルフォード
【種族】人間族 【性別】女性 【年齢】二十三歳
【称号】バイサス帝国前皇帝第四皇女(亡命)・聖夫婦の弟子・辺境伯家第三夫人・奴隷・Sランク冒険者・七柱の寵愛受者
【加護】武神サーノスの加護・魔法神レノの加護・生命神ライムの加護
───え・・・
「えぇぇぇええええ!?敵性国家の元皇女!?それに奴隷??」
僕よりカイン兄上の方が驚いているし・・・所で元聖母の弟子ってなんだよ。
「何年も経ったとはいえ、良く行動制限が起こりませんね」
「いや?あるわよ?強いて言えば単独での他国への入国禁止措置だけよ。」
「思ったより緩い・・・」
「ハーヤの行動制限は本来はもっと厳しいものだったんだが、奴隷契約した事によって大幅に緩和されたんだ」
そう言うと父ガルムは、ハーヤの長髪を上げて首元にある奴隷紋を見せた。
「あ、そういう事ですか。」
「アベル。どういう事?」
「カイン兄上。奴隷紋がある人は、奴隷紋がある人の主人から行動の制限や命令をする事が出来る。」
「その通りよ。奴隷紋の主人はガルムになっているんだけど、ガルムが共同管理者としてベラ・サラになってるのよ。」
へ~・・・奴隷紋って共同管理できるんだ・・・ってうちの母上は形式上とは言え、奴隷だったんだ・・・
「今まで隠してごめんね。私は敵国の元皇女にて、形式上とは言えガルムの奴隷なの。」
悲しそうに謝ってくるが・・・
「母上が元皇女で、父上の奴隷なのには驚きました。ただ、何処か抜け居ている父上の事ですし、他国入国・バイサス帝国人接触の制限、又は禁止ぐらいでは?」
「・・・全部あたりだ。」
敢えて言わなかったが、他者との行為を禁止にしている事を知ってるんだからね?それに、母上が偶に帰ってきたらと思ったら、父ガルム・異母上のベラやサラと一緒に奴隷紋を活用した行為をしているのを。・・・まぁ親の夜のエクササイズに口出しする馬鹿ではないけど。