【公開:連載中】僕は前世の記憶を用いって無双?する!   作:satikaze

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第021話 御披露目会⑸ -魔法-

「ところでカイン。アベル。将来は冒険者になりたいままか?今ならば他の案もあると思うが」

「僕は冒険者になりたいと考えます。ただ、アベルの話の流れのままでしたら叙爵される可能性もありますが・・・」

「僕も冒険者を目指そうと思ってます。ただ、カイン兄上が叙爵される可能性が有る今は、文官等として手助けできるようにもしたいと考えてます。」

 

 前世の知識を使わずに終えるのはもったいないし、何かしらの役には立てたいとは考えてる。それが偽善だとしても「やらない善よりやる偽善」だからな。

 

 その後も父ガルムやカイン兄上と雑談をし、ともあれ領内における御披露目会は終了して、残りは王都御披露目会のみとなった。本来は王都御披露目会の数日前に入都するが、僕とカイン兄上は卒業程度認定試験が待ち構えている為、大幅に前倒しして入都する予定である。

 

 カイン兄上は既に提出物を終わらせて、残りは卒業程度認定試験の対策のみとなっているが、僕は人体に対する事なのでもう少し時間が掛かる予定だ。時間短縮の為に『宇宙図書館(アカシック・レコード)』と『記憶再生(リー・メモリー)』『記憶念写(フォトグラフィー・メモリー)』という魔法を開発した。

 

 『宇宙図書館(アカシック・レコード)』は、前世のオカルト・超常現象・占いなどの非科学で用いられてた、「アカシックレコード」をそのまま、魔法に転用した形だ。試したら何故か成功した。そもそも「アカシックレコード」とは「宇宙や世界の始まりから終わりまでの、過去・現在・未来における全ての物・事などの森羅万象が記録されている、情報の集まり」を示している。

及び、『宇宙図書館(アカシック・レコード)』によって前世での過去・自分が生きていた当時・未来と、この今生きている世界の過去・現在・未来の情報を引っ張りだす魔法だ。

 

 『記憶再生(リー・メモリー)』は、「記憶は魂に保存されている」といった考えのもとに開発した魔法だ。前世で良く読んでた悪役モブ(やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます)から流用した魔法で、悪役モブに登場してたキャラクターであるメモリーの存在は無かったが、検索エンジンや生成AIのDeep Researchをイメージしたら成功した魔法だ。

 

 『記憶念写(フォトグラフィー・メモリー)』は、引っ張り出してきた情報を紙に念写・・・コピー・印刷・スキャンする為の魔法だ。自分で書いたり描いたりよりも断然に早く済む。

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